「要!ちょっとお茶して行こうよ」  
双葉の言葉にぺろりと舌を出して要が答える。  
 「ごっめん!今日ダメなんだ・・なんかお母さんが頼んだ家庭教師が来るから  
早く帰って来いって言われてるんだ」  
 「えっ、家庭教師・・?そうなんだぁ・・どんな人?」  
「さあ・・?私も今日初めて会うんだ、家庭教師なんて要らないのに・・」  
ぶつぶつと文句を言う要に、双葉は「良いじゃない、カッコいい男の人が来るかも・・」  
 くすりと笑うとポンと要の肩を叩くと教室を出て行った。  
 
「かっこいい男の人ねぇ・・」  
要は首をかしげながらしぶしぶカバンを持つと、教室を出て自転車置き場に向かった。  
 「ただいまぁ!」  
要が玄関に入ると母のふさ江が顔を出した。  
 「お帰り、もう家庭教師の先生いらっしゃってるわよ」  
「はぁーい」  
要が自分の部屋に行くと、そこには一人の青年が所在無げに本棚を眺めていた。  
 「こんにちわ・・」  
「あっ・・こ、こんにちわ・・」  
びくりと体を震わせ、振り向いた青年が慌てて頭を下げた。  
 
「は、はじめまして・・今日からお世話になる家庭教師の高田です・・」  
おどおどと挨拶をする高田を見て要は苦笑した。  
(確かに男の人だったけど、かっこいいっていうのは・・・)  
要は自分の目の前の青年にちらりと目をやり、くすりと笑った。  
 確かに真面目そうな雰囲気を漂わしていたが、背は170cmと長身の要より  
10pあまり低く、顔も悪くは無いが決してイマドキのイケメンと言うわけではない。  
 要するに要にとっては決してあこがれるようなタイプの男ではなかった。  
(ま、そんないい男が家庭教師なんて話があるわけ無いって・・)  
要は苦笑すると目の前で所在無げにたたずんでいる青年に話しかけた。  
 
「はじめまして、要です。宜しくお願いします」  
ぺこりと頭を下げる要をまぶしそうに見つめ、慌てて目をそらす高田。  
 「こ、こちらこそ、よろしくお願いします」  
 
これが2人の出会いだった。  
 
「ねえ!家庭教師の人ってカッコいい人だった?」  
翌日教室に入るなり双葉がニコニコと笑いながら近づいてきた。  
 「えっ・・う〜ん・・確かに男の人だったけど・・かっこよくは・・」  
苦笑いを浮かべる要。  
 
要は双葉に昨日の高田の印象を話して聞かせた。  
 「ふ〜ん・・そっかぁ・・あんまりぱっとしない人かぁ・・」  
残念そうな双葉に、要は「なに言ってるの、別に彼氏見つけるために  
家庭教師頼んだわけじゃないんだから」笑いながら机に教科書を広げ始めた。  
   
そんな会話が交わされてから三ヶ月が過ぎ、季節は冬の入り口に差し掛かっていた。  
 高田は週に一度要の家にやってきては、二時間ほど勉強を見ていく。  
最初の内はお互い緊張してほとんど会話も無かったが、この頃になると  
人なつっこい要に誘われる様に、高田もだんだんと要とたわいない会話を  
交わすようになっていた。  
 
「ねえ先生って彼女とかいるの?」  
ノートから顔を上げ、要がニッと笑って話しかける。  
「ええっ・・そ、そんな人いないよ・・」  
高田は真っ赤になり、手を振ってうつむく。  
 「ふ〜ん・・そうなんだ・・どんな人がタイプなの?」  
顔を覗き込む要の視線に思わず顔をそむけた高田は小さな声でつぶやいた。  
 「ぼ、僕は明るくってやさしい子が・・」  
高田の言葉に要はにっこりと微笑んで高田に言った。  
 「私の友達で双葉っていう子がいるんだけど、とってもかわいくてやさしい子だよ。  
  紹介してあげよっか」  
 
「い、いや、いいよ・・別にそんな・・・」  
要の言葉に顔を赤くしてうつむく高田。  
 「え〜・・年下は嫌?先生22だよね・・私達17だから五つ下でしょ・・  
  悪くないと思うんだけどなぁ・・」  
残念そうにつぶやく要。  
 「あ、いや、そういうわけじゃなくて・・僕は・・」  
何かを言いかけて、はっと口をつぐむ高田。  
 「え・・なに・・?」  
問いかける要をまぶしそうに見つめ、目を伏せる高田。  
 「さ、さあ授業を続けるよ!」  
(先生なに慌ててるんだろ・・?)  
不思議そうに首をかしげながら、要は教科書を広げた。  
 
高田は先ほどの要の言葉を思い浮かべていた。  
(五つ上でも大丈夫なんだ・・でも要ちゃんは僕の事なんか・・)  
高田は教科書に目を落とし、小さなため息をついた。  
 「先生・・先生・・?」  
慌てて顔を上げると、要が不思議そうな顔で見つめている。  
「どうしたんですか・・なんか変ですよ・・」  
「あ、いやなんでも・・」  
高田は答えようとして思わず目を丸くした。  
 (ぶ、ブラが!)  
上目づかいで見つめる要の白いブラウスの胸元からレモンイエローのブラジャーが  
顔をのぞかせている。  
 
ごくり・・・  
思わず高田はつばを飲んだ。  
「な、なんでもないよ・・授業を続けよう・・」  
平静を装った高田だったが、どうしても要の胸元に目がいってしまう。  
(今までこんなこと無かったのに・・どうしたんだいったい・・  
 要ちゃんにあんな事言われたからかな・・)  
ぷるぷると首を振り、なんとか授業に集中しようとする高田だったが  
どうしても要の事が気になって集中できない。  
 一度気持ちが高ぶってしまうと、もう後戻りが利かない。  
ほのかな恋愛対象だった要が、急に性欲の対象として高田の目に映り始めた。  
 
高田の目が赤く充血し始めた。  
 (か、要ちゃん・・・)  
高田の目は要の胸元から、青いミニスカートから伸びている白い太ももへと移り  
くっきりと形のわかる丸いヒップへと注がれていた。  
 「ふーっ・・疲れたぁ・・ちょっと休憩しましょうよ、先生・・・」  
要の声に慌てて要のヒップから目をそらす高田。  
 「あ、そ、そうだね・・そうしようか・・」  
「あ〜疲れたぁ」  
要は大きく伸びをして椅子から立ち上がると、どすんっとベッドの上に転がった。  
 (あっ!)  
思わず高田は息を呑んだ。ベッドに横たわった要のスカートの裾が捲くれ上がり  
レモンイエローのショーツがちらりと顔をのぞかせた。  
 
(あ、まずい・・)  
高田は慌てて足をもぞもぞと動かした。  
(立っちゃった・・・)  
そんな高田の様子にも気づかず、要はベッドの上で仰向けになって寝転がっている。  
 「か、要ちゃん、いくらなんでもその格好はまずいよ・・」  
高田の言葉に「え〜そうですかぁ・・ごめんなさぁい」ぺろりと舌を出すと  
要はひょいと起き上がった。  
 ひらりとスカートが舞い上がり白い太ももがあらわになる。  
「か、要ちゃん!」  
突然、高田が叫ぶと要をベッドに押し倒した。  
 
「きゃっ!ち、ちょっと・・先生・・やめて・・・」  
要は高田の体を押し返そうとするが、高田はそのまま要にのしかかると  
要の唇に顔を近づけ、キスをした。  
 「あっ・・んんっ・・」  
突然の出来事に戸惑う要。  
 「せ、先生・・・どうしたの、いったい・・・」  
高田は顔を上げると要に言った。  
 「ぼ、僕はずっと君のことが・・・」  
高田の言葉に絶句する要。  
 「えっ・・?」  
 
「君のことが好きなんだ・・」  
高田に告白に戸惑いの表情を浮かべる要。  
 「き、急にそんな事言われても・・」  
「君は気づいていなかったろうけど、僕はずっと君の事を想っていたんだ」  
「そ、そんな・・・」  
顔を赤らめる要。  
 「わ、私なんて全然可愛くないし、性格もこんなだし・・」  
「そんな事無いよ!」  
高田の大きな声に要は思わずびくりとする。  
 「要ちゃんはかわいいよ・・それにとっても気持ちの優しい子だよ  
  僕にはわかる」  
高田の言葉にほほを赤らめうつむく要。  
 
「ぼ、僕は真剣だよ!君が好きだ!」  
まっすぐに要を見つめ高田が言った。  
 「あ、あの・・本当に私のことを・・?」  
おそるおそる顔を上げ、高田を見つめる要。  
「う、うん・・僕は要ちゃんが好きだ」  
高田はそう言うと要に顔を近づけ、もう一度キスをした。  
 「あっ・・・」  
要は小さな声を上げたが、今度はじっと目を閉じ高田のキスを受け止めた。  
 「要ちゃん・・・」  
高田が小さくつぶやくと静かに要の胸元に手をやった。  
 「あっ・・・」  
要の体がぴくんと震えた。  
 
「んんっ・・・」  
高田の手がゆっくりと要の乳房を揉んでいる。  
 「あっ・・いや・・だめ・・」  
要が目を閉じ、小さく首を振りながらつぶやくが、高田はそのまま手を動かし続ける。  
 「あんっ・・んんっ・・」  
要の体がピクピクと小刻みに震えている。  
 高田はゆっくりと要の体をベッドに横たえると要のブラウスのボタンをはずし始めた。  
「・・・・・」  
要はじっと目を閉じ、唇をかみ締めている。  
 ぱらり・・・  
全てのボタンがはずされ、要のブラに包まれた白い乳房があらわになった。  
 
レモンイエローのハーフカップのブラに包まれたふくらみが要の呼吸に合わせて  
静かに上下している。  
 高田がゆっくりと要の胸元に手を伸ばす。  
「あんっ・・・」  
高田の手が乳房を掴んだ瞬間、要が切ない声を上げた。  
 「あっ・・あっ・・んんっ・・」  
高田の手が要の柔らかい乳房を揉み上げるたびに要の口から吐息が漏れる。  
 高田の手がゆっくりとブラの中に入ってくる。  
「あっ・・だ、だめ・・」  
要が手を伸ばし高田の手を押さえようとするが、高田の手はそのまますっぽりと  
要のブラの中に入り込んだ。  
 
「あうんっ・・」  
乳房をじかに掴まれ、要は思わず声を上げた。  
 くにゅっ・・くにゅっ・・  
ブラの中で高田の手が動いている。  
 「あっ・・・はっ・・・んんっ・・」  
吐息を漏らす要の顔を見つめながら、高田は両手で乳房を揉んでいる。  
 ぷちっ・・・  
小さな音がしてブラのホックが外され、するりと要の腕から抜き取られた。  
 「あっ・・ち、ちょっと・・」  
あわてて胸を隠す要。  
 「大丈夫だよ・・」  
高田は小さく微笑むと、要の手をそっと下ろした。  
 
(きれいだ・・・)  
高田は思わずつぶやいた。  
ふっくらと膨らんだ乳房は雪の様に白く、その先端には小さなピンク色の乳首が  
小刻みに震えている。  
 高田はそっと乳房に顔を近づけると要の小さな乳首を口に含んだ。  
「あうっ!」  
びくっと要の体が飛び上がった。  
 ちゅぱっ・・ちゅぱっ・・ちゅぱっ・・  
高田が乳首を吸い上げるたびに要がぴくんぴくんと体を震わせる。  
 「あっ・・!んんっ・・!くうっ・・!」  
要の切ない声が部屋に響く。  
 
高田の舌先で転がされている要の小さな乳首がだんだんと固くなってきた。  
 (要ちゃん・・・)  
高田は要の反応に驚きながらも要の乳首に舌を這わせながら、もう一方の乳房を  
ゆっくりと揉み続けた。  
 やがて高田はゆっくりと腕を下ろすと要の青いミニスカートの中に手を差し込んだ。  
「だ、だめ・・」  
息も絶え絶えに要がつぶやくが、高田はすうっとスカートの中に手を入れると  
要の太ももを撫で始めた。  
 「んんっ・・・」  
ぴくぴくと足を震わせ、唇をかみ締める要。  
 
要の太ももを撫でていた手が、だんだんと上に上がってくる。  
 くにゅっ・・・  
高田の手が要のショーツに触れる。  
「あっ・・・」  
要の体がぴくっと震える。  
 「そ、そこはだめ・・・」  
要が小さな声でつぶやく。  
 高田は荒い息を吐きながら要のショーツを撫でている。  
「あ・・・もうやめて・・・」  
要が弱々しく高田の腕を掴む。  
高田はスカートから手を抜くと、スカートのジッパーに手をかけた。  
 
「せ、先生・・・」  
要はそっと目を開けると高田の顔を見つめた。  
 「要ちゃん・・・」  
高田は要の目を見つめ、そっとつぶやいた。  
 「だ、だめかな・・・」  
「・・・・・・」  
じっと黙ったまま高田を見つめていた要がそっと目を伏せ、小さくうなずいた。  
 高田は要の仕草にうなづくとゆっくりとジッパーを下ろし始めた。  
するっ・・・  
高田はジッパーを下ろすと、するりと要の足からスカートを抜き取った。  
 
「あっ・・・」  
要が小さな声を上げるともじもじと足を動かし、ほおを赤く染めた。  
 「恥ずかしい・・・」  
高田の目の前に要のレモンイエローのショーツがあらわになった。  
 ショーツの中央に薄っすらと黒い影が透けて見える。  
じっと要のショーツを見つめている高田に、要がほおを染めながら小さな声でつぶやいた。  
 「いや・・・あんまりじろじろ見ないで・・・」  
「あっ!ご、ごめん・・・つい・・・」  
真っ赤になってうつむく高田。  
 高田はそっと要のショーツに手をかけるとゆっくりと下ろし始めた。  
「あっ・・・」  
要がピクリと体を震わせ、目を閉じた。  
 
高田の目の前に要が生まれたままの姿で横たわっている。  
 すらりと伸びた長い足がまぶしい。  
ゆっくりと高田が要に近づきほほにキスをすると、そっと首筋に舌を這わし始めた。  
 「あっ・・・」  
要が小さな声を上げる。  
 高田はゆっくりと要の体を舐め始めた。  
「んっ!・・・んんっ!・・・」  
要が体を震わせ、声を漏らす。  
 首から腕へ、そして小刻みに震えている乳房へ。  
手のひらで乳房を包み込み、ぴんと立っている乳首を舌先で舐め上げた。  
  「はうんっ!」  
要が体をのけぞらせ、切ない声を上げた。  
 
高田は小さな乳首を口に含むと、ちゅぱちゅぱと吸いはじめた。  
 「あんっ!・・・だ、だめ・・・」  
高田が乳首を舐め上げるたびに切ない声が部屋に響く。  
 高田はゆっくりと要の長い足を持ち上げると、白い太ももに舌を這わしはじめた。  
「うぅん・・・」  
ぴくぴくと足を震わせる要。  
 高田がゆっくりと要の足を開く。  
「あっ・・・い、いや・・・」  
閉じようとする要の足を押さえて、股間に顔を近づける高田。  
 高田の目に黒々と生い茂ったヘアが映っている。  
(こ、これが要ちゃんの・・・)  
そっと舌を伸ばし、要のヘアを舐め始める。  
 
「あっ!だ、だめ・・・そこは・・・」  
舌が動くたびに要は体を震わせ、切ない声を上げる。  
 高田はゆっくりと体を起こすといきり立った肉棒を掴み、要の股間に押し当てた。  
 
くちゅ・・・・  
 
要の小さな入り口に肉棒が当てられる。  
 「こ、怖いよ・・・先生・・・」  
要が小さな声でつぶやく。  
 ぎゅっと目をつぶり、シーツを掴む要。  
「・・・いくよ」  
高田がつぶやくと一気に肉棒を要に突き立てた。  
 
「あうっ!」  
要の叫び声が部屋に響く。  
 高田は要の名前をつぶやきながら腰を振り続ける。  
「あっ・・・あっ・・・い、痛い・・・先生、動かないで・・・」  
目に涙を浮かべ、要が小さな声でつぶやく。  
 だが高田は要の名前をつぶやきながら、ひたすら腰を振り続けている。  
高田の腰が打ち付けられるたびに要の乳房がぷるぷると震える。  
 「あっ・・・あっ・・・んんっ・・」  
切ない声が部屋の中に響く。  
 やがて高田の肉棒が要の中でむくりと膨らんだ。  
「くうっ!」  
 叫び声と同時に高田が要の中で激しく射精した。  
 
「あんっ!」  
要が声を上げると、ぴくぴくと体を震わせ、がっくりと気を失った。  
 「ふうっ・・・・」  
高田が息を吐き要の中から肉棒を抜き取ると、ドロリ・・・と赤い血が混じった精液が流れ出した。  
 シーツが真っ赤に染まっている。  
(ぼ、僕は要ちゃんの・・・)  
高田が呆然と要の顔を見つめてつぶやいた。  
 その時要が目を覚まし、照れくさそうに笑いながら高田に言った。  
 
「先生、来月の今日はクリスマスだよ・・・一緒に・・・ね・・?」  
 
にっこりと微笑むと、高田のほほにそっとキスをした。  
 
 
 

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