口の中を犯される感覚にはもう慣れた。いや、むしろ心地いい。
敗北者、ラファエル・カストールはぼんやりと考えていた。
アイマスクと耳栓をされている、これでは匂いと味覚と肌さわりしかわからない
きょうは一体何をされるのだろうか?
ボクの口から舌が抜かれる。やだ、もっとボクの口を犯して。
舌の代わりにボールギャグが入れられる。ああ、これでボクはよだれを際限なく
垂れ流すのですね。
その姿を想像するだけでボクはすごく淫らになれる。きょうはどういういやらしい
ことされるんだろう。
ぬりぬり・・・
冷たい、粘り気のある液体が体中にかけられ白い肌に塗り広げられてゆく。
いくつもの手がボクの体を触ってゆく。首筋、胸、お腹、そして・・・ああ、体が熱い
冷たい液体にも関わらず体中を蹂躙されるころには火照って来る。
そして触られるだけで気持ちよくなる。もっと、もっと、もっと触って!
ちゅぱちゅぱ・・・
ひゃあ!おっぱい!おっぱいはダメ!感じる、感じちゃうの!
ボクは体を暴れさせながら拒絶してみる。嫌いだからじゃない。
気持ちいいの。痺れる様に気持ちいいの。本当はもっと激しく吸って欲しいの
吸って!吸って!頭が真っ白になるまで吸い尽くして!ああ!もっと!ああっん!
体の奥から電撃を受けたように快感が駆け抜ける。体中のあらゆる筋がきゅっと締まる
ああっ・・・
もうどうでもいい。ボクの体ははもっともっといやらしいことをして欲しい・・・