薄暗い月明かりの下、森の中でこそこそ木の陰から顔をのぞかせなにやら様子をうかがっている少女。  
その視線の先にはポップが岩陰に隠れて遠くを覗こうと苦心している姿があった。  
そのポップが見ようとしている先には・・・・  
露天風呂があり、今はマァムが入っているのだった。  
ときどきこうしてポップがここでこんな事をしていることを少女は知っていた。  
「ハァ…ハァ…マァム…ハァハァ…」  
少し遠いが湯煙の中、はちきれんばかりの憧れの女体が良く見える。  
一人貸切状態の風呂のためマァムは全く体を隠す事もしない、なのでポップには大きな胸のピンクの蕾も、ボリュームたっぷりのムチムチのお尻も丸見えになっていた。  
そしてマァムが湯船で身を翻すたびにポップが最も見たいマァムの股間、女体の可憐な秘密の花園までもがはっきりと見えるのだった。  
息を荒げ、ポップは股間からいきり立ったイチモツを自身の手で慰めていた。  
「ごくっ…」  
ポップの様子をうかがっていた少女が唾を飲んだ。  
薄暗くてよく見えないがいつもの事なので少女にはポップがやり始めた行為がどんなものなのかよくわかる。  
少女はけっしてこんなポップを嫌な目でみているわけではなかった。  
いつもいつもマァムを思い、そして満たす事のできない欲望をこうして密かに解消しているいじらしいポップが不憫でならなかった。  
自分の恋した男がこんなかたちでしか欲求を満たす事ができないでいる…その現状がみじめで、それでもマァムと同じ女性に生まれながらポップに何もしてあげられない自分が悔しかった。  
せめてポップとマァムが肉体的な関係にあり、ポップがマァムの体で満足できる状態にあるのなら自分はなんの未練もなくポップの事をあきらめられるかもしれない、  
でも今の状態ではマァムはポップの気持ちに気付いてさえいない、ポップは自身の気持ちを抑えて自分で体を慰めている…少女はそんな状況が許せなかった。  
そしてついに今日、少女はある決心をしてここに来ていた、ある計画を今日こそ実行するために。  
 
「ポップ…」  
自分の世界に陶酔していた時、突然背後から声をかけられてポップは驚き飛び上がった。  
無理も無い、覗きの最中で股間も丸出しの状態だ。  
もはや言い逃れもできず、いったい誰か…と恐る恐る振り向いて再び心臓が止まるほど驚いた。  
目が合ったのはマァムだった。  
(な、なんで!?ふろに入ってなかったのか!? やっべー!!)  
もはや動揺の色も隠せず目をそらすしかないポップ。  
股間を出しっぱなしだという事も頭から飛んでしまった。  
よりによって最も見られてはならない相手に遭遇してしまうとは…  
いろんな思いが瞬時にポップの頭を駆け巡る。  
(うわ〜殴られる! いや、それより…もうおしまいだ…言い訳のしようもねえもんなぁ…)  
マァムの目を見ることもできず肩をすくめもはや観念してうつむき、足もとの一点をじっと見つめるポップ。  
「こんなになって…可哀想……」  
(えっ!?)  
予想とは違うマァムの覇気のない声にポップは思わず顔をあげると、マァムがおずおずとひざまづきそっと優しく手を差し伸べた。  
何とマァムが手を差し伸べた先はポップの股間だった。  
そこは萎縮したポップとは裏腹に、先程までの凛々しくも勇ましい姿のまま天を突く勢いでいきり立っていた。  
マァムのやわらかい手がそっとその硬くたくましい男根にやさしく触れた。  
ビクビクッ!  
ポップは全身に電気が走ったような感覚に陥ってしまった。  
そしてなにやら甘い香りに包まれているような不思議な感じがする。  
 
動揺と錯乱でポップが身動きできないでいるとマァムはひざまづいた姿勢のままポップの顔を見上げて言った。  
「いつも私の裸をのぞいていたでしょ…」  
ポップはどう答えていいか分からず無言のままマァムの瞳を見つめるしかなかった。  
「男の子だもんね…こんなになって…苦しいでしょ」  
そっとポップの男根を撫で上げるようにして申し訳なさそうな表情をするマァム。  
「我慢は体に毒よ…こうなったのは私のせいなんだから私が責任をとるわ」  
そう言うと両手をポップのイチモツに添え、ゆっくりと顔をそこに近づけていく。  
(う、ウソだろ…)  
ポップが驚いて身動きできず見守るなか、マァムの唇がポップの男根の先端に触れる寸前まで近づいて止まった。  
耳まで顔を真っ赤に染めたマァムがわずかな躊躇を見せ、もういちどポップの目を見上げた。  
「ごくっ!」  
いろっぽいマァムの表情に息を飲むポップ。  
「カポッ」  
艶っぽい可憐な唇がついにその逞しい肉の棒をくわえ込んだ。  
(ウソだろー!夢かこれ!?くぅー!)  
快感に身を震わせるポップ。  
(マァムが…マァムがオレのをしゃぶってる…)  
夢にまで見た状況が今現実になっている。  
「はんっ、むぐぅ、はむぅ…」  
マァムの口がポップの肉棒を奥へ奥へと力強く吸引していく。  
肉棒に熱く絡みつく舌と強く締め付ける唇と口内の感触にポップは腰が抜ける程の快感にうち震えていた。  
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…マァムすげぇよ…たまらね…ハァ…ハァ…」  
ジュポォ、ジュポォー  
ポップの肉棒をくわえ込んだまま音を立ててピストンするようにノドまで入れたり出したりを繰り返すマァムのテクニックに  
ポップは意識がもうろうとなりながら徐々にその腰がひくひくと勝手に動き始めていた。  
 
「マ…マァム、オレもう、もうだめだぁ!」  
ポップの叫びにはっとしたマァムはすぐに口からイチモツを離した。  
ドピュッ!ドクン!ドクン!  
興奮の絶頂に達した肉棒はたちまち熱い精液をほとばしらせ、マァムの顔はその白濁液にまみれてドロドロになっていった。  
「ポップ…こんなに出して…すっきりした…?」  
怒るどころかドロドロの顔のまま潤んだ瞳でポップを見上げるマァムの姿にポップは再び欲情をおぼえた。  
「マァムーぅ!!!」  
叫んだポップはいきなり両手でマァムの髪の毛をわしづかみにした。  
(何!?)  
驚いたマァムが身を縮める。  
「もっとしてくれー!もっとーぉ!!!」  
大声で叫んだポップが強引にマァムの髪を引っ張った。  
「うぐっう!?」  
強引なポップの行為にマァムの頭がポップの股間に押し付けられ、その結果口の中に突っ込まれたいきり立ったままの肉棒がマァムのノドの奥まで貫いた。  
「おごっ!(く…苦しい…)」  
マァムが必死にノドの奥からそれを引き抜こうとすると、ポップの手が今度はマァムの頭を後ろに引っ張りノド奥から肉棒を引き抜いた。  
「うげぇえ!」  
嗚咽しながらほっとしたマァムだが、すぐさまポップはマァムの頭を引き寄せ再び肉棒をノドの奥まで突き入れた。  
「おぐぅおっ!」  
ポップは激しくマァムの頭を前後に動かしながら自身の腰も前後に激しく突き動かし、より深くマァムのノドの奥へのピストン責めを始めたのだ。  
「ま、待って…おごっ!許して!うぐっ!おえぇっ!ポッ…おげぇーっ!」  
あまりの苦しさについに涙を流して許しを請うマァム。  
しかしそんなマァムの苦しみに気付かぬほど、ポップはその快楽に陶酔しきっていた。  
 
今まで自慰の快感しか知らなかった少年にとって、それほど女の口の感触はすばらしいものだった。  
「あぁーっ!いくーぅ!イクーっ!!!」  
マァムの頭をしっかり両手で股間に押さえつけ自分の肉棒をノドの奥まで深く突き入れた状態でビクッビクン!と全身を震わすポップ。  
「うっ…!」  
最愛の女性の喉奥めがけて欲望の全てを噴射したポップは腰が抜けそうな快楽に浸りきった。  
「ごぼぉっ!げぼぉっ!」  
咳き込んだマァムはペニスをくわえたまま大量の白濁液を口から溢れさせた。  
ポップが頭を押さえ付けていた両手を離すと同時にペニスが口から引き抜かれてマァムはその場に仰向けに倒れこんでしまった。  
激しいピストン攻めによる脳震盪と酸欠でマァムは白目を剥いて口から泡をふいて失神してしまっていたのだ。  
慌ててポップはマァムの頭を抱き起こす。  
ドロドロに汚れた顔、マァムの半開きの口から溢れ出る泡立った白濁液は自分が快感の絶頂で思いっきり注ぎ込んだものである。  
自分の腕の中で力なく首を後に仰け反らせだらしなく口を開いたまま涙に濡れた焦点の合わない目で宙を見つめる愛しいひと。  
「マァムごめんよーッ!」  
勢い余ってとんでもない事をしてしまった今、もう嫌われても仕方が無い。  
ここまできたら勢いで自分の思いを果たしてしまう以外ない、そう考えたポップはマァムのパンツを脱がし始めた。  
 
普段なら腕力でかなわないが、マァムがぐったりしている今なら簡単に脱がせることができる。  
「はあ…はあ…マァム」  
憧れの女性の両足をがばっと左右に大きく開かせるとその股間をまじまじ覗き込む。  
じっくり間近で見るのは初めてのマァムの艶っぽい唇のようなそこを見つめていると、自然と吸い寄せられるようにポップは顔を近づけそこに口付けをした。  
「たまんねーよ…ハァ…ハァ…」  
息を荒げながらマァムの股間で次第に固くなってくる肉芽に舌をはわせ執拗に嘗め回していく。  
すると今まで無反応だったマァムの腰がヒクつき始めた。  
舌でマァムの豆を固く勃起させたポップだが、自分の股間のいちもつはそれよりはるかに固くなりいきり立っていた。  
「も…もうがまんできねー…」  
横たわるマァムの両足の間に割り込むと、興奮の極限に達し充血してビクンビクン脈打つたくましい肉棒の狙いを定めそれをマァムの体内へとぐいっと突き入れた。  
「ひいっ」  
体を貫かれた感覚にマァムが正気を取り戻し声をあげる。  
だがポップはかまわず腰を動かしマァムを貫いているペニスを深くピストンさせ始めた。  
「あぁっー!いっ、痛いーっ!」  
処女を裂く強引な攻めに絶叫し、ポップの腕に抱かれたまま上体をのけぞらせて痙攣するマァム。  
強烈に締め付けマァムの体内で熱く絡みつく肉壁の快感に、ポップは腰が抜けそうになりながら激しいピストンを繰り返していた。  
もはや快感も絶頂を迎えポップの腰がひくひくし始めた。  
 
「いきそうだ!マァム!おもいっきり中に出すぞー!」  
マァムの腰を抱え射精を必死にこらえながら自分の腰を激しく突き動かし続けるポップの叫びにマァムが顔色を変えて叫ぶ。  
「ダメー!妊娠しちゃう!」  
「オレ、お前の中に思いっきりぶちまけてーんだ!いいだろ!」  
「ダメー、お願い!それだけは許して!お願い…」  
激しくガクガクゆさぶられながら必死にポップに許しを請うマァムの姿にさすがにポップはピストンをやめペニスを引き抜いた。  
しかしポップはマァムの愛液にヌルヌルにまみれたまま天を突く勢いでギンギンに立っている肉棒をどうする事もできない。  
思い余ったポップはほっと一息ついて横たわるマァムに再び飛び掛った。  
「な!?何!」  
びっくりしたマァムを四つん這いの体勢にさせると迷わず後からマァムの腰を抱えこんだ。  
「ひぐぅーっ!!!」  
マァムの悲痛な叫びが辺りの静けさを引き裂いた。  
ポップの剛直はマァムの肛門をずっぽりと奥まで貫いていたのだ。  
「ひぃー!」  
絶叫するマァムの尻をつかみポップは夢中で激しく腰を打ち付ける。  
「あがぁっ!んぐっ!」  
激しいアナルファックにマァムはひたすらポップが満足して行為を終えるまで耐えるしかなかった。  
「いくぅー!いくぞー!」  
叫んだポップの腰の動きがいっそう激しさを増し、パーン!パーン!とマァムの尻にポップの肌がぶつかり激しい音をたてる。  
 
「うーっ!」  
呻くような声とともにポップの激しい動きが止まりマァムの尻を抱え込んだまま全身を細かく痙攣させた。  
ドピュー!ドクッドクッ…  
とたんにおびただしい量の熱い精液をマァムの直腸の奥めがけて注ぎ込まれた。  
「あうー!あついっ・・・」  
お尻の奥に熱いものをぶちまけられた感触に、マァムは地面に顔を伏したまま涙を流した。  
ポップは欲望を果たした満足感と最高の快感にひたり、まだペニスを締め付けるマァムの肛門の感覚をいつまでもあじわっていた。  
だがまだポップのペニスはマァムの肛門の締め付けをあじわいながら力強く脈打っているのだった。  
ポップの脳裏にある想いがよぎった。  
無理やりこんなことをしてしまったのだ…もはやマァムとの関係もこれまで…つまりこんなことができるのもこれが最後…  
「マァム!」  
後からマァムの体を強く抱きしめたポップはまだマァムの体内で勃起状態を維持して貫いたままのペニスを力強くピストンさせはじめた。  
「ひいー!もうやめて!」  
マァムの叫びももはや聞く耳持たず、快楽の虜になったポップはより快感を得ようと激しく腰を動かし始めた。  
「はぁ…はぁ…何度やっても妊娠の心配はないんだ、いいだろ?マァム、はぁ…はぁ…」  
 
ポップの身勝手な攻めにどうすることもできず肉体をむさぼられるだけのマァム。  
行為はポップが力尽きるまで続けられた。  
 
どれ程の時間がすぎたのだろうか、疲れ果ていつの間にやら眠り込んでいたらしい。  
ポップは月明かりの中、寝ぼけ眼で暗い森の中であたりを見回した。  
(夢だったのか…?)  
マァムとの夢のような行為…しかしマァムの姿はなく自分の衣服も乱れていない、たしか裸になったはず。  
ただ甘いような香りがあたりに漂っているような気がするだけで、全部自分の夢だったようだ。  
どうやらマァムの風呂を覗いていてその後眠り込んでしまったらしい。  
(なんだよ…夢だったのか…でも、すっげー柔らかい体だったな…)  
ポップはまだ残る夢の感触を思い出しニタニタしながら、でもがっかりしてとぼとぼ帰路についたのだった。  
 
その頃、そこからすこし離れた場所にある森の中の小川で一人の少女が薄暗い月明かりの下、水浴びをしていた。  
冷たい水を長い黒髪に滴らせ、全裸の少女の白い肌が月の光に照らされて水滴がきらきら美しくきらめいていた。  
しかし少女の表情はすこしくもっていた。  
小川にたたずみただ小川の水を何度も手ですくってはお尻にかける好意をくりかえしている。  
少女の肛門は赤く腫れ上がりポッカリ開いたまま入り口が外側に飛び出していた。  
そしてその穴からは白濁の液が止め処なく溢れ出ているのだった。  
今夜この少女メルルに何があったのか誰も知らない…  
 
おわり  

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