「可愛い可愛い、私だけの貴方。」  
 
-別に今の状況に不満を感じているわけでは無いのだけどね  
始まりは、レオナのそんな一言。  
「たまには、変わったコト、してみたくない?」  
そんなレオナの問掛けがダイはイマイチ理解できずに首を捻る。  
「変わったコトって?」  
「んー・・そうねぇ。例えば私、今ポップ君から貰った『薬』もってるのよね。」  
 
-アア・・  
何だか嫌な予感がする。  
 
そんなダイの予感は後に的中することになるがそれはもう少し先の話し。  
「薬?」  
「そう。  
とぉっても面白い薬よ。」  
バダック曰く『何か企んでいる時の笑み』を浮かべながらレオナは小瓶の中から飴玉を二  
つ取りだし一つをダイに手渡す。  
「え、レオナ?  
おれまだ飲むなんて一言も」  
「あらダイ君、薬、私だけに飲ませるつもり?」  
 
-往生際悪いわよ〜?  
 
「うぅ・・  
わかったよ・・。おれも飲むよ。  
で、何の薬なんだ?」  
「それは飲んでのお楽しみよ。」  
 
 
「あ〜ら、思ったよりも可愛いじゃない。ダイ君ってばっ」  
自分の体に起った出来事が信じられずダイは言葉もでない。  
だって今の自分には有るべきモノが付いてなくて有るはずのない膨らみがあるのだ。  
目の前に居るレオナはその逆で・・  
「ちょっと貧乳だけど」  
悪戯っぽい笑みを浮かべレオナはダイの小さな乳房の頂点を軽くつまみあげる。  
「ひゃぁっ!?」  
いきなりの刺激にダイの唇からあえぎが漏れる。  
「あら。  
軽く摘んだだけなのにこんな反応しちゃって・・  
・・じゃあ、こんなことされたら、どう?」  
「ぁっ」  
乳房の先端に舌が触れる。  
ダイの唇から小さく声が漏れる。  
その反応を楽しむように先端を口に含み吸いあげる。  
「あぁっ」  
吸いあげれば先程までよりもさらにダイの喘ぎが大きくなった。  
その反応を楽しむようにレオナは空いたもう片方の手でダイの小さな乳房を揉みしだく。  
「ねえ、ダイ君?  
何時もは私が可愛がられてるけど今日は私が可愛がってあげるから、ね?」  
言いながらもレオナの指は下へとゆっくり降りてゆく。  
「ちょっレオナ!  
待っ・・」  
「待たない。  
それにね。女の子の気持ちイイ場所は女の子が一番よく知ってるのよ?」  
そう言って笑むレオナは酷く綺麗で。  
「ほら、ダイ君。  
脚開いて。」  
何故だか酷く心臓の鼓動が響く。  
レオナの指が今はまだ閉じた花びらに触れる。  
花びらが開かれ、奥地へと指が触れる。  
ただそれだけでダイの体に甘い刺激が走る。  
 
「ふぁっ」  
指を上下に動かすその度にクチュクチュと濡れた音が部屋に響き渡る。  
「ダイ君、もうこんなに濡れてるよ?」  
-私よりも感じやすいんじゃないかしら?  
 
真珠を指で潰したり弾いたりしながらレオナは面白そうに呟く。  
「こんなのはどうかしら?」  
ゆっくり、レオナの指が濡れた奥地へと侵入してゆく。  
「ぅあぁっ・・」  
指が奥へと進む度に体を震わせあえぐダイにレオナは酷く加虐心にかられる。  
「・・ねぇダイ君?私にイジメられて嬉しいの?」  
笑みを浮かべながらレオナは問う。  
「だって、ダイ君のココ。グショグショよ?」  
奥地から指をぬき濡れて光る細い指をダイの目の前にかざす。  
「・・ぁ・」  
 
-おれ、こんなに・・?  
 
恥ずかしさに耐えられずに目を背けようとするダイをレオナは許さない。  
顎を掴み再びかざされた指を直視させる。  
「ねぇ。  
どうなの?」  
「そ・・こ・・ぃ」  
「そんな小声じゃ聞こえないわよー?」  
意地の悪い笑みを浮かべつつレオナは固くしこる乳首をおもいっきりつねる。  
「ひぁ!いた・・  
レオナ、痛いよっ」碧の瞳に涙すら浮かべダイはレオナに訴えるがレオナは容赦なく更に  
力をいれる。  
「ならちゃんと質問に答えて?  
ダイ君は、私にイジメられて、嬉しいの?」  
 
-さぁ答えなさい。  
 
「そ、そんなことない・・」  
先程よりも大きくはっきりとした回答にレオナは漸くつねる指を離す。  
けれど顔には変わらず笑みを張り付けて。  
「ねぇ私、ダイ君のそんな顔みるとゾクゾクする。  
もっとダイ君のコトイジメたい・・」  
 
-ダイ君が自分から『イジメて欲しい』って懇願してくるまで、ね。  
 
そんなレオナの言葉にダイは心底嫌な顔をする。  
「何だか本気で恐いので謹んで遠慮させて頂きまス」  
「あら、残念ね?」  
残念、と言いながらも相変わらず笑みを浮かべている。  
 
-どうやらレオナの中の女王様が目覚めてしまったらしい。  
これからのコトを予想してダイは少しへこんだ  
「ダイ君、へこんでないで次は私を気持ちよくしてちょうだい?」  
「へ?」  
顔を上げたその先にはレオナの股間にそそりたつ肉棒。  
 
-気持ちよく、ってやっぱり・・・  
 
「何時も私がしてあげてるみたいに、ね?」  
戸惑いながらもダイはソレに手を伸ばす。  
 
-熱い・・  
 
自分のモノに触れたときとは何処か違う気がする。  
こんなに熱かっただろうか。  
こんなにドクドク脈打っていただろうか。  
 
ゆっくりと、ソレを口に含む。  
「んっ・・」  
湿った感触にレオナは思わず声を漏らす。  
 
-自分がされた時にはどうされたら気持ちよかっただろうか・・  
 
思い出しながら舌で先端を濡らし、唇に包まれていない幹を手で上下に摩る。  
「はぁ・・あぁっ」  
レオナは瑚珀の瞳に快楽の色を浮かべダイの愛撫に身を任せている。  
 
じゅるり  
 
先端に溜った汁を吸いあげ舌を根本へ先端へと上下させる。  
「あぁっ  
だ、い君・・気持ちイイよぉ」  
先程以上に熱く脈打つソレを更に、更に奥へとくわえこみそのまま上下させるとより一層  
レオナの声が激しくなる。  
「あぁあぁっ!!  
イ、イク!!イっちゃうよぉっ!!」  
 
ビクンッ  
 
体が大きく震え口内の肉が一瞬膨れ上がり白濁が吐き出された。  
 
「私の精液、顔に一杯ついちゃったわね。」  
 
-何だか凄くやらしい。  
 
指でダイの顔に付いた自らの精液を掬いそれをダイの口内にねじこむ。  
「んっ」  
ほとんど無意識にレオナの指に付いた精液を舐めとる。  
「どう?私の精液。」  
 
-美味しい?  
 
レオナの問いにダイは顔をしかめながら答える。  
「・・苦くて不味い・・」  
「あらそう。」  
そんなダイの答えにレオナは楽しそうに笑う。  
「じゃ、次は下の口で味わって貰おうかしら?」  
レオナの言葉と開かれた脚の間に押し当てられた硬く熱い感覚に思わずダイは身をこわば  
らせる。  
 
-・・まさか・・  
 
「レオナ、まさか挿れ・・?」  
「当たり前じゃない。今更何行ってるのよっ」  
 
-最高の快楽はこれからよ?  
 
言ってゆっくりとレオナは腰を奥へと埋めてゆく。  
「ぅぁ・・」  
指とは比べ物にならない異物感にうめきが漏れる。  
「ひっ」  
終に肉が膜へとたどり着く。  
「さぁ、行くわよ?」  
 
-覚悟してね?  
 
そして、一気に突き上げた。  
「うっあぁあ!!」  
貫かれる痛みにダイはたまらずに声をあげる。  
苦痛に顔を歪めるダイとは対照的にレオナの顔には快楽の色が浮かんでいた。  
「だ、ダイ君のナカ。きつくってヌルヌルしてて、気持ちイイ・・」  
「うっ・・おれは、すごっ・・痛いんだけど・・っ」  
痛みを訴えるダイにレオナはそっと一言漏らす。  
「動かれるとすっごく痛いのよねぇ」  
「えっ」  
レオナの一言にダイの表情が今まで以上に引きつる。  
そんなダイに苦笑を漏らしつつももう一言そえる。  
「大丈夫。すぐに慣れて気持ちよくなるから。」  
その言葉を最後にレオナはゆっくりと腰を動かす。  
「あっう・・うあ・ぁ」  
レオナが腰を動かす度に二人の結合部からはグチュグチュと濡れた音が響く。  
ダイもレオナに胸や真珠を愛撫されるうちに慣れてきたのか顔にも声にも苦痛の色は見え  
なくなっていた。  
 
「ダイ君のナカ、またきつくなった。  
おっぱい、気持ちイイ?」  
きゅうと、更に強く硬くしこる乳首をつねあげると更にダイの膣はキツクレオナを締め付ける。  
「あっき、気持ち、イイ・・」  
快楽にとろけた表情にレオナの中の加虐心は更に大きくなって行く。  
「ダイ君ってばやらしいのね。私にイジメられて喜んじゃうなんて。ナカ、挿れた時より  
ヌルヌルになってる・・」  
 
-さっきは喜んでないって言ってたのにね?  
 
言いながらもレオナは突くのを止めない。  
レオナが奥へと突く度にダイは腰を浮かせ背を弓なりにしならせ喘ぐ。  
「れ、おなぁ・・レオナの、奥に当たって気持ちイイよぉっ」  
「んっ、あた、しも・・ダイ君のナカっ気持ちイイ・・」  
双方ともに絶頂が近いのか膣は更にキツク、腰の動きは早くなり肉が膨れる。  
「れおなぁ、おれ・・も・・っ」  
「だい、くん・・あた、し・・ダ、イ君のナカにっ」  
二人の顔に浮かぶのは、最高の快楽。  
『うあぁっ』  
ひくんっ、体を震わせながらダイはレオナを締め付けながら、レオナはダイのナカに白濁を吐き出しながら果てた。  
 
 
「たまにはこういうのもいいわね?」  
同意を求めるレオナの問いにダイはとんでもない、と首をふる。  
あんなふうに喘がされてはもう、男のプライドズタボロだ。  
けれどレオナは相変わらず女王様の笑みを張り付けたまま。  
 
「そんなこと言ったってダメよ。  
だって私はもう決めたんだから。」  
 
-私は貴方の女王様。  
 
貴方は私の○○○よ。  
 
ねぇ?  
 
可愛い可愛い私だけの貴方。  
 
END  
 

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