《会場の皆さんっ!!ついにロモス武術大会も大詰め!!!!決勝進出選手8名が決定板いたしましたっ!!!》  
(やっと決勝…あと3回勝てばダイに覇者の剣をあげられる)  
マァムは今、ロモス王国の大武術大会に参加していた。  
ダイやポップと別れてから、マァムは修行の旅に出た。  
始めは拳聖ブロキーナに弟子入りしたマァムだったが、何かにつけ胸や尻を触るセクハラに耐えられず1週間ほどで老師の下を辞去。  
その後各地を放浪しつつ修行に励んでいた。  
過酷な修行と天賦の才とで、なみいる強豪を押さえ、見事決勝に進出することができたのだ。  
《そして最後は今大会の紅一点 武闘家マァム!!》  
マァムは会場の声援に左手を振ってこたえる。  
しかし、そのような晴れがましい場が一転したのは、このスレの住民ならご存知であろう。  
ロモス武術大会自体が、妖魔学士ザムザの張った罠であり、マァムは生体牢獄の中に閉じ込められてしまった。  
仮に、マァムがセクハラに負けず、ブロキーナ老師の下で修行に励んでいたなら、生体牢獄を破ることも出来たであろう。  
しかし、今のマァムはそのような術を持たない。  
当然、ゴーストくんも大会には参加していない。  
マァムはあっさりとしびれガスの餌食となってしまった。  
 
一方、生体牢獄の外ではダイやポップがいた。  
しかし、ザムザは形勢が不利と見るや、「我が一族の辞書に正々堂々という文字はない」と、言い残し、  
生体牢獄もろともルーラで遁走を計った。  
ダイやポップはトベルーラで追いかけるが、速度が違う。  
遠ざかるザムザと生体牢獄を遠くから呆然と見守るしかなかった。  
 
 
「うっ……うぅん……こ…ここは?」  
マァムが目を覚ましたのはとある牢獄の中であった。  
「な、なんなの、いったい!?」  
マァムは自分のおかれている状況に驚いた。  
マァムの両手・両足には太い鉄の輪がはめられていた。  
そして両手の間は長さ40cmぐらいの太い鎖で、両足の間は長さ60cmぐらいの棒で、それぞれ繋がれてていた。  
それに加え、80cmほどの鎖が右手と左足、左手と右足の間にそれぞれ渡っており、動作をよりいっそう不自由にしていた。  
「武闘家というやつは、手足が1本でも動く間は十分に脅威だから、念には念をいれたぞ」  
マァムの後ろから声がした。  
「誰?」  
マァムが振り向くと、そこにはザムザがたっていた。  
「あなたは…宮廷魔術師のザムザ…」  
「またの名を妖魔学士ザムザ。妖魔士団長ザボエラの長男だ」  
「えっ!?魔王の一味なのねッ!クッ…で…私を…どうする気?」  
「ま、やることはいろいろあるが…、男と女がまずすることといったらひとつだろう」  
そういうと、ザムザはいやらしげな目でマァムの身体を視姦する。  
「いっ、いやっ…いやぁっ!」  
マァムは恐怖を感じて、立って逃げようとした。  
しかし、鎖が短くて中腰の姿勢すらとることができない。  
仕方なく、足首を手で握った姿勢で牢屋の中を逃げ回る。  
しかし、狭い牢屋、あっというまに隅に追い詰められてしまった。  
 
「くっ!」  
マァムは、ザムザに正対すると一か八かの頭突きを試みた。  
武闘家たるもの全身が武器。通常ならザムザをKOするぐらいの威力はある。  
「たぁっ!」  
しかし、体勢が不自由な上に、正対した段階で頭突きがくることはザムザにはバレていた。  
「あっ!」  
ドシン!!  
ザムザにあっさりと躱され、受け身の取れないマァムは顔面から床に激突した。  
顔面を強打したのに気を取られ、マァムは武闘着の裾がめくれ上がり、  
アンダースコートが丸見えになっているのに気が付いていない。  
ザムザは、そのアンスコとショーツを合わせつかむと、引き下ろした。  
白くてふっくらとした、白桃のような尻が剥き出しとなった。  
「あっ!嫌!」  
マァムは我に返ると再び逃げ回る−ショーツを戻すことすらできず、  
尻をさらけ出したまま、無様に尻を振りながら。  
 
ザムザは、適宜マァムの尻を触ったりしながら、マァムの行き先をコントロールする。  
そして再び、マァムが隅に向いた瞬間、マァムの秘所に指をはわした。  
「ヒィッ!」  
マァムは指を避けようと、本能的に前へ歩いた。  
ドシン!!  
マァムは頭から部屋の隅にぶつかった。  
幸い、勢いが弱かったのでケガこそしなかったが、両肩が壁とくっついている。  
 
(しっ、しまった!)  
マァムは失敗に気づいた。  
この体勢からだと身体を反転させることができない。  
もちろん、1〜2歩下がれば可能であるが、果たして、ザムザがすぐ後ろにいた。  
「さて、ついに袋の鼠だな。さて、ではいただくとするか…」  
そう言いながらザムザはズボンを脱いだ。  
魔族の一物は、人間のものと比べ、多少異なっている。また、個体差が大きいのも特徴である。  
ザムザのモノは、形は人間のものと酷似しているが、長さが40cm程ある、細長い形状をしている。  
そして、勃起時には媚薬効果のある粘液を分泌して強制的な挿入がしやすくなっている。  
「嫌っ!嫌っ!止めて、止めてぇっ!」  
マァムはなんとかいれさせまいと、腰を上下左右に激しく振って最後の抵抗を試みる。  
しかし、その抵抗ははかなかった。  
ザムザは左腕を腰に回して動きを押さえつつ、右手でマァムの秘所を開き、ペニスをゆっくりと挿入させる。  
「嫌!嫌!入れないで!入れないで!」  
腰を降ろすとペニスに貫通されそうなので、マァムは腰を左右に振って、なんとか抜こうとする。  
しかし、それにひるむことなく、ザムザはそろりそろりとペニスを挿入する。  
それに伴い、マァムの腰の動きが小さくなって行く。  
「嫌!嫌!やめて!お願い!ダメ!」  
「さて…心の準備はいいかな…では」  
ザムザは心持ち腰を引くと、一気にマァムを貫いた。  
「ダメ!ダメ!!!アッ!!…嫌っ…痛い…痛い…裂けちゃう…ダメ…許して…」  
ザムザが腰をピストン運動させるたびにマァムは苦痛の声を上げる。  
ザムザのペニスに処女の印がまとわりつく。  
「ほぉ…初物とは…ご馳走様だな」  
ペニスにまとわりついている粘液のおかげで、ペニスの出し入れには不自由はしない。  
しかし、一切、愛撫などをされず、かつ、性体験のなかったマァムには単に苦痛にしか感じられない。  
苦痛と屈辱で目に涙を溜めている。  
「痛い…痛い…お願い…もうダメ…やめて…痛い…ほんと、許して…」  
しかし、そんなマァムを一顧だにせず、ザムザは自分のペースで腰を振り続けると、勝手にイッてしまった。  
「ふぅ…なかなかしまりが良くて気持ちよかったぜ」  
「……くすん……くすん……」  
ショックと、苦痛から開放された安堵感と、処女を失った衝撃とで、マァムはすすり泣きをしていた。  
 
「そうそう。我が魔族の生殖能力を知っているか?」  
マァムは我に返った。ショックで気が回らなかったが確かに中に出されているのだ。  
「えっ…あっ…あっ…あの…」  
「過去のデータだと、受胎する確率は、安全日で80%、危険日だと98%だ」  
「ええっ!ウソ!な、なんでそんなに…」  
「理屈は説明しても分からないだろう。  
さて、ここに1錠の薬がある。この薬をセックスの後、30分以内に飲めば、100%避妊が可能だ。  
どうだ?飲みたいか?」  
「は、はい!飲ませてください」  
「そうか…では咥えろ」  
「えっ?」  
「俺のペニスを咥えてイかせてみろ。イったら薬をやろう。ただ、おれのモノに傷をつけたら、薬はやらない」  
「…………」  
「どうした?やらないのか?俺はお前が妊娠しようがしまいが関係無いんだぞ。  
ちなみに、魔族の出産は痛いらしいぞ。  
出産時の激痛で、母胎の6割がショック死、3割は2度と子どもが産めない体になるほどだ」  
「…………」  
「あと25分だ…。どうする?」  
 
マァムはおずおずとザムザのモノを舐め始めた。  
アイスキャンディーを舐めるように、おずおずと舌を動かす。  
ペニスにまとわり付いている粘液と、自分の破瓜の印と、わずかばかりの自分の愛液がマァムの舌にまとわり付く。  
「ほら、どうした。そんなんじゃ1時間かかってもダメだぞ。  
先のほうを口に咥えるとか、袋の下を舐めるとか、少しは工夫しろ。あと20分だ」  
しかし、マァムはそこまでの踏ん切りがつかなかった。  
問題を先送りするかのように、ただ舌でザムザのペニスを舐め続ける。  
「あと15分」  
「あと10分」  
時は刻々と過ぎていく。そして、あと10分の声に、ついにマァムは決断した。  
ザムザのペニスを口に含むと、舌と唇でザムザのペニスを刺激する。  
そして、ペニスを口から出すと、ザムザの袋の裏あたりも舌で刺激し、また、ペニスを口に含む。  
「そうだ…いいぞ…あと、ザーメンはちゃんと飲み込めよ。吐いたりしたら薬はやらんぞ」  
口にペニスを頬張っているので、無言でマァムは頷いた。  
 
決して上手ではない、むしろ技術的には下手であるが、その初々しさが新鮮だったのだろう。  
ザムザは射精した。  
 
2度目ではあるが、それでも相当大量のザーメンがマァムの口の中に迸る。  
吐き気をこらえつつ、マァムはその全てを飲み干した。  
ザムザは時計をちらと見た。  
「あと3分か。ギリギリだな。どうだ?俺のザーメンはおいしかったか?  
答えによっては薬はあげないからそのつもりで答えろよ。おいしかったか?」  
どう答えたらよいか、マァムには容易に想像が付いた。  
それは死んでも口に出したくは無いような屈辱的なセリフだった。  
しかし、口にしなければ薬がもらえない。  
「はい。おいしかったです」  
マァムは屈辱感を胸にしながら答えた。  
「ハッハッハッ。おいしかったか。それは良かった。では褒美に薬をやろう」  
そういうと、ザムザは薬を口に含んだ。  
薬に唾液を十分まとわり付かせると、プッと床の上の吐き捨てた。  
「ほら、飲め。ただし手は使うなよ」  
マァムはザムザを睨んだ。  
「そっ…そんなに辱めて、恥ずかしくないの?  
他人が口にして床の上に吐き出したものを口で拾って食べるなんて、私は動物じゃないわ」  
「おや?いらないのか?それなら俺が踏み潰して…」  
「わ、わかったわ」  
マァムはあわてて床の上に落ちている、唾液まみれの薬を口に入れて飲み込んだ。  
「ワッハッハッ。正義の使途も堕ちたもんだ」  
マァムは時計を見た。あと1分だった。  
侮辱されつつも、どうにか妊娠を避けられたという思いで、マァムは安堵していた。  
 

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