「螢」
「…なぁに、星史君」
「今日の下着も凄いな」
「ぽっ(真っ赤)」
『お嬢様は不埒モノ?』
「螢」
「…なぁに、星史君」
緑ヶ浜中、図書室。その奥の奥、蔵書が納められた書庫内に。
制服姿の星史と螢は居た。窓の外からはボール遊びに興じる生徒の声が響く。
あの戦いの後。晴れて小学校を卒業した二人。櫻舞い散る下の螢は、本当に綺麗で、愛しくて…
星史は思わず押し倒してしまっていた(笑い)。
螢、散華。ぎしぎしあんあん、あん、ああん。
それ以来、一線を越えた二人は。恋人同士として歩んでいる…
のだが。
ご存知の通り螢嬢は、ちょーっと変わった娘で…
(省略されました。続きを読む場合は、『風の未来へ』を熱唱してください)
We can fly!
この星は僕たちの大事な船さ
Say! ダ・ガーン
立ち上がれ 果てしない未来の光へ
「お前な、クラスで何て呼ばれてるか知ってるか?」
星史は言う。困った顔で。
「…何だろう?」
小首を傾げる螢。綺麗な黒髪がはらり。
「不埒なお嬢様、略してフェラチお嬢様だぞ?」
「…ああ、それ。面白いよねー。よく考える…」
「面白がってる場合か!」
言って星史はセーラー服の螢を抱き締めた。とっても甘く、良い匂い。そして細身だけど柔らかい。
そのままプリーツスカートの中へ手を入れる。もぞ。もぞ。
「ココは俺の物なの!」
「…あ、あん…」
敏感な突起を下着越しに摘まれ、螢は可憐な喘ぎ声を上げた。
「ここだけじゃない、アソコも、ちっちゃいけどおっぱいも、唇も! 全部俺の!!」
「…貧乳はステータス…」
「ええい!」
もみゅ。セーラーのファスナーを開いてしまい、スポーツブラ越しにもみゅもみゅ。
「こんなに揉んでるのに、何でおっきくならないかな…」
「…貧乳はステ」
「それはもう良い。つまりだ、俺が言いたいのは…」
螢を裸にひん剥きながら、星史は説教を始めた…
「この間、二人でデートした時」
「ああ… 楽しかった…」
かび臭い蔵書の中、星史は螢に跨っていた。下半身だけ全裸だ。
「犬を散歩させてるおばちゃんが居ただろ」
「…うん」
あー… 可愛いー… よそ行きモードの螢は犬を撫で始める。
「それは良い。良くないのは」
この子… 発情(ひーと)してる… 可哀想…
「そのまんま犬のチンポを擦り始めて、射精させちまったろうが!」
…気持ち良かった? 螢は手に付いた犬の精液をぺろり…
「人前であーゆーことをするなッ! するんなら俺にしろっ!」
言いつつ星史は勃起したチンポを螢に握らせる。
「…はい… わかった」
こす、こす。
「あああー、螢の手コキは柔らかく清楚でサイコー… はっ」
そーじゃなかった。本棚に囲まれた中で本題を思い出す。
「お前な」
「…はい?」
「おんなじことをクラスの男子にもしてるだろ」
何か凄い発言が出てきた…
「? それが何か、いけないこと?」
螢は不思議そうにつぶやく。星史は怒髪天を衝いた。
「あったりまえだ! お前は俺のカノジョで、しかも櫻小路のお嬢様なんだぞ!?」
「…はい」
螢はやっぱり不思議そうにお返事。星史は続けた。
「《可哀想》、つまり《溜まってる》男子に声をかけて、お口で抜いてやってるんだろ?」
「…ああ、それ」
「それ、じゃねぇ!!」
「…???」
螢はそれがどうして怒られるのだろう、てな顔で悩んでいる。憂う姿も美しい。しかも全裸。
「…ベルターヌで真理亜さんに、人には親切にしておくのよー、きっとその人の助けになるから、って」
言われたの。それを聞いて星史は頭を抱えた。
「あんのオカルトねーちゃん…」
「…皆、ありがとう、ありがとうって言ってくれるよ? とっても気持ち良かった、って」
良くねーーーーー!!!
「女子連中から物凄い勢いで目ぇ付けられてるんだぞ、螢。判ってるか?」
「そう言えば、この頃皆の目が怖いような…」
「肝心な所で鈍感だなお前…」
ため息をつく星史。だが身体は勝手にコトヲ進めていた。
螢の白い太腿を大きく開かせ、ぱんつはとっくの昔に脱がせてしまい。
露わになるお嬢様の秘所…
そこに何のためらいも無く、堅くして貰ったペニスをぶち込んだ。
「…! い、痛いよう… 星史君…」
「おしおきだ!」
「ああん!」
ず、ず、ず。無理くり押し広げられてゆく螢の膣。処女は小学校のあの日、櫻の中で捧げている。
「…そっか…」
「?」
螢のマンコをレイプしながら、星史は疑問符を浮かべた。
「…女子の皆も…発情期なのね…」
「そ、それは違うんじゃね?」
ずん、ずん、ずん。愛液がようやく間に合い、次第に動きがスムーズになって行く。
「…うん、わかった… これからは女子にもしてあげる…」
「だからちがーーーう!!」
ずびゅう! 粘着音が激しくなってゆく… 熱いのか、星史は上半身も裸になった。
「…じゃあ、どうしたらいいのよう、星史くぅん…」
ジト目で甘えるような声を出す螢。そこにミョーに女を感じてしまい、星史の快感は最高潮になる。
「と、とりあえず」
「…とりあえず?」
どぴゅ。どぴゅ。どぴゅっ!! 元気良く星史の精子が、螢の子宮内に発射された。
「あ、悪い。言う前にイっちまった…」
「…あったかいよう…」
「螢っ!」
ぎゅっ、と強く螢を抱き締める星史。
「…お前は優しすぎるんだよ…この世間知らずなお嬢様め」
「…ああん…」
「ま、良いさ。お前が何をしようと、何をされようと…」
「…」
星史は螢の瞳を真っ直ぐ見つめて。
「俺が護る」
「…!」
螢も、そのお人形の様な身体で、星史を抱き締め返す…
昼休みの書庫。二人は愛を確かめ合い、そして。
次の授業に遅刻して教師に怒られるのでした。
終わり