「GXバスター!!」  
 グレートダ・ガーンGXの必殺のキャノン砲が火を吹く。その砲撃は、キラードールを葬り、  
レディ・ピンキーの戦艦を破壊した。  
崩壊する戦艦から、ピンキーの乗る脱出艇が飛び出した。ピンキーは必死の形相で  
操縦桿を握り締めながら、脱出艇を暗黒の宇宙の彼方へと飛ばす。  
 「殺される……殺される……」  
 恐怖に怯えながら、ピンキーは呟く。彼女はダ・ガーンたちの追撃を恐れているのではない。  
オーボスによる死の制裁を恐れているのだ。同僚であるレッドロンは、地球での戦いから  
敗退してからすぐ、消息を絶った。部下のデ・ブッチョも、最後の攻撃に失敗した後、  
ビオレッツェの手で処理された。今度は自分の番だ……!!  
逃げよう!とにかく逃げよう!オーボスの手の及ばないところまで逃げよう!!  
 なりふり構わず保身を渇望するピンキーの思いは、地球脱出直後の  
水晶型宇宙戦艦の遭遇によって、無惨に踏み躙られた。  
 
 
 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」  
 宇宙戦艦のメインルームに、ピンキーの悲痛な叫びが聞こえる。  
冷たく輝く水晶の壁。そして水晶の椅子には、ビオレッツェが座っている。  
足を組み、冷たく微笑むその先には、水晶の檻に閉じ込められ、電流責めに苦しむピンキーが…  
首と両手首に鉄輪が嵌められ、それぞれに鎖が繋がっている。  
ピンキーは両手首の鉄輪と鎖で吊るされると、鎖を伝う高圧電流により、苦悶の声を上げた。  
 「苦痛に泣き喚くその顔……今まで見た中で、一番美しい顔よ。レディー…」  
 惚れ惚れするかのような感じで、ビオレッツェは電流に苦しむピンキーに言う。  
ピンキーは容赦無い責め苦に痛々しい悲鳴を上げ、ビオレッツェの言葉など聞き入る余裕が無い。  
すると…  
 「た……助け……助け…て……」  
 絶え間無い電流責めで、体力のほとんどを消耗したピンキーは、渾身の力を振り絞って、  
ビオレッツェに哀願した。だが……  
 「馬鹿言ってんじゃないの。ここでアンタを助けたら、アタシがオーボス様に処刑されるんだから」  
 ピンキーの必死の哀願を、冷酷に黙殺したビオレッツェ。だが、彼が指を鳴らすと、ピンキーを  
責め立てた電流は止んだ。助かったのか……?ピンキーがかすかな期待を抱き始めた次の瞬間…  
 「アンタがここまで聞き分けの悪い娘だなんて……呆れて物も言えないわ。  
もう一度言うけど、役立たずのアンタを八つ裂きにして、その首を持って帰るようにって、  
オーボス様から命令を受けているのよ」  
 「そこを何とか……アンタの力で、何とか……私を助けて……」  
 「ダ〜メ。オーボス様のご命令は絶対よ。それに、レッドロンやブッチョも、  
アンタが仲間に入るのを、今か今かと待ってるんだから。  
伝説の力を見つけるまでの、退屈凌ぎにはなりそうね……」  
 冷たく微笑むビオレッツェの言葉が何を意味するのか……  
 「い……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」  
 それを理解した瞬間、ピンキーは電流責めを受けた時以上に、狂ったように喚き散らした。  
 
 「嫌だ…嫌だ……いやいやいやいやいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」  
 目前まで近付いて来た死の恐怖に、ピンキーは我を忘れて、泣き喚く。  
美少年の部下たちを家畜同然に酷使し、友達に成りすまして、敵である星史たちを欺き…  
救いようの無いまでの極悪の限りを尽くておきながら、無様なまでに生に、保身にしがみ付く。  
情けないまでのピンキーの醜態に、流石のビオレッツェも呆れて物も言えないようだ。  
 すると、またしても指を鳴らした。ピンキーの背丈以上の高さにまで吊るされた鎖が下りてきた。  
ピンキーが力無く膝を屈すると、彼女を閉じ込めていた水晶の檻も消えた。  
ビオレッツェが椅子から立ち上がり、ピンキーのところへ近付いて来た。  
 (もしかしたら、ビオレッツェ。私を……)  
 一度は、部下たちを使い亡き者にしようとした男に、ピンキーは図々しいまでに期待感を抱いた。  
 (この戒めを外し、オーボス様に、私の助命をお願いしてくれる……)  
 心の中でピンキーがそう呟いたその時、彼女の眼前に、思いもしないものが姿を現した。  
 電流責めにより、その身に痛々しい傷痕を刻み、纏う服もボロボロになったピンキーを見下ろすと、  
ビオレッツェの股から、紫色の肉塊が垂れ下がってきた。それを見た瞬間、  
ピンキーは驚きの余り、目を見開いたままにした。  
 「ア…アンタ……何なのよ、これは!!」  
 「そんな野暮な事、アタシに言わせる気……?」  
 先程までの電流責めによる苦痛の余韻を忘れて、ピンキーは怒りを露にして尋ねる。  
そんなピンキーにビオレッツェは苦笑した。  
 「アタシだって、ホントはアンタを八つ裂きにするなんて野蛮な事はしたくないわ。  
できる事なら、オーボス様に寛大なご処置を取ってくださるようにお願いしたいところよ。  
……でも、ただでアンタを助けるのも癪に障るわ。  
アタシね……一度でいいから、アンタの手で、気持ち良い思いをしたかったのよ……」  
 陰険な笑みを浮かべるビオレッツェの言葉に、ピンキーは苦い表情を浮かべて、彼を睨んだ。  
 
 「アタシを気持ち良くさせなさい。そうすれば、アンタを助けてあげる」  
 未だ戒めから解放されないピンキーに、ビオレッツェは冷たく要求する。  
この理不尽な要求を受けたピンキーは、怒りに身を震わせながら、ビオレッツェを黙って睨む。  
 「何、その顔。折角、助けてやろうとしたのに……じゃあ、八つ裂き、決定ね……」  
 ピンキーの態度に、ビオレッツェが不機嫌な顔を見せながら、後ろへ振り返ろうとした瞬間…  
 「ま、待って!!」  
 ピンキーの言葉に、ビオレッツェは再びピンキーの方を向いた。  
 「…や、やるわよ……やるから……絶対、私を助けてよね……!」  
 「"助けてよね"?アンタ、自分の立場がまだわかってないみたいね」  
 「……た、助けて下さい……ビオレッツェ様……」  
 「"この哀れなメス豚をお助け下さい、愛しのビオレッツェ様"でしょ?  
そんな言葉じゃ、助ける気が全然起きないわ!」  
 「……お、お助け下さい……この哀れなメス豚をお助け下さい……ビオレッツェ様……」  
 プライドだけは人一倍強いピンキーは、顔を真っ赤にし、屈辱の念を必死に噛み殺しながら、  
ビオレッツェに自分の助命を懇願する。  
 「最初から素直になれば良いのに……さぁ、始めなさい」  
 陰険な笑みを浮かべながら、ビオレッツェは改めて、ピンキーに自分の紫色の肉塊を突き付ける。  
ピンキーは悔しさを露にしながらも、ゆっくりと口を開けると、ビオレッツェのものをその中に咥えた。  
 「わかってるけど…歯を立てたら、その首をちょん切るわよ」  
 ビオレッツェの言葉に耳を傾ける事無く、ピンキーはビオレッツェのものを前後にしゃぶった。  
固く目を閉じ、何物にも耳を傾けず、考えず、ピンキーは無我夢中でビオレッツェのものをしゃぶる。  
少しでも考える余裕が生じたら、真っ先に、我が身を襲う、言語に絶する恥辱を思い浮かべる。  
 

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