この日、ジョーは004とのミッションを終えて  
コートジボワール空港にいた。  
「ジョー、俺のおかげで今回のミッションが半日早く終わったんだぞ」  
「ああ、ハインリヒ感謝するよ」  
「早くフランスに帰ってフランを安心させてやれよ」  
「おっと、そん時は俺に感謝してくれってフランに言ってくれよな」  
「わかった、ハインリヒ。僕はこの入口からだ。じゃあ」  
「ああ、またな」  
実際、クーデターを背後で操っていたNBGをほぼ壊滅状態にするのに  
ハインリヒの持てる武器は粗方使用せざるを得なかったのだ。  
こうして一昨日フラソソワーズ達に連絡したよりも半日早くパリに戻ることになった。  
 
*  
 
アナウンスの多さに閉口しながらパリの空港のロビーに立った時、電話が鳴った。  
フランからだ。  
「はい、」  
「ああ、ジョー。私よ。今夜帰ってくるのよね。あ、今空港ね。  
 パリに帰ったらイワンが頼んだ本をあの店から受け取ってくるのを  
忘れないでって言ってたから。コートジボワールと違ってパリは寒いから  
気をつけてね。本の事お願いね、じゃ・・・」  
「あ、フランソワ・・・」  
フランソワーズにしては珍しく早口で一方的に喋って切った。  
(どうしたんだろう・・・パリに着いたって言う暇もなかったな)  
とにかく、外にでてみると確かにパリは寒かった。  
(この寒さでパリに帰って来たって実感するな。さぁ今度はイワンミッションだ)  
足早に街の片隅にある目立たない本屋に向かった。  
   
**  
 
分厚い”古代と現代を結ぶ宗教史”とやらの本を受け取り小脇に抱えて店を出た。  
しばらく歩くと花屋の店先にフランソワーズの好きなピンクのバラがでていた。  
(驚かせついでに花をプレゼントしようかな)  
ジョーは少し照れながらバラを20本綺麗にラッピングしてもらって、店を出た。  
(イワンは確か今眠りの時期だったな・・・起きてたら恥ずかしいからな・・・)  
ジョーがミッションでハインリヒとアフリカに行く間、イワンとフランソワーズはギルモア博士が  
スイスでの学会終了までパリで待っている事になっていた。  
(半日早く帰れたからフランソワーズ喜ぶだろうな)  
買ったバラを見ながら少し自分でテレ笑いを浮かべ、研究所へ急いだ。  
 
***  
 
玄関を入り、自分の部屋に戻るよりも先にフランソワーズを驚かそうと、音をたてないように  
フランソワーズの部屋に近づいた。  
すると、押し殺したようなうめき声がかすかに聞こえた気がした。  
「!」ジョーは賊がいるのかと気色ばんで閉まりきっていないドアに近づいて中の様子を窺った。  
すると、激しい息遣いが聞こえた。さらにジョーは奥歯の加速スイッチを入れようとした時。  
「ああん・・・だめ・・・」  
甘えたようなフランソワーズの鼻にかかった声が聞こえた。  
(フランは一体何をしてるんだろう?)  
どうやら賊ではないらしい事が分かったジョーは好奇心から少し覗いて見る気になった。  
 
****  
 
「・・・も・もうだめよ・・・ああん・・・い・・いい・・・」  
(えっ、あの慎ましいフランソワーズが一人で慰めてる?)  
ジョーは自分の帰りが待ちきれずに、フランソワーズがオナニーをしていると思ったら、  
愛おしさがつのって来た。  
(うふふ、もう少し様子を見てようかな・・・)  
気づかれないように少しだけドアの隙間を大きくしてみると、中の声が明瞭に聞こえてきた。  
「ああああ・・・す・すごい・・・いいの・・・それ、もっとお願い・・・」  
ピチャピチャ・・・ズルズル、はあっはあっ・・・何かを啜る音、水を飲むような音、息遣い。  
「?」ジョーには中でフランソワーズがどんな事をしているのか分からなくなった。  
さらにもう少しドアを押してみた。  
先ず白いものと黒いものが動いているらしかった。そしてこんどこそ声が間近に聞こえた。  
「どうだい、そろそろ欲しくなったんじゃないの?え?フラン?」  
(!!!こ、この声は・・・)  
 
*****  
 
「ああっ!もうちょうだい!欲しいの・・・ピュンマ!ちょうだい!」  
(なんて事だ!あのフランが、ピ・ピュンマ、008と・・・・)  
「だめだ!フラン。ちゃんと言わなきゃあげられないよ!さあ!」  
「あん、意地悪ね・・・い・・・言うわ・・・」  
「そうだ、ちゃんと言えたらこれをあげるよ」  
「あああん、お願いよ・・・ピュンマの黒くて硬いちxぽで・・・私と、お・おま・・・おまxこして・・・」  
(フラン!!そ・そんなこと・・・)  
「よく言えたね、そーらごほうびだ、いくぜ!」  
そういうと、ピュンマはフランソワーズの白い脚を広げると一気にその黒いペニスをフランの  
膣に押し込んだ。  
「ううっ・・・す・すごいぃ・・・メリメリって入ってくる・・・」  
「ん〜っ、いいよ、フラン・締まる・・・ピッタリだ・・・」  
(いつも控えめで恥らってるあのフランが・・・)  
ジョーとのセックスの時にはあまり裸身も見せず、恥らってばかりの  
フランソワーズが今は別人のように奔放な営みを目の前で行っている。  
信じられなかった。  
信じたくなかった。  
自分の愛する人、そして自分を愛してくれていると思っていたフランソワーズ。  
同僚で仲間であり信頼できると思っていた褐色の男、ピュンマ。  
その二人が自分の留守の間にこんなことをしてるなんて。  
 
*****  
 
いよいよ激しさを増す二人の行為。  
 
ヌチャッ・・・ヌチャッと卑猥な音がドアから外に流れていく中で、ジョーは凍り付いて  
しまった。  
 
「あああっ・・・すごいわピュンマ、感じるのぉ、大きいのが私の中をいっぱいにしてる・・・」  
「ああ、フラン、君のココもすごいよ・・・」  
「んっっ・・・だって、いいの・・・すごくいいの・・・」  
「ホラ、僕のチxポにフランの汁がいっぱいだよ・・・みてごらん」  
すると、フランソワーズは首をもたげて自分の胎内を出入りしている黒い凶器を見つめた。  
透き通る様に白い顔がピンク色に染まった。  
「どんなふうか言ってごらん」  
「いや・・・そんなコト言えないわ・・・」  
「だめだ!フラン言わなきゃコレ抜いちゃうからね、いいの?」  
「だめ・・・止めないで、もっと・・・お願い・・・」  
意地悪そうな目でフランソワーズを見つめて、ピュンマは腰の律動を止める。  
フランソワーズの官能に燃え始めた体は肉の凶器を求めてずり下がってしまう。  
 
「ねぇ・・・お願い・・・動いてちょうだい・・・」  
「じゃあどんな様子か言うんだ・・・ちゃんと、詳しくね」  
「あああ・・・恥ずかしい・・・ ・・・い・・言うわ・・・」  
「ああ・・・すごいの・・・ピュンマの・・・く・・・黒い・・・黒いチ・・に真っ白くいっぱい・・・・・・」  
恥じらいながらもフランソワーズの瞳は先端のみで繋がっている所を見つめたまま言った。  
長大なペニスにフランの愛液が泡まじりとなって白くまとわり付いているのがジョーにも  
はっきり見えた。  
「聞こえないよフラン、もっと大きな声で言うんだ。イワンは夜の時間だから大丈夫だよ。」  
観念したようにフランソワーズの桜色の唇が動いた。  
「・・・・・ピュンマの黒い・・・」  
「僕の何?」  
「ピュンマの・・・硬くて大きい・・・黒いち・ちxぽに・・私の・・・お汁がいっぱい付いてるの・・・」  
(フランが・・・あんなことを・・・)  
ショックだった。恋人だと思っていた彼女の違う一面を見せ付けられたようで。  
「よし、いいコだ。じゃあいくよ・・・激しくして欲しいんだろ?」  
「ええ・・・お願い・・・いっぱい、して・・・」  
ピュンマが激しく腰を突き入れると、首をのけぞらして深い吐息を吐いた。  
突き上げる速度がましてくると、フランソワーズはたまらずその細くてしなやかな  
両脚を褐色のピュンマの腰にまわした。  
まるでもっと深く突いて欲しいと言わんばかりに。  
ジョーとの営みの時には決してしない行為だった。  
 
自分には見せてくれなかったフランソワーズの隠微な一面をこともなげに  
ピュンマは引き出している。  
しかし嫉妬している自分が新たな官能を感じているのも事実だった。  
いつのまにかジョーの性器も勃起していたからだ。  
普段よりも激しい勃起に気づいてしまった。  
最早ジョーは立ち去る事も踏み込む事も出来ない状況になってしまった。  
自分の裡に存在する嫉妬と被虐と興奮に気づいてしまったからに他ならない。  
 
「・・・んんっ!・・・あああ・・・いいいの・・・すごいわ・・・」  
「気持ちいいかい?フラン?」  
「いいわ・・・あん・・・気持ちいい・・・」  
「俺もいいよ、フランの膣、ウネウネ動いて・・・俺のを咥えて離さない」  
ピュンマが突く度に揺れる乳房を下から掬うように揉んで、先端を舌で舐めまわしながら  
言うと、フランソワーズは華奢な腕でピュンマの頭を掻き抱くように自分の乳房に押し付けた。  
両手両脚をピュンマに絡ませた格好は少しの隙間も空けないように、より密着したいという  
意思の表れとも見えた。  
そんな行為はジョーの黒い炎を煽るのに充分事足りた。  
(アノオンナハ ボクノ愛シテイル ふらんそわーず ジャナイ・・・知ラナイ淫乱ナ女ダ・・・)  
「フラン、いいの?こうするとどう?」  
ピュンマは乳首を甘噛みしながら、腰をフランソワーズの恥骨に密着して、回転させて聞いた。  
「それすごい!・・・あああああいいっ!すごい!・・・」  
「ほら!これは?」  
さらに、左右の動きをも繰り出して性器で性器をこすりあげる。  
「い、いいっ!気持ちよすぎて狂っちゃいそう!すごいのが来ちゃうっ!」  
「俺もいいよっ!フランの奥っ!奥まで突いてやるっ!」  
「いいわっ!突いて、突いて、私の子宮まで突いてぇ・・・・」  
グチャッ!グチャッ!という粘着質の音とフランソワーズのよがり声が部屋中に響き渡っていた。  
 
「狂おう、二人で、淫らに狂おう!フラン!」  
「ああああだめ!狂っちゃうの、よすぎるの・・・いいっ!」  
亜麻色の美しい乙女は、その髪を振り乱して官能の奈落に落ちていった。  
「もう、いっちゃう!いくわ!いいの、ピュンマの黒いちxぽがいいの!」  
「フランのおまxこもいいぜ、最高さ!」  
「私もよ!ピュンマの大きいちxぽで狂わされちゃうのっ!ああ!いい」  
「フラン、いいのか?どこがそんなにいいんだ?言いながら行けっ!」  
「ああっ!だめよ、いっちゃう、おまxこがよくて、いっちゃう!おまxこいいっ!  
おまxこ好きっ!黒ちxぽ好き!おまxこいいっ!いく、いくおまxこいくうっっ・・・」  
「僕もいくぞっ!フランのおまxこ最高っ!出すぞっ!」  
ピュンマの腰が深く深くフランソワーズの股間に埋まる位に押し付けられ、何度も  
脈打った。  
ジョーにもドクン!ドクン!と射精の音が聞こえた気がした位激しい射精だった。  
「ああああっ出てる、熱いのがっ!いくうううっ、おまxこに精液がっ!あ、あ、イクうっ・・・」  
フランソワーズは体を一瞬こわばらせ、やがて両手両脚を力なくシーツの上に投げ出した。  
二人は繋がったまま荒い息を吐いていた。  
 
(な、生で、中に出した!ど、どうして!僕には僕にはさせてくれないのにっ!)  
フランソワーズは生での行為を嫌がった。ギルモア博士は妊娠の可能性はゼロではないと  
言っていた。それでジョーは家族を作る希望を持った。だがフランソワーズは自分たちがBGによって  
自然なヒトではなくなってしまったことがどんな影響をもたらすのか不安であった。  
それで常に避妊具を着用して欲しいと譲らなかったのだ。  
それなのに、ピュンマは膣内射精をしたのだ。ジョーは強いショックを受けた。  
ショックとともに嫉妬、怒り、あらゆる感情がごちゃごちゃになって渦巻いた。  
が、興奮もまだ持続していた。  
ジョーのペニスは行き場のない興奮をもてあましたままになっていた。  
 
****  
 
ピュンマがフランソワーズから、まだ硬さの残るペニスを抜いて横たわった。  
その時になってジョーはベッドにフランソワーズの服が散乱しているのに気づいた。  
レースが豪華なジョーの好きな黒い下着が脱ぎ散らかっていた。  
(ああ、あの下着は特別なものだったのに・・・)  
それは下着といっても、総レースになっていて乳首も、秘毛も透けてみえる  
見せるための下着で、ジョーのお気に入りであった。  
 
『ホントにジョーったらこの下着が好きなのね』  
『ボクだけじゃないよ、男なら誰だってそそられると思うな』  
『そうかしら、だとしたら男の人ってみいんなイヤラしいのね』  
『いや、いやらしいのはそれを身に着ける女の人だと思うな。実際フランが着けるから、  
欲望が高まるんだし・・・』  
『あら、でもどうせすぐに脱がされちゃうじゃない』  
『だから、素敵なラッピングがしてあったほうが中身もより引き立つのさ』  
『ふうん、そんなものかしら?』  
 
ジョーはそんなやりとりが思い出して、よけいに嫉妬心を掻き立てられた。  
固く握ったままの本に汗が滲みていた。  
あまりに固く握っていたため、革表紙に掌の跡がついていた。  
バラの花束の茎も握り潰されていたが、ジョーは気にも留めなかった。  
 
*****  
 
仰向けになったピュンマの横でフランソワーズが手を差し伸べて、ピュンマの厚い胸板を  
いとおしそうにそっと撫で始めた。  
その細くて白い指が男の乳首をくりくり弄る様子は始めて見る行動だった。  
そしてその指は徐々に下がって行って、とうとう今まで自分の胎内に埋められていたもの、  
官能を与えてくれた愛しい長大な肉の凶器に到達した。  
軽く握ったまま、物憂げに体を寄せて、囁くように言った。  
「汚れちゃったわね・・・大事なものが・・・」  
自分の愛液と精液で白く汚れたペニスをやわやわと握りながら桜色の唇を寄せ、チロチロと  
上品な舌で汚れを舐め取り始めた。  
(あああフランそんな、ことまでして・・・)  
感謝を込めるように丹念に綺麗に舐め取った後、今度は亀頭の部分を舌で舐め始めた、  
が、どちらかというと、官能的に刺激を与える舐め方のようだった。  
舌を丸めたり、伸ばしたりしながら亀頭から裏筋の方へ這わせる。  
瞳が潤んで、明らかにまだ欲情の中にいるのは間違いなかった。  
段々と熱が入って、いつの間にか、単なるフェラチオになっている。  
ちゅぱちゃぷれろれろ・・・おいしそうに舐めているとペニスが充血し、完全に復活した。  
「ああ・・・もうこんなにおっきく・・・かたいわぁ・・・」  
握った手でしごきながらうっとりして見つめる。  
 
「おいおい、フラン、またかい?まだたりないのかい?」  
「だって、綺麗にしてあげようと思って・・・」  
「そうかな?ちxぽ掃除にしちゃ、念入り過ぎないか?」  
「そ、そんな事言わないで。私はそんなつもりじゃ・・・」  
「じゃ、その手がまだしごいてるのはどうして?」  
「い、いじわるね。ピュンマったら・・・もう、許さないから・・・」  
そう言うが早いかカポッとまた咥えてしまい、長いストロークで喉の奥まで飲み込もうと  
口を大きく開ける。  
「ああっ!上手だよフラン」  
ジュボッ ジュボッと上品なフランソワーズの口を禍々しい黒いペニスが犯している。  
(フランっ!キミは上も下も許してしまったのか!)  
ジョーにはこんな激しいフェラチオをしてくれたことはなかった、いや、これはフェラチオというより、  
イラマチオというほうが正しいのではないか、口腔を犯しているのだから。  
 
ぬぽっぬぽっと滑りが良くなってきた音が響くと、空いている左手で亜麻色の陰毛に縁取られた  
自分の性器を弄っているのがジョーの方からよく見えた。  
口腔を犯されながらも感じているフランソワーズを美しいと思ったが、同時に腹立たしくも思う。  
ジョーの心は揺れに揺れていた。自分の感情が分からないなんて事は生まれて初めてだった。  
しかし、目も耳もここから動くなと脳にパルスを送っている。  
 
 
「あう、フラン、このままキミの口でいっちゃいそうだよ。それでもイイ?」  
目の中に隠微な光をたたえて、ピュンマが聞いた。  
 
 
すでに答えは分かっていると言わんばかりに、唇の端で笑いながら。  
「いやあ・・・そんな・・・もう一度・・・」  
「え?なに?なんだって?」  
「・・・して欲しい・・・の・・・」  
「なにをお望みなのかな、お嬢さん?」  
「あ・・・あの、・・・して・・・欲しい・・・」  
「で、何をどうしたい?」  
「だから、この・・このおっきい黒いおちxちんで・・・」  
「ふうん、誰の何を誰のどこに?どうする?お嬢サン」  
「ああんお願い!ピュンマの黒いおちxちんを私の・・・おまxこに・・・はめて・・・  
 お願いよ・・・フランソワーズと・・・おまxこしてぇ・・・」  
「分かった、はめてあげるからはめるトコ開いてお願いしてごらん!」  
するとフランソワーズは嬉しそうな笑みと恥じらいの入り混じった表情でピュンマに向かって  
脚を広げ、亜麻色の恥毛を分け両手で性器を開いて見せた。そこからは先程の精液を押し流すように  
新しい愛液が湧き出して来ていた。  
「ココよ・・・ピュンマ、ココにはめてほしいの・・・」  
「ふーん、ここはなんてトコなのさ?ちゃんとお願いしないんだね?」  
「あああんまたおあずけ?イヤよ・・・お願い早く、ココ、ココおおきなおちxちん頂戴!  
フランソワーズのお・・おまxこに黒いおちxちん、ちxぽはめてぇ・・・お願いおまxこしたいの!」  
「よし、じゃ今度はフランが上になって!」  
仰向けのままでピュンマが言うと、フランソワーズはペニスを握って、ピュンマの体を跨いで  
自分で秘裂に挿入した。  
 
「んんんっ!あああっ大きいのが入ったわ・・・んふん・・・」  
一つ吐息をついて、根元まで挿入した。  
「フラン、自分で好きなようにうごいてごらん。気持ちいいところを探しながら・・・」  
「ええ、動くわ・・・いいかしら?」  
そう言うと腰全体を動かし始めた。間もなく、ぐにゅっ!ぐにゅっと卑猥な音が繋がった部分から  
きこえはじめると、フランソワーズの口からも喘ぎ声が漏れ始めた。  
「・・・あああ・・・いいわ・・・いい・・・感じる・・・」  
「俺もいいよ淫乱なフラン、とっても綺麗だよ・・・」  
腰を密着させて、前後に腰を動かして時々抜き差しを交えるとジョーの目には色素の沈着が無い  
真っ白な尻から濃いピンクの秘裂どころか結合部までもがはっきり見て取れる。  
フランソワーズの性器から出入りする黒いペニス、抜く時には膣口がゴムのように締め付ける、  
入る時には小さくせりだしている小陰唇が巻き込まれるようにペニスに纏わりつく。  
そして、次第に蜜にまみれていく様子まで詳細に伺える。  
 
***  
 
こすりつけるように、こね回すように動く腰を両手で下から支えるピュンマはまたもや  
あの光をたたえた目で何かを思いついたらしく、チャンスを伺うようにフランソワーズを見つめた。  
一心に快感の高みに上っていくフランソワーズ。  
「あああ・・・気持ちいい、ピュンマの毛にクリットが擦れて、すごくいい・・・」  
「本当?フランの毛と僕の毛が絡み付いて卑猥だ、すごくすけべだ」  
「いやらしい言い方ね・・・でも、感じるわ・・・」  
「そうだろう、フランは言葉責めで感じるんだからな」  
「そ・そんなことないわよ・・・私は普通よ・・・あああっ、いいっ」  
「そうかな?それより遅くなるとまずいんじゃないか?」  
「ど・どうして・・・そんなことを・・・」  
「だって、集中したいからセンサー切るって言ったよね。だから早くって・・・」  
自分でも考えないようにしていたその事、言われてみればたしかにそうなのだ。  
あまり悠長には構えていられないのは事実だった。  
「だってそうだろ?何時ごろ帰って来るんだっけ?」  
「言わないで!あのヒトのことは!・・・今は・・・」  
「ほら!今すごく締まったぜ。フランのおまxこ、キュッて」  
「いやよ、やめて、やめて、言わないで」  
「ふん、そんな事言っても腰の動きが激しくなってるぜ、フランソワーズ!」  
「・・・ち、ちがうの・・・これは・・・」  
「そんなら別にいいけど、もしジョーにばれたらどうする?俺たち」  
「ああああーっ、だめ、そんなのいわないでぇーおねがいよーっ!!!!」  
 
「おおっ今、潮吹いたんじゃないか?熱いのが俺のちxぽにかかった!」  
「違う!違うわ!私、私・・・あああいいっ!感じちゃうのっ!」  
「そうか、やっぱり、ジョーには申し訳ないってのか、目を盗んでこんなに乱れて、  
 悪いって思ってるんだ?」  
「違う、私あのヒトを愛してるのっ!・・・あああいいいっ・・・あい・・してる・・・けれど  
 ああん感じる感じちゃう!・・・愛してるけど・・・ピュンマ、アナタのこの体・・・  
 この黒い硬くてすごいちxぽがいけないのよ・・・す・すごい・・・」  
「そうかい、悪いのはこのちxぽだけがわるいってのか?お嬢さんはちっとも悪いトコ  
 ないって言うんだな?」  
わざと乱暴な言葉で責め続け、下からたぷたぷと揺れる巨乳へ手を伸ばして  
揉み、また乳首をひねってより官能を高ぶらせる。  
そして上品なフランソワーズを貶めるのが目的だとわかってはいるのだが、  
すでに官能の嵐に巻き込まれているフランソワーズにもそれがまた快感になっていくのだった。  
全てがセックスの手段であった。  
 
「そ、そうよ・・・アナタの黒ちxぽが、ああんいいっ・・・これが私の体を  
 蹂躙して狂わせるんだわ・・・あああっ!感じちゃう・・・」  
「最初は確かに無理やりだったかもしれない、あの時あれほどキミは嫌がったけど」  
「そ、そうよ、アナタは私をレイプしたのよ・・・あう、ダメぇ・・・すごいの・・・」  
突かれながらも抗議するフランソワーズだが、声の力は弱く、甘いものだった。  
「あの時キミ達がアフリカに来なかったら、こうなってなかった・・・でも、あの時は  
フランを助けようと思ったんだけど」  
大きく腰を使いながらピュンマは自己弁護ともとれるように言った。  
「そして、あれっきりにするつもりだった、俺は・・・」  
「でも、あれから何度も私を犯したわ、そ、そうして・・・」  
「それが、今やキミの方が・・・」  
「いやぁ・・・言わないでぇ・・・あんなコト初めてだったから・・・」  
「それで初めて目覚めちゃったんだよね、フラン!」  
慎ましやかなフランソワーズにとってレイプはインパクトがありすぎたのかもしれない  
ジョーには考えられない行為であった。  
確かにジョーは愛の延長上の関係しか考えた事がなかった。  
それが幸せな関係だと信じて疑わなかった。  
 
だが、二人の行為を見てしまうと様々な関係、セックスの形がある事を  
認めざるを得なかった。歯軋りのかわりのように分厚い本を握り締めて  
ジョーは立ちすくんでいた。そして・・・・  
 
(そんなことならボクも荒々しく、フランを犯したかった・・・)  
ジョーは自分の裡にもオスとしての本能があると気づかされたのだった。  
これが普段優しいジョーの本音なのかもしれなかった。  
 
「それもピュンマが、あなたがいけないのよ・・・」  
自分に非はないと言いつつもフランソワーズの腰は快感をむさぼるように  
淫らに動きまわって、決して止まろうとはしない。  
「じゃあ、もう悪いちxぽは退散しようか?どうする?フラン?」  
「いやっ!だめ!やめないで、あなたのちxぽすきなの、愛してはいないけど、このちxぽは  
 大好きなのっ!だからやってもっとしてぇ・・・いっぱいして・・・」  
「ジョーはどうなんだ?フラン、どうなんだ?」  
「愛、してるの・・・でもくろいちxぽとおまxこするの、好きなの・・・おまxこして、  
 おっきい黒チxポで、おまxこして、、、おまxこ好きぃ・・・ジョー ああ許して  
愛してる愛してるのよあのヒトを、・・・ああジョー私黒いちxぽとおまxこしてるの・・・  
許してね・・・あああっいい、おまxこいい、黒チxポが好きいいっ・・・」  
「フラン行くのか?俺ももうすぐ行きそうだ」  
「ああ。いくぅいっちゃう・・・また黒いおちxちんで行かされる・・・いいっ黒チxポいいの  
おまxこがフランのおまxこがいくぅ!ジョーごめんなさい・・・いっちゃう、おまxこ大好き  
いいっ!気持ちいいのフランの淫乱なおまxこゆるしてぇ…ああっ、あ、愛してるぅ!  
私はジョーを愛してる、んううんあっ、許してジョー!!!逝っちゃう逝っちゃううう」  
「ああっ!俺もダメだ・・・もう出そうだ、飲むかフラン?」  
「いくうっっ・・・・の・・飲ませて黒ちxぽの精液のませてぇーーーー!」  
 
ジョーに許しを乞うことで背徳の暗い快感に溺れ、それがまた背徳に繋がって行く。  
この事を知ってしまってから、フランソワーズは不条理な快感の渦から逃れる事は  
出来ないかもしれない。  
ジョーを心の底から愛しながらも肉体の渇きに抗えない。  
そんな自分でもジョーを愛し続ける自信はある。  
しかし資格は無いのかも知れない、そうも考えた。  
『アイッテナニ?カラダッテナンナノ?ワタシハナニ?じょーハドウナノ?』  
フランソワーズの脳裏をいつもの疑問が湧いてきた、しかし目の前の快楽には抗えそうもなかった。  
 
快感の為だけではなさそうなフランソワーズの眉間の皺を見て、他の誰かでは決して  
気づかない、たとえピュンマでも分からない苦悩をジョーだけは気がついた。  
普段のフランソワーズを注意深く観察し続けていたジョーには、分かった。  
そして、ジョーは涙を流しながら悟った。  
(誰も悪くはないんだ。・・・ピュンマもボクも・・・ただの道具なのかも知れない・・・  
 フランソワーズの快楽のための道具・・・。でも、そのフランも快楽と背徳に取り込まれ、  
深く悩んでいる・・・きっと傷ついてもいるんだろう・・・)  
(ああ、でも彼女は「愛」だけはボクに・・・ボクに誓ってくれたんだ・・・)  
音をたてないように後ずさりしてジョーは外に出た。  
 
ガバっとフランソワーズをベッドに仰向けにさせて、ピュンマはペニスを抜き、フランソワーズの  
顔前にさしだした。フランソワーズは自分の胎温とペニス自身の熱でやけどしそうになっている  
黒い凶器にためらいも無く口をつける。そして手で激しくしごく。  
「ああっ!出る出るよフラン!飲んで!」  
「出して、白い精液いっぱい出して!」  
どぴゅどぴゅと勢いよく射精がはじまった、亜麻色の髪にも上品な鼻にも熱い精液が降り注ぎ、  
開けた口にもドロっとした液が入った。舌に乗せ、顔中から指で掬ってまた口に入れる。  
味わうように口中でころがして嚥下した。  
ヒクッヒクッと律動しているペニスを口に含んで尿道に残っている精液まで一滴残さず吸い上げて  
全て飲み込んだ。  
 
2度目の絶頂は体力をあまり消耗しなかった。しかし充分に満足した。  
後はシャワーを浴びて着替えれば完璧だった。  
 
「ピュンマ、シャワー使うんでしょ?」  
「ああ、早めに浴びてこよう」  
そういって部屋の外に出た。  
フランソワーズはノロノロと立ち上がり、シーツを体に纏って、脱いだ衣服を集め始めた。  
「フラン!フラン!ちょっと来て!!急いで!」  
ピュンマの声に驚いてカチューシャを止めながらドアを開けた。  
「なあに?どうしたの、早くシャワー・・・」  
言いかけた所でピュンマがテーブルを指差した。  
 
「何が・・?」  
フランソワーズは息を呑んだ。  
テーブルの上には、汗らしき染みと一緒にくっきりと掌型の跡が残った古い分厚い革表紙の本。  
そして、茎ののところが握りつぶされた、綺麗にラッピングされた形跡の、横からピンクのバラの花が飛び出して  
いる花束がおいてあった。  
「こ、これ、あ。あの・・まさか・・・あのヒト・・・」  
「ああ、どうやら早く帰ってきたらしいな。そして・・・」  
「いやあーーーー!!!言わないでぇーーーー!!!!」  
フランソワーズはその場にしゃがみ込んで頭をかきむしり、耳を塞いだ。  
「だって、だって、あの時まだ空港にいて、・・・それで、そ・そんな、  
 あれはパリの空港だった?そんなことって、私ピュンマがいたから、  
あわてて、そう、彼になにも言わせずに切った・・・」  
 
「やっぱり、そうか・・・あいつ、・・・でもどこへ? あ、携帯だフラン、  
ジョーの携帯に、あとは俺がちゃんとやるから!」  
「え、ええ、わかった、電話してみる」  
番号をプッシュする、なんの音も聞こえない・・・・  
アナウンスメッセージすら聞こえない。  
「だめだわ、繋がらない、一体どうすれば・・・」  
「仕方ない、待つしかないだろう、おそらく脳内通信も切ってるだろうから。  
 兎に角待ってみよう」  
そう言ったものの、ピュンマにも自信はなかった、ただ、イワンが目覚めれば  
希望はあるかもしれないと、おぼろげに思うのがやっとだった。  
ただ、仲間に、イワンに何と説明すればいいのか、考えられなかった。  
しかし、この日を境に島村ジョーといかなる方法をもっても、連絡は取れなかった。  
そして、  
フランソワーズもその後泣くことはなかった。  
泣かずにいられたのは彼女にとってよかったのかもしれない。  
その代わり笑うことも二度となかった。  
 
 
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