「仲間ダロウ。ミンナヲ愉シマセテアゲナイトネ。ふらんそわーず」  
「イワン…あなたなんてことを…あっ!い、いやっ!やめてぇー!」  
 アタシは絶叫した。今アタシを後ろから貫いているのはピュンマだ。アタシのお尻に彼の筋肉隆々の 
腹があたる。懸命に背中を反り返らせ逃げようとするアタシ。乳房が揺れて重い。彼が動くたび体の中 
が裂けるように痛い。  
「おい、長すぎるぞ」  
 野卑な笑いをハインリヒが向ける。どうして…なぜ助けてくれないの?  
「もうやめて…お願い…あっ、あああっー!いやっ!」  
「感じてるじゃねーか。あと何人いるんだっけな」  
 ジェットそんな汚い言葉をいわないで。  
「君ガイケナインダヨ。じょート抜ケ駆ケスルカラサ」  
髪に隠れたイワンの瞳が光る。あなたが全部仕組んだのね…。  
 
「僕ガ寝テイルト思ッテコノ部屋デサンザン楽シンダロ。 
僕ノ精神波ガ君ノ視床下部ヲ刺激シテイルンダ。…ソレデモ痛イノ?」  
ぱんっ ぱんっ ずっちゃずっちゃ くちゅっ…  
ピュンマが腹を打ち付ける音と彼が陰茎を出し入れするたびにアタシの愛液と混じり合ういやらしい音 
が響いてアタシは絶望する。  
「…あっ…ああ…いやっ…ああん…あん」  
つながっているピュンマの律動にあわせて息も絶え絶えに声が漏れる。  
こうこうと部屋の明かりがともっているなかでアタシは痴態をさらしている。  
いつもアタシを戦場でかばってくれた仲間がこんな凶行にでるなんて…。  
「ヨッポドじょーガイイノカネ。デモ彼ハ博士トすいすダ。助ケテハクレナイヨ」  
膝をつき震えながらもアタシはまだ逃げようとしていた。でもそれはわずかな抵抗でしかなくピュンマ 
の両腕が背中から伸び両の乳房を力任せに揉みしだいた。  
「いやっ!いっ痛い!やめてぇ!」  
背中を反り返らせてアタシは叫ぶ。  
「じょーハまざこんデ胸ふぇちダカラネ。ソレハヤメタゲナヨぴゅんま」  
どっと笑い声が起きた。アタシを取り囲む邪悪な視線。  
助けて、誰か…ああジョー!  
 
(君もイワンも一緒に行った方がいいんじゃないかな…)  
(大丈夫よ。イワンは起きているしメンテナンスでみんな研究所にきているし。 
気を付けて行ってらっしゃい)  
ああ、なぜアタシは彼の言葉をきかなかったのだろう。ギルモア博士は学会の集まりでスイスに行った。 
助手のジョーはその手伝いで同行している。まさかイワンがこれほどの計画を実行にうつすとは―!  
「ちょっと目新しいことをしてみるか」  
息をはずませながらピュンマがつぶやいた。  
「えっ…!いやっ、痛い!いやああああーっ!」  
左手はアタシの胸をひきちぎるようにもみあげ乳房に指を食い込ませながら右手の中指をつながってい 
る部分に差し込んだ。あまりの激痛に涙がにじんだ。  
「やめて…やめて!いやっ!いやっあああ!」  
ピュンマは中指をすっぽりと差し込んでしまい中で乱暴に動かす。  
アタシは必死で体をくねらせる。しばらくしてちゅぱっ…んっと彼は音を立てて引き抜いた。 
アタシは膝を立たされたまま突っ伏した。  
「さあ初体験といきますか」  
「な、なに…?えっ!あああーっ!いやあああーっ!」  
ピュンマはアタシのアヌスのひだに指の粘液をこすりつけ強引に貫いた。  
 
「いっ痛い、痛い!やめてええ!ああーっ!ああっ」  
アタシはのけぞり体をばたつかせる。しかしピュンマはびくともしない。  
彼は指を直腸の中でピストン運動させぐるぐるとかき回す。  
「…まったくの未開発。こちらの穴は処女でした」  
また周りが笑う。こん身の力で叫び声をあげるアタシにハインリヒがすこしいらついていった。  
「うるさいぞ。すこしだまらせろ」  
「はいなあ。アテにまかせるね」  
涙をにじませてアタシは張大人を見上げた。 
ピュンマはスピードを遅くしてアタシのふたつの穴に自分のカラダを差し込んだままゆっくり動いている。  
「大人…やめて…助けて…うっうっ」  
哀願するアタシを笑いながら見下ろし大人はチャイナ服のズボンのフロントをあけていた。  
「心配しなくてもアテは自分の分身がちっちゃくてね。トシはとりたくないね。 
シックスナインでもいいんだけど背が足りないよ」  
「…数字も違うぞ」  
グレイトがからかった。げらげらとまた笑い声が立つ。  
「あんたらはだまるね! はいそのかわいらしいお口に含んでおくれな。  
ヤケドしたくなかったらかんだらだめね」  
「いや…いや…うっ!むむむっ」  
大人のモノがアタシの口につっこまれた。  
 
大人の男根をのどの奥まで押し込まれ息が苦しい。 
鼻につく生臭い匂いに吐き気がしてすぐに口からそれを吐き出したかったが大人はアタシの後頭部をつ 
かみ自分の側にぐりぐりと押さえつけていた。  
「あー柔らかくて気持ちいいね。ちゃんと舌使って優しくなめるね。本番しないから感謝こめてね」  
大人はチロリと脅すように小さな火を一筋吐いた。 
仕方なく彼の言葉に従いアタシは舌で大人の分身をなめあげる。 
吸盤のようにぴたりと付いて吸い上げる。  
涙が頬を伝ってじゅうたんにこぼれた。  
「ううっ!ぐむむっ…うぅん…んんっ!」  
息が苦しくてたまらない。もう解放して欲しくて必死に力を込めて吸い付き速く動かしてなめあげた。 
大人が天井に向かって火を吐いた。大声をあげる。  
「あいやーっ!いいねえ!」  
前は大人のカラダ後からは手でがくがくとアタシは頭を打ち付けられた。 
首を無理な体勢であげさせられていて痛くてたまらない。 
首の中のモノがぴくんぴくんとふるえるとむせかえる栗の花のイヤなニオイが口の中にひろがった。  
「んんーっ!ううーっ!」  
口の中に大人の精液がたまっている。 
アタシは首を振って大人の顔をみあげて哀願したが彼ははなしてくれない。 
ちっちっと片手を振る。  
「全部飲むのことよ」  
 
大人は頬を紅潮させて火をぼおっと吐く。  
アタシは泣きながらごくんっとノドを鳴らして必死で飲み干そうとする。  
「ぶえっ!げほっ、げほっ…ハァ、ハァ…」  
激しくせき込む。飲み込めきれなかった白い液体が口からだらしなくこぼれた。 
今度はジェットが大人をからかう。  
「なんだ…はやいな」  
「ヤッパリピュンマきみガナガスギルネ。ソロソロふぃにっしゅシテヨ。  
後ガツカエテル。君ハ疑似精液ダカラ好キニシナヨ」  
イワンの言葉にアタシはばっと顔をあげた。  
「なんですって…そんなやめて、やめて!あっ!ああん、あああっ!」  
これまでにない激しい勢いでピュンマがピストン運動を開始した。 
スピードに緩急を付けて動かしたかと思えば螺旋状にねじ込んでくる。 
アヌスの指も入ったままだ。彼の律動に同調してアタシのカラダも揺れる。  
「あっ、ああっあぁあん!いや…いやっ!いやああああ!」  
しかしまだ彼は達しない。  
 
加速されてさらに増す激痛に絶えきれずアタシはただ叫び声をあげる。  
お尻に腹をたたきつけられる音と肉のこすりあわされる音でおかしくなりそうになる。痛い―痛い!  
涙があふれて止まらない。仲間が―仲間が黙ってみている。笑ってみている。  
悪い夢ならはやくさめてほしい。こんなのこんなのって―地獄じゃないの!  
「いやあああああああ!やめてぇぇぇぇぇ!」  
アタシの体の中をどくどくっとなにかが流れていくのがわかった。 
そしてそのあとなま暖かい液体がひろがっていくのも感じた。ようやく彼が果てたのだ。  
ズブリと音を立てて彼はペニスを引き抜く。背中に液体がかけられる。 
体の中で入りきらなかったいまわしい液体が逆流して彼とつながっていた下の口からどろどろと流れ出た。イワンは疑似精液だといったがそれはまるで本物とかわりがなかった。またあの栗の花のニオイ…。  
「出る出る止まらないよ」  
彼が笑っている。まだ背中に液がかかる。アタシは四肢を投げ出してうつ伏せに突っ伏していた。 
これで何人に貫かれたのだろうか…。  
「はあ、はあ…」  
大きく息を弾ませアタシはそれでもゆりかごごと浮かぶイワンをきっとにらみつけた。 
イワンの両目がまた光った。  
「君ハ気丈ダネ。デモイツマデモツカナ」  
 
 
 
 
アタシは涙でにじんだ顔を洗面台で手早く流した。  
耳と目のスイッチを入れすばやく服を着る。  
「いたっ…」  
下腹部に鈍い痛みが走る。まだたいして時間がたっていないから仕方がない。  
すこし目を閉じた。気持ちを落ち着ける。  
とにかく逃げなければ!ここから出よう…!イワンも一緒に。  
住み慣れた研究所が悪の巣窟のように思え足音にも細心の注意を払う。みんなリビングだ―ハインリヒも! 
誰にも見つからないようにイワンの部屋に入った。鍵をかける。音が響いてどきりとする。  
心臓が飛び出しそうなほどに激しく波打っている。とにかく逃げなければ。  
今のハインリヒが赤ん坊のイワンになにをするかわかったものではない。  
暗闇の中アタシはクローゼットをあけ適当に自分の服とイワンの荷物を取り出しバッグにつめこんだ。 
防護服は着た方がいいかも。でもイワンは起きている。  
赤ん坊とはいえ他人の彼の前で着替えたくはない。ゆりかごごとイワンが側にきた。 
ぷかぷかと空中に浮かんでいる。  
「ふらんそわーずナニヲシテイルノ、明カリモツケナイデ」  
「イワン静かに。ここを出るのよ」  
「ナンデ?」  
「いいからいい子にしてちょうだい。お願いだから―」  
そのときかけたはずの鍵が音を立ててはずれた。すぐにドアが開く。  
アタシははっとして見た。みんながそろっている!明かりが付けられる。  
「こんな時間にどこに行くんだね」  
ハインリヒが声をかけた。  
「はいんりひ君ガ先走ッタカラジャナイカ。イヤダネ。大人ハガツガツシテ」  
イワンがテレパシーで話しかけてくる。  
どうして? イワン! あなた―さっきの“コト”知っているの!? まさかあなたが鍵をはずしたの?  
「ソウサ鍵ハ僕ガハズシタ」  
アタシは窓辺に後ずさりする。外は崖だ。バルコニーの下は海。  
「サアテ楽シイしょうノハジマリダヨ」  
 
 
 
今日からこの研究所の持ち主ギルモア博士はいない。 
博士の助手であり同居人のジョーもいない。 
二人の留守をアタシ達仲間で預かることになった。 
仲間と言ってもアタシ達は普通の仲間ではない。 
全員ギルモア博士が開発した改造人間なのだ。 
死の商人ブラック・ゴーストの兵器として開発されたが博士とともに脱走し数々の戦いをかいくぐり今 
はそれぞれ世界中に散って暮らしている。ようやくつかんだ平和。 
アタシは日本に研究所を建てた博士と001赤ん坊のESPイワン・ウイスキーそして日本人の009 
こと島村ジョーと一緒に暮らしている。今回はふたりの留守番役で他の仲間達も来日している。 
戦いの時はいつもみんなこの研究所に集結し滞在するのだ。  
夜も更け006こと張々湖がコックをつとめ皆思い思いに過ごしていた。  
アタシこと003フランソワーズ・アルヌールはこの仲間達の中で唯一の女性だ。 
みんなは視聴覚強化が主で戦闘能力に劣るアタシをいつも守ってくれる。 
特にジョーは。公然の秘密という状態で彼と恋仲ということはすでにみんな知っていた。  
アタシはいつものようにバス室でシャワーを浴びていた。特に警戒することもなく。 
突然誰かが入ってきた。004ことアルベルト・ハインリヒだった。  
 
「どうしたの、ハインリヒ…」  
彼は裸だった。アタシがいるとも知らずに誤ってバス室へ入ってきたのだろうか?  
彼がすぐに出て行くと思っていたアタシは後ろを振り向いたまま微笑む。ところが彼は黙ったままだ。 
反射的に視線を彼の下半身に移した。えっー! そんな彼は…欲情している!  
「ーいやっ! なにをするの…やめてっ! あっ!」  
突然彼はアタシをタイルの壁に抑え付けた。 
鋼鉄の身体だと一目でわかる彼はいきなり強引にアタシの両足に身体を割り込ませる。 
マシンガンの右手でアタシの両手首を一緒にねじ掴むと頭上に引っ張りあげた。 
そのまま両手首を壁に押し付ける。  
「いっいたいっ!やめてっ」  
アタシは必死で身体をばたつかせ抵抗したが無駄な努力だ。彼にはきっと蚊が刺した程度の痛みもない 
だろう。ねじ込まれ押し付けられている両手首がずきずきと痛んだ。  
「いやっいやっ…ううっ!」  
強引に唇を押し当てられる。舌がすぐに侵入してくる。彼の舌はアタシの舌をすぐに捕まえ絡ませてくる。 
ナイフの仕込まれた左手が胸を鷲掴みにする。  
「んんんっんんーっ」  
口を塞がれ吸い付かれているアタシはただうめき声を上げる。顔をそむけるがいっこうに逃げられない。  
 
口の中に侵入してきた彼の舌は必死で払いのけようともがくアタシの舌をからめ取るとのどの奥まで到 
達し吸い付いてきた。呼吸が出来なくてアタシは顔を振った。涙が滲んだ。しかし彼はおかまいなしに 
今度は唾液をアタシの口の中に落とす。  
「ん…ううっ、んんんっ」  
飲むのを拒否していると唇の端から滲むようにその唾液がこぼれてきた。  
ずっと鷲掴みにされ乱暴な愛撫を加えられた乳房は大きく形が変わりうっ血してすでに赤くなっている。 
ようやくハインリヒがアタシの唇を開放した。アタシはすでに息が上がってしまっている。アタシの哀 
れな呼吸音をシャワーの音がかき消す。  
「はぁはぁはあ…」  
ハインリヒがにやりとした。  
「だんだんその気になってきたか」  
「まさか…! はぁぁぁぁぁぁんっ!」  
アタシは体をびくつかせのけぞった。今まで強弱をつけしごきあげこねくり回していた乳首を口にすっ 
ぽりと口に含んだ。今度は吸い付きレロレロと舐めまわし歯を立てる。  
「いやっやめ…て…いや、いやよぉ…」  
アタシの乳首は拒否と嫌悪の意識とは逆に刺激を受け固く尖りその存在を主張していた。  
 
アタシの乳首を舌で責め弄んでいたハインリヒがようやく口を離した。両手首をねじあげたままアタシ 
のカラダにピッタリと自分のカラダを重ねる。彼の分厚い胸板は鋼鉄でできていて冷たかった。乳房が 
押しつぶされる。アタシの下腹部には生身であろう彼の分身が勢いよく堅くそそり立ちそこだけは熱く 
てその落差にアタシは恐怖で全身が震えた。  
「…いいカンジだ」  
ハインリヒの手がアタシの太ももを撫で付ける。アタシの身体の中心を目指して指が一気に脚の内側に 
入ってくる。  
「いやっ!やめて!だめぇッ!いや!」  
「そうか?…ここはイヤがっていないぞ」  
「!あっ…あああっん!」  
いきなり花弁をつまびかれた。花芯の入り口を彼の指は撫で回している。アタシの息はさらに荒くなり 
電流のような痺れが背筋を襲った。ぬるりとした液体が彼の指に纏わりついてきたことにも気づいた。  
「あぁああーっ!」  
アタシは絶叫した。ハインリヒは中指をちゅうちょなくねじ込んだのだ。  
「すごい締め付けだな…それに…ザラザラしている」  
彼は指の腹をアタシの身体の前の内壁に乱暴に擦り付けた。激痛が身体の内側から広がっていく。  
「やめて…やめてよォ!いやああッ!」  
アタシは泣き叫ぶ。でも彼はそのまま指をアタシは身体の中で掻き回している。  
「」  
 
アタシは痙攣しているかのようにビクビクとふるえている。彼の中指はアタシの下の口を刺し貫き残さ 
れた指が敏感な米粒状のものをはじいた。  
「あああああ」  
アタシは悲鳴をあげのけぞった。抵抗しようにももうすでに身体に力が入らない。  
「もうやめて…もう…」  
息も絶え絶えになりながら哀願するアタシをハインリヒは冷笑する。  
「なんだ…指だけでイッちまうのか?ジョーとはいったいどんなセックスをしてるんだ。 
あいつもたいしたことないんだな」  
アタシは言葉を失った。どうしてそんなひどいことを…言うの?  
「さてと」  
彼はアタシの液体にまみれた指を音を立てるように引き抜くと花芯の入り口を指でこじ開ける。 
アタシは甲高い悲鳴をあげ叫んだ。けんめいに脚をばたつかせる。  
「だっ! だめぇ! いやよッ! それだけはやめてえッ! 許してェ!」  
「処女じゃないんだろ…減るもんじゃなし」  
彼のそそり立つ造形物に吐き気がした。脚がすくむ。彼はピタリと先端をアタシの花芯の入り口に照準 
をあわせる。肉の棒がねじ込まれた。  
「いやあああああああ!!!」  
アタシの絶叫をシャワーの音がかき消す。  
 
強引にアタシのカラダに挿入された彼の男根は凶暴極まりなかった。先ほど弄ばれ幾分潤っていたとは 
いえ肉壁がその大きな肉の棒で擦り付けられ激痛が走る。  
「ああっ…い、痛い! やめてぇぇぇ!」  
ハインリヒが突き上げるたびにアタシの背中にタイルの壁が打ち当てられた。彼の分身はすっぽりとア 
タシの中に入ってしまっていた。激しいピストン運動で出し入れするたびに肉の内壁に彼のモノが食い 
込みまさに痛みが駆け巡る。奥の子宮の入り口まで衝かれると泣き叫ぶしかなかった。もう他の言葉が 
出せない。  
「い…いやああっいやっ…あああっあんっ」  
ハインリヒは下から上へアタシを突き上げながら両の乳首をしゃぶっていた。  
「…よがり声になっていないか」  
「! ち…ちがうっ! ちがう…ああっあああーっ!」  
ハインリヒの言葉がアタシを容赦なくおとしめる。どれくらいたったのだろうか。  
苦痛でしかない時間がようやく終わろうとしていた。ハインリヒの律動がはやくなった。 
アタシはすこしでもこの地獄から逃れたくて思いきり大声を出した。  
「あんッ! あああッ! あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」  
「…もったいないんだけどな…感謝しろよ」  
ハインリヒはつぶやくとペニスを引き抜いた。噴水のようにアタシの顔にまで白く熱い液体がかかる。 
栗の花のニオイが鼻につく…。  
おわった…アタシは…汚れてしまった…  
アタシはタイルの壁に背中をもたらせへたりと座り込んだ。足元にシャワーのお湯がずっと流れている。  
「よかったぜ…またな」  
ハインリヒは軽くシャワーを浴びてさっさと出て行った。  
 
アタシはしばらく呆然としていた。そばのバスタブの縁に寄りかかると涙がこぼれてきた。 
ハインリヒに仲間に乱暴されるなんて! それも研究所で!  
「うっ…ううう…ジョー! ううっ…」  
アタシはここにいない彼の名を呼びながら泣き伏した。  
 
 
 
 
 
 
 

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