「フランソワーズ!君は一体何を・・・」  
リビングルームで胸をはだけて001の口に乳首を含ませているフランソワーズの姿を見てジョーは驚 
きを隠せなかった。慌ててフランソワーズは胸の前を合わせた。  
「001が私にママの代わりを演じて欲しいって言うからこうしてるのよ」  
努めて冷静を装いフランソワーズは答えた。  
「しかしそれではやりすぎじゃないか」  
「ジョー、あなたならともかく001はまだ赤ちゃんなのよ。それともあなたも001と同じことをしたい?」  
冗談を言っているのかと思ったが、真っ直ぐな目で見つめるフランソワーズの様子を見ると冗談とも思 
えずジョーは落ち着かなかった。  
できるものならそうしたかった。ただ001の前でそう口には出せなかった。  
「僕をからかっているんだね。君が僕のことをそんな目で見ていたとはがっかりだよ」  
「ごめんなさい。そんなつもりじゃないの」  
「博士が呼んでいる。003、君を定時検診するためだ」  
「待って、ジョー!」  
リビングルームから出て行こうとするジョーをフランソワーズは駆け寄って止めようとした。  
ジョーの背に一人の成熟した女の胸の感触を感じると共に熱い息遣いが聞こえた。  
意識的なのか無意識的なのか分からないそのフランソワーズの行為にジョーの理性は硝子が割れるよう 
に壊れてしまいそうだった。  
 
「フランソワーズ!」  
好きな人をこの腕に抱きしめられるのならば001に見られたからといって何であろう。最早自制でき 
なくなったジョーは振り向きざま力一杯抱きしめ、そのままソファの上へ押し倒した。  
「おいおい、そんなに力込めちゃあ苦しいぜ」  
「007!」  
「いやなに・・・、003がこうしてくれって言うもんだから訳も聞かずに演じてたんだが。女形っての 
はあんまり演じる機会がないもんでつい熱くなっちまってね、へへへ。熟睡している001にもちょい 
と手伝ってもらったって寸法さ」  
「でも001をだしにしてとは頼まなかったわ」  
フランソワーズがドアの側にいつの間にか立っていた。  
「隣の部屋から全て見せてもらったわ。ジョー、あなた最近エッチすぎるから007に挑発してもらっ 
たらやっぱりいやらしいことしようとしたわね。私いやらしい人は嫌いよ」  
「男が女にここまでされて黙っていると思うのかい」  
「我輩は退散した方がよさそうだな。それじゃあ」  
退出する007の背に「私が001にお乳をあげるですって!?もう007たら!」とフランソワーズ 
の声が追い討ちをかけた。  
(あのままフランソワーズを襲っていたら)  
そう思うとジョーは鳥肌が立つのだった。  

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