コレクターユイや他のコレクターズの活躍によりグロッサー四天王はすべて倒された。  
しかし、グロッサーにはまだ余裕があった。なぜなら、彼のそばには最強の戦士が未だに健在なのだからだ。  
彼の名はゴイル。コレクターユイに引導を渡すべくグロッサーが生み出したグロッサー城、最後の番人である。  
グロッサーはユイを仕留めるためついに切り札ともいえる彼を刺し向けようとしていた。  
 
「ゴイルよ、もはやお前だけが頼りだ。必ずやコレクターユイを葬り去るのだ、ゆけ!」  
「は、必ずやコレクターユイをデリートしてご覧に入れましょう。」  
 
その頃、ユイたちはグロッサーと最後の決着をつけるべく長く、暗いグロッサー城の廊下を急いでいた。  
 
「はぁ、はぁ、これだけ進んだのにまだ先が見えないなんて。いったいどこまで続いてるのよ。」  
と、そのとき急に前方の空間が歪み、突如として何者かが現れた。  
 
「我が名はゴイル。グロッサー様よりコレクターユイ、及びコレクターズのデリートを命じられ参上した。貴様たちには悪いがここで消えてもらう。」  
 
「へへーんだ、今日のユイちゃんは絶好調なんだから!あなたこそ逆にゴミ箱にポイポイしちゃうんだから。コレクターイニシャライズ!!」  
いつものように無数の星が流星の如くゴイルに襲い掛かる。が・・・  
 
「フン・・・」  
 
ゴイルはだるそうにユイの放った必殺技を避る。そのスピードはコントロルをはるかに上回っていた。  
 
「うそ、なんで当たんないのよ〜!?」  
 
「毎回毎回、同じ技を使っているのだ。それに私はグロッサー様よりコレクターユイを始末するためにありとあらゆる力と能力を与えられている。  
 いま軽く見せた通り加速能力に関してもコントロルの数十倍の能力がある。さらにアンティの予測能力以上の力もあるのだ。そんな技一つ見切れないとでも思っていたのかな?」  
 
「そ、そんな!・・でも私にはコレクターズのみんながいる。みんなの力を分けてもらえばあんたなんかに絶対負けないんだから!」  
 
「確かに・・・貴様はいくつもの局面をそうやって切り抜けてきたようだな。しかし!」  
ゴイルはいうや否や掌からどす黒い光をユイに向けて発した。  
「きゃぁーーーー」  
ユイは体全体が黒い光に包まれると一瞬のうちにその場から跡形もなく消え去ってしまった。  
「ユイ!」  
シンクロがユイを助けようとしたがもう助けるべきユイの姿はそこにはない。  
「貴様!!ユイをよくも!!!」  
 
「フフッ、慌てるな。ユイにはグロッサー様が特別に用意してくださったネットにご招待して差し上げただけだ。  
私以外のあらゆる物の進入を拒み、絶対に見つける事が不可能なネットだ!  
そこでたっぷりと嬲ってやる。まぁユイは確かに強い・・・四天王を葬り去った実力も評価している。  
しかし!それはあくまで貴様たちコレクターズの支援があればこその話だ!!ユイとコレクターズの能力が組み合わされればこの私でもいくぶんかの脅威にはなるが  
一人孤立したユイでは全くの別。私の計算ではユイ一人の力はたいしたものではない。彼女には己の無力さと屈辱のなかで消えていってもらう!  
では私もそちらに行くとしよう。フフフッ」  
 
ゴイルは不敵な微笑みとともに姿を消した。  
・・・・ここはグロッサーがコレクター封じに作り出したネット  
ゴイルの発した黒い光によってユイはこのネットに転送されてきたのであった。  
「う、う〜ん。あれ? ここはどこ??みんなは・・・」  
「ここには私と貴様以外誰も存在しない。」  
まばゆい光とともにゴイルが現れた。  
「あんたねェ!私をこんな変なところに連れてくるなんて許さないんだから!  
コレクターイニシャライズ!!」  
「フゥ、貴様には学習能力はないのか?」  
またしてもゴイルは難なく避け、そのままユイの背後に回りこんだ。  
そして掌に黒い球状のエネルギーを作るとユイの背中に放った。  
「ぐうぅぅあァァーー。」  
ドゴォォォーーン  
ユイは猛スピードで壁に前のめりでぶつかった。  
壁は音を立てながら崩れ、あたりは煙に包まれている。  
「ウムムッ、柄にもなく派手にやってしまったな。お〜い、大丈夫か?」  
両手で気功法のような構えを作り、瓦礫の中に球状のエネルギーを放った。  
すると瓦礫のなかからユイがエネルギーに包まれて空中に引き出されてきた。  
 
「うぅぅゲホッゲホッ」  
ユイには今の一撃が相当効いたようだ。  
「この程度で参ってもらっては困る!貴様にはもっと痛みと苦しみと屈辱を味わってもらわないとナ!」  
 
ゴイルが素早く腕を振り下ろすとユイも一気に地上に叩きつけられた。  
「キャァ!」  
「フン、とりあえず飛んで逃げれないようにしておくか。」  
ゴイルはユイの背中についている妖精の羽のようなものをむしり始めた。  
「うぅぅうううああぁぁぁァァァー。ヤメテェーーー」  
ブチッ、ブチッっと足で腰を固定し、両手でまるで畑から大根を抜くかのように妖精の羽をむしりとっていく。  
エレメントスーツ越しに体と一体化している羽をむしり取られる苦痛は例えようがなかった。  
あえて例えるならば陰毛をむりやり手でむしり取る以上の苦痛である。  
あまりの激痛に顔に汗を浮かべながら泣き叫ぶユイ。  
 
数分後・・・その場所には羽をすべてむしり取られもう二度と舞う事の出来ない妖精がいた。  
 
「これでもう万が一にも逃げ出すこともできないだろ。」  
羽を根こそぎもぎ取られ、空に浮かぶ事が出来なくなったユイ。  
生まれて初めて受けた仕打ちにショックの顔色を浮かべる。  
「あああぁぁぁァうぅ、ぅぐ。ひどいよぉぉ。どうしてこんなひどいことするのぉぉっ」  
「おまえがコレクターユイであり、グロッサー様を狙っている。コレだけで理由は十分だ」  
 
ゴイルはぐったりしているユイを足蹴りにして仰向けにさせる。  
そしてまたしても掌から球状のエネルギーを作り出し、仰向けで苦しんでいるユイをエネルギーで包み込んだ。  
するとユイはそのエネルギーによって少し中に浮き、ちょうど磔にされたような感じにされた。  
 
「うぅぅぅ、わ、私はあきらめないんだから!きっと貴方をイニシャライズして・・・アぁン!?」  
 
と、ユイの背後に回ったゴイルがユイの後ろから手を伸ばし、両手でユイの豊かな胸を包み込んだ。  
そしてそのままゴイルはその掌で包み込んでいるユイの胸を回し愛撫し始めた。  
「やめ・・てぇ、ンァんんんんっ、くぅぅ。」  
 
突然始められた愛撫に頬を朱に染め、下唇を噛みながら陵辱に耐えるユイ・・・  
(何・・?この変なくすぐったいような気持ちよさは?!・・耐えなきゃ!)  
「フンッ、必死に耐えているようだが・・・この俺をなめて貰っては困るな。」  
 
ゴイルは両手の親指と人差し指で両方の立ちかけている乳首を親指と人差し指で摘み、前に引っ張った。  
 
「ひゃぁっ!?あああああああぁぁぁっん!」  
 
強引に立ちかけの乳首を立たせられたユイ。  
「この俺の手にかかって音をあげぬなんぞ不可能な事だ・・・これはどうだ?」  
ゴイルはそのまま乳首をコリコリと転がし始めた。  
「んきゃん!あぁん、あっ、あああぁん、くふぅぅ、ひゃぁぁぁん」  
 
「それそれそれそれぇ!!」  
 
「はあぁん、ひゃぁはぁぁん、あぁン、ぁあんああああぁぁーーーーー」  
ゴイルによって繰り出される指技に胸を蹂躙され、成すすべもなく絶頂のてっぺんへと導かれていくユイ。  
(もう!・・何も考えられない・・・こんなことされて嫌なはずなのに・・・声が出ちゃう!!)  
 
「ユイ・・・貴様も所詮はただの女だ。押し寄せる快感を拒めば拒むほど何倍になって再び己の体に津波の如く押し寄せてくる。  
それらを拒む事など不可能なのだよ!!」  
 
「私わぁぁぁっ、わたひひゃぁぁ!・・ぜっはぁいに・・ぁああきらめないんぁあがらぁ!!」  
 
我慢すれば我慢した分の何倍以上の快感がユイを襲う。この永遠の繰り返しにもはやユイはまともに言葉を口にすることが出来なくなっていた。  
 
「フハハハハ、気合だけはあるようだな。だがしかし!!」  
 
ゴイルはさんざん胸を嬲っていた右手をユイのスカートに滑り込ませた。  
ユイのスカートの中は胸に受けた集中的な愛撫によってすでに蒸れていて股間のエレメントスーツは愛液によってすっかり濡れていた。  
ゴイルはユイの秘裂にそって指をあてがい、すばやくこすり始めた。  
「うわあああぁぁぁん、ああぁん、あああああぁぁぁーー、ひゃめてェ(止めて)ーーーー」  
胸とは全く比べ物にならない快感にユイにはあらがうすべは残されていなかった。  
とめどなく流れる愛液がゴイルの行為を助ける。  
「ああぁぁん、あっ、あああぁぁ! はぁぁぅぁああっ、あふっ、ううぅぅ、あはぁぁ」  
ユイの頭の中は火花だらけになっていた。かがやいては散り、またかがやく・・・その繰り返しに思考能力を徐々に奪われていく・・・  
ふと、ゴイルの指に柔らかな突起のようなものが当たった。  
ゴイルはついにエレメントスーツ越しにクリトリスの場所を探り当てたのだ。  
それは愛撫によってスーツ越しでも楽々摘めるほど勃起していた。  
思わず残酷にニヤけてしまうゴイル・・・何をしようと企んでいるかなぞ明白な事だった。  
「とどめだ!!!」  
ゴイルはクリトリスを摘みあげたのだった。  
「!!!?はわああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」  
目をめいっぱい開きながらメスの雄叫びをあげ、体を緊張させ、ガクガクとわななくユイ。  
ついに生まれて初めての絶頂に達したのだ。  
頭の中で激しくフラッシュする閃光、股間から激しく愛液を滴らせながら生と死の境をさまようユイ・・・そしてがっくりとうなだれるのであった。  
 
・・・・・・・・・・・・  
 
「・・・どうだった。はじめていったご感想は?」  
ユイの前に立つゴイルはうなだれるユイの髪をつかみ、強引に顔を上げさせた。  
「はぁぁぁ、はぁぁぁぁ、あっあぁぁっ、うっ、うぅぅっ、ひっぐっ」  
まだ余韻が残っているのか言葉を発する事が出来ない。ユイは体をヒクつかせていた。  
いつも溢れんばかりのユイの笑顔はもう存在しない。  
今いるのは羽をもぎ取られ、磔にされ、強引にイかされて体をヒクつかせる妖精が存在しているだけであった。  
「これで、お前は一人だと何もできない、無力な存在だという事がよくわかっただろ?貴様は他のソフトを利用していたに過ぎないのだよ。」  
「うぅぅっ、ち、ちが、・・あぁぁん!?」  
ようやく息を整え、ユイが反論しようとした絶妙なタイミングで再びユイのクリトリスを摘み上げたゴイル。  
「違うとでもいいたかったのか?じゃ何だと言うのだ?言ってみろ!」  
ムカッときたゴイルはクリトリを摘んでいる指に力を入れる。それは摘むというより捻りあげるほうに近い。  
 
「イタィいいいぃああああぁぁぁ!っつぅ、り、利用なんて、あぁぁ、してなんかあぁ、ないわっ、  
あああぁ、み、みんなぁああはあぁぁぁ、おともだぁぁひよぉぉ!」  
 
お友達?必要な時に必要なだけ力をもらう、そういうことをお友達とでも貴様はいうのか!」  
ゴイルはユイの捻りあげたクリトリスにさらに爪を立てる。  
「ああああああああぁぁぁ!」  
一番敏感なところを捻りあげられ、おまけに爪を立てられたユイは反論するための言葉をつむぐ事さえ不可能であった。  
ただただ、叫び声をあげることしか出来なかった。  
 
「まぁ、いくらここで泣き叫ぼうがその声はコレクターズに届く事はないのだがな。  
しかし、なぜか貴様を見ているとむしょうに腹がたってくる。」  
ゴイルは空いている手でユイの頬をビンタする。  
 
ぱぁん、ぱぁん、ぱぁん、ぱぁん、  
 
「あっ、あっ、あっ、あっ」  
ユイの目から涙がとめどなく流れ落ちる。敵に胸を嬲られ、そして無理やりイかされた屈辱感。  
それに大切な所の敏感な場所をもてあそばれている苦痛。  
今までユイはこんなにも悲惨な目にはあったことがない。  
「少し、休ませてやろう」  
ユイからはなれたゴイルは何かをつぶやいた。すると磔にされていたユイは解放され、床になげだされた。   
 
ドサッ  
 
「はあああぁぁぁぁ、うううぅぅぅっ、」  
今までの陵辱で身も心もボロボロにされつつあるユイ。しかし、ユイの瞳に希望の光が差し込んできた。  
必殺技を放つために必要なワンドがユイの手の届くところギリギリに転がっていたのだ。  
それにゴイルは自分に今は背を向けて完全に油断している。チャンスはいましかない!  
ユイは最後の力を振り絞ってワンドをつかみ、叫んだ。  
 
「コレクターイニシャライズ!!!」  
「何!!?」  
完全に虚を突かれたゴイル。  
いくらコントロル以上の加速能力をもっていてもいきなりでは避ける事は困難であった。  
それになぜか今の行動は予知する事が出来なかったのだ。  
 
ズズゥゥーーン  
 
ついにユイの決死の攻撃がゴイルを直撃した。あたりは土煙によって状況がつかめない。  
しかし、ユイはいまの一撃に手ごたえを感じていた。が・・・しかし  
・・・「ヌン!!」  
いきなり土煙の中から黒い星が飛び出してきた。  
「きゃああああぁぁぁ!」  
今度は逆にユイが不意をつかれた格好になり、防ぐすべもなく吹き飛ばされる。  
「アッツツッ、嘘?確かに直撃したはずじゃ!?」  
やがて土煙が収まり、視界が回復してくるとそこにはゴイルが確かに健在で立っていた。  
 
「今の貴様の行動は予測できなかった・・・そういえばグロッサー様は仰っていたな。  
ユイはときにはどんな予測能力を持っていたとしても、まったくの予想外の行動を取ることがあると・・・」  
 
ゴイルも無傷というわけではなかった。  
しかし、いままでどんな敵でも当たれば葬り去ってきた必殺技で倒す事が出来なかったという事実にユイは完全にショックを受けていた。  
「フムムッ、やはり徹底的にやらないとダメなようだな。」  
予想外の攻撃によってわずかでも傷をつけられたゴイルは怒っていた。  
体中から怒りのオーラを発散させながらユイに近づいてゆく。  
「あぁぁ、こ、こないでェ!もうやめてェ!!」  
あまりの迫力に戦意を挫かれたユイ。しかし、ゴイルはそこで止めてくれるような心など持ち合わせてはいない。  
 
ガッ、  
 
クビを掴まれて無理やり引き起こされるユイ。  
 
バリバリバリバリッ  
 
ゴイルの腕から電流が流される。  
「ああああああああああああああああぁぁぁ---------!!!!」  
ユイはただ絶叫するしかなかった。  
一分近く放電した後にゴイルは気がすんだのかユイを放した。  
 
ドサッ  
 
その場に崩れ落ちるユイ。エレメントスーツからは白い煙がところどころから立ち昇っている。  
「うぅゥゥ、ああぁぁゥ、はぁぁぁ、はぁぁ、」  
苦しんでいるユイにむけゴイルはまたしても球状のエネルギーでユイを包み込み、  
少し浮かび上がらせて磔の状態に拘束した。  
そしてゴイルはふたたびユイの秘裂を愛撫し始めた。  
「あああぁぁぁ、はぁぁん、くふぅぅぅ、ぁぁあああぁん」  
先ほどまでの愛撫のせいかすぐにユイの秘所は潤ってきた。  
ゴイルはさらに中指と人差し指を合わせて膣内に挿入する。  
生まれて初めての異物の進入にユイは恐怖する。  
「あはぁぁぁ、ヤメテェェっ、あぁ、はあああぁぁぁぁっ」  
ゴイルはそんなユイを気にも留めず激しく手マンを加える。  
「気持ちいいだろう?ユイ。  これはこれから消えていく貴様への手向けだ。たっぷりと味わうがいい。」  
「ああっ、はああああぁぁぁっ、ああぁン、あああうううぅぅあああぁぁぁ!」  
 
さらにゴイルは空いているもう片方の手でユイの胸にも愛撫を加える。  
先ほどまでのサディスティックな行為とは全く違う、優しく、軽やかでやわらかい愛撫に  
ユイはあっという間に快楽の世界へいざなわれてしまった。  
「あっ、ああぁぁぁん、うッ、ああぁぁん、はぁひゃん、あああああぁぁぁ!!」  
ユイの体はゴイルの繊細な愛撫によって高められ、体はすっかり火照り、  
股間のエレメントスーツからは愛液が噴出し、女の匂いがたちこめている。  
その秘所にゴイルが顔を近づけ、舌でなめ始めた。  
 
「!!!!?はひゃん!ひゃに(何)??!」  
 
突然のゴイルによるクンニにユイは軽いパニック状態になる。  
エレメントスーツ越しとはいえ股間部分はレオタードのように薄く肌とフィットしているため、  
舌のザラツキや生温かさがダイレクトにユイに伝わる。  
「んあああああァン! あっ、ああ、はァ、はァ、はあァァァ、くううぅぅぅンンン。」  
(何なの!?この感じは。頭が空っぽになっちゃう!!)  
顔を上気させ、ひたすら喘ぐユイ。こうなってしまってはもう、ひたすら堕ちていくしかなかった。  
(これだけサービスしておけばもう十分だろう)  
ゴイルはユイへの責めをやめた。  
 
「はあぁぁぁぁ、はあぁぁぁ、はあぁぁぁ、はぁぁぁ、ああああぁぁぁぁっ」  
荒い息づかいを繰り返すユイ。ユイの体はすでにヒートアップし、体力的にも精神的にももはや限界であった。  
 
「さて、それではそろそろ貴様には消えてもらうとしよう。最後は思う存分に苦しみ、  
コレクター・ユイになった事を後悔しながら消えてゆくのだ!!」  
 
ゴイルは息もたえだえのユイの胸にあるブローチを鷲づかみにした。  
「んああぁン!?、はぁぁぁ、はぁ、なっ、なにをする気ぃなのぉ?」  
 
「コマンド・ハッキング!トランス・レリーズ!!!」  
 
ゴイルそう唱えるとユイの体がまばゆく輝き出した。  
「ああああああ!へ、変身がぁぁ!??」  
そして光が収まるとそこにいたのはエレメントスーツから純白のレオタードをまとったユイに変わっていたのだ。  
 
強制的に変身を解除されたユイはその事実に驚愕する。  
「あああぁぁぁ・・な、なんでそんなことがぁ・・・」  
「最初にいったはずだろう?私はコレクターユイを仕留めるために生み出されたソフト。これくらい造作もないこと。」  
 
ビリッ、ビリリリリリリッ  
 
レオタードをハゲタカが獲物をついばむがごとく剥いでいくゴイル。  
「いやああああああ!やめてえええええェ!!もうやめてよぉぉ!!!ゆるしてよぉぉぉ!!」  
ついに一紙まとわぬ姿に剥がされたユイ。屈辱と恥ずかしさによって涙がとめどなく流れる。  
そしてゴイルは栗色の陰毛が生えているユイの陰部にいきなりかぶりついた。  
「あああああああああああああ!!そんなことしないでえええェェェ!!!!」  
ゴイルはそんな願いなど聞くわけもなく先ほどまでの愛撫によってすっかり蒸れたその股間をしゃぶっていく。  
そして何を思ったのかゴイルは突然ユイの秘所を激しく吸いはじめたのだった。  
 
ジュルルルッ、ジュルッ  
 
「うわああああぁぁぁぁーーーっ!!そんなところ吸わないでェェーー!!!あああああぁぁ!!!!」  
大切なところをいきなりかぶりつかれ、吸われはじめてユイは半狂乱になって泣き喚く。  
そしてしばらくしてゴイルは顔をユイの股間から上げると今度はユイのその陰毛をむしり取り始めた。  
 
ブチッ、ブチチッ、ブチッ  
 
「@○▲■×#!!??」  
 
言葉にならない声をつむぐユイ。ゴイルはお構い無しにむしり取っていく。  
 
ブチブチブチッ  
「あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”あ“あ”あ“!!もうやめでェェェ!!やめでェよぉ” ぉ“ぉ”ぉ“―――――」  
いくら頼んでもゴイルは聞く耳を持つわけがなく、磔にされているユイにできることはただ、ひたすら絶叫をあげることのみであった。  
「いったはずだ!苦しみながら消えろとナ!」  
ゴイルの残酷なセリフもユイの叫び声にかき消される。  
ユイは痛みを紛らわすかのように声のかぎり言葉にならない声を叫び続けた  
「あ“あ”あ“あ”あ“あ“あ”ーーーーーー」  
こうしてユイはゴイルによって根こそぎ陰毛をむしり取られてしまった。  
 
「あ・・”あ”あ・・・・”あ・・・」  
 
ゴイルによってさんざんに嬲られ呆然とかすかに呻くだけのユイ。  
あの愛くるしさは今の彼女からは微塵も感じ取れない。  
 
ゴイルは再びユイの秘所に指をさしこみ、すばやく出し入れを繰り返し始めた。  
「あ”はひゃぁ?! あっ、あっ、あっ、ああぁぁン、ああああぁ、はああああぁぁン!」  
痛みから急に快楽の世界へつれてこられ、ユイの頭は混乱した。  
と、ゴイルはもう片方の手で転がっていたユイのワンドを手にし、ユイの秘所に狙いを定めていた。  
しかし、既に快感におぼれヨガッっているユイにそんなゴイルの動きなぞいちいち把握できるわけがなかった。  
「くふぅぁあああぁ、ああああぁぁン、あぁん、あっ、はあああぁァ!!!」  
ゴイルの手マンに激しくヨガるユイ。秘所からは愛液をとめどなく流し、口から涎を滴らせている。  
今のユイはあの可憐だった妖精とはかけ離れていた。  
 
そんなユイに引導を渡すべく最後の一撃を今、ゴイルは放とうとしていた。  
 
「グロッサー様に逆らった事を後悔するのだな。さらばだ、コレクター・ユイ!!」  
 
ゴイルは叫びながら、ワンドをユイの秘所に思い切り差し込んだ。  
 
ミヂミヂミチッ!  
 
「うわああああああーーーっ、あがあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ァァァ!!!痛い”い”い”ィ”ィ”ーーーー」  
 
いくらゴイルのコレまでの行為によってほぐされているとはいえ初めての挿入がそんなものでは意味をなさなかった。  
ユイの秘所からは膣の限界を超える拡張と破瓜による血が流れている。  
 
「あ“あ”あ“あ”あ“あ“あーーーーーぬ”いでェェェ!壊れちゃうよぉぉーー」  
 
ゴイルはかまわずピストン運動をはじめた。  
 
「あ“あ”あ“あ”あ“あ“あーーー。無理っ、もうムリ、ム”リ”だっでェ”ェ”ェ”!!!」  
 
秘所から血と愛液がしぶく。しかしかまわずゴイルはスピードを上げる。  
 
「あ”あ”あ”ーー!壊れる、ごわ”れる”、私の大切なところが壊れちゃうよーーー!!!!」  
 
「フハハハハ!無様だな!!所詮貴様一人ではなにもできないのだよ!!!己の無力さを呪いながら壊れるがいい!!!!」  
 
「あ”があ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーっ! Щ▲○◆≦×!!!????!」  
 
ユイは限界だった。ゴイルもそれを感じ取ったのかいよいよトドメをさす。  
 
「果てろ!!!!」  
 
ゴイルは最後の一突きに己のすべての力を注ぎ込んだ。  
 
ドスッ  
 
差し込まれたワンドはユイの子宮のさらに奥に達し、下腹部がふくらんだ。  
「あ”があ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ!!!!!!!!」  
 
あまりの衝撃にユイは体をガクガクわななかせ、口からは泡を吹き、その可愛らしかった瞳は裏返し、  
白目なり、陰部からは愛液と破瓜の血が流れ落ち、噴水のように勢いよく失禁したのだった。  
 
プツンッ  
 
ユイの頭の中のなにかが切れた。  
 
 
・・  
 
・・・・・・「壊れたか。これで後はこのネットごとグロッサー様が消去して終わりだな。」  
 
ゴイルの前には裸にされ、白目でよだれを口からたらしながら秘所にワンドを差し込まれて磔にされている無残な電子の妖精がいた。  
「グロッサー様、ユイの始末が完了しました。これより残りのコレクターズのデリートに向かいます。」  
「よくやった、ゴイルよ。残りのコレクターズもよろしく頼んだぞ。」  
やがてゴイルは光に包まれてどこかに去っていった。いまやこのコレクター封じのネットには壊れたユイしかのこっていない。  
先ほどまで壮絶だったこのネットを今は静けさと闇が支配していた。  
 
「コレクター・ユイ・・・この試練を超える事は出来なかったか。所詮ユイはそこまでの女だったということか  
・・・0と1以外の答えを見てみたかったものだ。」  
 
やがてネットはグロッサーの手によって消滅していった。無残なユイとともに・・・  
 
それ以来、コムネットでコレクターユイの姿を見たものはいない。  
 
 
 

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