放課後、ルンルン気分でサッカー部に繰り出そうとしたの。
人の気配を感じたので振り返ったの。
「あれ土浦君、おれに内緒でどこ行くの」
びっくりして振り向くと茶髪のサラサラヘヤーが風にゆれてたの。
最初に目に入ったのが、優しく微笑む口元だったの。
「は?えーと。王崎先輩・・・・?!」
俺が言い終わるか終わらないかの瞬間にデープKissされたの。
「ンンンっ?!」
何するんだ?!と叫びたかったのに何も言えないもどかしさ。
「いい。抵抗しないでよ」
王崎先輩は笑顔で言ったの
「はあ」
俺も王崎先輩に好かれたい一心で心を委ねて更に深く返事をしたの。
その瞬間!!
王崎先輩の手が俺のパンツに滑りこんだの。
「やめてくださいよ恥ずかしい」
でもやめないの。
「辞めないよ無理だよ抵抗はだめだよ」
成すがままにされて俺は昇天したの。
「気持ちよかったですよ。恥ずかしかったですけどね」
精一杯の笑顔で言ったけど王崎先輩は・・・・
「もっとテクニックを磨くといいよ」
は?それだけかよ?
でも俺ははにかみながら
「王崎先輩によろこんでもらいたいから、雑誌で頑張りますよ」
って笑顔で言ったの。
「ふふっ。土浦君は天然だね、待ってるよ」
だって。恥ずかしいよな。
王崎先輩はこれからボランティアがあるみたいだから、ここでお別れ。
俺もサッカーの練習に行かないと!
王崎先輩と初めてのことでドキドキしたけど、次はもっと頑張るぜ!
でも恥ずかしいよな・・・
<完>