放課後、ルンルン気分で街に繰り出そうとしたの。
人の気配を感じたので振り返ったの。
「おい香穂子、俺に内緒でどこ行くんだ」
びっくりして振り向くと菫色のストレートヘヤーが風にゆれてたの。
最初に目に入ったのが、怪しく微笑む口元だったの。
「アッアッえーと。柚木センパ・・・・?!」
私が言い終わるか終わらないかの瞬間にデープKissされたの。
「ンンンっ?!」
何するの?!と叫びたかったのに何も言えないもどかしさ。
「いいか。抵抗すんなよ」
柚木君は笑顔で言ったの
「はい」
私も柚木君に好かれたい一心で心を委ねて更に深く返事をしたの。
その瞬間!!
柚木君の手が私のパンツに滑りこんだの。
「やめてやめて恥ずかしいのよー」
でもやめないの。
「辞めないよ無理だよ抵抗はだめだ」
成すがままにされて私は昇天したの。
「気持ちよかったあ。恥ずかしかったあ」
精一杯の笑顔で言ったけど柚木君は・・・・
「もっとテクニックを磨いてこい」
エエーっ!それだけ?
でも私ははにかみながら
「柚木センパイによろこんでもらいたいから、雑誌で頑張ります」
って笑顔で言ったの。
「ははは。香穂子は天然だな、待っててやるよ」
だって。恥ずかしいかも。
柚木君はこれからお稽古があるみたいだから、ここでお別れ。
私も買い物行かないと!
柚木君と初めてのことでドキドキしたけど、次はもっと頑張らなきゃ!
でも恥ずかしいなあ・・・
<完>