「待ってたよ。ほら、来いよ」
日野は震えながら保健室に入る。
ベッドの側で柚木が退屈そうに箱を持って立っている。
「時間丁度だね。よく出来ました」
「あの…またするんですか?」
「質問を許した覚えはないな。お前は俺のおもちゃだろ?」
にっこりと悪魔の笑みを浮かべて命令する。
「さあ、脱げよ。放課後の授業の始まりだよ」
最近見つけた新しいおもちゃは遊んでて飽きない。言葉で苛めても、体で遊んでも面白くて、手放せない。
女の子たちが騒いでるけど知るものか。
音楽科にいたから、コンクールまでこんな面白いのがいるなんて知らなかった。
音楽科の子はつまらない。すぐ逃げる。この子はいつまで遊べるかな。
涙目で裸になった日野の体を探るように見る。
「誰の痕も付いてないね?いいよ。合格」
にっと笑い、柚木は日野の体をベッドに押し倒した。
長い髪が白い肌に当たると、日野が喘いだ。首から、胸と両手が、唇が移動して行くたびに甘い声が上がる。
「印はつけない。代わりに俺が満足するまで部屋から出るなよ」
柚木の命令は絶対で逆らえない。
胸まで来ると、愛撫が激しくなる。感じやすいところをきつめに弄り、声を高く上げさせる。
「うああっ…ああん」
「もっといい声出せよ…まだ足りないのか」
ぐっと先端に爪を立てると、日野が仰け反った。
「あああっ…」
「ああ、やっとでたな。ほんと、出来の悪いおもちゃだなあ」
かさかさと音がして、紙の箱が開かれる。
「今日は少し遊んでみるか」
柚木は真新しい鉛筆を取り出した。軽く達した日野の両足を広げて、鉛筆を近づける。
十分濡れた華からは蜜が流れ出している。
「ひいいっ!」
異質な感触に日野が目を覚ました。冷たい感触が自分の奥に入り込む。ごつごつした角が当たって、日野は声を上げた。
「へえ、こんなもんでも食べちゃうんだ。節操がないね」
薄ら笑いを浮かべて柚木はさらに鉛筆を突っ込む。
「うっっ」
「ほら、もう三本だよ」
鉛筆の箱から取り出す。
「半ダースかあ。全部入るかと思ったけど」
「いやあああっ」
冷たい硬い感触が壁を刺激する。痛みが混じるのに、蜜が止まらない。
「動かしてみようか?」
「駄目ええっ!」
「お前は俺のおもちゃだろ?」
くすくすと笑うと半分突き出た鉛筆の束をぐっと上から押した。悲鳴と一緒に体が跳ねた。一度、二度。斜めから鉛筆の束を叩く。
「こうしたらどうなるのかな?」
鉛筆の束を両手で無理やり回すと、彼女は高い声を上げて達した。
「ああ、動かなくなった…そんなに締めたら抜けないよ?僕がたのしめないじゃないか」
震えの収まった体からまとめて、鉛筆を抜いていく。入っていた部分は濡れてしずくが垂れる。最後の1本を取り出すと、蜜が噴出した。華が開いて奥まで赤く中を覗かせる。
「俺とどっちがいいか後でちゃんと答えろよ」
ゴムを着けると両足を持ち上げて、中に押し込んだ。再び悲鳴と水音が始まる。かき回して、奥まで突く。
先ほどと違う感触に内部がうねり、狭くなる。
「くっ…まだ早いんだよ…」
眉を寄せて上下に、左右に揺らして、何とかやり過ごす。もっと奥まで引き裂いてやりたい。感度良すぎる。
「いやあああっ」
「いいっていえって…何度教えたら分かるんだか」舌打ちをして、さらに動きを早めた。両足を限度まで広げて打ち込む。
「ひやあああーーっ!」
「これで終いか…」
耐え切れずに奥へ流し込む。一瞬意識が白くなって、気がついたら倒れこんでた。まだなかにいれたまま。ゆっくりと抜くと、ゴムを袋に投げ込む。彼女はまだ意識を失ったまま。
「やっぱり指のほうが面白いな。お前の中、面白いように食いついてくるのがわかるから」
彼は鉛筆を拾うと、濡れたのも、箱に残ったのも区別なく投げ込む。
「今度はどうやって遊ぼうかな。楽しみだな」
くすくすと笑って後始末を続けた。