南原ちずるは目を覚ました。  
ここはどこ……とあたりを見渡す。どうやらマンションの一室のようである。  
(なぜ、こんなところに……)  
ちずるはそう思って、とりあえず身を起こそうとした。しかし、動かせない。  
 
えっ、と思い自分の身体を見ると、なんと四肢が縄で拘束されているではないか。  
(まさか、キャンベル星人に捕まったの?)  
彼女はそう思ったが、それにしてはマンションに監禁されているというのが解せない。  
昨日はどうしていたんだろう。  
ちずるは昨日の自分の行動を思い出そうとした。  
 
マグマ獣が出現しそれをコンバトラーVで撃退した。そして、コネクションに帰還。  
そこまでははっきり覚えている。問題はその後だ。汗を流し自室に帰った。  
……帰ったの?あたしは……  
部屋のドアに手をかけたところまでは、なんとなく覚えている。しかし、部屋に入ったか  
どうかを思い出せないのだ。  
 
よく見ると部屋着に着替えたはずなのに、コンバトラーチームのユニフォームを着ている  
ことに気づく。  
(おかしいわ。着替えたはずなのに……)  
記憶違いなのか?記憶が混同してしまっているのだろうか?それとも、誰かが着替え  
させたのか?  
ちずるは再度記憶の糸をたぐろうとしていた。  
 
すると、突然部屋のドアが開き、一人の男が入ってきた。  
男の顔を見たちずるは思わず叫んでいた。  
「十三!!」  
同じコンバトラーチームの浪花十三である。  
「助けにきてくれたのね!はやく縄をほどいて!!」  
 
だが、十三は縄をはずそうとする気配がない。それどころか身動きできないちずるの肢体  
を、舐めるように上から下まで眺めニタリと笑うのだ。  
ちずるは様子がおかしいと感じ、「あなた、ほんとに十三?」と尋ねる。  
「ふぇふぇふぇ。ちずる、なにを言うとんのや。この顔見てわからんか?正真正銘浪花  
十三さまやないかい」  
 
十三はそう言うとちずるの元に近寄ると、ユニフォームの上からその可憐なふくらみを  
むんずと掴んだ。  
「い、いやぁぁぁ!!じゅ、十三、なにをするの!!」  
「おい、おい。なにを大声出しとんねん、これくらいで。豹馬にはさんざん触らせとるん  
やろが。おんなじコンバトラーチームの一員やのに贔屓はあかんわ。へへ、今夜はふたり  
して、しっぽり濡れようやないか」  
 
十三はそう言っていやらしげに笑みを浮かべるのだった。  
 
「ちょ、ちょっと……十三。冗談はやめてよ……」  
十三のただならぬ気配に唇を震わせながら引きつった笑顔を見せるちずる。だが、十三は  
そんなちずるを鼻で笑い、右手をミニスカートから露出した彼女の太腿へと這わせていく。  
「いやっ!やめて!!十三いいかげんにしないと怒るわよ!!」  
 
ちずるがそう言った瞬間、強烈な張り手が頬に飛んできた。  
「きゃっ!!」  
「ええかげんにせえよ。ギャアギャアギャアうるさいのぉ。」十三はそう言ってちずるの顎  
を掴む。「おとなしゅうしとったら暴力はせんけどな。あんまりやかましかったら、どない  
なるかわかっとんやろな?」  
 
これはほんとに十三なのか?あまりのことにちずるは目を見開き、声を発することもでき  
ないでいる。  
「そうや、そうやっておとなしゅうしとったらええねん」  
十三はそう言いながら再び彼女の太腿へと右手を這わせていくのだ。  
 
(いやっ……やめて……)  
好きでもない男にいやらしく太腿を撫で上げられ、ちずるは泣きそうになる。もちろん、  
十三のことを忌み嫌っているというわけではない。好感は持っている。しかしそれは単に  
コンバトラーチームの一員としてということである。恋愛感情などチリひとつも持ち合わ  
せてはいなかった。  
 
太腿を這う十三の手は内腿を伝い、ゆっくりと上へ上へと撫で上げられていく。  
「ひぃっ!」  
鼠頸部を撫でてくる感触に思わずちずるは息を飲み込んでしまう。  
「ヒヒヒ、やっぱりちずるはかわいいのぉ。押し殺した悲鳴聞くだけでチンポビンビンに  
なってまうわ」  
 
十三は淫猥な言葉を発しながら、ちずるの羞恥を煽っていく。  
鼠頸部を撫でていた十三の手がパンティの上から彼女の女唇部分へと移動してきた。微妙  
な刺激を与えつつ、撫で上げるようにしてくる。  
「あふン……いやっ、じゅ、十三……やめ……あふ…」  
 
十三の絶妙な指さばきにちずるは徐々に抵抗を緩めていく。さきほどまで強張らせていた  
身体も弛緩し、股間に入れていた力が抜け、少し股が開き気味になっている。  
「なんや……気持ちええんか?オメコから汁があふれてきとるで」  
「ああン……しらないっ!!」  
 
ちずるはかぶりを振っていやいやをする。そんな美少女のしぐさは十三の嗜虐心を尚一層  
高ぶらせていくのだ。  
 
十三はちずるのスカートをめくり上げると、ハサミを取り出し純白のパンティの脇の部分  
に刃を差し込む。  
「な、なにをするの──」  
「見て判らんか?切るんやがな」  
「いやっ!やめてぇ」  
「あほか?ここまでしてやめるわけないやろ」十三はそう言って口の端を吊り上げる。「ち  
ずるのオメコとごタイメ〜ンや」  
 
ジョキッ!ジョキッ!  
 
パンティの両端が切り取られた。ちずるの女の部分を隠していたそれは単なる布切れへと  
変貌し、彼女の股間の上に乗っかっているだけにすぎなくなる。息を吹きかければめくれ  
てしまいそうになるほどにはかなげだ。  
 
十三はとりあえずすぐにはパンティを取り払おうとせず、今度はユニフォームの上半身へ  
とハサミを持っていく。  
「へへへ、ちょっと順番が逆になってもうたの。オメコの前におっぱいちゃん見せてもろ  
とこか」  
そう言って彼女の胸のあたりに刃をあてがうと、乳房の形に沿わせながらくりぬくように  
裁断していく。  
 
「やめて……お願いよ、十三──目を覚まして……」  
「目ぇはきっちり覚めとるで。おっとブラジャーも白かいな。いやいや、ちずるらしいて  
ええのぉ。そやけどワイの好みとしてはセクシィなランジェリーなんか穿いてもらうと意  
外性があってええんやがな」  
十三はそんなことを言いながらくりぬいた個所から見えているブラジャーにハサミを当て  
切ってしまう。そして器用に穴の開いたところから抜き出してしまうのだ。  
 
「あっ、いや!!」  
ちずるの乳房がついに十三の眼前にさらされた。彼は興奮した様子で目を爛々と輝かせ、  
鼻息が荒くなっている。  
「ひゃっほー、これがちずるのおっぱいぱいかいな。意外とおっきいんやのぉ〜。Cか?  
Dか?どっちや」  
 
ちずるはそれには答えず、横を向いて目を伏せたままだ。  
グッと顎が掴まれる。  
「答えんかい、こら!!」  
十三のやくざのような一喝に驚き思わず、「ディ、Dです」と答えるちずる。  
 
その答えに満足げに頷きながら十三は、ちずるの双乳へと手を這わせていく。  
「そうか……Dかいな。へへへ、ええ揉みごこちや。こってり揉みほぐしたろ」  
そう言って彼女の乳房をいやらしく揉みしだいていく十三。  
「あン…やめて……許して」  
先ほどの下半身への愛撫の余韻がまだ残っているのか、わずかに揉まれただけでちずるの  
乳頭は痛いほど充血し、まるで誘うようにピンと立ち上がってくる。  
 
「おいおい、いやらしいやっちゃのぉ〜。もうこないに乳首立たせてもうて──ワイにこ  
のピンクの乳首を吸うて欲しいんやな」  
十三は淫猥に笑いながらちずるのそそり立った乳頭へと舌を伸ばすのであった。  
 
チロチロと舌先で転がすように、その淡いピンク色の乳首を舐めまわす十三。  
その度にちずるの口からは、ふうン、ああん、という甘い吐息が漏れるのだ。  
「へへへ、なんや、なんや。えらい感じてるやないか? ワイのナメナメで  
メロメロになっとるんか?」  
「はうっン……そんなことない……き、気持ち悪いだけよ」  
 
「ほう、そうかい。その割にはオメコからどんどん汁が出てきとるで。なるほど、  
ちずるは気持ち悪いと、ここからいやらしいお汁が出る体質なんやな」  
十三はちずるの羞恥を煽りながら、乳首をチューチューと吸い出し始めた。  
「いやぁはあ! そ、そんな……、やめて……もう、だめぇぇぇ」  
 
「うへへへ、ええ味や。こんな美味いもんを豹馬ひとりに独占させとったとはのぉ。  
これからは毎日吸わせてもらうで」  
「ば、馬鹿なこと言わな……あはん」  
十三の右手が再び彼女の太股を這い出した。右の内腿のあたりをゆっくりと撫で上げていく。  
 
「はあん……も、もう……これ以上は……」  
くすぐったいような、それでいて背筋に電流が走るような甘い刺激に、  
ちずるは脳みそが蕩けてしまいそうな錯覚に陥る。  
もう、何も考えられない……下半身から湧き起こる官能の渦は、彼女の思考力を低下させていた。  
 
十三の手が彼女の女の部分へと伸びてきた。すでに布切れと化していたパンティーを取り払うと、  
直接その部分に刺激を与えてくる。  
「あ、あ、あ、だ、だめ……あン、そ、そんな……うくぅ……」  
絶妙な指使いで刺激を与えてくる十三。まるで全身が性感帯にでもなってしまったのではないか  
と思うほどの快美感が湧き起こってくる。  
 
「ぐじょぐじょやないか、ちずる。清純そうに見えてほんまはドすけべなんやな」  
十三は尚も彼女の羞恥を煽ろうと耳元でささやく。そして、ほれ見ろ、とばかりに  
淫蜜で濡れた己の指先をちずるの眼前へと持ってくるのだ。  
「うっひひひ、こないに濡れる女初めてやで……、ほら、おまえのんや、舐めてみいや」  
十三は愛液で濡れた指を彼女の口元へと近づけ舐めるように命じた。  
 
ほとんど思考力のなくなっていたちずるは、言われるがままに舌を突き出し指先を舐める。  
口中へと人差し指が差し込まれると、それを陶酔しきった表情で吸い始めた。  
いわゆる、指フェラというやつだ。人差し指から中指、そして薬指と一本一本丁寧に舐めるちずる。  
すでに彼女の脳裏からは豹馬の存在など消え去っていた。ただ、この快楽に身を委ねていたい、  
それだけしか考えられなかったのだ。  
 
十三は指を抜くと、ちずるを括りつけていた縄目を解き始めた。  
快楽に呆けている彼女の表情からもう抵抗をすることはないという判断だろう。  
確かにちずるは逃げ出そうとか抵抗しようなどという考えはすでに頭から消えていた。  
ただただ、湧き起こっている異常なまでの快感を貪ろうとするだけだった。  
 
「キッスしょうか?」  
十三の言葉にコクンと首を縦に振り目を閉じていくちずる。  
「舌出せや」  
十三はちずるの上に馬乗りの状態で彼女の両頬を持ちそう言った。  
 
桜色の舌が突き出される。十三は自らも舌を伸ばしそれに絡ませるようにしてくる。  
ちずるの口内に彼の舌が侵入してきた。軟体動物のような動きで彼女の歯肉を、  
ぬちゃぬちゃと舐めまわしてくる。  
それに答えるようにちずるもまた十三の舌をチューチューと吸うのだ。  
 
彼女の口内を徹底的に蹂躙したあと、十三はドロリとした唾液を彼女の口へと  
流し込んだ。飲み込め! という彼の言葉にちずるはわずかな躊躇も見せずに  
ゴクンとそれを飲み込んでいく。  
 
「どうや、ちずる。ワイの唾は? 美味いか? 言うてみいや」  
「あふっ……お、美味しいです……」  
「ふふふ、そうやろそうやろ。さてと、ほんならいよいよちずるの  
濡れ濡れのオメコとご対面といこか」  
十三は淫猥な笑みを浮かべると、ちずるの股間へと顔を埋めていく。  
 
「ああ、いやん……恥ずかしい……」  
ちずるはわずかに身をよじらせるが、本気の抵抗ではない。どちらかといえば  
恋人同士がじゃれあっている風にすら見えるほどだった。  
「ふひひひひ、綺麗なオメコやで。あんまり使い込んでないみたいやな。  
豹馬とはどれくらいヤッたんや?」  
 
「ああん……そんなこと、恥ずかしい……」  
「恥ずかしいくらいヤッとるんか? 好きやのぉ〜、おまえらも」  
「そんな、そんなことない」  
「ほんなら何回や? 言えや」  
 
一瞬の逡巡のあとちずるは「に、二回……」と答えた。  
その言葉に十三はニタリと笑うと、再度彼女の女唇を覗き込んだ。  
「ふ〜ん、ほんならここに豹馬くんのおチンポが二回出入りしたっちゅうわけやな。  
まぁ、ワイの味を知ったらあんなやつのんでは満足できんようになるやろがな。  
ほんであいつにここを見せたりしたんか?」  
 
「こ、こんなに近くで覗き込んだりは……」  
「ほぉ〜、えらいお子ちゃまみたいなセックスしとるんやの。ここ舐めてもくれんのか?」  
十三はそう言うと淫猥に濡れそぼる肉の裂け目へと舌を這わせていった。  
「あふああんん!!」  
 
まるで全身に電流が走ったような衝撃がちずるを襲う。豹馬との二度の性交渉では  
味わうことのなかった感覚だ。  
(あああんん……なに、こんな、あああんん)  
これでもかと言わんばかりに秘唇を舐めまわす十三の舌の動きに、ちずるは  
声を出すまいと必死になって耐えている。両手で十三の頭をつかみ離そうとする。  
だが、もっと刺激が欲しいという気持ちからかその抵抗は弱々しいものだった。  
 
十三はさんざん女唇を舐めしゃぶったあと、充血した肉粒を口に含み  
きゅっと思い切り吸い込んだ。  
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!」  
あまりの快感にちずるは全身を打ち震わせて嬌声を上げ、気が狂ったかのように  
かぶりを振りつづける。  
 
「ああああああ!! だめ! だめ!! こんなのいやぁぁぁぁぁ!!」  
その声が合図となったかのように、十三の顔に向けて液体がほとばしる。  
あまりの快感に潮を噴いたのだ。  
「オーオー、潮噴きよったで。そないよかったんか?」  
十三は、彼女の絶頂のしるしとも言える液体で濡れた顔面を手で拭いながら、  
ちずるの顔を覗き込む。  
 
あまりの恥ずかしさにちずるは顔を真っ赤にして両手で顔を隠し、いやいや、と首を横に振っている。  
「ほら、言うてみいや。気持ちよかったんか?」  
今までにないやさしい声でささやく十三。ちずるは顔を隠したままコクンと頷いた。  
「もっと気持ちようしたろか?」  
そう言いながら十三は胸の部分だけが切り取られたコンバトラーチームのユニフォームを  
ゆっくりと脱がせていった。  
 
ちずるはもう十三の成すがままの状態であった。ジャケットを脱がされ上半身が  
完全に男の前に晒される。豹馬との行為のときには明かりを消し、暗がりで行っていたため、  
ここまでまじまじと素肌を見られることなど初めてのことだった。  
 
十三はスカートはそのままにして、今度は自分の服を脱ぎ始めた。  
上着を脱ぎズボンを下ろす。下着脱ぎさると隆々と聳え立つ肉の凶器が姿を現わした。  
全裸になった十三はちずるの上に覆い被さると、首筋のあたりに舌を這わせてくる。  
右手を彼女の乳房に伸ばすと、柔らかそうな果実をゆっくりと揉み嬲るのだ。  
 
「ふう〜ン……じゅ、十三……」  
ちずるはもう抵抗の素振りさえ見せなかった。それどころか彼の背中へと両手をまわし  
ぎゅっと抱きしめていくのだ。  
一度絶頂に到達し消えたかに思われた官能の炎は、まだ彼女の身体の中で  
ぶすぶすと燻りつづけていた。十三のしつこいまでにねっとりした愛撫に再び  
その炎は燃え盛っていく。  
 
(ああ、感じる……こんなの初めて。身体中が蕩けてしまいそう……)  
豹馬との行為ではついぞ味わったことのない快感を覚え、  
ちずるは十三とのセックスにのめり込んでいく。  
絶妙の愛撫、脳天を貫くほどの快美感を与えてくれる舌さばき。  
これ比べたら豹馬との行為など稚技にも等しい。  
まるで大人と子供、いやそれ以上の開きがあるのではないかと思うほどの差を感じた。  
 
十三の舌は首筋から徐々に下がっていき、腋の方へと移動してくる。  
唾液をたっぷり含ませ腋の下を舐めしゃぶってくるのだ。  
「くふうン……」  
ちずるは犬のように鼻を鳴らしながら十三の愛撫に答える。  
太腿に触れる十三の肉棒が彼女の淫欲をさらに煽っていくようだ、  
 
ちずるの腋の下を堪能した十三は、再度彼女の乳房へと舌を這わせていった。  
形のよい乳房からピンと上を向いた乳首、そしてそのまま腹部へと───  
十三の舌はちずるの全身を舐め尽くそうとばかりに這いまわっていくのだ。  
 
身体中を這う軟体動物のような十三の舌。つい数十分前なら怖気が走るほどの感覚だったに違いない。  
だが、今のちずるにとっては自分を絶頂へと誘ってくれる甘美な感触だ。  
彼の舌が自分の肌をすべる度に股間からとめどなく蜜があふれてきている。  
もう一度あの感覚を味わいたい───ちずるは、そう願い快感を貪ろうと自ら積極的に  
十三の身体へ足を絡ませていく。  
 
お臍のあたりを舐めまわしていた十三の舌が、再び彼女の顔の方へと戻ってくる。  
唇を重ね舌を絡ませあう二人。知らないものがこの光景を見れば、どう見ても恋人同士の  
濃厚なセックスシーンだとしか思わないだろう。  
二人はお互いの唾液の味を確かめるかのように舌と舌を吸い合っている。  
絡み合う二枚の舌はまるで二匹の蛇が交尾しているかのようだった。  
 
「はうん……」  
ちずるの口から甘い吐息が漏れる。  
官能はほぼ頂点に達し、そろそろとどめを刺してもらわなければ気が狂いそうなほどだった。  
「ね、ねぇん……じゅ、十三、お願い……」  
 
媚びるような甘い声で挿入を請うちずる。だが、十三はいじわるそうな笑みを浮べ、  
彼女の耳元で囁く。  
「なんや、お願い、ではわからんで。ちゃんと言うてぇな。どないして欲しいんや?」  
「ふうん、いじわるぅぅぅ……。い、入れて、入れて欲しいの」  
 
「なにを入れて欲しいんや」  
その言葉にちずるは彼の反り返った逸物を右手で握り締め、  
これよ、これが欲しいの、と甘えた声でささやく。  
「ひひひ、しゃあないな。ほんならこれでちずるのすけべ虫を退治したろか」  
 
十三はこれ以上はないほどにそそり立っている己の屹立を握り締めると、  
物欲しそうに涎を垂らしたちずるの秘貝のとば口へとあてがい、一気に突き刺した。  
「あうっ……くぅぅぅぅぅん……」  
子犬がうめくような可愛らしい声をあげ、ちずるは自分の膣内へと侵入してきたその肉塊を、  
しっかりと受け止めた。  
 
「うほっ、ええでぇ。吸い付いてきよる。ちずるのオメコは最高に気持ちええで」  
そう言いながら十三が激しく腰を送ると、ちずるもそれに応えるように腰をくねらせていく。  
「あん、あん……う、うれしい。もっともっと突いてぇぇぇぇ」  
「へへへへ、どうや。感じるか。ワイのんはどうや? 豹馬とどっちがええ」  
「あふん、はああん……そんな、そんなの比べ物にならない。  
十三のが、こっちの方がぜんぜんいいのぉぉ」  
 
十三が腰を打ち付ける度に、ちずるの媚肉はきゅうきゅうと肉の凶器を締め付ける。  
「くほっ……ええでぇ、ちずる。さ、最高や!」  
「くはあん、十三、いい、いいのぉ。ああああんん、く、狂っちゃうぅぅ」  
ちずるはその美しい眉をしかめ、襲いくる快感の波に耐えている。  
絶頂はもうすぐそこだ。  
十三の背中にまわした手にさらに力が加えられる。  
まるでそうしていないとどこか遠くへ飛んでいってしまいそうな気がするのだ。  
 
ストロークが激しくなる。十三もそろそろ限界のようだった。  
二人の息がこれまで以上に荒くなる。桃源郷の入り口までもうすぐだ。  
「あふあああああんんんん!! もう駄目! あん、あん、十三……あたし……」  
「ワイも限界や! ちずる! いくで。おまえの中をワイの子種であふれかえらしたる!」  
「あああああんん、うれしい! きて! きてぇぇぇぇぇ!!!!!」  
 
その声とほぼ同時に十三の切っ先から、これでもかと言わんばかりに大量の白濁が  
ちずるの膣内へと射出された。  
「はあん、はああんん」  
肩で息をするちずるをやさしく抱きしめると、十三は余韻を楽しむように口付けをする。  
ちずるもまたそれに応え舌を絡めていくのだ。  
 
「ひひひ、ちずる。身体の相性バッチリやの」  
十三がそうささやく。くやしいがそのとおりだった。  
こんな快感を知ってしまったら、もう豹馬では感じることはないかもしれない。  
「これから毎日ええ気持ちにさしたるで。ほんで、もっとワイ好みの女にしたるわ」  
ちずるはその言葉に少しの恐怖と、あふれんばかりの期待でまた股間に熱い疼きを感じる。  
(もう……離れられないかもしれない……)  
そんなことを思いながら、先ほどまで自分の中にあった十三の肉茎を愛しげに咥え綺麗に舐めとっていく。  
 
「なんや、まだやり足りんのか?」  
十三のその言葉にちずるは目許をぽうっと赤らめコクリと頷くのだった。  
 
つづく………かも  
 

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