ある日の夕暮れ、アイドル事務所の会議室にて。
俺は担当アイドルと向い合っていた。
机の向こうで顔を伏せ、神妙な面持ちでいるのは新進気鋭の十四歳、棟方愛海。
まだそれほど大きな仕事をこなせるレベルにはないが、デビリッシュゴシックのイベントやハワイツアーなどで着実に知名度を上げつつある、俺の自慢のアイドルである。
しかし、いくら人気アイドルといっても、してはいけないことはある。
「……なあ、愛海。つい最近も、こうして話しあったな」
「はい……」
「いやな、お前がそういう娘だってのは分かってるし……それを知った上でスカウトしたんだから、俺の責任もあるんだが。
でもなあ。やっぱ無理矢理はいかんよ。無理矢理は」
見た目だけなら正統派美少女の愛海が持つ、唯一最大の欠点。それが、同じ女性への激しい欲望である。
彼女の性欲、特に乳房への衝動は倍ほど年の離れた俺にとって親近感すら感じさせるもので、事務所内では度々問題視されていたのだ。
「アイドルになればいろんな女の子と知り合いになれるよ」と言って誘った身として出来る限りのフォローはした。
そのため想定されていたほどの苦情は出ていなかったのだが、それでもこうして説教しなければならない状況は少なくなかった。
「乃々、泣いてたぞ。無理無理って言うのはいつものことだが……あれは本気だったな」
「申し訳、ありませんでした……」
「俺だけじゃなくて、乃々にも謝ってやれ。な」
海老原菜帆のように、愛海に揉まれてもそれほど嫌がらない娘たちばかりなら問題は無いのだが、そうはいかない。
緒方智絵里のように弱気で繊細なアイドルもいるのだから、誰かれ構わず暴走してもらっては困るのだ。
「愛海の趣味について、とやかく言うつもりは無いよ。最初から分かってたことだしな。
ただせめて、相手は選んでくれ。愛海だって、女の子を怖がらせたり悲しませたりしたいわけじゃあないだろう?」
「はい……それは、もう本当に……
ただ……たまたま抑えが、効かなくなっちゃって……」
典型的な性犯罪者の言い訳だが、しかし彼女を憎む気にはなれなかった。
ふとした瞬間に愛海が見せる強い意欲や意外に真面目な表情などを、誰よりもよく知ってしまっていたからであろう。
愛海とは、地方イベントの時に出会った。
及川雫、松本紗理奈、篠原礼、兵藤レナ、高森藍子らを連れて北海道でライヴをした時のことだ。
アイドルたちの控室近くで、両手指を不気味に蠢かせて妖しく笑う人物を最初に見かけた時、俺は完全に通報するつもりでいた。
しかし、誰何されて驚いた顔が想定外に整っていたこと、くりっとした両目がどこまでも澄んでいたこと。
そして性犯罪者特有の後ろめたい感情があまり感じられなかったことなどから、俺は急遽方針を変更し、彼女を自分のアイドルに仕立てあげたのだ。
可愛い女の子や綺麗なお姉さんに囲まれる環境は愛海にとって理想的だったらしく、デビュー以来着実に、アイドルらしく成長してくれている。
揉みぐせやセクハラ発言はあるが、持ち前の積極的な性格のおかげで、つるむ友人にも事欠かない。
10歳ほど年上の俺にも結構気さくに接してくれるおかげで、こちらとしても気取らず、自然に仲良く出来る。
そんな彼女の面倒をずっと見て行きたいというのは、俺の偽らざる本音だった。
「同意の上でやるんなら、全然問題は無いんだよ。それで愛海のモチベーションが上がるんなら、プロデューサーとしてはむしろ推奨したいくらいだ。
でも今日みたいなのはダメだ。女同士だから大丈夫なんて、やる側の勝手な理屈だからな。
せっかくの可愛い子が、セクハラされたショックでアイドルやめちゃうなんてことになったら、愛海だって悲しいだろう?」
「……」
「愛海にとっては、胸を揉むなんて日常なのかもしれんが、普通の子にとってはそうじゃないんだよ。
お前だって、もし俺にいきなり胸を揉まれたら、嫌だろう?
お仕置きだーってセクハラされたら、泣きたくなるだろう?それと同じだよ」
なんとなく言った言葉だったが、愛海の反応は激しかった。
「え……? プロデューサー、私の……揉むの?」
ほんの例え話、軽いつもりで出した話に愛海が食いつく。
エロ親父じみた言動のせいで、普段は俺に対して女らしい面をあまり感じさせない愛海が、やけに真剣な表情を見せる。
頬が赤らんでいるのは夕日が当たっているせい、なのだろうか。
何かただならぬ雰囲気を感じて咄嗟に打ち消そうとしたが、彼女の方が早かった。
「そうだね……乃々ちゃんに、悪いことしちゃったし。
今は反省してるけど、私手遅れだから……また同じようなこと、しちゃうかもしれないし。
だから、プロデューサーに揉まれるなら、仕方ないよ」
単なる冗談として流してしまうはずが、妙なことになって来た。
会議室には鍵を掛けてある。それほど広くもない部屋で、俺と愛海の二人きり。
14歳の東北美少女が、未発達な胸を揉まれるために座ってくれている。改めて状況を認識し、戦慄した。
もちろん、プロデューサーの身でアイドルに手を出すなど、あってはならないことだ。
しかし意外と狭いこの業界、若い娘が一番身近な、頼れる大人の男に好意を抱くこともそう珍しくはない。
佐久間まゆとそのPのように、半ば公然の付きあいを続けている者達もいる。
何より今、俺には大義名分があった。
愛海の胸を揉んで、彼女を罰するのだ。他のアイドルへを被害が広がるのを食い止めるため、やむなくするのだ。
これは決して私利私欲のためではない。
偽りの正義を胸に、俺は愛海の背後へ回り込んだ。
椅子に座ったまま、触られるのを待つ彼女は俯き加減でいる。
小柄な愛海を抱きすくめるように優しく、服の上から右手で左の乳に触れる。
薄い胸板に掌を押し当てると、腕の中の女子中学生は息を呑んだ。
アイドルたちの中には年齢に見合わず豊満な体を持つ娘もたくさんいるが、愛海は違う。
いかにも十代前半らしく、まだ前も後ろも分からないほど未発達。実際彼女の胸囲はたったの73cmしかなく、
おっぱいと呼びうる最低限の水準をギリギリクリア出来るか否か、といった程度である。
しかし、前に愛海も言っていたように胸とは大きさではない。大きかろうが小さかろうが、触れば楽しい。
普段身近にありながらも触れられないアイドルのものであれば、なおさらだ。
私服の下に、乳腺と母性とが確かに感じられる。
ぎゅっと手に力を込めて、このままではそれこそ愛海のように、抑えが効かなくなりそうな予感に震える。
もっと激しく欲望のままに揉んでやりたいが、職業意識と道徳がそれを阻む。
どうしたものか、胸を擦りながら思案していると愛海が囁いた。
「ねえ、服の上からだけで……いいの?」
「なに?」
「その……直接、触った方が……お仕置きになるんじゃないかな」
今まで聞いたことの無い、か細い声。自分で誘っておきながら、ひどく恥ずかしそうにしている。
いつもの、悪童めいた笑い声とともにセクハラを仕掛ける淫獣棟方の姿は、そこに無かった。
スカウトして以来、愛海はそれなりにプロデューサーたる自分に心を開き、内面を見せてくれていた筈だったが、こんな彼女は知らない。
自分よりずっと大柄な大人の男に身を差し出す愛海は愛海でないようだ。
愛海でないなら、自分の担当アイドルでないなら、手を出してもいいんじゃないかなどと不合理なことを考えてしまう。
愚かなことを考え過ぎたせいで、勝手に動く手を止められなかった。
愛海の服の裾から、気がつけば手を入れてしまっていたのだ。
思春期らしい、幼女特有の寸胴体型を脱却して女性らしい体になりつつある途上の身体。アイドルらしく立派にくびれた腰の上方で、ブラに触れる。
起伏が極めて少ないせいか、下から押すとそのブラは簡単にずり上がり、薄い乳肉が指先に当たるようになった。
まだ直接見ることは出来ないが、無理に押し上げられて余ったブラ紐が首周りでたるんでいる様はかえって煽情的。
いけないことをしている意識が俺を駆り立てる。
すべすべで、押すと微かに凹む73cmは、普段からアイドルたちの巨乳や爆乳を見慣れている俺にとってもひどく魅力的。
胸の大きさとその魅力は正比例しない。やはり愛海は正しかったか、と考えながら服の中を弄り続けていると、指先になにかコリコリした硬いものが触れた。
ふにふにした柔らかい肉の上で自己主張しているそれを少し強めに圧迫する。押して指の間に挟んでみると、捕らえた愛海が短く叫んだ。
「! す、すまん。痛かったか……?」
「ち、違うよ……なんか、それ、ヘン……もっと、してみて」
痛みや苦しみを伴う叫びではなかった。それとは全く逆の、誘惑するような甘い声。
確かに胸は女性の性感帯で最も有名なものの一つだが、まだまだ子供なはずの愛海が、おっぱいだけで感じるものだろうか。
それを確かめたくて、華奢な身体をますます弄んでしまう。
山というよりは平原に近い、慎まし過ぎる胸を手で犯す。
力を加減しながら人差指と中指で乳首を転がす。残った三本指と掌とで奥ゆかしい膨らみをぎゅむっと圧迫する。
そうしていろいろ刺激してやる度に、抑えこまれた愛海は悩ましげに呻く。あん、とかやん、とか、声を押し殺しきれず恥ずかしそうにしている。
他の女の胸を散々触ってきた愛海がいざ自分の胸を揉まれて切なそうにしている。息を切らせて、身体も少し震えているようだ。
喘ぎ声混じりに、途切れ途切れにつぶやいた。
「……何これ、こんなの、知らない……」
「おい、愛海。お前まさか」
「んふ。すご、凄いよ、本当。さすが、あたしのプロデューサー。
こういうことも、やっぱり慣れてるのかな」
何か勘違いされかけているようだが、橘ありすのプロデューサーじゃあるまいし、女性を一瞬で落とす魔性のテクニックなど持ち合わせていない。
とするとこれはやはり、愛海の体質か。
まだ中学生だというのに、ちょっと揉まれただけで息を荒げるほど感度が良いとは。
貧乳のほうが巨乳より感じやすいという説は、本当だったのか。
やたらに他人の胸を揉みに行っていたのは、誰かに揉んでもらいたい欲望の裏返しだったのだろうか。
SとMは表裏一体などとよく言われるが、そんな感じなのだろうか。
もし俺と愛海との相性が最高に良いとかだったら、嬉しいのだが。
愛海の、感じやすさだけは大人並みらしい幼乳を撫で回しながらそんなことを考えていると、静かな会議室に粘り気のある水音が響いた。
今触っている胸の少し下、ぬちゃっとした淫らな音。頬を染めて目を潤ませる彼女を見れば、原因は明らか。
「おい、愛海。まさかお前」
「し、知らないよ……プロデューサーの、せいだよ。自分で揉んだ時と、ぜんぜん違うんだから……」
普段は変質者のように笑いながらセクハラ三昧な愛海が、俺に揉み返されて未知の感覚に震えている。
自分の倍くらい歳を食った相手に陵辱されて、股を濡らしている。
いつものエロガキを知っている分、ギャップの衝撃が凄まじい。
女として意識していなかった幼なじみに惚れる瞬間とは、こんな感じなのだろうか。
どのくらい濡れているのか確かめたくて、愛海を椅子から立たせた。
黙って従う彼女に前傾姿勢を取らせ、机に両手を突かせる。
胸と同じく肉付きの少ない尻を俺の方へ突き出させると、なんとも言えない征服感を覚える。
膝より少し上くらい、やや眺めのスカートをまくり上げると、触り魔の印象とは裏腹に清純な白いパンツが見えた。
アイドルとはいってもまだ14歳、履いている下着もやや子供っぽく厚手で、中身の具合は一見しただけでは分かりにくい。
罪の意識に震える指先で引きずり下ろすと、股から薄布に微かな糸。
エロ漫画か何かのように、びっしょびしょのぬれぬれというわけではないが、十四歳の女性器ならこれでも淫乱過ぎるくらいだ。
俺の方はとっくの昔に臨戦体勢で、愛海の方も抵抗したり嫌がったりする気配は無い。
このまま事を始めてしまっても何も問題ないように思えたが、担当アイドルを気遣う気持ちが僅かに上回った。
「愛海、これ……そういうこと、だよな。
でも本当にいいのか。今ならまだ俺も、止められそうだが」
「い、いいよ、好きにして……だってこれ、お仕置きだもんね。
いつも私、プロデューサーに怒られたらその時は反省するんだけど……いいおっぱいを見ちゃうと、ついまたやっちゃうんだよね。
だから、きつくしてよ。私がプロデューサーのこと、忘れられなくなるくらい」
「お前、そこまで……もう二度としないって誓ってくれれば、何もここまで……」
誘われるがままに胸を揉み、スカートをたくし上げて生尻を見ておいて今更とも思える。
が、まだ女になりきっていない少女を犯してはいけないという、理性の制止が効いている。
嫌がる女の子、それも可愛がって、手塩にかけて育てたアイドルを強引にレイプする趣味は無い。
幼い身体を弄んだ罪は消えないにしても、決定的な行為は躊躇われる。
しかし愛海は拒んでくれない。とろとろの股を見せて、いつもとは全く違った昂ぶり方で、俺に囁く。
「あんまりね、プロデューサーに嘘は吐きたくないんだよ。
あたし、結構プロデューサーの事好きだよ。こんなあたしに色々優しくしてくれて、育ててくれて、割りと感謝してるし……離れたくないって、思う」
「でも愛海、おかしいだろ。お前は女の子が……」
「男とか女とか、関係ないよ。あたしはあたしの好きな人を、好きになるんだから」
そこまで言われては、もう止まれなかった。
ズボンを下ろして怒張を引きずり出して、ぴっちり閉じた陰唇に狙いを定める。ブラ紐の絡む小さな肩が、怯えていた。
「……きつかったら、できるだけ早めに言えよな……」
それだけ搾り出して、一気に挿入した。
といっても、やはり処女らしく膣の締まりがとてもきつい。
刺激に弱い先端をぎゅうぎゅうやられ、狭い肉の筒を無理矢理押し広げることが出来ない。
全体の四分の一も入らないのに、愛海は喉を反らせ、唇を噛んで泣いている。
挿れてしまった以上、後には引けない。潤いは十分だがまだ固さの残る膣に亀頭を押し込むと、鮮血が流れた。
「う……!」
「すまん、やっぱり痛いよな。止めた方が、いいか……?」
「いい、いいからそのまま……
あ、そうだ胸、揉んでよ、こっち気持ちよくして……」
言われるままに服の裾を引き上げ、慎ましい胸を外気に晒す。
引っかかる部分が少ないせいで、片手でも問題無い。
左手で腰を支え、ゆっくり挿入していきながら右手でおっぱいに触れる。
右の乳首を軽く摘むと愛海の体が軽く跳ね、膣奥から新たな粘液が溢れてきた。
「ひっ……!? それ、それいい、もっとして、えっ……!」
男の節くれだった手に荒らされて、幼い胸が悦んでいる。
膨らみの無い子供乳のくせに、精一杯乳首を勃たせている。
下の方はいかにも生娘らしい反応を返しているのに、おっぱいだけが大人だ。
胸の脂肪が少ないせいで、愛海の激しい鼓動が掌全体で感じられる。
あんな愛海でもやっぱり初体験の時にはどきどきするんだな、なんて思うと愛おしくてたまらない。
無い胸を愛情込めて揉みほぐすと、膣肉も徐々に柔らかく、抜き差ししやすくなって来た。
破瓜の血も、愛液や我慢汁と混ざって薄まり、赤というより薄い桃色。
出血していることに変わりはないので、痛みは当然あるだろう。
できるだけ腰の動きは抑えめにしているが、生まれて初めて男を受け入れる女性器はやはりキツ過ぎて裏筋を一回擦られるだけでも理性が飛びそうになる。
しかし、可愛い愛海を辛い目に合わせたくはないし、やはり男だけでなく女も感じてくれる方がセックスは気持ちいい。
大人と子供の、世間で許されない関係であってもそれは変わらない。
つい意識を下半身に持って行かれそうになりながらも、俺は愛海の胸を刺激し続けた。
手に力を込めても、平らな胸は凹まないし、肉に指が沈み込む感覚も無い。
しかし薄く小さなおっぱいに神経が凝縮されているせいだろうか、ちっぱいをずっと揉まれ続けた愛海は当初の緊張感や恐怖、痛みなどをほとんど忘れているように見えた。
女性経験が無いわけではないが、しかしどうすれば女性、それも中学生女児を悦ばせられるかなど、俺には検討も付かない。
ただ欲望に任せて胸板を楽しむだけだったが、それで十分だったようで、処女喪失の最中でありながら愛海は気持ちよくなってくれているようだった。
「はぁ、はぁ、あぅ、すご、むねいい、ほんとこれ……」
「大丈夫か、愛海。ちゃんと出来てるか、痛くないか?」
「心配、してくれるんだ……ひゃぅ、や、優しいね」
「当たり前だろ。お前は俺の、大事な……」
「『アイドルだから』って? ……ひッ、もう、今はそういうの、やめてって、うぅあ……」
「愛海……」
「だから、もっとム、ムネ、可愛がってよ……!
なんか、ぞわぞわってしてて……これすごく、よさそうなんだよ……!」
乳首を押し潰しながら微かな乳肉を掴むと、愛海の矮躯がビクリと震える。
どろりと、膣の奥から愛蜜が流れてくる。
ローションのようにぬめるそれを絡めて、きつきつの処女まんこが男性器先端を思い切り責める。
一瞬で射精させられそうになって、情けない声が漏れた。
どうにか堪えたものの、よく湿った処女肉に愛され続けて、もう長くは持たない。
俺の様子に気づいたか、愛海がこちらを向いて無理に笑う。
「あ、もう、そろそろ……ヤバイ、よね?」
「そう、だな……あ、でも、コンドーム……」
「だいじょうぶだよ、あたし、初潮まだだから……だから、そのままでいいよ……」
予想もしない言葉に脳が揺れる。
確かに、まだ妊娠できない相手なら避妊の必要は無い。
しかし、未成熟な相手に生で中出しなんて犯罪だ。とても許されるものではない。
が、それを聞いて留まれるくらいならここまでセックスしていない。
むしろ、俺は妊娠の可能性がないことに安堵していた。
今はもう、孕めないほど幼い子宮に種付けすることしか考えられない。
奥を突いて、男性器を挿し込んで、胸を握ってどこへも逃げられないようにする。
覆いかぶさり、抱きしめるようになった時、あっさり限界を迎えた。
直接目には見えないが、経験した事の無いくらい大量に精液が出ている。
狭い膣道の中で愛液と血に塗れて、びくびく痙攣しながら生中出ししている。
処女喪失から膣内射精を決められた愛海は、俺の腕の中で呆然としている。
幼い股に大人の男性器を突き込まれ、まだ破瓜の流血は止まっていないが、胸への愛撫はそれをも上回る快楽を生んだらしい。
たっぷり中で出されて、桃色の汚液を膣口から垂らしながらも、愛海は俺を見て微笑んでくれた。
「はぁ、はぁ……あー、すっごいね、これ……
ねー、またあたしがいけないことしちゃったら、これ、してよ。
いいでしょ? アイドルとプロデューサーだからダメなんて、今更ないよね。ねぇ?」
する前と比べてなんだか急に女らしくなった愛海を、拒むことなど出来なかった。
数日後。
事務所で俺はまたしても愛海の犯行現場に遭遇した。
「うひひひひ。風紀委員さーん。このお山は……風紀違反ですよー?」
「ちょ、やめなさ……! ああ、ブラ、ブラジャー返して下さい!」
「……何やってるんだ、おい」
バツの悪そうな顔で振り返る愛海と、ホッとしたような清美。
余計なとばっちりを食わないよう、できるだけ自然にブラを返却してやりながら、俺は愛海の肩をがっしりと掴んだ。
「すまんな清美。こいつには、俺がきっちり言い聞かせておくから。
だから、他の誰かが来ない内に……その、下着を付け直してくれないか」
「ありがとうございます。……って! み、見ちゃダメです!」
真っ赤になって逃げていく清美を見送ると、愛海が俺の方を見上げてきた。
「へへ。またやっちゃった」
「へへじゃないよ。全くお前は」
「ね。またお仕置きするんでしょ? 今なら仮眠室、空いてるよ。早く行こうよ」
もはやお仕置きがお仕置きの体をなしていないが、可愛い可愛いアイドルに誘われては仕方ない。
手を繋いで人目を盗んで、ベッドのある部屋へしけこむほか無い。
「ね。今日は揉むだけじゃなくて、私のおっぱい吸ってみない? ミルクは出ないと思うけど」
「なんか、赤ちゃんみたいだなそれ」
「いいよーあたしに甘えても。プロデューサーの仕事って、辛いことも結構あるんでしょ? だったらアイドルのあたしが、ちゃんと癒してあげないとね」
「情けなくないか?」
「大丈夫大丈夫。桃華ちゃんのプロデューサーさんなんかね……」
誰にも言えない罪深い関係だったが、しかし俺は愛海とのことを後悔していなかった。
紫色がかった瞳を期待と悦びに歪ませる彼女が、かつてとはまた違った魅力を放ち始めていたからだ。