プロデューサーにも休みはある。  
その場合、予め予定などをまとめ、印刷し、ボードに張っておくという作業を前日にこなしている。  
そこまでしているのだから、余程ゆっくり出来るのだろう、という考えは甘い。  
朝は雫の乳搾りがあるし、その後は何人かのアイドルが遊びに来るのだ。  
 
「今日は誰が来るんですかー?」  
「真奈美とまゆだな」  
「……まゆちゃんですかー、ちょっと苦手ですー」  
 
雫が、珍しく顔を歪める。  
プロデューサーと二人暮らししているということで、危害を加えたりはしない(プロデューサーが悲しむから)代わりに、プロデューサーの私生活について根掘り葉掘り聞かれたりしたからだ。  
 
「まゆの愛は重いからなぁ……」  
「あ、でもっ!私のおっぱいにもプロデューサーさんへの愛がたっぷり詰まってますよー?」  
「……毎朝毎晩搾ってるけどな」  
 
雫と二人で風呂に入ると、雫と密着した状態での入浴にしかならない。  
その上で乳を搾ったりすると湯船が白濁に染まり、雫の甘い声が高らかに響き渡ったりするのだ。  
なお、こうまで雫と、引いては事務所のアイドルたちと親密なプロデューサーではあるが、恋人は一人もいない。  
『プロデューサーはアイドルみんなの恋人で、プロデューサーだから』という謎の不文律のもと、アイドルたち全員に慕われているのだ。  
 
「でも、でもですよー?他の人たちは誰もおっぱいが出たりしませんよー?ですから、私が一番なんですー♪」  
 
乳房をさらけ出したまま、雫はプロデューサーにしなだれかかる。  
トロンとした顔は紅潮しており、先程搾り終えた母乳が乳房の先端を濡らしつつある。  
 
「真奈美とまゆが来るのが11時だから、それまでに満足してくれよ?」  
「はいっ♪」  
 
雫の乳房を、プロデューサーの手が鷲掴みにする。  
嬌声と共に母乳を垂れ流して自ら四つん這いになった雫を、プロデューサーは優しく愛でるのだった。  
 
――なお、余談だが。  
 
「プロデューサーさぁん……今日はぁ、まゆと真奈美さんをたぁっぷり愛してくださいねぇ……?」  
「そうだね。まゆ君の言う通りだ、雫君だけしか愛さない、なんて理不尽は無しにして欲しいな」  
「…………………お手柔らかに」  
 
1日中、プロデューサーの家ではアイドルの嬌声が止まなかったとかなんとか……  
 

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