「んっ……」  
魅惑的な花の香りと共に、この世のものとは思えない甘い感触が俺の口唇に訪れる。  
眠気を押しのけてそっと薄目を開けると、溜め息が漏れる程に美しい女性が唇を夢中で吸っていた。  
「ん……っ……」  
俺が挨拶代わりに唇を突き出すと、彼女は驚いて顔を後方に引く。  
「おはよう、貴方」  
照れくさそうに頬をかいてショートヘアの美女は挨拶した。  
彼女は和久井留美――ブライダル関係のモデルで一躍有名になった  
765プロダクションアイドルで、今は俺と結婚して同居している。  
「昨日はベッドに入るの遅かったのに、留美さん元気ですね……。  
 休日なんだから、もっとゆっくりとしていいんですよ」  
すると留美さんはまたその柔らかな唇を俺に押し付けた。  
美人のキスというものは何度味わっても嫌な気にはならない。  
「せっかくのオフじゃない。貴方との時間を、少しでも長く取りたいの……」  
 
デビューからずっと留美さんをプロデュースしているが  
彼女はクールビューティーな外見と裏腹に情熱的な想いを秘めた女性でもあった。  
彼女は度々俺に対していじらしくも積極的なアピールをかけてきた。  
今まで仕事に向けていた情熱を、彼女は俺に向けて注いだ。  
想いを受け入れて結婚した今も、ひたむきに愛をもって接してくる  
妻は最高に可愛いかった。  
 
「留美さん……っ」  
留美さんの可愛い紅唇に俺は舌をねじ込んだ。  
歯列の裏をなぞり、彼女の口内を味わい抜く。  
彼女も目をとろんとさせて積極的に舌を絡めてくる。  
熱くじゃれ合う舌に加えて、俺は彼女の美肢にすっと手を伸ばした。  
スレンダー寄りのボディに程良い大きさの美乳を有した肉体は  
世界中の宝石が束になっても適わない圧倒的魅力に充ちている。  
すべすべとした牝肌をなぞっていくと、手が甘く痺れる錯覚に酔う。  
「あっ……」  
留美さんの痴股に手をやると、そこはまるで風呂から上がった直後のように濡れている。  
余程セックスをしたくてたまらなかったようだ。  
クチュクチュと数回恥穴を優しく弄くると、俺の手は滴り落ちる愛液ですっかり濡れてしまった。  
彼女の恥孔が放つ淫臭で、寝室は一気に艶色を帯びる。  
 
「流石に朝から濡れ過ぎじゃないですか、留美さん」  
「ご、ごめんなさい……貴方のがどうしても欲しくて……っ」  
眼を細めて淫指の愛姦に悦々としている留美さんは、恥じらいながら身体をモジモジとさせていた。  
朝から新妻にこのような痴態を見せつけられて、興奮しない男がいるだろうか。  
朝勃ちの勢いも手伝い、俺は仰向けのまま妻の出来上がった淫唇に熱い肉帽をあてがった。  
「ああっ……!」  
ぬめっていた淫唇は俺の勃根をすんなり根元まで咥え込んだ。  
挿しているだけで肉根がチーズみたいにとろけそうな程、孔肉は柔らかくて温かい。  
 
「動きますよ、留美さん」  
「んっ……お願い」  
新妻の許可を得た俺は、本能の命じるままに彼女の牝穴を豪犯した。  
激しい抜挿に伴い、膣内に満ちた蜜汁は腔壁にぶつかり、耳が熱くなる程の痴音を響かせる。  
「ああっ……! 留美さんのエロ穴、気持ち良過ぎっ……!」  
下から腰を打ちつける度にいやらしい姦音がパンパンと小気味良く室内で反響する。  
留美さんは俺の上体をしかと抱き締め、さっきから繰り出している猛淫を貪欲に味わっていた。  
唇から漏れる甘ったるい嬌声が俺の雄に更なる力を与えた。  
 
「あんっ……いいわぁっ! もっと、もっと強く突いてぇ……!」  
口端から悦唾を垂らして留美さんが訴える。  
胸板に擦り付けられる彼女の美乳がしっとりと汗ばんでいて心地良い。  
妻の全身から放たれる牝色の発情臭を吸い込む度に、俺の理性は萎縮して代わりに荒々しい獣欲が奮い立つ。  
絶頂を迎えたくてたまらないんだろう、留美さんは自ら盛んに腰を振り始め  
愚根から雄精を搾り出そうと努めた。  
 
「留美さん、ここ気持ち良い?」  
俺が強めにグリンとツイストをかけて攻めると、留美さんは反射的に身を弓なりに反らして悶えた。  
「うん……っ! そこぉ、気持ち良いっ……!」  
間を置かず俺は腰を激しく円動させ、留美さんの恥肉をたっぷりとこねくり回した。  
ぶぢゅ、じゅぶっ、と爛れた猥褻音を上げながら愛汁は飛散し、シーツを湿らせる。  
「あっ、あはぁっ、すごいぃぃ……っ! イッちゃう、いっぱいイッちゃうのぉ……!」  
可愛い嬌声を張り上げる留美さんを俺は再び熱く抱き寄せた。  
「イキそうなんだね留美さん……しごきまくって濃くなった俺の赤ちゃんミルク、欲しい?」  
「はぁんっ……! 欲しい! 欲しいぃぃ……っ! 貴方の精子っ……膣内に注ぎ込んでぇぇ……!」  
すっかり牝獣と化した留美さんを、俺はあえて焦らした。  
「いいの留美さん? 朝から中出しエッチしたら、生まれてくる子……  
 すごくエッチな子になるかもしれませんよ……?」  
「ああんっ、いいのぉぉ……っ! 今すぐ貴方に種付けされて赤ちゃん作りたいの!  
 エッチなパンパンいっぱいして、孕ませて欲しいのぉ……!」  
発情しているとはいえ、これ程やらしい事を口走ってくれるエッチなお嫁さんは、留美さん以外にいない。  
俺は彼女の汗ばんだ尻肉に指を食い込ませて、淫らに腰を打ちつけて犯し抜く。  
「留美さん、留美さんっっ……!」  
俺は愛する妻の内奥へ、しごき抜いた熟成雄種をドプドプと豪射した。  
どっと分泌される脳内麻薬が、俺の思考を一瞬で麻痺させる。  
壊れたホースのように雄根は熱精汁を女壺へと撒き散らし続ける。  
膣襞がまとわりつき、尿道に残留した淫汁を汲み取るように搾り取っていく。  
彼女は背を弓なりに曲げて長く吼え、雄から種を恵まれた快感に心酔した。  
「んっ……留美さん……」  
射精の余韻に浸りながら、俺は留美さんに口づけした。  
舌を差し入れると彼女の悦唾がドッと口内に流れ込む。  
俺はごくごくと喉を鳴らして余さずにそれを飲み干した。  
この唾液の旨さにはどんな美酒も適わないだろう。  
 
   #  #  #  
 
「はい、貴方……」  
俺たちはいつも、チーズトーストとコーヒーで簡単に遅めの朝食を取っている。  
ただ、離れるのが嫌な留美さんの要望で体を繋げたままベッドで食べる事も多い。  
「ん……」  
留美さんと一緒に俺はトーストを端からかじっていく。  
モグモグと食べていくにつれて、お互いの顔が近づいて少し気恥ずかしい。  
唇と唇が重なり合うまで俺たちはパンを食べた。  
食後のコーヒーも口移しで飲み合うのは、最早言うまでもない。  
「美味しかったね」  
この変わった食事を終えると、いつも留美さんは満足げな笑みを俺に向ける。  
俺はそれが見たくて、ついついこの食べ方を選んでしまうのだ。  
 
   #  #  #  
 
「あんっ……あはあっ……!」  
午前中、俺たちは裸のままリビングでアダルトDVDを鑑賞していた。  
見ているのは、そこらに溢れているただのAVではない。  
液晶画面で激しく喘ぎながら性交しているのは、俺と留美さんだ。  
これは俺と留美さんの子作りを余す事なく記録し編集した、世界で一つしかない自家製AVである。  
元々俺は昔から映画制作の仕事に憧れてこの業界に入った。  
プロデューサーになる前は、カメラマンとしてAVの撮影に関わる事も多かった。  
その時に手に入れた撮影スキルは、留美さんのプロデュースにおいてPV制作及び編集として生かされている。  
 
「はぁ……はぁ……」  
画面の中で留美さんは俺の獣根に休む間もなくハメられ続け、艶やかな嬌声を漏らしていた。  
そんな自分の姿に興奮し、留美さんは乳突を弄り、肉雛をしきりに擦り続けて息を弾ませている。  
「留美さん……」  
横にいた俺は、切なそうにしている留美さんの頬にキスした。  
そして手を淫股に差し向けて物欲しげな痴穴をしきりに指で弄んだ。  
既に出来上がっていた彼女の淫穴は、ほじくる度に恥蜜の飛沫を卑音と共に乱れ飛ばした。  
 
「んっ……ちゅぷ……ちゅむっ……」  
「はぁっ……はぁんっ……!」  
牝乳にしゃぶりつきながら手淫を続けると、留美さんは一層とろけた顔で喜悦に悶えた。  
三指を入れて軽くピストンしてやると、腰を浮かして迎え入れてくる。  
「留美さん、気持ち良い?」  
「うん……気持ち良い……」  
淫楽にとろけている留美さんは、素直にこう漏らした。  
「でも、そろそろ……欲しいの……」  
「何が欲しい?」  
あえて俺は聞きながら、淫指の愛撫を激しくする。  
すると彼女の口から余裕がなくなり、言葉が上手く紡げなくなった。  
「あっ、貴方の、おっ、おお……!」  
俺は構わず乳突をベロベロとしゃぶりながら手淫を極める。  
留美さんの肉壺が悦びに潤い、しきりに悶える。  
「貴方の……おちんちん……っ!」  
やっとの思いでそう告げた留美さんは、プシップシッと恥潮を爆ぜさせて俺の手を恥汁まみれにする。  
快涙で潤んだ留美さんを俺は、愛しく抱き締めた。  
 
   #  #  #  
 
「プロデューサー君……これなんだけど……」  
俺と留美さんが付き合って半年経ったある日の事だった。  
彼女は掃除中、俺の部屋からいくつかのAVを掘り当てた。  
どこに片付けたかすっかり忘れていたそれを手にしていた彼女は  
顔を耳まで真っ赤に染めて恥ずかしがっていた。  
パッケージ写真には雄々しい肉根をそそり立たせた筋肉質の男優たちと  
彼らに囲まれて微笑んでいる女優の姿がある。  
「その……部屋の掃除をしていたら山が崩れてきて……」  
「……。それ、俺が監督したAVなんです」  
俺が言うと、留美さんは驚いた様子でパッケージを二度見した。  
カメラマン時代に仲良くなった一人のAV監督は気前良く俺に監督をさせ、いくつかAV作品を作らせてくれた。  
デビュー仕立ての女優を使った素人ものがほとんどだが、俺なりに最高のアングルを追求した。  
結果としてヒット作品には至らなかったものの、監督は才能を褒めてくれて気に入ってくれた。  
これはその時思い出としてもらった物だった。  
 
「ど、どうでした……?」  
AVがばれた事よりも、俺は何より恋人の感想を聞きたくて尋ねた。  
「どう、って……」  
「見たんでしょう、留美さん……」  
図星だったようで、留美さんは否定せずにしばらくうつむいていた。  
やがて彼女はボソボソと小声で感想を告げた。  
「えっと……すごく扇情的で、興奮したわ……。  
 まるで、見ている自分が全身を舌で舐められているようだった」  
それを聞いた俺は、満足げに遠くを見つめた。  
「興奮した」とか「抜ける」といった率直な感想は、AVを作った者にとって最高の称賛と言える。  
「ほ、本当に……?」  
静かにうなづく留美さんを見て、俺が高鳴る嬉しさに一人舞い上がった。  
すると彼女は、思い悩んだ末にこのような事を言い始めた。  
「プロデューサー君……お願いがあるの」  
「えっ、ああ、ごめん。これは、留美さんが見ないような所に仕舞うからさ」  
「……違うの。このビデオの娘のように、……私を、撮って欲しい……」  
 
   #  #  #  
 
留美さんを女優、そして俺を男優兼監督にして作った自家製AVは  
どんどん枚数を増やして今では十五作も積まれていた。  
俺はただの記録撮影に終わらさないように、毎回カメラワークに工夫を凝らして  
いかに留美さんの性的魅力を引き出せるかをテーマにしている。  
カメラと照明に囲まれた狭い部屋で行う種付け交尾は、最高の興奮を俺たちに約束する。  
普段見られない量の濃厚なスペルマがびゅうびゅうと肉根から溢れ出る事も珍しくない。  
 
「留美さん……」  
切なそうに身体を悶えさせている留美さんにキスをして、俺は熱い濡恥を弄び続けている。  
既に淫指は彼女の漏らした大量の愛汁でベタベタとぬらいついていた。  
積極的に舌を絡めてくる彼女の態度が、何ともいじらしい。  
 
「貴方……」  
「んっ?」  
「今日も、撮って……」  
愛しい妻の願いに応えて、俺は手慣れた手つきで三脚付きカメラと音響機具  
そして簡易照明のセットをベッドの周りにいそいそと配置した。  
部屋が一気に狭くなったが、向けられた多数のカメラレンズ  
そしてその奥に在る未来の俺たちの眼が、体奥から見られる悦びを引き出していく。  
 
「留美さん、いつものお願いしますね」  
俺は脚立の隙間を縫って、カメラを一斉につけて撮影を開始した。  
俺たちのDVDは、いつも簡単な近況紹介から入る。  
完全に身内用の記録なのだから必要ないのではないかと思う人間も出てくるだろう。  
しかし、学生時代に飛ばして見る事のなかったインタビューシーンは  
AVスタッフにとって、商品である女優を売り込むためになくてはならないものだ。  
大人になってカメラマンの仕事をして俺はやっとその意味に気づいた。  
あれは、男優とセックスをする娘がいかに魅力的かを伝えるのに欠かせない要素だったのだ。  
 
「留美です。十六作目の今日も、張り切って大好きな彼と赤ちゃん作りたいと思います。  
 彼に一杯……赤ちゃんの素をここに種付けしてもらいます」  
カメラレンズの前で留美さんは即席の卑語を並べ、一番近いカメラに濡れそぼった恥唇を向けた。  
左右に大きく美股を開き、これでもかと言う程淫唇と痴口を主張する。  
何百回と淫交したその部分は、すっかり淫熱焼けをしていて  
肉色の花弁も恥門から妖しくはみ出ている。  
「見て下さい……留美のはもう、こんなに濡れてます。  
 さっきまで彼のエッチな指でいっぱい弄られ続けて、オシッコを気持ち良く飛ばしたばかりです。  
 ヒクヒクした膣穴を見れば、よくほぐれているのが分かると思います」  
留美さんは発達した小淫唇をつまみ、痴態をカメラに見せつけた。  
頬は照明に照らされて早くも火照り、口からは熱い吐息が漏れている。  
そんな彼女の姿を見て、俺は夢中で股に下がっている肉根を左手でしごいた。  
やっぱり留美さんは最高の被写体だ。  
 
「火照って仕方のないこのメス穴に、今から彼の巨きなオチンチンを  
 何度もズボズボと挿入れてもらいます」  
留美さんは俺を見て軽く手招きする。それに応え、俺はハンディカメラを片手に  
いそいそと照明の中へと飛び込んだ。  
ベッドに両膝を付いた俺は腰を突き出し、二十二センチ大の自慢の雄槍を晒した。  
彼女はうっとりとそれを見つめて、ふぅっと熱息を吹きかける。  
びくんと逸物を反応させた後で、おもむろにそれを口に含んだ。  
 
「はふはふ……んっ……はへほ、ほひんひんほ、はふはふへふ……  
(彼のオチンチンも、アツアツです)」  
口から離したくないのか、留美さんは口一杯に肉根を頬張ったまま話した。  
言葉が分かりにくくなるが、かえってそれがいやらしい演出として効果をもたらすので  
俺は何も指示を与えずにカメラを回し続ける。  
留美さんも慣れたもので、俺のカメラに向かって上目遣いで笑顔を向けたり  
わざと激しく口淫してチュパ音を音響に拾わせたりして  
より良い子作りビデオになるよう協力してくれる。  
 
「ふふ……いつもよりカチカチ……。今日はまだ一回しかしてもらっていないので  
 一杯射精してもらえそうです……」  
留美さんが唾液でベトベトの淫根を優しくしごきながら、俺に向かって言った。  
頃合いと判断して、手振りで横になってもらうように指示をする。  
彼女はニコリと笑って動いてくれた。  
 
「留美さん、チンポ欲しい?」  
淫唇の前に勃根を据えて、肉帽でペチペチと火照った淫部を叩く。  
俺の言葉に留美さんはコクンとうなづいた。  
「うん。貴方の素敵なオチンチン……欲しい……」  
人差し指を軽く咥えてねだる可愛い留美さんを撮り収めながら  
俺は興奮を抑えきれず肉根をブルンと身震いさせる。  
「あんっ……!」  
艶かしい留美さんの淫唇に、俺はゆっくりと赤黒い愚息を没入させていく。  
上質の花弁が肉槌に纏わりつく様や、肉根を頬張る恥丘の表情をカメラで舐めるように撮っていく。  
時間をかけて根元まで挿入した俺は、そのまま強かに腰を前後させて  
肉交の一部始終を観察し、記録した。  
 
「あは……っ! んん……っ! いい、いいわぁ……っ!」  
俺の繰り出す剛姦を受け、留美さんは眼をつむって髪を乱し、大いに悶えた。  
おしとやかな普段と違った可愛いらしいヨガり声を、彼女はしきりに漏らし続ける。  
カメラを意識する事無く、悦楽に犯された彼女は自分の淫乳を揉みしだいている。  
手の離せない俺を興奮させようとしているのかもしれない。  
「はぁっ……はぁっ……! 留美さん、気持ち良いっ……?」  
激しいピストン運動をしながら、俺は留美さんに質問した。  
荒息の中を縫うようにして、彼女ははっきりと応える。  
 
「んんっ……! ええっ! す、すごく……いいわぁ……っ!」  
「ナカに欲しい?」  
俺は腰の動きを速めて妻の牝を攻め立てる。  
蜜汁が孔内でピチャピチャと飛び跳ねている様子が、卑音として外に漏れた。  
「うん……私、あったかい赤ちゃんの素、いっぱい欲しいのぉ……っ!」  
彼女の繁殖要求に応えるようにして、俺は巨根を肉膣でえぐるように暴れさせる。  
留美さんは両目にじわっと喜涙を浮かべて、嬌声を絶えず上げている。  
汗ばんだ牝乳が波立ち、俺の淫欲更に膨張させ加速させた。  
「ああ〜〜っ、で、出るぅ――っっ!」  
膣奥を散々突きまくった末、俺は留美さんの中でこの上ない絶頂を迎えた。  
津波に似た圧倒的悦波が脳を瞬く間に制圧し、思考を麻痺させる。  
びゅるびゅるびゅるっっ、と快音を響かせて痴砲は淫精を噴き放つ。  
俺は射精が完全に終わるまで肉槍を膣内に収めた。  
「あは……っ! 熱いぃ……!」  
俺の注ぎ込んだ痴精を、留美さんは膣孔全ての細胞で感じ尽くす。  
男に精を注がれている時の女の表情は、たまらない幸福感を男に与えてくれる。  
 
俺が人差し指をクルクルと回すと、留美さんはそのサインを読み取って身体を横へと捻る。  
刺さった淫根を軸にして捻った後、彼女は四つん這いになって後背位の姿勢を取った。  
うっとりしてしまうほどの美尻が俺の肉根を健気に頬張っている。  
 
「じゃあ、留美さん。まだ俺のちんぽが欲しかったら、自分から腰振ってみせて」  
俺のリクエストに応えて、留美さんは綺麗な曲線を描いた尻を精力的に俺の腰へ擦りつけた。  
全身をオナドールにして男を悦ばす彼女の奉仕精神に、何度も彼女を抱いた俺もつい二度惚れをしてしまう。  
使い込んだ膣襞は始終蠢いて、射精直後の肉根を瞬く間に硬く再勃させた。  
「んーん……留美さん本当に男のおちんちんが好きなんだねぇ……」  
俺がわざとねちっこく耳元で囁くと、留美さんは枕に顔をうずめて恥じらっている。  
このビデオではいつものクールな留美さんはなりを潜め  
代わりに俺という牡を求めて止まない牝の彼女が頻繁に顔を出す。  
「ほら、留美さん。動きが止まっているよ? もっとおねだりしないと可愛い赤ちゃん出来ないよ?」  
俺がハッパをかけると、留美さんは先程よりも激しく美尻を動かして性奉仕に努めた。  
俺はその動きに呼応するようにひくつく、美しい桜肛をしっかりとカメラに収める。  
 
「ど、どうかしら……?」  
背中越しに留美さんは俺に尋ねた。  
こっちとしては気持ち良いどころの騒ぎではなく、興奮をこもらせて胸が大渦を巻いている。  
さっきから痴肉の愛撫を受け続けている肉根に至っては、今にも第二波を放つ直前である。  
 
「んっ……も、もう少ししたら……!」  
すると留美さんは俺の考えを見透かしたように笑い  
その愛尻を激しく俺の下腹へと打ちつけて射精を促した。  
柔らかな膣襞がきゅうと締まり、俺の睾丸から淫蜜をずぞぞと吸い上げる。  
「ううっ……!」  
俺はたまらず、留美さんの尻奥へどくどくと淫精を放った。  
盛んに律動する膣道は、貪欲に俺から精を搾り取っていく。  
留美さんは精汁の温もりを膣肉で確認すると動きを止めて  
種付けの悦びを味わって背中をぐいと反らした。  
 
ハンディカメラを脇に置いた俺は、快淫の余韻に酔っている留美さんを背後から抱き寄せ  
重なり合ったままベッド端に腰を掛けた。  
彼女の白い美脚を大きくM字に開いた俺は、至近距離に置いているカメラレンズへ  
そのふしだら極まりない交淫部分を見せつける。  
「ああっ……恥ずかしいぃ……!」  
留美さんは耳朶まで朱に染め、顔を両手で覆い隠した。  
身体の隅々まで知っている間柄なのに、彼女はこの体位だけは何度撮っても慣れないらしい。  
かく言う俺は、留美さんの牝部と恥じらいの様子を同時に収められるこの体位が  
何よりの抜き所であり、お気に入りだった。  
「恥ずかしがらないで、留美さん。俺たちは何も恥ずかしい事はしていないよ?  
 ただ愛し合って素敵な赤ちゃんを作ろうとしているだけじゃないか」  
「ううっ……そうだけど……」  
「分からない? ……なら、分からせてあげるね」  
俺はベッドのスプリングを利用した猛挿で、留美さんの牝穴を豪快に淫姦し始めた。  
彼女の身体が大きく跳ね、結交部からぶびっ、じゅぶっ、と醜い猥音と共に恥汁が飛散する。  
「あっ、あんっ! ……んううっ……っ!」  
「留美さん、もっとはっきりと見せつけるんだ。俺たちが真剣にセックスしている所をね。  
 俺のチンポが、君の女の子に種付けしている瞬間を……っ!」  
もうほとんど淫結部しか映らない程センターカメラに寄り、俺は激しく腰を振るった。  
編集する時どんなに助平な映像が取れているだろうとワクワクしてたまらない。  
「ダメっ……! と、飛んじゃう……!」  
留美さんは恥ずかしさと快淫のあまり、プッシュウウウウと豪快に蜜潮を放った。  
至近距離にあるカメラは当然それをモロに受けて愛液塗れになる。  
その時の膣肉の蠢動に釣られて、俺の息子も膣道の半ばで熱い性汁をドプンドプンと漏らした。  
「はぁっ……んはぁ……っ」  
「ふうう……! 沢山気持ち良くなったね、留美さん」  
俺は潮まみれになったカメラを丁寧に拭いて、別のカメラをセットした。  
もしデータが壊れなければ、これは今までで最高の逸品が出来上がるかもしれないと  
俺は今からホクホクしている。  
 
   #  #  #  
 
美人妻への淫交はこれで終わらなかった。  
俺は留美さんをベッドに仰向けにさせ、その上から体を組み敷いた。  
彼女の細い足首を両肩にかけ、無防備極まりない花穴へと雄を突き入れる。  
「ああっ……!」  
身体を二つに折られた留美さんは、やや浮いた蜜尻を俺の両腿で挟まれ  
猛々しい雄責めをなすすべなく受け続けた。  
ほぐれきった妻の牝穴を、勃々とした雄槍で蹂躙し尽くす正常位を  
俺はいつもラストシーンに据えていた。  
平々凡々たるこの体位が、いかにパワーに充ちているかを引き出す  
――これがAV時代から一貫した俺のテーマだった。  
 
「あはぁっ……っ! んひぃっ……ひぃん……っ!」  
怒涛の種付けピストンを受け続ける留美さんは、瞳を始終潤ませ、涎を口端からだらだらとこぼした。  
理性に至っては、最早どこに飛んでいったか分からないといった有り様である。  
彼女の恥肉たちは姦根を引き抜く度に我先にとまとわりつき、雄の獣欲を根元から吸い尽くさんと蠢いた。  
「あはぁっ! そ、そこぉ……っ! もっと一杯ズボズボしてぇ……っっ!」  
腹下で快哉を叫ぶ俺のシンデレラに応えて、自慢の雁肉を駆使し、卑肉の快所を強かに擦り上げる。  
留美さんは喜涙を流して悦びにむせた。  
 
「ああっ、そうっ! そこぉ、気持ち良いぃぃ……!  
 本気セックス、気持ち良過ぎるぅ……っ!」  
「ふううぅっ……! アツアツのツユダクマンコで、チンポふやけそうだ……っ!  
 留美さん! キンタマに残っている精子汁、全部注ぎ込みますよ! いいですねっ!」  
俺は何か返事をしようとしていた留美さんの口をキスで塞いで、繁殖欲丸出しの放精運動を繰り出した。  
妻尻がなすすべなく男の性槍に攻略されるカタルシス――これが正常位の持つ普遍的魅力なのだ。  
「留美さん、好きだぁ――っっ!」  
俺の熱い魂の告白に留美さんも大声で応える。  
「うん、私も……貴方が好きぃぃ……っ! 貴方の作った赤ちゃんのエキス……  
 みんな……私の中に注ぎまくってぇぇぇ……!」  
 
――もう限界だっ!  
 
根元まで挿入しきった直後、鈴口が壊れるかと思う程  
濃密な雄精がブビュウビュブブと溢れ放つ。  
俺はすぐに圧倒的な射幸感に脳髄を支配され、獣に似た歓声を漏らした。  
膣奥で遺伝子の塊を爆射された留美さんは、やや痙攣気味に息を止めてされるがままになっていた。  
「あはあぁぁ……んっ! おっ、奥に……っ!  
 アツアツの赤ちゃんの素、沢山出てるのぉぉぉ……!」  
最高の快頂感に耐えきれず、留美さんはまたもやシーツとカメラが台無しになるくらいの噴潮を起こした。  
眼を閉じると厚い膣肉が俺の精子を搾り取ろうと蠢動している。  
俺はその快美を貪るように味わった後、腰で円を描いて  
ドロドロになった膣道に駄目押しで精子を塗りつけていった。  
淫臭に満ちた部屋の中で、精汁が出尽くした事を確認すると  
俺はゆっくりと腰を浮かせて連戦の剛剣を抜き取った。  
恥肉が肉根にすがりついている様が、余すところなく撮影された。  
 
「んっ……っあぁ……!」  
やっと肉の呪縛から肉根を解放すると、トプッ、トプッと数発分の淫種汁が  
ぽっかりと開ききった牝穴から垂れ落ちていく。  
放心状態の留美さんに内緒で、その淫々たる様を俺は逃す事なくハンディカメラで撮影した。  
「んぶ……んむっ……」  
征服欲を満たした雄茎に縋り、留美さんは優しい舌遣いで舐めしゃぶる。  
幸せになるのには王族や政治家、富豪になる必要はない。  
ただ一人、交わり合った後微笑んで奉仕してくれる恋人がいればいいのだ。  
「最高よ……貴方」  
お掃除フェラが終わると、留美さんはニコリと俺に向かって微笑んでくれた。  
 
   #  #  #  
 
機材をまとめて再びクローゼットに片付けた後、俺はキッチンに立った。  
最近では留美さんがご飯を作ってくれるようになったが  
家事は分担するように決めている。休日の昼飯作りは俺の役目だ。  
キッチンに立って簡単に有り合わせもので炒飯を作っている。  
すると留美さんが寄ってきた。彼女は軽い悪戯のつもりなんだろう。  
キッチン机の下に潜り込んで、いい加減ふやけた俺の恥根を根元まで頬張った。  
「んっ……ちゅぷっ……ちゅぱっ……!」  
留美さんは俺の尻を抱いて、その柔らかい口唇で本気の奉仕を始めた。  
肉穂を重点的に舐めしゃぶり、根元をすぼめてしごき抜くそのフェラは  
思わず腰をもって行かれる程に力強さで満ち溢れていた。  
 
「はあっ……んくぅ……っ! 留美さんんっ、あっ、危ないから……ね? ねっ?」  
俺は哀願したが留美さんはフェラを止めようとしない。  
何とか火を消し調理を終えた瞬間、俺は耐え切れずに留美さんの口内へ熱い恥汁を漏らす。  
ビュッビュッと射出される精液を、彼女は目を細めて口腔に溜め込んだ。  
「んっ……んむっ……」  
口の中一杯に注いだ恥精をコクコクと飲み干す留美さんを  
眺めているうちに俺は怒る気も失せてしまった。  
さっと皿に料理を盛り付けてテーブルに並べる。  
 
「美味しい?」  
「ええ、とっても」  
口をゆすいだ留美さんは俺の炒飯を美味しそうに食べてくれた。  
昼食を済ませた俺たちは流石に疲れ、裸で抱き合いキスを交わしながらウトウトと惰眠を貪った。  
 
   #  #  #  
 
「あっ……もうこんな時間か……」  
惰眠から目を覚ました俺は腕時計を見た。時刻は既に六時半を回っていた。  
何かを焼く匂いがするのでキッチンに目を向けると、留美さんが夕食を作っている。  
彼女はしっとりとした裸肌に白のエプロン姿という出で立ちでハンバーグを焼いていた。  
「あっ、貴方。もうすぐ料理が出来るから、待っていてね」  
にっこりと笑う留美さんに笑顔を返した俺は、寝起きで硬くなった淫根を  
軽くしごきながら、キッチンへと足を運ぶ。  
「貴方……?」  
俺は料理中の留美さんの背後に立ち、おもむろに抱き寄せて口づけした。  
口内へ強引に舌を差し入れると、彼女は拒みつつも目をとろんとさせて舌を差し出した。  
 
「んっ……あん……っ! 貴方ぁ……まだ、料理の途中……」  
「留美さん。こんなエッチな格好で料理していて……俺が我慢出来る訳ないでしょう?」  
俺は留美さんの手を引っ張って肉根を握らせる。  
手を上からかぶせて無理やりしごかせると、それはむくむくと膨らみ硬度を増していく。  
「あっ、熱い……っ」  
肉根を触って留美さんもどうやら催したようだ。  
俺はそのまま間を置かずにズブと肉物を挿し入れ、留美さんを背後から盛んに淫姦した。  
彼女の美尻は適度な肉付きと柔らかさで、本当に俺の本能をがっちりと魅了している。  
 
「あはぁ……っっ!」  
とろけた美人妻の尻谷を開くと、溜息が出るような美肛がヒクヒクと悶えている。  
俺はそれを見ているうちに悪戯心を起こして、可憐な肛蕾に親指をつぷと挿入した。  
「あんっ、だめっ……!」  
健気な女肛は俺の肉指を赤ん坊のようにちゅぷちゅぷと舐めしゃぶっている。  
根元まで入れて大きくほじくり返すと、刺激を感じたのか膣口がキュッと締まった。  
「肛門を指でほじくられて喜ぶなんて……本当に留美さんはエッチな奥さんだよ」  
俺は留美さんの髪の匂いを嗅ぎながら、そう耳元で囁いた。  
芳しい香りが詰まるほどにぎらついた肉欲をスリムにしてくれる。  
「そ、それは……!」  
肛膣双方で交互に抜き挿しを繰り返すと、淫妻はいつになく艶めかしい声を漏らした。  
「ご、ごめんなさい……エッチな奥さんで……!」  
「そうだね。でも、俺はそんな留美さんが好きだ……」  
俺は留美さんの顔を振り向かせて、舌をその口に差し入れながら  
ガツガツと彼女の淫尻を突きまくる。  
片手で張りのある牝乳を揉みくちゃにしながら、留美さんの身体全体を味わい尽くした。  
「留美さんは世界で一番魅力的で、可愛くて……素敵な奥さんだっ!」  
「あんっ、ありがとう、貴方ぁ……!」  
留美さんのとろけた笑顔を見ると、俺の雄はますます猛って膣奥で暴れた。  
「留美さんっ……もう、そろそろ……っ!」  
「んっ……ええ、いいわっ! 貴方の熱くて素敵な雄ミルク……私にかけてぇっっ……!」  
背中と胸板を密着させて、俺は留美さんの膣奥を蛮突する。  
一対の美乳を本能のままに揉みしだきながら、逃げられないように固く抱き締める。  
びゅうびゅうと心地良い射音を発してドロドロの淫精を彼女の孔奥へご馳走した。  
熱種をたっぷり撒かれた彼女は、長く黄色い嬌声を伸ばしながら気持ちよさそうに舌を垂らしていた。  
 
   #  #  #  
 
「さてと……じゃあ先にお風呂入らせてもらうね」  
夕食で腹を満たした俺は、バスタオルとパジャマを持って浴室へと行こうとした。  
今日はAV撮影を筆頭に張り切り過ぎたため、早く汗を流してさっぱりしたい。  
「あの……貴方……」  
その時、留美さんは俺の手を握って何やら言いたげにモジモジした。  
 
俺は彼女の表情から、すぐにその隠された主張を読み取った。  
「……。留美さん、一緒に入ろうか?」  
俺の言葉を聞いて、留美さんの澄んだ瞳はキラキラと輝いた。  
「……いいの?」  
読みが当たった俺は笑いながらうなづいた。  
留美さんは本当に俺と一緒にいるのが好きなんだな、とほっこりする。  
やや依存心が強いものの、ここまで意中の女性に好かれるのは嬉しい。  
 
   #  #  #  
 
服を着ていない俺たちはそのまま浴室へと入り、汗を流す。  
「今日は一日中セックス漬けだったね」  
「そ、そうね……」  
留美さんはシャワーを浴びながら恥ずかしいらしくうつむいていた。  
注意して見ると、彼女は何やら股間を凝視している。  
「何しているの?」  
「ちょっと、ね……」  
彼女が言いたがらないのも無理はなかった。  
股部からは、先程まで愛し合い注ぎ込み続けた俺の蜜精が  
トロトロと水飴のように絶える事なく垂れ落ちていたのだ。  
俺の視線の意味に気づいた留美さんは、恥ずかしそうに身体を縮こまらせる。  
「ははっ、大分ナカに出させてもらったからね。どう、まだ垂れてきそう?」  
「うん……流してはいるんだけど……」  
俺はさっと湯船から上がって、留美さんを背中から抱き締めた。  
「あ、貴方……」  
「手伝うよ、留美さん」  
俺はシャワーを片手に持って留美さんの股間にサーっとかけながら  
もう片方の手で彼女の恥穴をクチュクチュと二本の指でほじくり始める。  
「あっ、ああ……っ!」  
留美さんのアソコは、ほじくればほじくる程奥から精汁が降りて来る。  
我事ながら沢山射精したなぁ、と呆れてしまった。  
「あはぁ……貴方ぁ……」  
悦々と悶えている留美さんが可愛くて、俺は淫汁が垂れなくなったにもかかわらず  
しばらくの間彼女の恥穴をしつこく弄くっていた。  
仕舞いに留美さんは身体を俺に預け始めて、目をとろんとして悦に入る。  
「終わったよ、留美さん」  
「あ……ありが……と……」  
 
留美さんと入れ替わりに俺は上がって頭を洗った。  
次に身体を洗おうとすると、留美さんが湯船から出てきてタオルをそっと奪う。  
「その、……身体……洗ってあげる」  
「ありがとう。留美さんも疲れているのに、悪いね」  
「いいの……さっき気持ち良くしてくれた、お返し」  
俺はほかほかとした気持ちで留美さんに背中を見せた。  
美人の奥さんにに背中を流してもらうのは、得も言われぬ優越感を覚える。  
心待ちにしていると、いきなり背中にムニュッと柔らかくヌルヌルとしたものが押しつけられた。  
 
「る、留美さん……!?」  
留美さんは何も言わずに背後から俺を抱き締めて、俺の背中をこすった。  
タオルでは有り得ないすべらかな感触に、俺は胸を高鳴らせる。  
胸――そう、彼女はあの宝石のように美しい美乳を俺に押し付けて洗っているのだ。  
柔らかく、それでいて弾力のある乳肉の感触は俺を瞬時に虜にした。  
小さく硬い乳突の存在が絶妙なアクセントになっていて、徒に股塔を刺激する。  
「……気持ち良い?」  
留美さんは泡だらけの手で俺の乳首と肉根を丁寧にしごく。  
明らかにボディーソープと違うジェル状の液で、緩急つけてしごいていた。  
「はい、とっても……」  
率直な感想を告げると、留美さんは俺の太腿にさっと跨がった。  
俺を優しい目で見つめながら、彼女は腰を前後させて、腿を洗う。  
柔らかい肉唇が腿にこすりつけられる様は、間接的に血潮を股座に滾らせる。  
 
次に彼女はそのまま俺に抱きついて、美しい乳肉で俺の胸板を洗った。  
肉根を尻肉の谷間で洗いながら、胸を洗うのだ。  
「はあっ、あんっ、んっ……はあっ……!」  
留美さんは脳味噌が溶けそうになる甘い嬌声をしきりに漏らす。  
擦り付けられる乳の柔らかい感触は元より、程良く締まった尻肉と  
肛門の皺が織り成す豊かな性感ハーモニーは素晴らしいの一言に尽きる。  
俺が口を真一文字にし射精を必死に我慢している様子を見て、留美さんはニコリと笑った。  
「じゃあ、次は『ココ』で洗ってあげるわ」  
 
留美さんは肉根に付着した泡をシャワーで軽く洗い流した後、俺を床下に寝かせた。  
期待で目を輝かせている俺を前に、留美さんは出来上がった恥根を蜜膣の内へと導いた。  
「おおお……っ!」  
脚同士を互い違いに交わらせ、勃根を膣部へと向け挿入するこの体位は  
四十八手に名高い性技・松葉崩しではないか!  
「アソコのおツユで、綺麗にしてあげるね……」  
留美さんはあくまで身体を洗う姿勢を崩さず、俺の淫根を恥肉で包み込む。  
珍しい新鮮な体位は、想像以上の大きな興奮を呼び覚ます。  
無理やり曲げられた肉淫は、隆起する度に戻ろうと心地良い膣襞を余計にこすった。  
それが雁裏に心地良く響いて、思わず涙ぐんでしまう。  
「ああっ……留美さぁん……っ!」  
「イキたいの? いいわ、我慢しないで……。  
 そのまま私の膣内(ナカ)に、遠慮なく射精して……?」  
体勢が体勢だけに、俺は留美さんのされるがままに射精を迎えた。  
力んで抜挿出来なかった分、射精と共に身体の疲れがドッと体外へ溢れ  
非常に心地良い気分にさせられる。  
「んっ……」  
留美さんの手厚い奉仕はそれに留まらなかった。  
彼女は射精後、仰向けになった俺にまた身体を擦り付けた。  
今度はすべらかな太腿で半立ちの肉根を優しく挟み上げて、洗い出した。  
乳肉で入念に胸板を洗った彼女は、ディープキスで口の中まで綺麗にしてくる。  
 
(これは……天国だぁ……!)  
 
また肉根の収まらなくなった俺は奉仕キスを中断し、留美さんに二回目の壺洗いをねだった。  
留美さんはリクエストされたのが嬉しかったらしく、満面の笑みで騎乗位をし  
一生懸命俺の愚息を膣肉で洗浄してくれた。  
俺は全身を使って奉仕してくれた彼女へのお返しに、その牝膣へまたドクドクと濃精を解き放った。  
 
   #  #  #  
 
「ふうぅ〜〜……!」  
俺は留美さんと狭い湯船に抱き合うようにして入った。  
さっきの新妻ソープの感動が、深い余韻として今も肉体に残っている。  
「どうだったかしら?」  
「いやぁ、気持ち良かったよ留美さんっ! もぅ最高っ!  
 毎日してほしいくらいっ!」  
いつになくはしゃぐ俺を留美さんは可笑しそうに笑っている。  
「でも……こんな技、どこで覚えたの? 確か俺、ソープものはAVでも持ってなかったと思うけど…… 」  
「通販でDVDを買って自分で研究したの。でも本番は今日が初めて……喜んでくれて嬉しいわ」  
俺の喜ぶ姿のためにここまで尽くしてくれる女性が、果たして留美さん以外にいるだろうか!  
俺は留美さんが愛おしくてならず、しばらく湯船に浸かって彼女に喜びのキスを浴びせた。  
 
   #  #  #  
 
長いようで短かった素敵な休暇も残り僅かになった。  
俺と留美さんは明日に備えてベッドに潜って就寝する。  
俺は今日、留美さんの身体を堪能しまくった事を思い返し  
また今日撮った映像をどのように編集していくかを想像しながら寝息を立てていく。  
「ねぇ……」  
留美さんが耳元で囁いたので、俺は片目を開いて彼女を見た。  
彼女は桃色に潤んだ瞳で俺の顔をじっと見つめていた。  
「どうしたの、留美さん?」  
「貴方、言いづらいんだけど……」  
留美さんは俺の肉根を握って愛おしそうに撫でさする。  
「これ……使っていい?」  
驚いた事にどうも彼女はまだ、ヤリ足りないらしい。  
いつもは淑女然として舞や拓海たちを年長者らしく指導している彼女だが  
俺の事になるとそこらの風俗嬢以上に可愛く淫乱になってしまうのだからギャップがすごい。  
「うーん……もうたっぷり楽しませてもらったし、何も出ないと思うけど」  
一日の間酷使し続けた俺の陰茎は、休息を求めるように留美さんの手の中で柔らかいままうなだれている。  
「明日は仕事だし、俺も留美さんも休息はしっかり取らなきゃ……」  
「うん、でも……」  
「バイブなら洗ったのがあるから、それで間に合わせたら?」  
「だめ……」留美さんが言った。「柔らかくても、貴方のオチンチンがいい……」  
俺は少し困り顔になりながら、留美さんに肉根を好きにさせる事にした。  
柔茎を器用に膣内へと迎え入れた彼女は、俺の身体にそっと身を委ねる。  
「動いた方がいい?」  
俺の言葉に、彼女は小さく首を振った。  
「いい。ちょっと、貴方と繋がりたいだけだから……」  
柔根は彼女の熱い膣襞に包まれ、非常に心地良かった。  
とはいえ半勃ち程度に隆起したが、それ以上はどうしても膨らまない。  
「少し大きくなったね」  
留美さんは嬉しそうに呟いた。  
「落ち着いた?」  
「うん……」  
肉根を提供している代わりに、俺は留美さんの可愛い尻肉を軽く揉みほぐした。  
今日はこの淫尻に果たして何匹分の精子を注ぎ込んだのだろうか。  
ふと見ると、留美さんは目蓋を閉じてスヤスヤと寝息を立てている。  
「お休み。俺の可愛い留美さん」  
俺はキスした後、妻を抱きながら夢の中へと潜っていった。  
 

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