・P×岡崎先輩  
・NTRや凌辱ではないが、岡崎先輩は後ろの穴をP以外の人間に調教され済み  
・シチュとして、フェラ、飲精、アナルセックス。淫語多め  
 
 
「えっ」  
「まことに申し訳ございません。当方の手違いでして……」  
 
 俺は深々と頭を下げるホテルのフロントの言葉に、どう反応すればいいのかわからなかった。  
 同時に、ぐらりと身体がかしぎ、負ぶっている少女を落としそうになってしまう。  
 慌てて、身体を揺すって彼女を落とさないようにする。  
 
「いかがいたしましょうか。当方で他のホテルに当たりまして、空いている部屋を――」  
「あー、いや……」  
 
 困惑しきったフロントはそう言葉を続ける。俺は、それを遮った。  
 時刻は既に真夜中近く。これから他のホテルを捜してもらい、そちらに移動するとなると間違いなくてっぺんを越えてしまう。  
 俺はいいとしても、背中の少女――岡崎泰葉をこれ以上連れ回すのも忍びない。  
 
「構いませんよ、同室で」  
「左様ですか。重ね重ね申し訳ございません。それでは、お部屋にご案内いたします」  
 
 フロントはそう言うと、そばにいた同僚にキーを渡した。  
 俺は、その人物に先導され、今夜の宿となる部屋へと向かった。  
 
 ………………  
 …………  
 ……  
 
 この日、俺は地方で行われたライブに出演する泰葉の付き添いに来ていた。  
 本来なら、子役時代から長年芸能界にいる泰葉には、付き添いなど必要なかっただろう。  
 だが、ここのところ彼女は少し精神的な安定を欠いているように思えた。  
 そこで俺は、ちひろさんに他のアイドル達のことを任せ、二泊三日で泰葉と共にこの地に足を運んでいた。  
 複数のプロダクションが合同で行うこのライブは注目度も高く、これが泰葉の今後の活動にもいい影響を与えるだろうという判断からだった。  
 
「ふう……」  
 
 ライブの後、他のプロダクションとの交流会があり、結果として俺達が会場を後にできたのは夜の十時過ぎ。  
 幸いなことに、立食パーティ形式の交流会だったので食事を取ることはできたが、ライブ後も突っ立ったままなので足が棒のようだった。  
 これが仕事扱いなら児童福祉法を盾に彼女をさっさとホテルに送り届けることもできたのだが……。  
 あくまでもライブ後のパーティということで、業界関係者や政財界の重鎮にも愛想を振りまかなくてはならないのが、タレントのつらいところである。  
 
「いてて」  
 
 おまけに、規模の大きなライブ、しかも他のプロダクションのアイドル達との共演ということで気疲れもしたのだろう。  
 泰葉は、会場を出る頃には既に目を擦っており、車に乗るとあっという間に船をこぎ始めた。  
 仕方なく俺は、彼女を負ぶってホテル入りした……というわけだ。  
 
 そこで、冒頭のやりとりになる。  
 複数の芸能関係者がこの地方で一度に多数の宿を取ったためか、ホテル側がシングル二部屋をダブル一部屋と勘違いしてしまったのだ。  
 勘違いは誰にでもある。おまけに時刻も遅い。  
 俺は、明日もあるライブのことを考え、結局ホテル側が間違って用意したダブルの部屋で妥協したというわけだ。  
 明日の朝、泰葉ににらまれるかも知れないが、彼女を負ぶったまま夜遅くまで連れ回すことに比べれば安いものだ。  
 
「俺も歳かな」  
 
 負ぶっていた泰葉を静かにベッドに下ろして背中を伸ばすと、グキッと嫌な音が聞こえ、同時に痛みが襲ってきた。  
 まあ、さすがにぎっくり腰というわけではあるまい。  
 とんとんと背中と腰を叩きながら、荷ほどきをし、ノートパソコンを部屋に備え付けの机の上に広げる。  
 ノートパソコンが立ち上がるまでにスマートフォンの方を見てみると、いくつかのメール着信がある。  
 それをさらっと流し読みし、改めてパソコンのメールソフトの方で読み直す。  
 すぐさま返信が必要なのは……ちひろさんからのメールだけだ。  
 ニューウェーブの三人のトレーニングスケジュールに関する問い合わせだった。  
 手元のスケジュール帳を確認し、キーボードから打ち込む。無線マウスを操作し、送信完了。  
 
「…………」  
「ん、くぅ……すぅ…」  
 
 ちらりとベッドの方を振り返ると、泰葉は静かに寝息を立てていた。  
 キーボードの音も気にならないほど深く眠り込んでいるようだ。  
 
「ふわぁ……はふ……」  
 
 それを見て、俺の方も急に気が緩んできた。そのまま椅子から立ち上がり、ベッドの上にごろりと横になる。  
 ああ、シャワー浴びなきゃ……そう思ったが、襲ってくる疲れと眠気には逆らえなかった。  
 明日の朝だ。明日の朝、シャワーを浴びてひげを剃ろう。  
 そんなことを頭の片隅に思い浮かべながら、俺は泥のような眠りへと落ちていった。  
 
………………  
…………  
……  
 
「ぴちゅっ、ちゅっぱっ、ぶじゅるるっ、ぐぶぶぶぶっ、ぶじゅるっ、んぐむっちゅっ、ちゅじゅっ、ぐむちゅるうんっ」  
「は、はむ……あむむぅ、ちゅぽ……は、ふぅん……んぐむうっ、ぶちゅっ、ぐぶっちゅうっ、ちゅぶるっ、じゅっちゅううんっ」  
「……っ!?」  
 
 どれくらい眠っていたのだろうか。ふと目を覚ましたところで、俺は奇妙なことに気付いた。  
 なにか――いや、誰かが、脚の上に載っている? 間違いない。これは、人間の重みと体温だ。  
 一瞬、激しく混乱した俺は、その人物を脚の上から振り落とそうとした。  
 だが、それがすぐに誰なのか気づき、蹴り上げそうになった脚を慌てて押しとどめる。  
 そこにいたのは……俺の股間に顔を埋め、勃起した肉棒を舐めしゃぶる泰葉の姿だった。  
 いつの間にか、俺のズボンの前は開けられ、ベルトも外されていた。  
 泰葉がやったのだろうか。そうとしか考えられないが……ともかく、彼女は鼻先を俺の下腹部にぶつけるようにしてペニスを深々とくわえ込んでいる。  
 
「お、おい、泰葉? い……いったい、なにしてるんだ!?」  
「んぐ? んむあ……ふはっ、起きちゃいましたか? プロデューサー」  
「そりゃ、起きるだろ……っていうか、どいてくれ」  
「嫌です。もっとおチンポしゃぶりたいです」  
「は……っ? はぁっ?」  
 
 泰葉の口をついて出た卑猥な言葉。あまりのギャップに、俺は呆然としてしまった。  
 そんな俺を濡れた瞳で、泰葉が上目遣いに見つめてくる。  
 
「ベッドまで運んでくださったの、プロデューサーでしょう? そのお礼です」  
「いや、こんなこと頼んでいないだろ! やめないか、泰葉」  
「やめません。これは私の意志でしていることですから……ん、ちゅうっ、れろろっ、は、むううっ、んむっちゅう」  
「うっ!? うあっ!?」  
 
 年齢に不相応な妖艶な笑みを浮かべると、泰葉は裏すじの辺りを桜色の舌先でちろちろと舐め上げてくる。  
 その思わぬ攻撃に、俺は思わず腰を浮かしそうになっていた。  
 
「ほぉら、プロデューサーのカリ高勃起チンポも、こぉんなに嬉しそうにビクンビクンしてます。気持ちいいでしょう?」  
「いや、それは……う、ぐっ!」  
「いいんですよ。もっともっと感じてください……はむ、んぐむううっ、ぶじゅるっ、ずぶっちゅううっ、ぐじゅるるっ、ぐぼぼぼっ、んぐむう」  
「お、う、あ……っ!」  
「ん、ふああ……ああ、プロデューサーのおチンポ、すごくいい匂いです。一日、汗を流した男の人の匂いですね」  
「いや、それは……どうなんだ?」  
「好きなんです。興奮しちゃいます。もっともっと、チンポしゃぶらせてください……んぐむうううっ、ぐぶじゅるるっ! ずっちゅうっ!」  
 
 泰葉はそう言い放つと、可憐な唇で、俺の肉棒を深々とくわえ込む。  
 端整な顔立ちを肉杭の太さに歪められつつも、彼女は亀頭を喉奥まで届かせ、竿を唇でぬるぬるとしごき立ててきた。  
 別に、俺が特別巨根というわけではない。泰葉の口が俺のペニスに対して小さすぎるだけのことだ。  
 
「そ、そんなに奥まで入れたら喉を痛めるぞ!?」  
「ぐぶっ、ぐぶむううっ、ぐっちゅるるううんっ、ずじゅるるっ……ぶはっ、はぁっ、はぁっ、ふふっ、大丈夫です。慣れてますから」  
「な、慣れてる……?」  
「はい。プロデューサー、私がずっと子役で芸能界にいたことはご存じでしょ?」  
「知ってるが、それとこれとは……ま、まさか!?」  
「ええ。そのまさかです」  
 
 俺の言葉に、泰葉は自嘲気味に笑みを浮かべる。彼女の浮かべた笑みの意味を悟って、俺は戦慄した。  
 
「その……されたのか、いろいろと……?」  
「はい。子供の頃から、こんな風に男の人のおチンポに奉仕する方法をたたき込まれました」  
「…………」  
「連日連夜、顎が疲れ切って、口を閉じられなくなるまでおチンポをしゃぶらされて……ヨダレを垂らしたまま倒れるようにに眠りについた日も少なくありません」  
「泰葉……」  
「最初はつらかった……でも、そのうちに、私、目覚めてしまったんです。こういう行為を強要されることへの悦びに……」  
「!?」  
「思えば、子供なりの防衛本能だったんだと思います。それと……私の行為で男の人が悦んでくれるという点にも嬉しさを感じるようになりました」  
「泰葉……お前……」  
「だから、プロデューサーへのお礼であると共に、これは私が……私の欲望を満たすためにやっていることなんです」  
 
 そう言い募る泰葉は、次第に興奮してきたのか、頬から目元の辺りを紅に染め、呼吸を荒くしている。  
 どうやら、彼女が口淫奉仕で興奮しているのは間違いないようだった。  
 泰葉は、言葉を続けながらも、俺の先汁と彼女の唾液でぬらぬらと光る怒張をしごき続けている。  
 こんな風に、会話を続けながらも男を奮い立たせるテクニックも仕込まれたのだろうか。  
 
「今の――プロデューサーのいらっしゃるプロダクションに移ってからは、もちろんこんなことしませんでした」  
「でも、それはそれでつらかったです。仕事の後、女子寮に帰ってから、一人で自分を慰めたことも少なくありません」  
「だから、今日は思いっきりおしゃぶりさせてください。日頃お世話になっているプロデューサーに泰葉の口マンコ、たっぷり愉しんで欲しいんです」  
「…………」  
 
 衝撃的すぎる告白に、俺は魅入られたかのように動けなかった。それを肯定と取ったのか、泰葉は再び熱心に肉棒をしゃぶり始める。  
 
「ちょ、ちょっと待て! 俺は……ん、ぐうっ!?」  
「ふは……はむううんっ、んぐっ、じゅっぶうううっ、ぐじゅぶぶぶっ、ぶじゅっぽ、ぐぶっちゅっ、ちゅじゅるるううんっ、んぐむっちゅうう」  
「や、泰葉……や、やばい、そ、それ以上は……」  
「ん、は、ら、らひれ! らひれくらさいぃっ! ぶは……っ、泰葉の、淫乱ドスケベ口マンコに――」  
「プロデューサーのカリ高勃起デカマラチンポから精液……ふぁ、どろっどろの濃いの……黄色く濁ってゼリーみたいなのが浮かんだザーメン……」  
「思いっきり注ぎ込んでくださいぃ……はむっ、ちゅっ、ちゅずるるるるっ、ぐぶっちゅううんっ、じゅるっ、んぐむううっ、ちゅぼぼぼっ!」  
「お、う、ああ……だ、ダメだ、出る……ん、ぐううっ!」  
 
 ビュッ、ビュルルルルッ、ドプッ!  
 強く吸い上げられた途端、俺は我慢しきれず、泰葉の口の中に精を放っていた。  
 いみじくも、泰葉の言った通り、ここのところ忙しくてろくに性欲を処理していなかったせいか、大量の濃厚な濁精が尿道を駆け上がる。  
 
「んふううーっ、んむむむっ、ちゅっ、ぶじゅるるるっ、ちゅっるううんっ、んぐむううっ、むふーっ、んふーっ!」  
「くあっ! あっ、ああ……っ!」  
「んぐっ、ぐぶぶぶっ、ぶじゅるうっ、ちゅばっ、ちゅうううーっ!」  
「お、おうっ!?」  
 
 すべてを吸い取ろうとするかのように、泰葉は頬をぺっこりとへこませて肉棒を吸い立てる。  
 そのたびに熱精が彼女の口の中に流れ込んだ。  
 本当に睾丸の中身がすべて溶け出して吸い取られてしまうのではないか……。  
 鮮烈すぎる快感に、俺は恐怖すら感じていた。  
 
「ん、んんっ、ぶはっ! あ、あぁ……ぷろりゅうさぁの、しぇーえきぃ、とっても濃くてぇ、熱い……れすぅ!」  
「泰葉……」  
「んん、味も……匂いも……すごい……はぁ!」  
 
 怒張から口を離した泰葉は、俺に向かって口を開けて見せた。  
 内部には、唾液と混じり合い泡だった精液がたまっている。彼女はそれを嬉しそうに舌で弄び、味と匂いを愉しんでいる。  
 これすらも、彼女の上を通り過ぎてきた男達に仕込まれた結果だと言うのか。  
 普段の清楚な彼女とのギャップに、言いしれぬ興奮が沸き起こってくる。  
 
「ん、んぐっ、ごく……ぐむ、ん……はぁ、喉に、絡みます」  
「それも……仕込まれた結果なのか?」  
「はい。ご奉仕したら、ちゃんとザーメンをご覧に入れてから、じっくりと味わって飲み干すように、と」  
「なんてことだ……」  
 
 目の前の彼女は、そんな行為を嫌がるでもなく自発的にやってみせた。  
 どれだけ調教され続ければこうなるのだろうか……。  
 
「ん……あぁ、プロデューサーのおチンポ、まだ、こんなに元気なんですね」  
「い、いや、これは……」  
「ふふっ、わかってます。もっともっと、ご奉仕しちゃいますよ……はあっ、それにしても暑いですね。脱いじゃってもいいですか?」  
「って、おい!」  
 
 愛梨みたいなことを言いやがる……と思った次の瞬間、泰葉はワンピースを脱ぎ去ってしまった。  
 服の下から現れたのは、シンプルなデザインの下着をまとったスレンダーな肢体。  
 彼女は、器用に俺に背を向けると、ブラジャーのホックを外してストラップを肩から抜く。  
 そして、中腰になってショーツも下ろしてしまった。  
 その、華奢な肢体の艶めかしい動きに、俺は股間が更にたぎっていくのを感じた。  
 ああ、俺はプロデューサー失格だ。担当アイドルに、こんなに劣情を抱いてしまうなんて。  
 泰葉を制止しなければならない。プロデューサーとしての使命感がそう訴える。  
 だが、それ以上に男の……雄の本能が、この雌を蹂躙しろと心の奥底からささやきかけてくる。  
 
「見て……ください、プロデューサー」  
「えっ?」  
 
 泰葉は、わずかに恥じらいながらも、俺に背を向けた中腰の姿勢のまま、自ら尻肉をつかんで左右に割り開く。  
 
「私のお尻の穴、見てください」  
「え……んん!?」  
「いやらしい形になってしまってるでしょう?」  
「これ……は?」  
 
 彼女の肛穴は、普通の女性のものとは明らかに違っていた。  
 どんなに性に奔放な女性でも、アヌスというのは大抵慎ましやかなものだ。  
 だが泰葉の菊座は、それこそ経験豊富な女性のヴァギナのようにどす黒く変色し、更に火山の噴火口のように盛り上がってしまっている。  
 そして、いびつに変形したそこは、泰葉の呼吸に合わせてヒクヒクと妖しく蠢いていた。  
 
「ん、私のここ、こんな風に盛り上がって、変形してしまってるでしょ?」  
「あ、ああ……」  
「私のケツマンコ……男の人たちのチンポ専用ハメ穴でしたから」  
「えっ?」  
「前の穴……おマンコは、希少価値があるからって……ケツ穴だけ開発されたんです」  
「…………」  
「私をこんな風に肉人形にした人たちにも、わずかばかりの良心が残っていたのかも……」  
「あるいは……大物スポンサーに抱かせるつもりだったのかも知れません」  
「…………」  
「もっと合理的に考えれば、ケツ穴なら、いくら中出し射精しても子供ができることはありません。スキャンダルにもならないでしょう?」  
「充分スキャンダラスな行為だと思うが……」  
「フフッ、そうですね。まあ、今となってはどうでもいいことですけど」  
 
 どこか自虐的な笑みを浮かべる泰葉。俺は、彼女に掛けるべき言葉を持たなかった。  
 ただ、重しを載せられたかのように、その場から動くことができなかった。  
 
「チンポをはめられて、ただ射精するためだけに使われる穴……精液専用便所。私の存在価値はそれだけだったんです」  
「やめろ……そんな言い方……お前は便所なんかじゃない」  
「いいえ、精液便所なんです。そんな風に扱われると、身体が熱くなって、強い快感を得るほどに、辱められたんです」  
「泰葉……」  
「さっき、言いましたよね? 今のプロダクションに移ってからも、自分を慰めていたって……あれは、こっちを使ってのことだったんです」  
「そ、そう……だったのか」  
 
 確かに、後ろの穴を開発され尽くしたというのなら、そっちを使った方が得られる快感は大きいだろう。  
 だが、女子寮で彼女がそんな行為に及んでいたとは……今の今まで、想像すらしなかった。  
 
「プロデューサーも、泰葉の淫らなチンポ専用ハメ穴ケツマンコにデカチンポ、ハメてください」  
「あぁ、そのたくましくてぶっといおチンポで、ケツ穴ごしごしこすって……特濃チンポミルク、たくさん注いでください」  
「お願いします! 私にも性欲はあるんです。プロデューサーの、ぶっとくてたくましいおチンポ、泰葉のケツマンコにください」  
 
 彼女はそう言うと、なんの躊躇もなく肛穴に両手の人差し指を突き入れた。そして、ぐいと左右に引き広げる。  
 グボッ、という泥の中から無理矢理脚を引き抜くような音と共に、菊座が驚くほどに拡がる。  
 子供の拳くらいなら軽く入りそうなほどに引き広げられたそこからは、健康なピンク色をした腸壁が望めた。  
 ざわざわと蠢く内壁が、妖しく俺を誘う。  
 
「ッ!!」  
「んんっ! あっ、ふあ……あ、あああーっ!」  
 
 矢も楯もたまらず、俺は背後から泰葉の華奢な身体を抱きすくめていた。  
 むわりと、濃厚な汗の匂いが鼻をつく。  
 その香りに更に性欲をかき立てられながら、俺はきりきりと痛いほどに怒張した肉棒を泰葉のアヌスへと突き入れていた。  
 
「お、うっ!」  
「んはあああ、あっ、はぁぁっ! ふ、太いっ! チンポ太いぃっ! あはっ、い、いいっ、ぶっといおチンポ、気持ちいいですっ!」  
「く、おお!」  
 
 別に自慢するわけではないが、俺だって女を抱いたことがないわけではない。  
 しかし、泰葉の肛穴は、今まで抱いてきたどの女のヴァギナよりも熱く、そして締め付けがよかった。  
 ペニスが引きちぎられるのではないか、と思ってしまうほど、括約筋が肉竿を食い絞める。  
 ずぶりと根元まで肉棒を挿入すると、泰葉は腰を震わせて、それを受け入れた。  
 
「あ、んんっ! プロデューサーのチンポ、ケツマンコの中で、ビクンビクンってしてます……泰葉のケツ穴、お気に召しましたか?」  
「ああ、これは……ちょっとヤバい……が……」  
「が? なんです?」  
「担当アイドルとこんなことを……ってな」  
「担当アイドルのメンタル面でのフォローもプロデューサーのお仕事でしょう?」  
 
 そう言うと、泰葉はこちらを振り返ってにこりと微笑む。  
 
「私が、ケツ穴におチンポをハメて欲しいと思ったんです。むしろ、私のわがままを聞いてもらっているんですよ?」  
「そう……か?」  
 
 どう考えてもマズい状況だが、泰葉の言葉に嘘はないようだ。  
 事実、彼女は待ちきれないとでも言いたげに、ゆるゆると腰を振り始めている。  
 
「ああ、く、ください。ぶっといおチンポ、ケツマンコの奥までずっぽりハメて、泰葉の腸内、めちゃくちゃにしてください……」  
「お、男の人のおチンポじゃないと、満足できないんです。バイブじゃイケないんです。ケツ穴にザーメン欲しいんです」  
「お願いします、プロデューサー。泰葉に……はぁん! 泰葉に、プロデューサーの熱くて濃いチンポ汁、恵んでくださいぃ!」  
「泰葉っ!」  
「んふあああっ!」  
 
 泰葉の淫らな懇願に耐えきれなくなり、俺はその細腰をつかんで抽送を開始した。  
 途端に括約筋がキュッと緊張し肉棒を食い絞める。待ち望んでいたものが与えられた。  
 そんな悦びを表しているかのような強い絞めつけだった。  
 
「んはあっ、あっ、あっ、い、いいっ! き、来てるっ、お、奥……奥にぃ、届いて……はっふうううんっ! あ、あひあっ!」  
「奥が……くっ、いいのか?」  
「は、はいっ! お、奥……うっくううっ、つ、突いて、突いてくださいぃっ! は、ふんんっ! んぐっ、くふううううっ!」  
 
 泰葉のねだるままに、怒張を内奥まで届かせ、突く。彼女はガクガクと身体を震わせ、その動きを受け入れていた。  
 むしろ、もっと奥深くまで欲しいと言わんばかりに、自ら尻を俺の下腹部に押しつけてくる。  
 
「はっ、はっ、い、いいっ、気持ちいいっ! ケツ穴っ、ケツマンコ! 気持ちいいっ! チンポでかき回されてぇっ、気持ちいいのぉっ!」  
「う、ぐ……だいぶ、中がぬるぬるしてきた、な……っ!」  
「はい、うあ……ああっ、さ、さっき! 自分で、お浣腸して……きれいにしましたっ!」  
「えっ?」  
「お腹の中をっ、き、きれいにしておきなさいと……い、言われ続けたので……は、ひいいんっ! い、いいっ、ああっ、いいっ!」  
 
 と言うことは、イチジク浣腸でも持ち歩いているのだろうか。  
 まあ、この様子だとそれでもおかしくはない気がするが……。  
 
「んん、ああ……プロデューサー? 私のケツマンコ、お気に召しませんか? 泰葉のケツ穴、気持ちよくないですか?」  
「え? い、いや……そうじゃなくてだな」  
「わ、わかりました。い、いっぱいご奉仕します。ケツ穴でチンポしごきします。ケツマンコでおチンポごしごししちゃいます」  
「お、おいおい」  
「だ、だから……んはぁぁ、泰葉の精液専用ハメ穴にぃ、ザーメン注いでくださいぃ……ん、んはああっ、はっ、はっ、ああっ!」  
「うっ! くっ!」  
 
 俺が動きを止めたことで、自分の肛穴に不満を抱いていると勘違いしたらしく、泰葉は自ら淫らに腰をくねらせ始める。  
 更に、括約筋に力を込め、肉竿を激しくしごき立てる。  
 
「ちょ、お、おい、泰葉、そ、そんなにされると……くっ、我慢できなくなる……っ!」  
「は、はいっ! が、我慢しないでくださいっ! 思いっきり、濃くて熱いザーメン、泰葉のケツ穴に……ケツマンコにぃっ! 飲ませてぇっ!」  
「う、くっ!」  
「んああっ、い、いいっ! チンポ、ビクンビクンしてるっ! 腸内で暴れてるのっ! 来る……ふああぁっ、き、来ちゃう!」  
「だ、だめだ……泰葉っ! く、うっ!」  
「い、いいです! だ、出していいですからぁっ! 思いっきり出してぇっ! ザーメン、ケツマンコに注いでぇっ! 腸内に出してくださいぃっ!」  
「あ、だ、ダメだ、イク……っ!」  
「わ、私も……イクッ、イッちゃいます! あ、イク! ケツ穴マンコでイク、イクのぉっ! あ、イク、イク……んああっ、イクゥゥッ!」  
「う、お……おおおっ!」  
 
 絶頂の瞬間、すさまじい絞めつけが襲ってきた。それを合図にして、泰葉の腸内に白濁液をぶちまける。  
 同時に、彼女もまたその華奢な身体を震わせた。どうやら気をやったらしい。  
 
「はっ、はっ、はふぅ……ああ、腸内、いっぱいになってます」  
「うっ、ぐ……す、済まん」  
「いいえ、謝らないでください。むしろ、プロデューサーが、私のケツ穴で気持ちよくなってくれて嬉しいんです。ふふふ」  
 
 脱力しながら泰葉に覆い被さるようにしてそう言うと、彼女は不自由そうにこちらに顔を向けて微笑んだ。  
 
「ん、ああ……プロデューサーのおチンポ、まだまだ元気ですね。もっといっぱいしてください」  
「え? い、いや、しかし……」  
「ここまで来たら毒皿ですよ? さぁ、今度は私が上になりますから」  
 
 彼女は妖艶とも思える笑みを浮かべると、器用に身体を入れかえた。  
 そして、ベッドの上に俺を押し倒すと、騎乗位の体勢で動き始める。  
 
「んっ、くっ! ああっ、こっちの方が……奥に届いて、素敵です」  
「う、あ……や、泰葉……っ!」  
「もっと、もぉっとケツ穴チンポしごきしてあげますね、プロデューサー」  
 
 泰葉は目を細めつつ、ちろりと自らの唇を舐める。  
 その淫蕩な笑みに、俺は強い背徳感を覚えつつ、彼女を下から突き上げ始めた。  
 
………………  
…………  
……  
 
「……ッ!?」  
 
 不意に目に陽光が飛び込んできて意識が覚醒する。朝だ。  
 どうやら俺は、いつの間にか眠り込んでいたらしい。  
 
「…………」  
 
 股間を見ると……ズボンの前は閉まっているし、ベルトも外されていない。  
 夢、だったのか? それにしてはやけにリアルな夢だったが……。  
 いずれにしても、担当アイドルの淫らな夢を見てしまうとは相当たまっているようだ。  
 このライブを終えて帰宅したら、風俗にでも行ってこよう。  
 
「おはようございます、プロデューサー。お目覚めですか」  
「や、泰葉……お、おう、おはよう」  
 
 そう声を掛けられて、そちらに顔を向けると、眼鏡を掛けて文庫本を手にした泰葉と目が合う。  
 どうやら彼女は先に起きていたようだ。  
 あんな夢を見た後では、少々顔をあわせづらいが……まあ、仕方ないな。  
 
「その……済まなかった。ホテル側の手違いで、シングル二部屋のはずがダブル一部屋になってしまってな」  
「はい。状況から見てそうだろうと思いましたし、プロデューサーは、少しでも私を休ませるためにダブルの部屋で妥協したのでしょう?」  
「ん、まあな」  
「気にしていません、私は」  
 
 そう言うと、泰葉は年相応のあどけない微笑みを浮かべる。  
 よかった、どうやら昨夜のあれは本格的にただの夢だったようだ。  
 
「お……っと、済まない。シャワー浴びてくる。俺、昨夜、そのまま寝ちまってさ。シャワー浴びたら朝飯だ」  
 
 そう言い残して、ベッドから下りる。浴室に向かおうとすると、泰葉は眼鏡を外して立ち上がった。  
 そして、俺の後をついてくる。  
 
「ちょ、ちょっと待て。どこへ行くつもりだ?」  
「もちろん、浴室です」  
「な……なにを言ってるんだ!?」  
「プロデューサーのおチンポも、回復したでしょう? 私、まだまだ満足し切れていないんです」  
「え……っ!?」  
 
 ってことは、あれは夢じゃなかったと!?  
 目の前の泰葉を見ても、とても昨夜と同一人物とは思えない。彼女はそれほど清楚な雰囲気を漂わせていた。  
 
「回復してませんか? でしたら、ちひろさんにもらってきたスタミナドリンクもありますよ?」  
「い、いや、そうじゃなくてだな……」  
「できれば、朝ご飯までに三回くらいはイカせて欲しいです。そうすれば、今日も一日、ライブをがんばれますから」  
 
 そんなことを言ってにこにこと微笑みを向ける泰葉。  
 まるで飴をねだる杏のような気軽さでとんでもないことを言うもんだ。  
 
「さ、プロデューサー? 行きましょう? 時間なくなっちゃいますよ?」  
「あ、ああ……」  
 
 泰葉は、俺の手を取り嬉しそうに先を行く。  
 そんな彼女の姿に、まだ夢の中にいるんじゃないだろうかという思いがこみ上げてくる。  
 
「これからも、いっぱいいっぱい、私のケツ穴を可愛がってくださいね」  
 
 浴室の前で、こちらを振り返り微笑む泰葉。  
 あどけなさと淫蕩さが同居した蠱惑的な笑みに、俺は、再び股間が硬くなってくるのを感じていた。  
 

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