車の後部座席。  
気持ちよさそうに寝息を立てるありす。  
Pは車庫に車を止め、鎧戸が完全に降りるのを待ってから後部座席へ移動した。  
ありすのシートベルを外し、その頭を撫でる。  
 
「んん…ん…zzz」  
くすぐったそうに身動ぎするありすだったが、完全に眠っているようだ。  
さらにPは「確認の為、あくまで確認の為に」と自分に言い聞かせならありすのコートを脱がせた。  
 
「ああ本当だ…青いキャミソールか…。ああ…あ…あ…。」  
トレーニング後の蒸れたありすの体臭と、少し膨らんだ胸元に興奮したPは我を忘れそうになる。  
しかし、理性を手放す寸前で頭を振って、ぷにぷにのありすのお腹を指で突いた。  
 
「よ、よし、効いてる効いてる。」  
少し動揺しながらも、反応がないことを確認したPは座席の下に落ちている睡眠薬入りオレンジジュースの空き缶をビニール袋で包み、鞄に入れた。  
 
「さてさて」  
証拠を隠滅し終えたPはありすに頬に手を当て、唇についばむようなキスをした。  
ちゅ、ちゅ、ちゅ、と何度も唇同士を触れ合わせるうちに、ありすの口が少し開く。  
そこに舌を挿れ、ありすの口内を愛撫する。  
ありすの舌全体を優しく舐め上げた後は、少し激しく歯茎と粘膜を擦り上げる。  
 
くちゅ…ねちゃ…ぺちゃ…ちゅ…。  
 
舌と舌が絡み合う妖しい音が車内に響き、寝ているはずのありすの頬が桜色に染まった。  
蹂躙された口内は唾液が溢れ、半開きになった口元からは涎が垂れている。  
そんなありすをPはぎゅ、と抱き締め耳元で囁いた。  
 
「こんなに涎を垂らして…ありすはダメな子だなぁ」  
その言葉に反応するように、ありすはビクンと体を震わせる。  
調子づいたPは何度も何度もありすの耳元で囁き、終いには耳をペロペロと舐めはじめた。  
その間、ありすはPの腕の中で数え切れないほど、体をビクンビクンと震わせている。  
 
くちゅくちゅ…にちゃぁ…にちゃ…  
 
Pの舌使いは巧みで、舐められる感触はもとより耳穴近くで鳴り響く音にありすは直接脳内を犯されているかのような錯覚を起こしている。  
 
15分後…。  
 
「…ハァ…ン…ンンッ…。」  
息も絶え絶えなありすの顔は真っ赤に染まり、体全体は弛緩しているが両手だけは何かに耐えるように握りこまれている。  
どれだけPにイタズラされようともありすは睡眠薬の効果で「眠ったまま」だ。  
そんなありすの様子にPも「ありす…ありす…!」と無我夢中になり、  
下腹部の怒張はパンパンに張り詰め、先端から溢れた先走りが下着をドロドロに濡らしている。  
耳だけでは我慢できなくなったPはありすの右手を持ち上げた。  
少し汗で蒸れた無毛の脇の下はスベスベとした肌触りで、誰をも魅了するかのように感じられる芳しい香りが漂っていた。  
Pはゴクリと喉を鳴らし、そこにムシャブリついた。  
 
「んっ!?…んっ…はぁ…はぁ…んんんっ!」  
激しく脇の下を舐め上げられたありすの口からは我慢できなかった喘ぎ声が漏れる。  
さらにPはムシャブリつきながら、スラックスのファスナーをおろして勃起した男根を取り出し、スカートから伸びる白いありすの生足に擦りつけはじめた。  
 
「んんっ…んっ…っ…!んんんんっ!」  
必死に歯を食いしばり耐えるありすを気にもとめず、Pは責め続ける。  
下半身では自分の所有物であると主張するかのように、先走り汁をありすの太ももに擦り付けマーキングする。  
上半身では腋から漂うフェロモンに他の雄が気付かずよう根こそぎ舐め尽くそうとするかのような激しい愛撫を続けた。  
 
「ん゛!んん゛っ!ん゛!あうっ!」  
限界寸前のありすの口からは隠し切れない喘ぎがはっきりと聞き取れた。  
 
「ううっ!ありす!」  
その声に反応するようにPはありすの太ももに射精した。  
勢いよく飛び出した精液はスカートの奥の可愛らしいアリスのショーツにも少し届いた。  
 
 
しばらく放心状態のPだったが、イソイソとファスナーを引き上げるとウェットティッシュを取り出してありすの体を拭い始めた。  
ありすはまだ荒く呼吸を乱している。  
スカートの中にまで飛んだものを取り去る為に太ももの付け根までウェットティッシュでなぞると、  
ありすはガクガクと痙攣し、うっすらと奥に見える青色の生地がグレーに染まった。  
 
 
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「(な、なにこれ…こんなの…すごい…)」  
朦朧とする意識の中、ありすは内心呟いた。  
 
 
Pがありすの口内を犯し続けてから3ヶ月。  
相変わらずPはありすの口内だけを犯し続けた。  
それを不満に感じたありすは一計を案じる。  
普段通りにトレーニングを受けた後、着替えを忘れたとPに告げ、ちらりとコートの下を見せたのだ。  
そしてこの作戦は見事成功し、Pの理性は脆くも崩れ去った。  
 
 
「(もし…もし…プロデューサーに体全部を滅茶苦茶にされたら…)」  
想像だけでぶるりと体を震わせたありすは妖しく微笑んだ。  
 

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