アイドル:[ハロウィンぷちデビル]双葉杏+  
シチュ・属性:P一人称 甘め  
 
************  
 
「杏、着いたぞ。ほら起きて」  
 
 夜もだいぶ遅くなってしまった時間、やっと彼女のマンションの駐車場に辿り着いて車  
を止めると、俺は視線を上げてミラー越しに後ろの席へ声をかけた。  
 小さな鏡越しに見えた姿はだらしなく足を広げ眠りこけていて、本当ならとてもファン  
達には見せられるような代物じゃない。  
 もっとも彼女、双葉杏の場合は訓練された狂信者もとい熱烈なファン達が今さらそれく  
らいで離れたりはしないだろうし、むしろ口元から零れるヨダレなどご褒美だと喜ばれそ  
うなくらいだから困る。  
 それに疲れ果ててるように見えるが、同じイベントで活躍していた他のアイドルに比べ  
ればはっきり言って何もしてないに等しい。まあそれもいつもの事だが。  
 
「ん…むにゃ、……着いたぁ? でももうダメ、一歩も動けない。疲れて階段も上れない  
よぉ。ねー……おんぶして部屋まで連れてってよ、プロデューサー」  
「ここはちゃんとエレベータあるから階段は必要ないだろ。と言って話が通じるわけも無  
いししょうがないな、はいはい……分かったよ」  
 
 一度は目を開けるものの、体を起こす素振りも見せずに平然とアイドルらしからぬ要求  
をしてくる杏。  
 しかし結果だけ評価すれば今日のイベントは十分に盛況だったから、呆れ声で言いつつ  
も、それに報いてやる意味であまり文句は言わずに彼女の要望を叶えてやる。  
 エンジンを切って車から降りると後ろドアへ回り、細い腕を掴んで席の端まで引きずり  
だす。俺はそこで背を向けてしゃがみ込み、背中に乗るよう促した。  
 杏は俺が従う様子を横目に眺めると、フフンと機嫌を良くした笑みを浮かべて甘えるよ  
うに背中に乗ってきた。動けるじゃないか。  
 
 妖精と称されるほどに同年代と比べて小柄すぎる少女は、遠慮なく俺の首に腕を回して  
負ぶさってくる。  
 あまりの軽さと薄さに本当に妖精でいつか消えてしまうのではないかと一瞬センチな不  
安を抱きたくなるほどだが、眠気のせいか普段よりも高めな体温がしっかりと存在感を伝  
えてきて、余計な心配をしないですむ。  
 そのまま彼女の足に腕を絡めて支えると、立ち上がってエレベーターに向っていった。  
 都内の一人暮らし用で規模は小さいが新しくて設備もいい良いマンションだ。  
 必要以上に明るいくらいのエレベーター内ではお互いに言葉もなく、俺はただ階数表示  
が目的の値になるまで眺めていた。  
 やがて彼女の部屋の前にたどり着くと杏を背中から降ろし、俺もやっと今日の仕事から  
解放された心地で息を吐いたのだが、もたもたと鍵を外し扉を開けた彼女はそこで動きを  
止めて、何か少し思いあぐねてから振り返った。  
 
「んー……ねえプロデューサー、ちょっと待ってて」  
「え? 俺ももう帰りたいんだぞ…って、ちょっと。あーあ、行っちゃった」  
 
 俺が咎める間もなく杏が一人部屋に入って扉が閉じてしまうと、そのまま待たされるこ  
と十数分。  
 痺れを切らし扉をノックしてまだかと催促すると、「後ちょっとだから待ってて」と声  
が聞こえ、それからさらにしばらく経ってやっと扉が開いたのだが、顔を出した杏の姿を  
見た俺は驚いた。  
 
 上の服と言って良いのか薄すぎるぺったんこ胸を覆ってるだけの水着のブラみたいなも  
のと短いスカート、フリル付きストライプのオーバーニーソックス。ポップでキッチュな  
イメージが際立つ赤と黒が基調色のステージ衣装はいやらしさを感じるものではないが、  
何気に露出度が高い。  
 さらにカチューシャを加工した悪魔の耳と可愛らしくゴージャスにデコられた王冠や、  
コウモリみたいな羽に先のとんがった黒い尻尾が杏の小悪魔的な可愛らしさと自分勝手さ、  
ハロウィンの雰囲気を上手く相乗させている。  
 
 今日のイベントで着ていたぷちデビルの衣装だ。私服の普段着で帰ってきたハズなのに、  
わざわざまた着替えたらしい。  
 
「……えへへ。えーと、飴くれないと悪戯、しちゃうよ?」  
「なんで疑問形なんだ」  
「……うるさいなー、せっかくこんな格好して上げてるのに。だって悪戯なんて面倒なこ  
とは杏の本意じゃないもん。私は飴もくれないのに余計な事したくないの!」  
 
 珍しく少し照れたような表情ながらに可愛いポーズで上目遣いに見上げてくるが、俺が  
状況に戸惑ったまま素でツッコミを入れると、彼女も興醒めのように素に戻って頬を膨ら  
ませた。  
 何かのサービスだったのかもしれないと俺も理解が追いつきはじめるが、本音をぶちま  
ける早さは流石と言うべきか。  
 
「しかも、家主が訪問相手にお菓子要求してたら逆だろ。だいたい、仕事終わってからプ  
ライベートでそんな可愛い恰好見せられたら、こっちがイタズラしたくなるぞ」  
 
 どっと疲れた気分でこっちも面倒になってついセクハラ紛いの軽口を言ってしまうが、  
杏はゲームやネットに親しんでるから意外とこういう事に抵抗はなかったりする。  
 しかし俺のそんな考えとは別に、彼女は急に顔を真っ赤にして珍しく過剰な反応を示し、  
そのまま俯いて何か呟いた。  
 
「……なら、……ぃよ…」  
「ん? なに、よく聞こえなかったけど」  
「……っ! だからッ………プ、プロデューサーなら、悪戯してもいいよって言ったんだ  
よ! 言わせんな恥ずかしい!」  
「……へ?」  
 
「もーッ、いいから! 早く部屋に入って!」  
 
 やっぱり俺は何も状況を理解できていなかった。戸惑ってる間に杏に腕を引っ張られて  
そのまま彼女の部屋へと上がり込んでしまう。  
 俺がこじんまりとした玄関に入ってもどうして良いか分からず立ち尽くしたままでいる  
と、杏はその脇を猫がすり抜けるようにしてくぐり抜けて扉に鍵をかけ、先に履物を脱い  
でリビングの方へ歩いていってしまった。  
 仕方なく自分もその後について行くと、杏はふたたび振り返って腕を組み、少し機嫌悪  
そうな視線で見上げてくる。  
 
「で、どう? この服、可愛い?」  
「え……そりゃもちろん、服も杏もとびっきり可愛いよ」  
「……ふふん♪ よろしい、ならば再開だ!」  
 
 また不敵な笑顔に戻った。何だか今日の杏は俺の言葉一つでコロコロと良く表情を変え  
るな。  
 
「さっきから話が見えないんだけど、再開ってなにを?」  
「だーかーら! 私は面倒だから悪戯なんかしないけど、飴くれるならプロデューサーに  
イタズラさせてあげるって言ってるの! しかも性的な意味で。どや!」  
「いや、そこはドヤ顔するとこと違うだろ。……ってまあ、俺も男だし杏がわざわざ可愛  
い服に着替えてそんなこと言ってくれると正直嬉しいけどさ。でも何で急にこんな事を?」  
「ふふん。プロデューサーさあ、今日私があのクレーンに吊り下げられてた時、後ろの方  
からスカートの中見てたでしょ。私ちゃんと気がついてたんだから。プロデューサーも男  
だし、やっぱり興味あるならたまには良い思いさせてあげようかなと思って」  
「……うッ!」  
「どやっ」  
 今度のドヤ顔にはツッコミできなかった。  
 
 杏がサボって逃げ出したりしないよう監視しておく必要があったし、立ち位置からスカー  
トの中が見えてしまっていたのは不可抗力だ。  
 と、言いたい部分もあるが、短いスカートで小さなお尻をフリフリされるたび、つい視  
線を向けてしまっていた事実は否定できない。  
 しかも下着に取りつけられた尻尾がスカートの中から生えて揺れてる様子は、どうしたっ  
て気になってしまう。  
 隠されているのがいわゆる見せパンだと分かっていても、男は見てしまうのだ。  
 
「分かったよ、俺の降参だ。ちょっとだけ、杏のスカートの中を見てました」  
「どやっ」  
「いや、それはもういいから」  
「ふふ。そういうワケだから、いつも私のために頑張ってくれるプロデューサーの為に今  
日は特別にご褒美で、……悪戯、させてあげる」  
「本当にいいのか? と言っても正直もう期待しちゃってるんだが。それじゃ少し楽しま  
せてもらうことにするけど、自分で誘ったからには覚悟しとけよ……」  
「う……、本当に少しだからね、もし疲れた時は休憩していいからね!」  
 
 自分の声音が自然と低くなるのを感じながら上着のスーツを脱ぎ捨てると、ネクタイを  
緩めながら彼女の目の前に歩み寄って行く。  
 杏もいつもの台詞のつもりかも知れないが、こんな状況で疲れたらと言われると違った  
意味にしか聞こえない。  
 
「プロデューサー、何だか目が怖い感じになってるよ? そ、そんな張り切らなくていい  
から……本当にあまり無理しないで途中で休んでもいいんだからね。あと、後でちゃんと  
飴もくれないと、…あ…っ……」  
 
 杏は俺が近づいていくと緊張で口数が多くなっていったが、すぐ目の前に向かい合った  
状態で小さな肩に手を置いて引き寄せると、前のめるようにして俺の胸に寄りかかり小さ  
く息を飲んで言葉を途切らせしまう。  
 そんな様子に笑いながら、俺は余裕ある風を装ってちょっとキザに顎先を摘まみ上げて  
見つめ、ゆっくりと顔を近づけ杏の唇を奪っていった。  
 
「プロデューサー…ん……んンッ……」  
 
 軽く押しつけるくらいの口付けだが、杏は顔を真っ赤にして目を硬く閉じ、俺のワイシャ  
ツを小さな手でキツく握りしめながらいきなり与えられたキスの感触を必死に受け止め耐  
えていた。  
 慣れないキスでくぐもった声と吐息を押し殺しながら、しかし拒む様子は見せない。  
 そっと唇を離して見つめるお、その頭を軽く撫でてから両腕を背中に回し優しく抱きし  
めていったん楽にしてやる。  
 杏は突然のキスから解放されたことに気付くと恐る恐るに目を開くが、そのまま酔った  
ような表情で見上げているだけで他の反応ができていない。  
 
「杏、今日は本当に可愛い……。  
 杏がやる気無くても絶対見捨てないぞ。俺がいつかきっと誰の前に出しても恥ずかしく  
ないアイドルに育ててやるからな。  
 でもどんなアイドルになっても、杏は俺だけの一番可愛い妖精だからな」  
「うわぁあ……ばかバカ、そういう恥ずかしいのはヤメロー。暑苦しいッ……ていうか、  
恥ずかしがらせようとしてわざと言ってるでしょ? このロリコンめ!」  
 
 途中から照れ隠しについ意地悪して笑いが漏れていたのがバレたらしい。杏は全身を痒  
がるようにして悶えながら俺の胸を叩いてくる。  
 だがロリコンは関係ないだろ。否定も出来ないが。  
 
 何はともあれ杏の緊張が少しほぐれたようで、その手首を途中で掴んで叩くのを止めさ  
せ再び抱きすくめてまたキスしていく。  
 小さな唇を塞いだ瞬間に大人しくなるが、今度は先ほどより硬さが抜けていた。  
 
「ん……っ…ふ、…ぁ……ちゅ、プ……プロデュー、サー……」  
 
 唇を重ねたまま杏の頬や耳元に触れ両肩まで撫で下ろしていくと、杏は拳を解いて腕を  
降ろし、代わりに俺の胸に掌を当てて身を委ねてきた。  
 その表情に目をやりながら俺もだんだんとキスに熱中してもっと杏の味を確かめたいと  
思うようになる。やがて顔の傾きを変えて唇を割り開かせると、杏もその後を察したのか  
再び緊張したようにシャツを掴んできた。  
 
「…ん…ちゅッ……んン…ぅ……ちゅッ…!」  
 
 唇の隙間から軽く吸うだけで流れ込んでくる甘い吐息の匂いと味。  
 そっと舌を差し入れると、小さな体がびくりと震えたのが分かる。  
 さらに舌を伸ばすと狭い口内で逃げようとする彼女の舌を追いかけて捕まえ、絡み付け  
ていった。  
 柔らかく温かな感触でお互いの舌がいやらしくぬめり付く。  
 杏はそれだけで身体中を震わせ感じてしまっているらしい。  
 そのまま杏の口内をあちこち舐め回して蹂躙しながら自分の唾液を少しずつ流し込んで  
やると、健気に小さな喉を鳴らして与えられるままに俺のを飲み込んでいった。  
 
「んッ……ちゅッ、プロデューサーぁ……嫌、そんなにしないで……」  
「何言ってるんだ、こんなもんじゃないぞ……」  
「え……あ、嫌……胸はヤダよう…っ……」  
 
 キスを十分に楽しむと今度は胸の方に手を被せ、ゆっくりと撫で回しはじめる。  
 しかしいざ触れてみると、正直予想以上に薄い。  
 杏も本当は気にしているのか単に恥ずかしいだけなのかは分からないが、大きく  
首を振って嫌がった。  
 プロフィールでも隠してるし前から無いないとは思ってたけど、じっくり触ってやっと  
膨らみがあると気付くレベルに罪悪感まで感じてしまいそうだ。  
俺は自分の理性を保とうとして呪文を唱える。  
 
「こ、これは……。いや大丈夫だ俺! 杏は合法、杏は合法…!」  
「アウトだよッ!?」  
 
 杏は涙目で俺の手から胸を遠ざけようとしながらツッコミを入れてくる。  
 でも今さらサブマリン特許みたいな事実を突きつけられても仕方が無い。  
 俺は杏の言葉を無視して開き直り、逃れようとする身体を腕の中に抱き戻してそのまま  
ブラの下に手を滑り込ませ直接の感触を楽しむことにした。  
 
「ひぁ…ッ!? や……プロデューサー、んッ……胸、撫でるの…やだって…ぁ……ンンッ!?   
ふぇ……嫌ぁ、つま…んじゃ…ンんぅッ…ダ、メx……あぁ…あんっ……」  
 
 厚い手のひらを直接感じて、そのうえ平らな胸の上で否応なく目立つ敏感な突起を責め  
られると可愛らしく悶え、声音に甘い響きが混ざりはじめてきた。  
 優しく円を描くように胸全体を撫で回すたびに各指の凹凸に胸の頂を刺激され、俺がそ  
の小さな蕾を摘んでくにくにと転がすと、背中を片腕に抱かれたまま華奢な身体を何度か  
跳ねさせた。  
 それだけでもう足を震わせ、俺の支えがなければ立っていられなさそうな状態で声が出  
るのを耐えようとしている。  
 
「杏……立ってられないならベッドの方に行くか?」  
「ん…ぁ……はぁ…ぁ、…はっ……ン…、……ぅん………」  
 
 首筋に口付けその上から舌を這わせて唾液で濡らし、耳元に囁きながら胸を撫で回し続  
けて尋ねると、杏は紅潮した頬をさらに赤くして俯き、小さく頷いた。  
 勿論このままベッドで休憩できるはずも無い。杏もこの後のことは分かっている。恥ず  
かしくて目も合わせられないのが証拠だ。  
 それでも俺とベッドに行くのを受け入れてくれた事が嬉しくて、俺は杏の首筋や耳元に  
何度かキスを繰り返した。そして微笑んで見せるとそっと肩を抱いてベッドに連れて行く。  
 彼女と並んで座り頬を撫でると、潤んだ瞳でおずおずと俺の顔を見上げてくる。  
 それを見つめ返して笑いながら軽く肩を押すと、杏はされるがまま、押し倒されていく  
のだった。  
 
「杏……」  
「はぁはぁ……っ、プロデューサー……。優しくして…ね……」  
 
 仰向けにされ不安そうな眼差しで見つめ返すが、はにかんだ笑みを作り両手を上げて俺  
を求めてくる杏。  
 それに応えるように上の方から覆い被さっていくと体重をかけないよう注意しながら杏  
の身体を撫でていく。  
 そのまま抱き合ってしばらく口付けを交わすとまた胸に触れはじめるが、今度はブラに  
手をかけ完全にずらし上げて乳首を晒させていく。やっぱり膨らみは無いが、綺麗なピン  
ク色の乳首を健気に勃ちあがらせて杏が女の子であることを主張しているようだ。  
 その胸全体を愛撫してゆっくり顔を近づけると、胸の周囲、そして先端へと舌を這わせ  
て舐めつけていった。  
 
「あ…ぁ……や、舐めちゃ……」  
「ん…ちゅ……ちゅッ…ぴちゃ……」  
「ぁ……はァ…ンンッ……あ、ぁん…っ……はっ、あぁああ……あァッ!」  
 
 敏感な部分を舐め回され濡らされる感触に、もうくすぐったさより性感の方が強くなり  
もはや嬌声を押さえきれずに可愛い声で鳴いていく。  
 その声に俺も興奮を感じながら、周囲をじっくりと舐めつけてほのかな汗の味を感じつ  
つ、少し焦らすように間を置いてから乳首を唇で甘噛みして口の中に含んでいった。  
 その乳首をちゅう、ちゅうッと吸い付けてやると、杏は勢いよく背を反らして腰を跳ね  
あげさせ、そのまま大きく首を振りながらシーツを掴んで?き撫でた。  
 杏が軽く達してしまった様子を眺めると、愛撫の手を胸からお腹の方へと移し、さらに  
腰から太ももを何度か撫でていく。  
 彼女にとっては強い刺激が繰り返され、腰を浮かせ続けることも出来なくなると丘に打  
ち上げられた魚のように腰をばたつかせ、完全にイってしまっている。  
 
「はぁあッ…はぁはァ……は…あぁっ……」  
「杏、イっちゃった? もっと気持ち良くしてあげるから、力を抜いて……」  
 
 太ももを撫で回し、少しずつ内股へと指先を滑り込ませながら耳元に囁くが、息を途切  
れ途切れに喘ぐしかできずきちんとした返事は返ってこない。  
 それでも俺の言葉に従おうとしている様子は感じられ撫でられるまま少しずつ足を開か  
せていき、俺は指先を脚の付け根へと滑り込ませた。  
 スカートは捲る必要もないくらいの短さで、中に手を入れるとすぐ指先がラバーっぽい  
素材の下着に触れる。  
 あまり色気のある下着ではないが、見られてしまうことも想定に含んだ衣装だから仕方  
ない。  
 それでもやや厚めの生地越しに小さな双丘の膨らみと弾力、温もりが感じとれ、だんだ  
ん指先を押しつけていくと杏が口元に手を当て羞恥と刺激に耐えているのが分かる。  
 その股間を優しく撫で回したり割れ目に沿ってぐいぐいと押しつけていくと、杏のくぐ  
もった声がまた切羽詰まっていった。  
 
「ン…はぁ…んッ……んぅ……ぁ……ン…あ、ぁッ……」  
 
 下着の素材はあまり水分を通しにくいものらしいが、杏の割れ目がたっぷりと熱を持っ  
ていることは触っているだけで分かる。  
 それを上下に擦ると肌の上でヌルっと滑る感触がして、下着の内側がどんな状態かを示  
していた。  
 
「……もうだいぶ濡らしちゃってるみたいだな」  
「はぁ…はぁ、はぁ…っ……ぅ、ううぅ……!」  
 
 俺が意地悪く囁くと杏は恥ずかしさと悔しさの混じったような表情になって、唸りなが  
らぬいぐるみを手繰り寄せて顔を覆い隠してしまう。  
 それで気が逸れて抵抗が弱まったのを見計らうと、片足を上げさせてスカートをめくり  
上げ、お腹の方から下着の中に手を潜り込ませた。  
 指先に毛の感触は感じられず、熱く蒸れた中でいやらしく濡れた肌の質感だけだが広がっ  
ている。なだらかな土手を通じてスリットの間に進むと指先は自然と割れ目の奥に埋もれ  
ていき、軽く力を入れれば、つぷっと膣の内側に指先が飲み込まれた。  
 杏の膣中はトロトロになっていて、濡れた粘膜は十分滑りやすいはずなのに狭い膣壁全  
体が根元から締め付けて離さず、指に食いついているみたいだ。  
 この小さく幼い身体で蜜を溢れさせ、男を受け入れる準備は完全に整えられていたのだ。  
 そんな有様を前に、俺ももう我慢が出来なくなっていた。  
 
 指の中程までを何度か出し入れさせてその感触をたっぷり覚え込ませたおかげで、指を  
引き抜いても杏はまだびくん、びくんっと小さな身体を震わせて余韻に溺れている。  
 その間に俺は体を起こしてベルトを外し、ズボンを下ろした。  
 
「ンっ……あ…はぁッ……あン…あぁ……、プロ…デューサーの……ぁ…」  
「ほら足をあげて、お前のも脱がすから……」  
「ん……や、…恥ずかしいよぉ……あ…、あ! やだやだ、足広げないでよ……見ちゃ、  
やぁだ……ぁ…んン……」  
 
 与えられる刺激が中断したことに気付いた杏は顔を隠していたぬいぐるみの下からちら  
りと視線を向けると、その時にはもう股間に熱り立たせていた俺のモノに気付いて息を飲  
んだ。  
 俺は見られてるのを構わず少女の腰横に両手を伸ばすと、衣装の下着をくるくると巻き  
落とすようにして脱がせていった。  
 黒い下着を片方の足から引き抜かせ、もう片方の足首にわざと残した状態で俺は杏の下  
側で膝立ちになり、彼女の両膝を掴んで持ち上げM字に開かせていく。  
 杏は大きく首を振り嫌がるものの、膝を押し広げてもそっちではあまり強い抵抗はせず、  
無毛の割れ目が晒されていく。隠しようもなく自分の全てを見られてしまっていることと、  
見えてしまっていることで、開いた膣口の隙間からはとめどなく愛液を滴らせてしまって  
いる。  
 顔を近づけてその光景に魅入ると、俺の吐息がかかるのにも感じてか割れ目を可愛らし  
くひくつかせ、内側の美しいピンク色まで見えそうだ。  
 
「杏のおまんこ、綺麗で可愛いよ……さあ、挿入れるからな」  
「ふぁあ…ぁっ……あぁ……もーバカぁ、いちいち言うなっていってるのにぃ……」  
「いいから、ちゃんと答えてくれよ……杏の可愛いアイドルまんこに俺のちんぽ挿入れちゃっ  
ていいんだよな?」  
「ぅ…う……ふぇ……何でエッチになったらいつもより意地悪になってるの? はぁ…は……  
ん……ぅん……」  
 
 杏は真っすぐに見つめ下ろす俺の目から逃れようと視線を彷徨わせるが、逃げ場がない  
上に自分自身も期待してしまっている。結果的に焦らされてる事に耐えきれず、とうとう  
観念して小さな声で頷き、俺と繋がりあうことを求めてくれる。  
 さらにぬいぐるみを下げて胸の前でぎゅっと強く抱きしめると、もう一度俺の方を見つ  
め直して恥ずかしそうに言い直した。  
 
「はぁ、はぁ……あン…、…あの、ね…プロデューサー。…は…あっ…い……ぃよ、来て…  
プロデューサー…プロデューサー…の…、お…おちん…ち、ん……杏のナカに挿入れて、  
ちょうだ…ぃ……あぁあン…ン……」  
 
 もともと今夜のことは彼女から言い出したサービスだった。自分でそれを思い出したの  
か、さらに卑猥に浅ましく求めるような言葉を口にして俺を喜ばせようとしてくれる、最  
後は頬から耳まで湯気が立ちそうなほど真っ赤にして、羞恥に耐えきれず片手で顔を隠す  
ようにして?き撫でている。  
 もちろん俺の頭の中は愛おしさとともに杏を犯す事だけしか考えられなくなってしまう。  
 俺は自分のペニスを握り、片手で杏の膝を押さえつけながらその脚の間に下半身を割り  
入らせ、腰を進めていった。  
 残りわずかな理性で少しでも痛くないようにと、亀頭や竿をつるつるベトベトの割れ目  
の上で何度か滑らせて愛液を自分のモノに塗りつけるが、それも少し乱暴に押しつけるよ  
うな状態になってしまっている。  
 そのまま亀頭を膣口へ触れ合わせるとそれだけでも未熟な少女の柔らかな双丘の肉感が  
心地よいが、さらに先端を挿入しはじめると内側の濡れた粘膜に包まれる温かな感触にゾ  
クゾクとした快感を覚えていく。  
 
「杏っ……!」  
「ふえ…ッ、きゃっ…!? や、プロデュー……ひ、ぁくっ……ァ…あ…んッ…あ、あぁあッ……  
プロ…デューサーのッ……はッ…あぁ、あぁあああ……あんンっ……!」  
 
 杏は最も敏感な部分に俺のモノが触れて驚いたのも束の間、挿入の激しい快楽に息も出  
来なくなり悶え、刺激への感覚が追いついてくると部屋中に嬌声を響かせた。  
 隣室でも交流の希薄な都会のマンションとは言え、アイドルの自室から喘ぎ声が響いて  
しまうのは不味いだろうが、今はそこまで考える余裕がなかった。  
 幼い割れ目が男根を棒を銜え込んでいく光景はそれだけで興奮もので、挿入しながらも  
俺のモノは勢いを増していく。  
 
「あ……あぁああッ……! はぁ…は…ッ……あ…ン……」  
「ん……杏…っ……」  
「はァ……はっ……プロ、デューサぁ……プロデューサーの…が……あンン…っ…、……  
あぁ! …ゃ…あ……んッ…っ…!」  
 
 杏は徐々に肉棒を埋め込まれていく快楽を受け止めきれず、強すぎる刺激から逃れよう  
と腰を暴れさせるが、俺はがっしりと押さえ込み動きを封じながら容赦なく腰を進めていっ  
た。  
 杏は俺に掴まろうと手を伸ばすが定まらずに宙を舞わせて、代わりにぬいぐるみを握り  
しめ直し、反対の手でシーツをきつく掴みながら、背中と小さな喉を精一杯に反らして声  
にならない声で喘いでいた。  
 やがてペニスの根元がまだ少し見えている状態で亀頭が奥を小突いた感触がして、それ  
以上は進めない。  
 身体がせり上がる彼女の肩と腰を押さえつけ、奥まで到達しているのに俺はまだ腰をぐ  
いぐいと押し出そうとしていて、そのまま上半身を前倒し覆い被さりながら頬をすり寄せ  
首筋に熱くキスして跡を残し、低い声で囁いていく。  
 
「はぁあ……杏、ほら…分かるか? お前の奥まで全部、入った……杏の膣中、熱くて、  
狭くて……すごく気持ちいい」  
 
「うぁ…あ……はぁ…はッ……ゃ、あンン……ん、言わないで…ぇ、……プロデューサー  
の……お…っき……ぁ…んン! く、くるしいよぉ……う、まだ…動かないで……」  
 
 杏も俺に抱かれると熱に浮かされたまま甘えるように手を伸ばしてきて、俺の首に腕を  
絡め抱きついてくる。  
 お互いに耳元で喘ぐ声を響かせながら、その下腹部で深く繋がりあっていることを実感  
していた。  
 動くなと言われても敏感な杏は呼吸する程度の動きにも反応して俺のモノを締め付け続  
けていて、このまま我慢しているのはとても無理だ。  
 
「はあッ……く、杏…もう、動くぞ……」  
「あンっ…あぁ…ンッまだ……だ、ダメ……ぁ…は、あンンッ……んッ、あぁンッ……っ!」  
 
 俺は杏をベッドに押しつけ腕の中に抱きこんだまま決して逃そうとはせず、腰を戻し、  
突き上げ、彼女を犯し始めた。  
 出し入れするとこの上ない快楽の痺れが俺の下腹部から背中まで駆け上がり、もう止め  
られなくななる。まだ不慣れな少女の身体を気遣う余裕も忘れて夢中で腰を振りつづけて  
しまう。  
 
「はッ……あ、あン……ぁン……っく……! や、…あン……んッ……! プロ…デュー  
サーぁ…ッ……そんな…らめ…激……し…!」  
 
 腰の振りをだんだんと大きくしながら頬をすり寄せると、少女の苦しそうな息づかいと  
甘い匂いに当てられてくらくらとしてくる。  
 杏は俺の腕の中でされるがまま、深く抉られ奥を叩き付けられるたびに悶えて小さな全  
身を跳ねさせていたが、やがて大事にしていた──かどうかは怪しいがいつも持っていた  
ぬいぐるみを放り出し、ただ俺だけを求め与えられる快感に夢中になっていく。  
 
 俺は突き上げるたびに腰の角度を変えて膣壁全体に擦れあう気持ち良さを覚えさせ、限  
界まで反り返って膨れ上がったペニスで杏の膣奥をぐちゃぐちゃにかき混ぜていった。  
 抜き差しするたびにずちゅ、ぐちゅッと卑猥な水音が響き、結合部から白く濁った愛液  
がぽたぽたと零れて二人の間を伝い、ハロウィン衣装の短いスカートや少女の布団を汚し  
ていく。  
 
 やがて俺の下腹部から次の欲望が熱を上げはじめた。  
 杏の膣中で思い切り射精したい!  
 
 一度その考えが脳裏をよぎると、もうその事しか考えられなかった。  
 冷静に考えれば自分の担当するアイドル少女を避妊もしないまま犯し、あまつさえ中出  
しなんてプロデュ−サーどころか人間失格だ。  
 しかしそんな理性よりもオスとして本能的にこの小さな女の子を愛してしまっていた。  
劣情混じりではあるが、今この瞬間に杏が好きで好きで溜まらないという気持ちも本当だ。  
 
「はぁ…はぁッ……杏! もう、イく……ッ……はあッッ……この、まま………く、膣中  
で射精…す……ぞッ…杏!」  
「はぁあ……あぁ…ン……あ、ンンっ…! ンッ……く、…ぅ…んッ…私も、一緒にッ……!  
ふぁ…あ……ン……好き、プロデューサー……プロデューサぁー……好きぃ…っ!」  
 
 自然とお互いに名前を呼び合いながら、俺はいっそう大きく腰を振り上げてがくがくと  
彼女を揺さぶり射精感を高めていった。  
 杏はほとんど喘ぐしかできないままだったが、その胎内で暴れる肉棒に余裕が無いこと  
を察すると俺に抱きついていた腕の力を強め、自らせがむように唇を押しつけてきた。  
 柔らかな唇の濡れた感触とともに、すぐに二つの舌が同時に伸びて強く絡みあい、杏の  
おまんこがきゅ、きゅっと根元を締め付けて子種を求めてくるのを感じると、次の瞬間に  
俺は限界を超え欲望をぶちまけていた。  
 
「く…くぅううううッ……あん、ず……杏ッ……! はぁ、はぁあッ……く…ッ…はぁあ  
ああッ……!」  
「ンっ…ぁ…あンン……あぁ、はぁッ……あああああああァ…ぁ…ンっ………!」  
 
 ビュっ、ビュビュッ……ドクドクッ…ドクン!  
 
「ンンッ…んぅッ……んん…! ン、…ぷ…っはぁ……! はぁッ…あぁあ……や……あぁ…  
ン……んッ! や、すご……ぁ……プロデューサーの…あっつ…ぃの………あぁ、私のナ  
カでいっぱい…射精てる……あぁああ……プロデューサぁ……んン…っ」  
 
 呼吸も忘れて深く口付け舌を絡めあったまま、俺は何度も追い打ちのように腰を突き上  
げ大量の射精を繰り返していく。  
 ここしばらくご無沙汰だったせいで濃く熱い精液をたっぷりと杏の膣奥に注ぎ込んでい  
く。このまま孕ませてしまってもおかしくない。むしろ妊娠させるがための行為で、快楽  
に押し下がってきた子宮口に執拗に亀頭を押し込み、より確実に孕ませようとしていく。  
 やがて十分に白濁を注ぎ込み肺の空気も尽きてしまいやむなくキスを終えると、杏は何  
とか呼吸しようとしつつも喘ぎ混じりで上手くいかず苦しそうな表情で眉間に皺を浮かば  
せていた。  
 それでも俺の首に抱きついたまま離そうとはせず、下腹部に残る快感の余韻に酔ってい  
る。時々顔だけ下に向けて結合部を確認しようとするが、そのたびに羞恥にかられて小さ  
く首を振っては上向いて、また感じてしまっている仕草が可愛い。  
 
「杏……そろそろ大丈夫か? すごく気持ち良かった、可愛かったぞ……」  
「はぁ……はぁ……は…っ……ぁ、うぅうう……恥ずかしい…。でも……ぅん…私も、苦  
しかったけど気持ち良かった……。プロデューサー…、大好き……」  
 
 珍しくお互い素直に気持ちを口にして笑いあうと、自然と二人とも顔を近づけてまた唇  
を重ねあった。  
 そうするとやっぱり杏が可愛くて、俺はまた彼女の膣中に残したままで落ち着きかけて  
いたペニスを大きく勃起させてしまい、杏がそれに反応して可愛く鳴く。  
 
「ん……ぁ…ひぁ…ン…! プロデューサー…ま、またおっきくしてるよ……」  
「杏には何度しても足りないよ」  
「バカ……。でも…プロデューサーの事は好きだけど……こんなにされたら赤ちゃん、で  
きちゃうよぉ……」  
 
 杏は甘えて俺に抱きついたまま自分から何度かキスをしてきながら、中出ししてしまっ  
た事を今さら困ったように言って上目遣いに見つめてくる。  
 アイドルの妊娠は困りものだが、二人でいることがこれだけ幸せなのだから、まあどう  
にかなるだろう。  
 楽観的な考えで俺は笑って見せると、安心させるように柔らかな金髪の上から頭を撫で  
てやる。  
 
「ま、その時はその時だ。俺が何とかするから杏は心配しないで大丈夫だよ」  
「本当? うん……でも赤ちゃん出来たら杏引退で、プロデュ……パパのお給料で三食昼  
寝付きだね。うん、それはいいかも……飴玉2コずつ貰わなくっちゃ。……あーっ、そう  
いえばまだ悪戯のお返しの飴もらってないよ! 杏にこんなにいっぱい…したんだから、  
飴くれ! 一年分くらい!」  
 
 杏は照れ隠しなのか俺の胸の中に顔を埋めながら、幸せそうな顔でいつも通りの要求を  
してきたのだった。  
 
 
 

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