服部瞳子・三船美優・和久井留美の3人は、S局近隣に位置するカフェテリアにいた。  
店は中途半端な時間だからか人もまばらで、テラスには彼女たち3人しかいない。  
彼女たちはそれぞれ紅茶やコーヒーを片手に、忙しさの中にある余暇を味わっている。  
そして瞳子と留美がプロデューサーと付き合い始めたと告白するやいなや  
話は自然と艶色を帯びていく。  
 
「瞳子は何時からプロデューサーと付き合ったの?」  
「3ヶ月前にキスしてから」  
留美に聞かれて、瞳子は嬉しそうに話し始めた。  
「控え室で二人きりになった時にね、彼ったら私に告白してきて……。そのまま、初キス……」  
それを聞いた二人は「おぉ……!」と小さく感嘆の声を上げる。  
「本当は玉砕覚悟で私から告白するつもりだったの……  
 私……前の彼氏に振られてから何もかも上手くいかなくて……自信がなかったから。  
 けれど、両想いって分かって……すごく嬉しくて……」  
「その後は……?」  
美優は少し身を乗り出して、瞳子に尋ねた。  
「私ね、温泉巡りが趣味なんだけど……丁度穴場で良い旅館を知っていてね。  
 思い切って休暇に彼を誘ったの」  
「ふむふむ……」  
「3泊4日で予約して……、そのうち3日は普通に、その……イチャイチャしてたわ。  
 キスって不思議で……すればするほど、もっとしたくなるの」  
二人はそれを聞きながら顔を綻ばせて相槌を打つ。  
以前なら気まずくて黙り込んでしまう会話も、今では余裕を持って彼女たちは聞く事が出来る。  
「最後の日の朝に彼と温泉に入ったの。誰も居ない時間帯を選んで」  
「えっ、一緒って……混浴!?」  
驚く二人に、瞳子は照れながらもうなづいた。  
 
   #  #  #  
 
じっと温泉に浸かりながら待っていたけど、その間、胸の高鳴りを抑えられなかった。  
流石にハダカで入らなかったけど、着ている水着は妙に気合いの入ったビキニ。  
控えめなデザインのものを選んだつもりだったけど、露天風呂の雰囲気を考えたら結構浮いている。  
 
(矛盾しているな……)  
 
隠し切れない自分の期待が水着から滲み出ていて、恥ずかしくなってきた。  
普段の自分からは信じられないくらい大胆な行動をしたなと、改めて驚いている。  
 
(もしかしたら、ここでプロデューサーに抱かれるかもしれない……)  
 
頭が勝手にこれから起こり得る事をシミュレートし始めて、止まらない。  
湯で火照った身体がさらに熱くなっていった。  
 
(プロデューサーさん……どうしたんだろう……)  
 
件の彼が中々来ないので、私は露を拭き取って脱衣所に足を運んだ。  
優しい彼の事だから、私を一人にして部屋に帰るなんて事はないだろう。  
何かトラブルがあったのかなと考えていると、部屋の端で半裸の彼を発見した。  
「プロデューサー……」  
「と、瞳子……! も、もうちょっと待ってくれ!」  
プロデューサーは私の姿を見ると、慌てた様子でこちらに背を向けた。  
しかし私ははっきり見てしまった。  
股部を隠していた手拭いの一部分が異様に盛り上がっていたのを。  
それは……布越しでも形が分かるくらい、はっきりとしていた。  
「あ……あの……」  
どう言ったらいいのか困っている私の態度を察したらしく  
彼は恥ずかしそうに私に向かって言った。  
「すまん、瞳子……お前と一緒に入ると思うと  
 どうしても……その、……収まらなくて」  
「プロデューサーさん……」  
「下心丸出しで、みっともないよな……」  
泣きそうな声でしょげかえっているプロデューサーを見て  
彼も同じように期待していると知った私は黙って彼の後ろに立ち、その背中に抱きついた。  
「私は構いません。だから……一緒に……」  
背中から聞こえる彼の鼓動が、段々と大きくなっていく。  
「でも……。瞳子を見ていると、抑えられる自信が……」  
「……抑えなくてもいいです。プロデューサーさんが、したいなら……私……」  
恥ずかしさを我慢しながら、私は彼に言った。  
 
   #  #  #  
 
石縁に腕をかけて、足をプロデューサーの肩に掛けている私。  
彼は腿の付け根に顔を埋めて、ビキニをずらし、私の最も恥ずかしい部分を舌で愛撫する。  
「んっ……! ……あはぁ……っ!」  
私は目を閉じて、くすぐったくも癖になるその愛撫を受け入れていた。  
時折、自分を客観視できる冷静な瞬間が訪れる。  
自分はこんなに艶のある嬌声を出せたのか、と驚いてしまった。  
彼の深く甘い愛撫に、私は激しい羞恥の念を抱いている。  
だがそれ以上に、自身の全てを開放してさらけ出したいという思いの方が強かった。  
「ああっ……!」  
私の体に二度目の快波が走り、甘く切ない痺れが広がっていく。  
こんな気持ちの良い感覚は生まれて初めてだった。  
独りの時に行なう慰めよりも遥かに情欲を満たされ、身体が火照る。  
「大丈夫……?」  
気を抜いて縁に掛けていた腕を外しそうになった私に、プロデューサーは言った。  
「プロデューサーさん、私なら大丈夫」  
脚を彼の肩から降ろした私は、彼を湯縁に座らせた。  
「だから、もっと……しましょ……」  
「う、うん……」  
 
   #  #  #  
 
「……」  
私は眼下で兜をもたげている肉色の男性自身に目を奪われている。  
小さな頃見た男の子のそれとは明らかに違う。まるで戦場へ向かう戦士のような雄々しさだ。  
以前の彼とはキス止まりで、まともな男性経験の無い私は  
今右手に触れているものについての比較対象を持っていない。  
だけど、握り拳を二つ重ねた長さのこれは大きい部類に入るのではないだろうか。  
そんな事をアレコレと考えていくと、頭が上気してクラクラとしてきた。  
「瞳子……」  
彼の言葉で我に返った私は、意を決して彼のモノに口付けをする。  
口唇にまとわりついた先走った液汁は、湯とは異質のものだった。  
私はそのまま舌を出して彼の性槍に少しずつ這わせていく。  
 
(ああ……私、男の人のおちんちん……舐めているんだ……)  
 
初めて行なう男性自身への奉仕――女性誌で見た事はあるものの  
実際自分がするとなると勝手が分からず、かなり戸惑った。  
私はただ無心で彼の幹や頭の部分を満遍なく舐めていった。  
その間に、上目遣いでちらりとプロデューサーの顔を見た。  
彼はかなりリラックスした態度で私に身を任せている。  
 
(プロデューサーさんも、気持ち良さそう……)  
 
途中で彼と目が会った私は、慌てて視線を下に向ける。  
舐めていくうちに雑誌で入手していた記憶が蘇り始めた私は  
次々に思い浮かんだ方法を試す。  
ハーモニカのように舌を肉幹で滑らせたり、口に含んで先端を舌で苛めたり……。  
「んむ……んん……んちゅっ……」  
加減の分からないまま、私は彼の男を口で攻め立てた。  
男性自身をしゃぶっているうちに、私は自身の理性が静かに麻痺していくのを感じた。  
気がつけば彼のモノを口に含みながら、湯船の中で空いた手を使い秘唇を何度も慰めている。  
「んっ……! んふっ……! あむぅ……!」  
「ああっ……! 瞳子ぉ……!」  
彼の感極まった声と共に、私の口には熱くどろりとした粘液が強かに放たれた。  
驚いて口を離すと、その肉根は意志を持った生き物のように手の中で暴れ  
私の顔に重い液汁を噴出させていった。  
喉に絡まり、肌を垂れていく熱液――それはあまり良い臭いと味ではなかったけれど  
私の中の女を強く刺激し、引き寄せる魔力を持っていた。  
「んう……」  
喉を鳴らして人絞りの男汁を胃に落とす。酒に似た軽い酩酊をその時の私は覚えた。  
 
   #  #  #  
 
「瞳子」  
口淫が済むと、彼はそのまま私を湯中で抱きしめた。  
私たちは大岩の影に隠れるように移動し、そこで交わりあった。  
水着は全て脱いで、岩の上に掛けておいた。恥ずかしい部分はもう互いに曝け出している。  
一つになった瞬間の事は、正直に言うと良く覚えていない。  
私は初めてだったけど、その時は大分のぼせていたし、雰囲気に体の芯まで酔っていた。  
感覚が鈍っていたからだろうか、大した痛みを感じる事無く私は彼を受け入れた。  
「ああっ……! プロデューサーさん……っ!」  
岩肌を背にした私の体に、彼の熱い愛がぶつかってくる。  
その勢いに水面は音を立てて揺れ、波は端まで広がっていく。  
私はただただ彼に抱かれてその愛を受け入れる。  
嬌声は出るが、実際感じているかどうかも良く分からなかった。  
興奮が渦を巻いて私の意識を混沌とさせていた。  
いつ人がやってきて、この痴態を目撃するかもしれないこの状況にも  
恐怖は感じず、ただ興奮して快美のみを感じていた。  
切なさに満ちた蜜奥を、彼のモノは何度も突き入れて慰めてくれた。  
「瞳子……っ!」  
私の身体は彼に強く抱きしめられ、身体の奥深くにあの雄精を放たれた。  
体内で暴れる彼のモノは、そのまま私の意識を天に昇らせた。  
弾けてしまいそうな胸の鼓動を抱えながら、私は高い声を上げて随喜の涙を流した。  
心も体も限界まで満たされて、幸せで死ぬかもしれないとその時の私は思った。  
 
   #  #  #  
 
「えっ、初エッチで中に出させたの……!?」  
驚く二人に、瞳子は満面の笑みのままうなづいた。  
「彼も私も、その時は夢中だったから……  
 でも、身体の奥で彼が喜んでくれているのがすごく伝わって……最高だったなぁ。  
 あれから彼がきちんとゴム付けるようになったのが残念に思うくらい……」  
「分からない訳ではないけれど……」  
留美は隣の美優と顔を合わせて、少し戸惑った様子だ。  
「今は、彼と居るのが私にとって一番の喜びなの。  
 一度はひび割れた私の心を…彼は愛で塞いでくれた。  
 彼に拾ってもらって、本当に感謝しているわ」  
 
   #  #  #  
 
「美優さんはどうなの?」  
話は三船美優に移った。本来人付き合いを苦手としている彼女だったが  
アイドルとしての経験を重ねて多少その方面はマシになっているようだ。  
また、瞳子と留美に自分と似たような雰囲気・匂いを感じ取ったのか  
彼女らに対しては比較的腹を割った話が出来るほど親しくなっていた。  
「彼氏と同棲して4ヶ月目だっけ?」  
瞳子に続いて留美も彼女の方に目を向けた。  
「ええ……そうよ」と、美優は静かに語り始めた。  
 
   #  #  #  
 
「んむっ……んっ……、んちゅっ……んふぅ……」  
仕事の後、私とプロデューサーは住み慣れたマンションに帰り  
どちらがねだるとなしに事に及んだ。  
椅子に座っている彼の逸物を、私は床に膝を立てた姿勢で口に含んでいる。  
肉茎を唇でしごく度、口内で彼の分身が悶えるように反応する。  
「ああっ……いいよ。美優さんの口……」  
プロデューサーは優しい目を私に向け、その大きな手で私の髪を愛おしく撫でた。  
「美優さん……っ! 出すよ……!」  
彼女は咥えたまま、その細い白指で挑発的に肉幹をしごいた。  
口内では舌肉が肉帽を執拗に嬲っている。  
「……っ! ああっ……!」  
彼に頭を押さえられた私は、喉奥に彼の放出した元気な精を受けた。  
頬にその液汁を静かに溜め込んでいく。  
放射が終わると、私は舌を忙しく動かして口内全体にそれを運ぶ。  
散々口中で彼の液を転がして楽しんだ後で  
ようやく私は喉奥にゆっくりとそれを流し込み、最後まで味わい抜くのだ。  
「あっ……」  
私は彼の逸物を根元まで頬張ると、口をすぼめて  
軽く力を入れながらそのまま雁首まで頭を引いた。  
尿道に残留している精液をも貪欲に搾り取ろうという私の様子を見て、彼は微笑んだ。  
「ハハ……美優さんは本当にチンポしゃぶり大好きになったね。  
 俺も教え込んだ甲斐があったよ」  
そう。私は彼に口淫のイロハを教えられ、いつもそれを実践していた。  
彼が喜んでくれるならそれだけで私は嬉しいし、出来る事なら何でもしたくなる。  
「どう。俺の出すチンポ汁、美味しい?」  
私は小さくうなづきながら彼のものにまとわり付いている精汁を黙々と舌で拭う。  
味がなくなった後も、私は口を離さずに彼のモノを舐めていた。  
「しゃぶり過ぎだって、美優さん。俺のチンポがふやけちゃうよ」  
私は口の中で段々と硬度を増して反り返っていく感覚が楽しくて  
彼がもういいよと言っても気にせず舐め続けた。  
「……ねえ」彼が言った。  
「もう一発くらいなら余裕あるけど、それも飲んでみたい?」  
私の答えは決まっていた。縦に小さく頭を動かすと  
彼は「やれやれ」といった様子で溜め息をつき、私の口淫に身を任せた。  
 
   #  #  #  
 
「フェラ好きなの?」  
瞳子の問いに、美優は嬉しそうに答えた。  
「大好き。時間があれば、ずっと舐めていたいくらい……。  
 彼のおちんちん……その、長くて……大きなイボが4つ程付いていて  
 おしゃぶりし甲斐があるの。だから、……ついつい舐め過ぎちゃう」  
「前戯でどれだけの時間をかけるの?」  
セルフサービスで美優の分の紅茶を入れてきた留美は、椅子に座るなり聞いた。  
「分からない……けど、大体射精2〜3回で次に行く」  
「そんなに!」  
瞳子はやや驚いた様子で身を乗り出す。  
一方で留美は落ち着いた様子でストレートのコーヒーを喉に流していた。  
「彼氏、枯れたりしないの?」  
「全然。フェラでこれくらい抜いておかないと、失神するまでピストン責めされるから……」  
美優は笑って紅茶にスティックシュガーをさっと落とした。  
「一度休日にそれをしたら、翌日彼の腰がおかしくなって大変だったの……。  
 だから、これくらいで丁度いいの……」  
「精子、口の中に射精されたら飲んでしまうよね……」  
留美は飲む手を止めて、美優の言葉に相槌を打った。  
瞳子はミルクを垂らしたアールグレイをシュガースプーンで  
クルクルと混ぜながら、何か意味深長な笑みを浮かべている。  
「最初はね……あのどろっとした感触と青臭さが苦手だったの。  
 でも……飲むと彼も喜んでくれるし、それに飲んでいるこっちも何だか興奮してくるし……  
 段々とクセになって……。飲まない理由を見つける方が、今では難しいかな」  
3人は互いの顔を見合わせてクスクスと微笑した。  
 
   #  #  #  
 
「じゃあ、美優さん。こっちのお口でもおしゃぶりしようか」  
私の恥部に唾液でぬめった肉根を擦り付けて、彼は機嫌よさげに言った。  
こちらもムードに酔っているし、今更断る理由もない。  
そのまま私は彼の身体に組み敷かれ、隠門にその雄々しい道具を宛がわれた。  
彼の趣味で、私は春毛を全て剃っている。  
恥ずかしかったが彼はすごく気に入ってくれたため、今でもあの場所は無毛のままだ。  
既に出来上がっている恥門に逸物が潜る事は至極容易だった。  
「んっ……!」  
私の隘路を彼の熱い分身が押し開いて入ってくる。  
最初肌を重ねた時に感じていた恐怖は、いつしか期待と悦びに変わっていた。  
恥肉を彼の痴疣が何度も擦り、刺激していく。  
「はあぁ……っっ! んっ……、ああ……!」  
彼の腰が動く度に、私の体に病み付きになる温かな痺れが広がる。  
口からは何度も嬌声が押し出され、室内に響いていく。  
身体に篭る淫熱を外に押しやろうと、胸部を上下させてしきりに喘ぐ。  
そんな余裕のない私を、彼は満足げに見ていた。  
「よっ、と」  
彼は私の両足首を掴み、そのまま私の体を折るようにして、足を耳の傍へと置いた。  
私の熱い痴穴は彼と繋がったまま、天を仰いでいる。  
肉色の花弁を纏い付かせて、彼の剛根は私の蜜穴に何度も出入を繰り返す。  
激しい動きに、ピチャピチャと吹き零れた蜜汁が腹部や下乳に飛び散ってきた。  
「ほら、美優さん。よく見てよ。オツユ垂らしている美優さんのエッチなオマンコが  
 俺のチンポを音を立ててやらしくしゃぶっている所をさ」  
恥ずかしい格好で彼に犯され、私は耳朶まで赤く染めて羞恥に耐えた。  
しかしこの痴態を晒している間、私の肉体は同時に悦んでいた。  
付き合い始めてから、私の奥に眠っていた変態性が彼の手によって  
何度も暴かれ、開花していった。  
 
   #  #  #  
 
「美優さん……中に出していい?」  
私を恥らわせたあの後、彼は正常位に戻って私を慰めていた。  
これは、その時の彼が私の耳元で囁いた科白だ。  
「えっ……その……今日は……」  
「出したいんだ……美優さんの中に……!」  
泣いてせがんでいる私の膣奥を、彼はあやす様に強くそして優しく突いた。  
私は迷った。危険日の際はいつもゴムを付けて彼は行なう。  
だが今日は最初に「外に出すから」と彼から何度も頼まれた。  
私は例によって彼の頼みを断りきれず、一抹の不安を抱えながらノースキンで事に及んんでいたのだ。  
「でも……今日は、危険日で……」  
私が戸惑っていても、彼はその攻めを緩めない。  
肉色の分身は体内で硬く膨れ、抜挿する度に心地良い場所を的確に刺激する。  
「んあぁっ……!」  
「何かあったら、責任は俺が取るよ。いや、責任とかそんな物じゃない」  
彼の腕が私の体に強く絡みつく。  
「……美優さん、君が欲しいんだ!」  
「わ、私を……」  
彼はその言葉から少しの間、私に真剣な眼差しを向けていた。  
私は受け答えするかのように、じっと彼を見つめていた。  
「美優さんと、一緒になりたい……この気持ちがもう抑えられないんだ」  
彼の言葉はまさに、私が夢で待ち望んでいたものだった。  
「美優さんは俺の事、……嫌い?」  
「い、いいえ……!」  
「じゃあ、俺のを受け止めてくれる?」  
「……はい!」  
私の返事を聞いて彼は素敵な笑顔を浮かべた。  
それから彼は私の体を深く抱きしめ、激しく私のやらしい女の部位を攻め立てる。  
蜜汁をグチュグチュとかき回す音が始終耳を妖しくくすぐり  
大きく揺れ動く劣情を駆り立たせた。  
「ああんっ……! あっ、ああっ……、やあぁっ……!」  
「美優さん、気持ち良い?」  
「んっ……! スゴい……、いつもより激しくて、き……気持ち良いのぉっ!」  
「当然だよ。今日のセックスはいつもと違う……  
 美優さんのお腹に可愛い赤ちゃんを孕ませる、『子作り』セックスなんだからね」  
悦欲による軽い酩酊が続く頭を余所に、身体は既に彼を受け入れる準備を済ませていた。  
深奥は絶えず淫蜜を生み、隘路をよりすべらかなものにしていく。  
痴肉は肉槌の指導を受けて充分にほぐされていた。  
彼のうなじや胸からくる男の子の臭いが、私をさらに酔わせていった。  
「美優さん、イクよ! 孕ませる気満々の精子汁、沢山注入してあげるから!   
 美優さんもオマンコに力を入れて、元気な卵子で受け止めてね!」  
最後の剛突数合の最中に、彼の暴根は私の膣奥へ熱い精子を強かに射出した。  
狭い膣孔で暴れ狂う肉槍に、私の「牝」はたまらず律動という呻きを上げた。  
蜜汁を快漏する子部屋の穴が大きく開き、律動で押し出された種汁を腹一杯に飲み込んでいく。  
そんなビジョンが薄ぼんやりとした脳裏に浮かんできた。  
「美優さん……」  
心配そうに覗く彼の顔が瞳を通して意識に入り、私にまた羞恥が湧き上がる。  
私は恥かしさのあまり、顔を両手で覆い隠した。  
「ああ……私、だらしない顔になってましたか……!?」  
「……いいえ」  
彼は私の手を払いのけると、笑って頭を左右に振った。  
「今、最高の笑顔になれていますよ……」  
 
   #  #  #  
 
「彼の熱しか無理なの……凍っていた心が溶かされる感覚を味あわせてくれるのは……」  
美優の話を聞き、他の二人はニヤニヤとしながら飲み物を口に含んでいる。  
「でも、美優。危険日にセックスするなんて……その後大丈夫なの?」  
留美が問うと、彼女は自身も紅茶を一口飲み、一休止置いて  
相好を崩したまま二人に打ち明けた。  
「実はね、……あれで赤ちゃん出来ちゃった……」  
「ええっ!? 本当っ!」  
「ここに来る前、産婦人科に寄って調べてきたんだ……。  
 だから今日、プロデューサーさんに報告するつもり……」  
二人は祝福の言葉を惜しまなかった。  
 

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