アイドル:三村かな子  
シチュエーション:ラブホ、ローション、幻覚、5P  
 
 
「うわぁぁ。ピンクで凄い可愛いっ」  
「へー、かな子ちゃんラブホに来るのは初めて?」  
「初めても何も、この間のが初めての経験だったんだから当然だろうよ」  
「いやー、かな子ちゃんの初めて貰ってばかりで俺らマジさいこー」  
 がちゃり、と鍵を開けた扉の向こう。  
 少し甘ったるい匂いのする廊下を抜けると、とろんとしそうなほどに桃色な部屋に、私は驚きの声を上げる。  
 友達の話や何かで聞いたことしか無かったが、こんなにも可愛いものだとは思わなかった。  
「うわぁ、ベッドも大きいっ。これなら一杯乗ることが出来るね」  
「そうそう。一杯かな子ちゃんと楽しむことが出来るんだよ」  
「今日は俺ら4人しかいないけど、かな子ちゃんを気持ちよくさせてみせるからね」  
「うんっ、凄い楽しみ」  
「そうだなー……それじゃあ、まずはお風呂にでも行こうか、かな子ちゃん?」  
 良く聞く回るタイプのベッドでは無かったことは残念だが、それでも大きなベッドの縁に座って数度跳ねてみる。  
 きしきし、と軋む音が聞こえるが、この程度ならばそれなりの人数が乗っても問題は無いだろう。  
 ――かな子と、4人の男が乗っても、なんら問題は無い。  
 そのことを確認して、認識して、ぞくりと背筋が震える。  
 きゅんっ、と身体の奥が疼くままに、私は男の人に引かれるままにお風呂へと入っていった。  
 
 
「それー、シャワーを浴びようね、かな子ちゃん」  
「きゃっ。もう〜、まだ制服脱いでないのに、何でかけちゃうのー? おかげでびしょびしょだよ」  
「制服がぴったりと張り付いちゃって……やっぱりエロいな、かな子ちゃんは」  
「このでけえおっぱいに張り付いたシャツがまた何とも……このチラリズムもそそるねえ」  
「あんっ、もうっ。もみながら制服脱がさないでよー」  
 お風呂――横も上もガラス張りで広いお風呂場に、私は制服を脱ぐこともなく連れて行かれる。  
 脱がなくていいのだろうか、なんて思ったが、男の一人がシャワーを私にかけてくると最早どうでも良くなった。  
 髪が濡れ、肌が濡れ、制服もシャツとカーディガンが濡れ、スカートが濡れて肌に張り付き――下着も濡れて、敏感な部分に張り付いた。  
 たったそれだけのことなのに、まるでじっくりと触られているみたいな感触が敏感な部分を襲って、胸の先端や身体の奥底がじゅんっ、と反応してしまう。  
「あれ〜、かな子ちゃん、もう気持ちよくなってるの? 先っぽがこりこりしてるんだけど?」  
「んっ、うんっ、かな、子っ、もうッ、気持ちいいッ、のっ」  
「下の方ももうびちょびちょ。これはシャワーで濡れただけじゃないね」  
「つぅんッ、あっ、はぁっ、んくっ」  
 ぺっとり、と濡れて張り付いている制服を少しずつ脱がされて、既に立ち始めていた乳首の部分で引っかけて止められる。  
 ブラの上からでも分かる確かな引っかかりにぴくりと身体が反応して、ますます乳首が硬くなってそれを感じてしまう。  
 シャツに引っかかったまま乳首をこりこりと指で擦られてびくんっ、と身体が跳ねる。  
 じゅんっ、と確かに身体の奥から何かが――愛液が溢れ出ると、にちゃにちゃと下着越しにそれを弄られた。  
「もう問題無さそうだな……さて、それじゃあかな子ちゃん、おクスリの時間ですよー」  
「わっ、わぁいっ、おクスッ、おクスリ、ちょうだっ、いッ……んっ、れるっ、んぐっ、んんっ」  
「おっ、クスリのんですげえぴくぴくしてきた。今日は何のませた?」  
「ケミカルドラッグ。幸せ感じながら酔えるとかいうのをアダルトショップで買ってきた」  
「そんなもんあるんだな……まあいいや、それじゃあ、今日の一発目いってみよー」  
 男の舌の上に載せられたクスリを求めるために、自分の舌を絡ませていく。  
 ちろり、と先端でかすめ取ろうとするも舌を引かれて避けられば、今度はとばかりに男の舌を――口づけをするようにそれ全体を貪っていく。  
 クスリを求めた攻防とは名ばかりの深い深いキス。  
 舌の先端を突きあい、舌全体を絡ませあい、舌の付け根を舐め上げて、深く深く繋がっていく。  
 途中、ころっとした小さい何かが口の中に流れてくると、反射的に男と私の混ざり合った唾液と一緒にごくりと飲み込んでしまう。  
 途端、びくんっと身体が反応したかと思うと、まるで初めての時にお酒を呑まされた時みたいに頭がぼうっとしてくる。  
 頭はぼうっとしてるのに、身体はいやに敏感に感じられて。  
 こすこすと擦られる乳首も、ねちゃねちゃと穿られて弄られる女性部分――おまんこと言うらしい――も、凄い感じてしまう。  
 ぴゅくっ、と愛液が零れていくと、その入口に熱くて固い感触。  
 それが肉棒だと思った時には、身体の奥でごりゅっというまで深く貫かれていた。  
 
「きゃうんっ……んんんんっっっッッッ」  
「うわっ、すげえびくびくしてる。もしかして、かな子ちゃん、イっちゃった?」  
「みたいだな。すげえ締め付けてきてる」  
「こっちは……ははっ、ひくひく物欲しそうにしてるぜっ、っと」  
「ひゃぅっ」  
 にちゅり、肉棒がおまんこに入ってくる。  
 ぐちゅり、膣の壁を押し広げながらどんどん奥へと進んでいく。  
 ざにゅる、膣の中の敏感な部分――Gスポットを擦り上げながら。  
 ぐりゅっ、子宮の入口を強く突いた肉棒に、私は身体に電気を走らせながら絶頂を迎えていた。  
 へたり。  
 突然の快感で身体が力が抜ける。  
 肉棒を入れている男の人によりかかると、くにゅっ、と感じる後ろの違和感。  
 くちゅり、と愛液で濡らされるとそれがお尻の穴を刺激されているのだと気付いて――ぐじゅっ、と粘っこい水音を立てて肉棒が挿入される。  
「ひぅんっ、はんっ、いきなり、すぎだよぉッ」  
「そんなこと言ってかな子ちゃん、凄いきゅうきゅう締め付けてきて、ずっと欲しかったんじゃないの?」  
「うっ、うんっ、ずっと欲しっ、おちんぽっ、欲しかったッ、のッ」  
「ははっ、ついこの間まで処女だったとは思えないほどにエロいね、かな子ちゃん」  
「そんなエロい子にはこれを上げよう」  
「ふえっ、んっ、つめたっ、いッ、なにこ、れっ」  
「冷てッ。おい、俺にまでローションかかってるじゃねえか」  
「固いこと言うなって。ほーれ、これでぬるぬるプレイだぜ」  
 男に寄りかかるように下かた突き上げられ、覆い被られるようにお尻を後ろから突かれる。  
 上下と前後に膣とお腹の中を刺激され、はてには壁を隔てて肉棒がごりごりと擦り合わさると、目の前がちかちかと光るぐらいに身体が反応する。  
 頭がぼうっとして、舌を絡めてキスをしてまたぼうっとして、身体を捻らせて背後の男とキスをして。  
 頭がぼうっと気持ちいいことしか考えられなくなるころ、トロリ、とした冷たい感触に意識がそちらへと向かう。  
 トロトロ。  
 顔からかけられたその液体は、トロリ、ぬるり、と頬から首筋へと伝って、胸元に流れ込んでいく。  
 胸の谷間からおへそを通って流れていき、それが身体全体に行き渡る頃には、私と男の人の触れる部分がぬちゃにゅちゃと厭らしい音を立て始めていた。  
 
「んくゅっ、何これ、ぬるぬるしてッ、気持っ、ちいいッ」  
「かな子ちゃんのでかいおっぱいが俺の上でぬるぬる動いて、まじ気持ちええ。これはヤバイぜ」  
「背中にもぬるぬる塗って、と……くはぁ、かな子ちゃんの背中もぬるぬるで俺も気持ちええわ」  
「ひゃぅっ、そんッ、なに、ぬるぬっ、るにしちゃぁ、らめぇっ」  
 下と後ろから突かれて身体が上下前後に揺さぶられれば、男と触れあっている肌がぬるぬると蠢く。  
 摩擦の少なくなった肌によって胸がずりゅんずりゅんと男の上を動き、その度に乳首から甘い快感が送られてくる。  
 背中には後ろから突く男の肌や手がぬるりと蠢き、胸の辺りから腰まで一気に動いたかと思うと、腰を思い切り打ち付けてくる。  
 おクスリで敏感になった肌はぬらぬら、てかてかと妖しく煌めき、まるで全身が性感帯になったかのように身体や意識に快感を送ってきていた。  
「ひうっ、あふっ、あっ、あひゃ、はっ、はへっ」  
「かな子ちゃん、中がびくびくしてきたよ。もうイキそうなの?」  
「う、うんん、いひゅ、いっひゃうっ、のぉッ」  
「おっ、かな子ちゃんイキそうなのか。なら……これだ」  
「えっ? すん……ぴひゃうッ、イっらうっ、んあッ、にこれっ、くるっ、きひゃふッ、イっつつつああああぁぁぁぁッッ」  
 さわり、と髪が触られてびくんと身体が震え。  
 ちゅっ、とキスをされ、れろりと舌を絡ませて、ちゅっちゅっと首筋に口づけをされて。  
 ぬるりもにゅ、と胸を揉まれ、ぬるぬると腰を刺激されて。  
 こりこりと乳首とクリトリスを刺激されて、くにゅりとお尻の穴を広げられて。  
 ごりっごりっ、と子宮の入口を激しく突かれ、ぐりゅぐりゅとお尻の奥を責められて。  
 絶え間ない快感が全身を覆って、白くなっていく意識が全てを染める直前。  
 鼻の辺りで香った匂いが脳にまで達した時、敏感になった肌に蟲が這ったかのように全身がぞくりと震える。  
 ちかちかなんて生易しい光じゃない、身体も心も精神も意識も、その何もかもが白く染められてしまう快感に、私は意識を手放しながらこれまでで一番大きく身体を震わせて、絶頂を迎えた。  
 びゅくっびゅくっり、ぶりゅっぶりゅっ、どぶりどぶり、どびゅどぶ。  
 ぷっしゃあっ。  
「うわっ、かな子ちゃん潮吹いたっ。えっ、なに使ったのそれ?」  
「ラッシュっていうクスリ。何かイクときに回したらすげえらしいんだけど……かな子ちゃん見る限り、その通りぽいな」  
「めっちゃ締め付けてきて、膣で出したのにまだ出そうと動いてきてるぜ」  
「ケツん中もすげえ。きゅんきゅん締め付けてきて、何か吸われてみたいな感じ」  
「……あれ? かな子ちゃーん、大丈夫ー? あーあ、気失っちゃったよ」  
 白く染まった頭の中に直接熱くて固まった精液を注がれているようなまま、暗転。  
 ぺちょり、と下の男の人に身体を預けながら、私は絶頂の余韻に浸りながら意識を手放していた。  
 
 
「……んっ、あ、あれ……?」  
 そうして。  
 ふと気付いた時、私の視界には見覚えのある景色が広がっていた。  
 木が張られて丁寧に磨かれた床。  
 大きな姿見で囲まれた壁。  
 そうだ、ここは――。  
「れっすん、場?」  
 おいおいレッスン場とか何言ってるのかな子ちゃん。  
 あー、クスリが強すぎて幻覚見てるっぽいわ。  
 まっ、別にいいんじゃね。  
 はて、と頭を捻る。  
 私は。  
 私は――そうだ、プロデューサーと思いを伝えあった日に捕らえられて犯された筈だ。  
 だというのに、私はこうしてレッスン場にいる。  
「……全部、夢?」  
 ぎゃは、夢だったら良かったのになあ。  
 気持ちよさから考えれば夢にいるみたいな感じなんじゃね。  
 ほろり、と涙が零れる。  
 夢で良かったという涙なのか、助かって良かったという涙なのか――或いは、犯された事実を惜しむ涙なのか。  
 ふと人影が見えて、私は涙を拭った。  
「……あっ、プロデューサーさん、お疲れ様で――きゃひんッ」  
 プロデューサーっていうと、あの五月蠅かった男か。  
 ははっ、かな子ちゃん、あの男のことが好きだったんだね。  
 そっか、可哀想に、せめて幻の中では好きな男に抱かれなよ、ねッ」  
 スーツを着こなしたプロデューサーの姿に、頭がぽーっとなる。  
 ああ、これが好きな想いなんだなあって思って――ずりゅん、と肉棒の感触に声を漏らす。  
 いつのまに。  
 膝立ちにされて露わになっていたおまんこに、近くまで来ていたプロデューサーの肉棒が挿入される。  
 いつもの優しい雰囲気からは想像も出来ないほどに勢い良く突かれ、その肉棒が子宮を叩くと私は軽くイった。  
 かな子ちゃん、またイったみたい、本当にエロいわあ。  
 かな子ちゃん目の焦点あってないけど、大丈夫か。  
 大丈夫だろ、ちゃんとよがってんだし。  
「ぷろ、でゅぅさぁッ、んあっ、あっ、んんっ――ひゃあんっ」  
 幻覚見てるわりには自分から腰振るのな。  
 何かこうやって恋心みたいなの向けられると、胸がきゅんとするな。  
 今こっちに入れたら、かな子ちゃんはどういう幻覚を見るのかなッ。  
 プロデューサーの太腿に座る形でずにゅずにゅと肉棒が出し入れされる。  
 ずぬぬ、と入口まで抜かれたかと思えば、じゅぐりゅ、と子宮が叩かれるまでに突かれる。  
 プロデューサー、プロデューサー、プロデューサー、プロデューサー。  
 ちゅる、と舌を絡ませてキスを交わせば、お尻の穴が広げられる感覚と共に、熱くて硬い異物感。  
 肺の空気を押し出すかのような圧迫感と突き上げに、犬のように舌を突き出してその快感に耐える。  
 
「はっ、はれっ? ぷろでゅッ、さぁんが、ひゅたりっ? ――んんぐぅッ」  
 一体何事かと視線を後ろに回してみれば、そこにいるのは、プロデューサー。  
 目の前でおまんこに肉棒を出し入れするのもプロデューサー。  
 後ろでお尻に肉棒を入れているのもプロデューサー。  
 不思議な感覚、二乗の快感に頭を捻っていれば――またしてもプロデューサーが、その肉棒を口にと突っ込んできた。  
 熱くて太くて硬い肉棒が、舌と口の中を蹂躙しながら喉の奥を突いて、抜かれてはまた突かれる。  
 喉ちんこと呼ばれる部分を肉棒の先端で刺激され、肉棒から香る濃厚な臭いが鼻腔から脳に甘い刺激をもたらす。  
 何か今までとは違って、すげえ嬉しそうによがってねえ、かな子ちゃん。  
 それだけあの男が好きだってことだろ、泣かせるじゃねえか。  
 俺は何かむらむらと来るけどな、おらっ、手でもしやがれ。  
「んちゅっ、はっ、ぷろでゅ、さぁがッ、ひ、ひっぱいっ、ひるっ。あっ、あはっ、おひんひッ、んもっ、ひっぱいらぁっ」  
 おいおい、全員プロデューサーかよ。  
 ははっ、4人のプロデューサーに犯されて5Pとか、かな子ちゃんはほんと変態だねえ。  
 4Pと5P、ぶふっ、マジうける。  
 びゅくりびゅくり、と口の中に注がれる熱い精液をごくりと飲み干し、目の前にあるプロデューサーの肉棒にちゅっとキスをする。  
 びくんっ、と一度跳ねた肉棒はそれだけで軽く絶頂を迎えたのか、どぴゅっと精液を放ち、私の髪を汚した。  
「んくっ、こう、ごにッ、つかれてっ、きもひ、いいっ、イイッ」  
 いつの間にか手に握らされていた肉棒の先端を指の腹でくりくりと刺激して、そこから放たれた精液が頬にかけられる。  
 零れる前に指ですくって口に含めば、濃厚な雄の味がした。  
 おまんこを突かれて身体が浮いて、沈むかと思えばお尻を突かれて身体が浮いた。  
「ひゃんっ、はんっ、あっ、ひうっ、んくっ、きゃうっ、んぐっ」  
 リズミカルな挿押はまるでダンスレッスンかのようで、汗を流してきたレッスン場でプロデューサー達に犯されているという事実に、身体の奥がきゅんと疼く。  
 どびゅっどびゅっ。  
 身体の奥底で放たれる熱い精液が子宮をゆっくりと見たし、膣に残る精液を送り込もうとさらに激しく肉棒で突かれる。  
 その度ににちゃにちゃ、ぐちゃぐちゃと粘る水音が耳から入って、意識を甘く溶かしていった。  
「ぷろッ、でゅうさッ、きもひ、きもひいッ、もっろ、おくまれッ、おく、おくにっ、ちょうらいッ」  
 うわっ、精液でどんどん白くなっていくのに、まだかな子ちゃんよがってる。  
 何かもう意識のねじがどっかいっているんじゃね。  
 プロデューサーか……そうだな、俺らもかな子ちゃんプロデュースするか。  
 セックスアイドルとか言って、見物料とってセックス見せるとか。  
 1回2万でセックス体験出来ますとか、ぎゃはは。  
 ごぼりゅ、ごぼりゅ。  
 精液が子宮を満たして、入りきらない精液が膣を通っておまんこから溢れ出す。  
 肉棒が抜かれて零れ、入れる時に空気が送られて精液に混ざって粘質な音を立てる。  
 また奥まで突かれてぐちゅり、と音を立てれば、びゅくり、と何度目か分からない精液が子宮にと注がれた。  
 ちりちり、と意識の片隅が、まるで擦り切れたように音を立てて霞んでいく。  
 ちかちか、とまるでライブ会場の照明のように視界を照らす照明が、私というアイドルを照らしているかのような錯覚を受けて。  
「んぐっ、イふっ、イっひゃふっ、わ、わらしッ、まひゃっ、イっくうううぅぅッッ」  
 あのそんなに人はいなかったけれど、確かな私のファンがいたライブ会場のステージで。  
 4人のプロデューサーに散々に犯されながら。  
 私は、潮を吹くほどに絶頂を迎えていた。  
 
 
「んっ、んあっ、きも、きもひいッ、きもひいい、ぷろっ、でゅーさぁ?」  
「ああっ、気持ちいい、かな子ちゃんの膣中とっても気持ちいいよッ」  
「あはっ、うれしッ、あへぁっ、んちゅっ、もっろせいえき、らしてぇッ」  
 ぐちゅぐちゅ、ぬちゅぬちゅ。  
 男の人で気持ちよさに身をくねらせながら、私は下と後ろから迫る快感によがる。  
 おまんことお尻の奥でぶるぶると震える異物――ローターが絶え間ない快感を与えてきて、肉棒でそれがぐりぐりと奥へ奥へと押しつけられて、甘くて激しい快感が視界を白く染めていく。  
 力が入らないほどに快感を感じて、それでも差し出される肉棒が愛おしくて、その先端にちゅっと軽く口付けた後に、れろりと舌でそれを味わう。  
 ちろちろ。  
 口に含んだ肉棒の先端を舌先で刺激すれば、どびゅりと放たれる精液に頭がくらくらしてくる。  
「ははっ、おい見ろよ、これ。今日だけで何十万って売り上げだぜ」  
「こりゃ美味しい実入りだぜ。かな子ちゃん様々だな」  
「動画の配信も順調だし、口コミでセックスライブ参加もどんどん増えてるし。俺ら商才あるんじゃね」  
 ぐりゅっ、と口に突っ込まれた肉棒が喉の奥を刺激して、その最奥で精液を放つ。  
 喉から鼻に抜ける濃厚な臭いを味わいながら、注ぎ込まれた精液をごくりと流し込んでいく。  
 じゅっぽじゅっぽ、と愛液なのか潮なのかおしっこなのか分からない液がおまんこを濡らして、そこに出入りする肉棒を濡らして厭らしい水音を響かせていく。  
 う゛う゛う゛、と最奥で子宮の入口に押しつけられたローターが震えて、振動に耐えきれずに放たれた精液がそれを汚していく。  
 奥に行きすぎないように紐のついたローターが引っ張られて、お尻から出そうになる直前に肉棒で再び奥まで入れられる。  
 引っ張られて肉棒で押されて、引っ張られて押されて。  
 絶え間ない振動と肉棒からの快感に、意識の片隅がちりっと音を立てて、快感が絶頂を運んでくる。  
 気持ちいい、気持ちよくなりたいい、もっと感じたい、もっと犯して欲しい、もっと、もっと、もっと――もっと、ぷろでゅーさーと交わっていたい。  
 びゅくり、びゅくり。  
 子宮の奥で放たれた精液の余韻に浸っていれば、慌てたように抜かれる肉棒に寂しさを感じる。  
 どろりっ、とこぼれ落ちる精液に混ざってピンク色のローターがこぼれ、う゛う゛う゛と震えてにちゃにちゃと精液が音を立てる。  
「ほらっ、かな子ちゃん。ちゃんと収めてないと駄目じゃな、いッ」  
「んあッ、う、うんっ、これっ、ちゃんといれておッ、おくねッ、んんッ」  
 ぐぷりっ。  
 精液が混じるオマンコに、男の人がローターを荒々しく入れる。  
 おまんこの入口とか、敏感なクリトリスとかが刺激されて、びくんびくんと身体が震えてしまう。  
 そうして。  
「そ、それじゃあ、次は俺だね。い、いくよ、かな子ちゃんッ」  
「き、きてぇ、おくまひぇ、あへぅっ、おくまで、ついれぇッ。もっ、もっとッ、せいえきほひいッ、もっひょ、きもひよくッ、なりッ、たぃんんんッッ」  
 ぐぷ、ぐぷぐびゅ。  
 にゅちゃり、と男が肉棒をおまんこに宛がったと思うと、それは一気に膣へと突き入れられて、ローターを最奥まで押し入れる。  
 う゛う゛う゛、とした振動がおまんこの入口付近から最奥の子宮まで一気に動くと、その最奥から頭のてっぺんまで快感による電気が駆ける。  
 びくびくっ、びくんッ。  
 気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。  
 そのことしか考えられずに、もっと気持ちよくなりたいと下からの突き上げと後ろからの突き入れに合わせて腰を振る。  
 ぬちゃぬちゃ、と水音が響き、男と絡めている舌からなのか、それとも交わっている部分からなのかが判断出来ない。  
 でも、そんなことはどうでもいい。  
「あはっ」  
 お尻の中に放たれた熱い精液と、おまんこの中に放たれた固まりのような精液によって再び絶頂へと昇った私は――。  
 ――さらなる快楽を求めるために、微笑みながら再び腰を動かし始めていた。  
 
 

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