マルチェラが物心ついた時には、既に身近に両親の姿は無かった。  
代わりにいたのはルチアナと名乗る変わり者の女性の学者だった。  
 
物心ついた頃、自分が人と亜人の混血である事を告げられた。  
人並み外れた腕力と魔力…疑う要素は何も無かった。  
 
同い年の子供達がお菓子やおもちゃを抱えている頃、マルチェラは既に武器を振るっていた。  
異常なまでの闘いの才能を開花させた彼女は、数年と経たずに冷徹な戦士へと変貌を遂げた。  
 
9歳を迎えた年、アカシア龍騎士団を束ねる蛇骨大佐の元に送られた。  
蛇骨はすぐにマルチェラに戦士の資質を見出すと、即座に騎士団員に取り立てた。  
幼い少女の龍騎士団への抜擢は異例の事態であったが、  
大の男を遥かに凌ぐ、マルチェラの圧倒的な強さに誰もが納得せざるを得なかった。  
 
猛者ぞろいの龍騎士団の中でもマルチェラの実力はくすんで見える事などなかった。  
程なくして、マルチェラは最強の証しである「四天王」の称号を受けた。  
団内に疑問の声が無いわけではなかったが、蛇骨の認めた事に表立って異を唱えるものはいなかった。  
 
加えて愛くるしい外見と、時にいき過ぎる発言とのギャップの魅力もあいまって、  
団内でのマルチェラの人気は日に日に上がっていった。  
 
だが…  
 
 
「きゃぁぁぁぁぁ!!!」  
 
蛇骨館の外れにマルチェラの悲痛な金切り声が響いた。  
龍騎士団四天王の一人ゾアの振るった巨大なアイアングラブがマルチェラを直撃したのだ。  
 
左腕に装備された小さな盾でかろうじて受けたものの、  
マルチェラの体重の三倍はあろうかという鉄棍と、ゾアの強靭な筋肉から繰り出される一撃は、  
彼女をはるか後方まで吹き飛ばした。  
 
「見ろよ!あいつ紫のパンツなんてはいてやがるぜ」  
「けっ、9歳の牝ガキが色気づきやがって、たまんねぇなぁ…」  
 
もんどりうって地面に横たわるマルチェラは、生足と下着が丸見えになっている。  
幼女と少女のちょうど中間…成長過程の絶妙ないやらしさが、男どもの股間を刺激した。  
 
周りを取り囲むゾアの私兵に揶揄され、マルチェラはあわててスカートの裾を正した。  
スミレ色のドレスは埃にまみれ、所々破けている。  
 
膝上のスカートは動き易くはあるものの、  
反面、年相応とは言い難い大人びた下着を観衆に晒してしまう。  
 
明滅する視界をこらえながら、マルチェラはゾアへの怒りを露にして立ち上がった。  
 
「キライ…大っキライ!!この筋肉ダルマ…お前なんか殺っちゃうからね!!」  
 
「ぬぅ…気に食わんのは俺の方だ。  
 貴様のような小娘がアカシア龍騎士団のみならず、あまつさえ四天王を名乗ろうとは…」  
 
頭部を覆う鉄仮面のせいで表情はうかがえないが、  
全身からたぎる怒りは、彼もまた四天王の一角である事の威厳を感じさせた。  
 
十数年間、肉体を鍛え続けて龍騎士団に貢献してきたゾアにとって、  
例えどれほどの才能があろうとも、  
9歳の少女が自分と同等の称号を得るなど許せる事ではなかった。  
 
半ば強制的に館の外れにマルチェラを連れ出したゾアは、  
周りを私兵で固め、訓練と称した私刑を加えていた。  
 
「どうした?かかってこないのか?  
 どれ…もう一度めくってくれたら、もう少し手加減してやらん事も無いぞ くっくっく…」  
 
「う…うるさいっ!!」  
 
右手に携えた、小さなボーングラブを握り締めるとマルチェラは再び猛然とゾアに襲いかかった。  
殺傷力を高めるためにグラブには無数の鋲が打ち込まれている。  
 
だが、巨漢のゾアと一見して普通の少女であるマルチェラとでは、間合いが違いすぎる。  
彼女の攻撃が届くはるか手前から、ゾアの鉄棍は驚異的な速さでマルチェラを襲う。  
 
ドグッッッ!!!  
 
「うげぇぇぇ………」  
 
ゾアの巨大な鉄棍がマルチェラの腹部に命中した。  
 
内臓をえぐられ、呼吸もろくに出来ず、苦悶の表情を浮かべながらのた打ち回るマルチェラ…。  
どれだけ俊敏に動き回ろうとも、圧倒的なリーチとパワー差を埋める事は出来なかった。  
 
もはや、グラブを握る事も出来ず、  
左腕の盾も、ドレスの上から装備しているなけなしの甲冑も、既にいびつに変形している。  
 
息を吸おうとするたびに内臓が疼き、目の前がぼやける。  
ゆっくりとゾアが近づいてくるのが視界に入ったが、立ち上がることは到底かなわなかった。  
 
せめて視線の先に落ちているグラブを掴もうと必死に身体をにじっていたその時、  
マルチェラの足に力が加えられた。  
 
「龍騎士団の殺人人形が随分おとなしくなっちまったじゃねぇか」  
 
ゾアの私兵たちが満身創痍のマルチェラに追い討ちをかけるように彼女の足首を掴んでいた。  
 
それだけではない。  
男達はこぞって、マルチェラのスカートをめくって太腿をさすり、  
ある者は甲冑とドレスの間に手を滑り込ませ、未発達の胸の感触を味わい始めたのである。  
 
「うわっ…や…やめてよぉ!!」  
 
「へっへっへ、もう十分だろ?ゾア様にはかなわねぇよ。それよか、もう我慢できねぇんだ。」  
 
男達は堰を切ったように一斉にマルチェラの幼い肉体に群がると、  
所構わず擦り、むしゃぶりついた。  
 
マルチェラをとめどない嫌悪感が襲った。  
内腿を撫でられ、露出した肌に舌を這わされ、無駄な肉の無い尻を好き勝手に揉みしだかれた。  
そして、ついに彼女の大人びた紫の下着に男達の指がかかった。  
 
「いやぁぁぁ!!脱がさないでよ!!ゾア…ゾアーーー!!」  
 
「やめろ!」  
 
意外だった。  
思わず叫んでしまったものの、まさかゾアが制止してくれようとは思っていなかった。  
 
群がっていた男達がおとなしく離れていく。  
だが、マルチェラの視界には得体の知れない物体が映っていた。  
異常なまでに膨張したゾアの股間…肉質の剛棒がゾアの下着から突き出ていた。  
 
「俺が先に使う。」  
 
何をどう使うのか…。  
9歳のマルチェラには、まだ想像する事はできなかった。  
 
 
蛇骨館の外れ…  
ゾアの屈辱的な私刑は続いていた。  
既に、マルチェラに戦う気力は残っていなかった。  
 
不気味に近づいてくるゾアに背を向け、マルチェラは地面を這って必死に逃げようとするが、  
蓄積されたダメージは彼女の身体を動かしてはくれない。  
 
ゾアは自慢の豪腕でマルチェラの首根っこを掴むと、片手で軽々と空中に持ち上げた。  
 
「下ろしてよ!いやっ、放して…放せぇぇぇ!!」  
 
自分の身長の二倍近い高さに持ち上げられたマルチェラは、もはや普通の9歳の少女にしか見えなかった。  
足をばたつかせ、豪腕に爪を立ててもゾアは全く意に介さなかった。  
 
ゾアのもう片方の腕がマルチェラの眼前に迫った。  
広げれば人間の頭より大きいゾアの手は、彼女の甲冑をスミレ色のドレスごと掴むと強引に引き千切った。  
 
メキッ!!  メリメリ…ビリビリビリッ!!  
 
「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」  
 
胸を晒され、とっさに手で覆い隠すマルチェラ。  
うぶ毛が覆う幼い肢体には、無駄な肉も染み一つすらない。  
すべすべの肌質が、傍目に見ても手に取るようにわかる。  
 
女科学者に育てられたマルチェラは、  
おそらく物心ついてから異性に肌を晒した事など一度も無いのだろう。  
戦士の気丈さは失われ、顔から胸元まで真っ赤に上気させて必死に肌の露出を拒んでいる。  
 
丁度、羞恥心が芽生えたばかりの年頃のマルチェラには、  
胸を晒されるだけでも拷問のような仕打ちだった。  
 
だが、今にも泣き出しそうなマルチェラに追い討ちをかけるように、  
ゾアは彼女の細い腕を強引に押しのけると、膨らみ始めたばかりの胸に手を添え乱暴にいじくりはじめた。  
 
「触んないでよ変態! 痛い!痛ぁぁぁ…」  
 
まだ弾力の乏しい乳房を玩び、乳首を摘んでは強引に捻り上げた。  
愛撫をするつもりなど毛頭無い。  
一方的に肉の感触を楽しみ、痛みをこらえるマルチェラの姿をあざ笑いたいだけであった。  
 
「胸くらいでそう騒ぐな、これから股ぐらの奥の奥まで晒してもらうのだぞ。」  
 
「そんなのいやよ! 放して、この筋肉バカ、お前なんか死んじゃえ!」  
 
胸をいじっていたゾアの手が離れ、マルチェラのスカートの奥をまさぐり始めた。  
 
乳房を隠すのもそこそこに、  
マルチェラは既に男達に半分脱がされていた紫の下着を掴むと、脱がされまいと必死に押さえつける。  
 
露わになった乳房に男達の狂喜の歓声が上がった。  
平坦に近い膨らみと、ピンク色の乳首を目の当たりにして、  
既に男達の中には肉棒を引っ張り出して、しごいている者すらいる。  
 
「うへぇ…たまんねぇ。舐め回してぇな」  
「ガキのくせにエロい身体してやがるぜ、見てるだけでイッちまいそうだ…」  
 
野獣のような男達の視線が、一斉にマルチェラの肉体に注がれる。  
高々と掲げられているマルチェラの股間の様子は、スカートの短さもあいまって丸見えになっている。  
 
ゾアはマルチェラの下着に指をかけ、わざと脱がしきらない程度に加減して引っ張り、  
半べそをかきながら身を強張らせて抵抗するマルチェラを晒し物にして楽しんでいる。  
 
「引っ張らないでよぉ!パンツ破けちゃう…」  
 
左右で団子状に結わえた金髪を振り乱し、全身で拒絶の意思を示すマルチェラ。  
だが、二人の豪腕の引っ張り合いに耐えられる程にはマルチェラの下着は丈夫ではなかった。  
 
ビリビリビリッ!!  
 
「いやぁぁぁ…見ないでぇぇぇぇぇ!!!」  
 
ボロ布と化したマルチェラの下着がゾアの足下に打ち捨てられた。  
頭をうなだれさせ両手で必死に股間を覆うマルチェラ。  
腰を屈めて覗き込む男達を前に、とても正面を向く事は出来なかった。  
 
「絶対、お前は…許さない。鉄仮面なんか被っちゃって、見せらんないほどひどい顔のくせに…」  
 
「……………………。」  
 
「な…なに?気にしてたんだ…」  
 
それまでマルチェラを玩んでいたゾアの様子が急変した。  
仮面越しに漂う気配が嘲笑から憎悪に変わっていくのをマルチェラが感じた時には、  
マルチェラは顔面から勢い良く地面に投げ飛ばされていた。  
 
グシャッ!!  
 
「ぐぅ…あああ………」  
 
鼻から落下したマルチェラはしとどに鼻血を流し、うずくまって悶えている。  
間近でマルチェラの肢体を拝もうと詰め寄った男達に、ゾアは彼女の体を押さえつけるよう指示を出した。  
 
「…何よ、お前達なんかにあたしが押えられると思って………」  
 
ズヌッ………  
 
鈍い音がした。  
ゾアの強靭な脚から繰り出された蹴りがマルチェラの腹部に突き刺さっていた。  
 
男達はマルチェラの両足を開脚させるように抱きかかえた。  
内臓をやられたのか、鼻血に加えて口元からも出血しているマルチェラの股間をゾアと男たちが覗き込む。  
 
うぶ毛を除けば陰毛は一切生えておらず、性器も割れ目の奥に隠れてうかがう事は出来ない。  
幼さの目立つ股間を晒すマルチェラ。  
 
その眼前に同じく股間を露わにしたゾアが立ちはだかる。  
その股間から生える肉塊は臍まで反り返り、マルチェラの腕ほどの太さはゆうにあった。  
 
「なに…する気?…」  
 
「突っ込むだけだ、貴様が二度と軽口を叩けなくなるようにな…」  
 
漠然とした恐怖心がマルチェラを飲み込んだ。  
男性の排泄器を用いた自分の理解の外の行為、それを目の前の巨漢は行おうとしている。  
 
ゾアがマルチェラの割れ目を摘むと強引にひろげた。  
男達の歓声とともに赤みがかった肉と、まだその機能を持っていない生殖器があらわれた。  
 
マルチェラ自身でも見た事すらないであろうその器官に、ゾアは片手の親指を添えると一気に差し込んだ。  
 
「ぅ…あああああ!!!」  
 
「痛いか?処女を散らすには少々早すぎたかもしれんな、くっくっく…」  
 
グチッ…ニチニチッ…ヌチャッ…  
 
強烈に締め付けるマルチェラの幼い肉穴をゾアの太い指が蹂躙する。  
9歳の少女の膣穴はあまりに未熟で、ゾアの肉塊が挿入できるとは到底思えなかった。  
 
繊細なひだが各所で出血を起こし、  
皮肉にも、微塵も快感を感じていないマルチェラの愛液の代わりを果たしていた。  
ゾアはさらにもう片方の手の親指を、強引にマルチェラの幼い肉穴に押し込んだ。  
 
「ひぐっ!! やめてぇ!抜いてよ…裂けちゃう!」  
 
「裂かなきゃ…入らんだろう?」  
 
「…そんな、いや…いやぁぁぁ!!やめてよぉ、お願い…やだよ。ゾアっ! いやっ…いっ…」  
 
とめどない恐怖が、最悪の想像を生み出している。  
想像だけであって欲しいと願う間もなく、その最悪の光景は現実のものとなった。  
押し込まれたゾアの両親指が、マルチェラの秘裂をこじ開けるように力任せに左右に開かれた。  
 
ミチッ…ぎちっ…ぷつっ…メリッ…プチッ…ブチブチブチブチ!!!  
 
「い゛ぎゃあああああああ……………………………………ぁぁ……………ぁ…………………」  
 
プシャァァァァ   ジョロジョロジョロジョロ………  
 
文字通り身を引裂かれる痛みに、マルチェラは全身を痙攣させながら派手に失禁した。  
 
ほとばしる尿を浴びながら…いや、むしろいっそう肉棒を強張らせたゾアは、  
引裂かれおびただしく出血しているマルチェラの膣口に、異形の肉塊をねじ込んだ。  
 
グジュッ!! ズヌヌヌヌ…ギュプッ!!  
 
「ひっ……いぎっ…………………………」  
 
「随分締め付けてくれるな、生温かくていい具合だ。悪いが…加減してやれそうに無い、いくぞ!」  
 
ズン!! ジュポッ…ズヌヌヌ…  
 
 ジュクッ…ギュプッ…グジュグジュ…ドズン!!  
 
「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  
 
一突きごとに傷口が広がってゆく地獄のような苦しみに悶えるマルチェラ。  
焦点の定まらない視線は壊れてしまった人形のようにも見えた。  
 
人間離れした締め付けに存外の心地良さを感じているゾアの腰は止まらなかった。  
身体の大きさがあまりに違い過ぎるゆえ、半分ほどしか埋め込む事が出来なかったが、  
膣壁を突き破らんばかりの勢いでゾアは一方的に快楽を享受していた。  
 
「…ごめん…なさい……ごめ………んな…さい………許し…て………」  
 
うわ言のように許しをこうマルチェラ。  
心の折れた殺人人形を相手にしても、ゾアの悪魔の所業は収まらなかった。  
 
断裂した股間から流れ出る血液は、ゾアの肉塊を真っ赤に染めあげた。  
激しい抽挿運動で血飛沫は辺りにも飛び散り、汗や尿と入り混じって不快な臭いを撒き散らしていた。  
 
「うおお!!もう、ダメだ…イクぞ! 受け取れっ!!」  
 
無限に続くかと思われた地獄の時間にようやく終わりのときが訪れた。  
ゾアは渾身の力でマルチェラの体内に肉塊を沈め、射精にそなえた。  
発射の瞬間、さらに太さを増したゾアの股間がとどめをさすがごとくマルチェラの膣口を著しく破壊した。  
 
ゴプッッッ…………ビュクッ…ビュクッ…ビュクッ…  
 
「………は………はひっ……………………」  
 
それから、マルチェラが意識を失ったのはこの上ない幸運だった。  
ゴミのように打ち捨てられたマルチェラの肉体に男どもは群がり、陰惨な凌辱の限りを尽くしたのである。  
 
男達は、引裂かれたマルチェラの膣穴に強引に肉棒を挿入しては肉壁を削り血で染めあげた。  
未発達の乳房は、男達の無骨な手により擦り傷・切り傷が無数につけられ、  
口内には多量の精液に加え、男たちの汚物が詰め込まれた。  
 
目が覚めた時、強烈な異臭と口内の異物感に襲われマルチェラは激しく嘔吐した。  
胃の中のものを全て吐き出した。  
体中についた精液の匂いが鼻につくたびに嗚咽が込み上げ、何度も何度も胃液を吐いた。  
 
ふと辺りを見回すと、わざわざ見せつけるようにズタズタにされたドレスが散乱していた。  
靴も甲冑も精液と汚物にまみれていた。  
 
立ち上がろうとしたが、足の震えと股間の激痛にそれもままならなかった。  
恐ろしくて、自分の股間を確かめる事すら出来なかった。  
 
常人ならばショック死しかねない状況であったが、  
幸か不幸か、亜人との混血であるマルチェラは強靭な生命力で命をつないだ。  
 
だが、それからゾアの姿を見るたびに体が芯から震えるようになり、  
龍騎士団内での隆盛ぶりもみられなくなった。  
 

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