自分には何も知らされずにことが進んだ後の帰り道の春亮は終始無言だった。  
フィアの話かけにも、このはの話かけにも、錐霞の話かけにも無言。つまりは、怒っている。  
実は、彼の家には大きく分けて2つのルールがある。  
ひとつは、春亮が決めた、いわゆる「家訓」のようなもの。  
もう一つは、黒絵やこのは等、居候の間で決まっている「ローカルルール」のようなもの。  
 
春亮が決めた、というよりもほぼ暗黙の了解で「このはを怒らせるな」というルールが存在する。  
 
だがしかし、ローカルルールで決まっている最優先ルールは、「春亮を怒らせるな」である。  
 
 
春亮はその性格が故か、滅多に怒ることがない。  
すなわちこのルールは怒った彼を知っている、このはと黒絵が決めたルール。  
ちなみに、春亮がいない間に、フィアにももちろん教えてある。  
 
 
 
 
家に着き、あがってすぐにこのはが口を開く。  
「委員長さんは、ここで待っていてください。絶対ですよ?」  
と、玄関を上がってすぐ右の和室を指さす。  
 
「はぁ、まぁ、構わんが。しかし夜知くんがだな…」  
「い い で す か ら」  
 
このはが真剣な顔で凄むと、ちょっとひるんでから納得して部屋に入っていった。  
 
そのまま居間へ。  
 
「この姉はここで待ってて。フィアはついてきて。」  
そのままフィアの腕をつかんで階段を上がる。  
 
フィアが本気で振り払おうと思えば当然振り払う事が出来るが、初めての状況にどう対応していいのか分  
からず、春亮に引っ張られたままついて行く。  
春亮が入ったのは、自分の部屋。  
数瞬の沈黙の後、フィアが口を開く。  
「あ、あの、な…?何も言わんかったのは悪いと思っとる…だから、ちょっとくらいの頼みごとくらいな  
ら…」  
 
バン!!!  
春亮が壁をこぶしで思いっきり殴ると、フィアがビクリと体をすくませた。  
 
振り向いた春亮の目は怒りに染められているように見える。  
 
そのまま、春亮がフィアに正面から抱きつく。  
 
身長の差で、フィアの顔が春亮の胸に当たる。  
 
「なっ、何を!? ハ、ハレンチだハレンチだ!」  
 
顔を真赤にしながらフィアが暴れる。  
 
「は、はなれっはひゃぅっ」  
春亮がフィアの耳たぶを舐めた。  
 
「何だ、かわいいところあるじゃないか」  
気を良くした春亮は耳たぶを甘噛する。  
 
「ふぁあっぁぁっや、やめ」  
 
「…甘い」  
 
「変なこと言うな!はぅっ」  
 
それは不思議と甘かった。  
シャンプーの味ではない。それこそ変な表現になるが「フィアの味」ということだ。  
 
「ん…ふっ、は、はなせっ」  
 
フィアが暴れると、そのまま横のベッドに倒れこんだ。  
 
体を密着させたまま上の服をずらし、胸を見やる。  
御世辞にも発育が良いとは言えないが、全くふくらんでいないということもなく、女性特有のやわらかさ  
を持ち合わせている。  
 
「先っぽが立ってるように見えるが」  
 
「き、気のせいだ…」  
 
否定はしたが、そこをコリコリと持て遊ぶと、フィアからより一層高い声が上がる。  
「やめろやめろって言っても、感じてるだろ?」  
 
「あぁんっ。そ、そんなことはっ」  
 
もう一度先端を弄る。  
「そんなことは?」  
 
 
「ぁううっ!ぁ…ぁる…が…」  
 
全体をなぞるように刺激すれば、フィアは首をイヤイヤするように降り、全体を強く揉めば背筋をのけ反  
らす。  
 
「ひゃぅっぁぅっも、やめっ、へ、変になってしまぅ!」  
 
「そろそろかな?」  
 
「へ?」  
 
そろそろかといった春亮の手は下半身に伸び、そのまま秘所に触れた。  
 
「ば、馬鹿っ!そ、そこはだめだ!」  
否定する声とは逆に、既にあたりには愛液の臭いが漂っている。  
春亮の手を止めようと手を伸ばすが、全く力が入らず、手を添える程度の結果に終わる。  
 
「濡れてる、な。」  
春亮が指を往復させるたびに、当たりにクチュクチュと水音が響く。  
 
クリトリスはすでに限界かと思われるほどに大きくなっている。  
 
「うぅぁっ!」  
 
それを指でつまびくと、それだけで弓なりにしなる。  
 
「乱れすぎじゃないのか」  
 
「そ、それは春亮が……」  
 
 
既に眼には涙が溜まっており、肩で息をしている状態だ。  
 
「うぅ、私が悪かったから…もうゆるっああぁぁぁぁあぁあ」  
内壁を引っ掻くと、体をビクビクと震わせて動きが止まった。  
 
 
「イったのか?」  
 
「ううう…」  
 
恨めしそうそうな目でフィアが春亮を見ると春亮は耳たぶ、胸、秘所の三点攻めに出る。  
先ほどイったばかりで敏感になっているフィアに受けるすべはなし。  
 
「あはゃあっ、ああああぁぁぁぁっ!」  
 
そのままフィアは果てた。  
 
ベッドのシーツは愛液にまみれ、強烈なにおいを放っている。  
 
眠っているのか意識が飛んでいるのか分からないが、ベッドの上で横になっているフィアをおいて春亮は  
居間へと戻った。  
 
 
 
「あ、春亮君おかえり・・・」  
こわばった顔でこのはが言う。  
 
「じゃあ、さっそくだけど、この姉、よろしく」  
 
「な、何を?」  
 
 
「言わなきゃ分からないってこと、ないでしょ?」  
 

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