「・・・ふぅ」  
僕は何かと怨念のようなものを燃やしていた。なにかはわからないけど、深いところから来るもやもやしたものだ。  
それを今どう解消すべきかということで溜息を吐いた。おかげで勉強も手に付かない、三大欲求を体が欲しているのか、気だるいのだ。  
 
遠子先輩と付き合っていて、多少の性交渉もあるので性欲には困っていないし。  
ご飯はきちんと朝昼晩抜いたことがない、では睡眠か?、いや違う。いちおう9時間睡眠を誇っているのでそれはないかなぁ。  
 
ふいにラジオが聞こえてきた。  
 
-妙に気だるいだとか言うときって、身の回りに余計なものがあったり、もてあましているものがあったりするんですよねー・・・・  
 
そうか、余計なものと言ったらガンを飛ばしてくる糞ビッチこと琴吹ぐらいしかいない。  
琴吹は僕に気があるからガンもとい視線を向けてくるという噂を聞いたことがある、もし嫌いでも好都合。  
あれを潰せばいつも休み時間とかをイライラして過ごさなくても済む。  
 
自然と笑みがこぼれてきた。  
 
 
 僕は糞ビッチもとい琴吹ななせを潰す計画を練ることにした。なんという暇人。  
たまには悪もわるくない、あ、これダジャレじゃないっす。  
 
まず琴以下略を放課後呼び出し、相手がもう僕に気があるっぽいから柔道部の男くさい連中に掘らせればよい。  
「我ながら鬼畜だ  
で、そこをケータイとかで撮影して教室にでも貼ってあげよう、そして動画はパソコン部の奴らに高額販売だ。  
「気に入らない奴をコキ下ろすだけで金も盗れる  
実によいことです。  
殺しては自分の地位にかかわるから肉便器とか書いて便所に捨ててきたらいい。  
 
 
早速、柔道部とパソコン部の野郎に交渉すると。あいつらは性欲のかたまりなのか即答okだった。  
 
 
-翌日  
 
 

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