その日、僕は琴吹さんを家に招き、お茶菓子を用意しているところだった。
「琴吹さんミルクティーでよかったかな?」
「う、うん。ありがとう。」
カップを受け取る拍子にワンピースの胸元が空いて、わずかに胸の谷間が覗く。
「・・・・・・・・・・・・・」
・・・すごいな。前からスタイルがいいとは思ってたけれど、ここまでとは。
・・・D・・・いや、Eはあるか?淡いオレンジに白のレースか・・・
「・・・井上?どうしたの?」
琴吹さんの視線が上を向き、ある一点で止まる。
「・・・ああ、勃っちゃったみたいだね」
「た、たった・・・?」
「うん。琴吹さんの胸があまりに大きくてやわらかそうだったんでつい・・・ね」
その言葉の意味するところを理解したのか、琴吹さんの顔が真っ赤に染まり、胸元をとっさに押さえる。
しかし、押さえた手のカタチに胸がゆがむのもまた魅力的だ。
「大丈夫。一度出せばすぐ治まるから、気にしないで。その辺にある本なら好きに読んでてくれていいから、適当にくつろいでて」
そういって、落ち着いてトイレへと向かう。
「ま、待って井上・・・」
「どうしたの?琴吹さん。」
部屋を出ようとドアノブに手をかけたところで呼び止められる。早く鎮めないと結構つらいんだけどな。
「あの、井上のがそうなっちゃったのって私のせいなんだよね・・・?」
「・・・まあ、そうだね。やわらかいし、大きいし」
「そ、そっか」
「さっきは大丈夫って言ったけど、ここまで勃起してると結構つらいんだ。もう、行ってもいいかな?10分くらいで戻るから。」
「ば、バカ!何言ってるのよ!」
「いや、でもこれは一度出さないと治まらないよ。せっかく家に来てくれたのにほったらかして申し訳ないとは思うんだけど」
「そうじゃなくてっ!・・・あたしが、してあげるって言ってるの・・・」
琴吹さんはこれ以上ないくらい顔を真っ赤にして、最後のほうは小声でうつむいてしまった。
「琴吹さんが?胸でしてくれるっていうの!?」
「・・・え?む、胸・・・?」
「ありがとう、琴吹さんがそんなに僕のことを思っていてくれたなんて・・・」
ベルトをはずし、ファスナーを下ろして、灼けるようにたぎる剛直を取り出す。
「ひゃっ・・・!?」
「大丈夫、怖くないよ。ほら、触ってみて」
恐る恐る伸ばされた指先が裏スジに触れる。
「あ、熱い・・・」
「琴吹さんの指は白くてすべすべしててすごく綺麗だね。感動的だよ」
まさに白魚のようなという表現をしたくなるような手触りだ。垂れた先走りが指先をぬらして実に淫猥だ。
「こ、こんなに熱くなって大丈夫なの?それに、何かぬるって・・・」
「うん、琴吹さんに触れてもらって喜んでいる証拠だからね。胸ではさまれでもしたらもっと出るはずだよ。」
「・・・はさむ、胸で・・・」
少しためらうようなそぶりを見せた後、ゆっくりとワンピースのボタンをはずしていく。
ひとつひとつ手惑いながら衣服をはだけていく様が情欲をそそる。
「やだ、恥ずかしい・・・」
そういいながらブラを下方へずらし、とうとう琴吹さんの豊かな乳房があらわとなる。
下着から開放された乳房はふるふると振るえ、よりいっそう大きく見えた。
そのふくらみの真ん中にさくらんぼのようなつつましくもつんと立った乳首。
琴吹さんの恥らう様子ををまじまじと観察しているうちに、自然と胸に手が伸びていた。
「や・・・ぁあっ」
指先にたぷたぷと小気味よい感触が伝わる。
手を動かすたびに形のよいふくらみがみだらに形を変え、揺れ続ける。
「っ・・・あ・・・ふっ・・・んくっ・・・井上ぇ・・・」
琴吹さんが切なそうな声を上げる。
こんな声を聞いていたらいつ出てもおかしくないな・・・。
緊張していた琴吹さんの身体からこわばりが抜けるのを確認すると胸から手を離す。
「はぁ、はぁっ・・・、井上?」
呼吸を荒くしながら瞳を潤ませ、どうしてといった表情を浮かべる。
「胸を揉みしだかれて、身悶える琴吹さんを見ていたいのはやまやまなんだけど、・・・そろそろこっちのほうが限界みたいだ」
わざと肉棒を必要以上にビクンビクンと震わせ、限界をアピールする。
「っ・・・!あ、・・・うん。ほ、ほんとに苦しそう。早く楽にしてあげないと・・・」
その動きにどこかおびえるような琴吹さんの表情が嗜虐をそそる。
「それじゃあ、するね・・・?」
赤黒く晴れ上がったものが脈動する様を見て覚悟を決めたのか、二つのふくらみをそっと剛直に沿わせる。
「う、うわぁ・・・っ」
柔らかな二つの塊に亀頭が包み込まれ腰がビクッと震える。
いきり立った肉棒の形に合わせて琴吹さんのつきたてのおもちのような胸が形を変える。
「井上の、私の胸の中ですごいどくどく脈打ってる・・・」
ほほを上気させ、うわごとのようにつぶやく。
「うん、琴吹さんの胸もすごい脈打ってるね。振動がペニスに伝わってすごく気持ちいいよ」
先端からあふれる先走りが潤滑油の役割を果たし、ぬるっとすべるように胸が男根を擦る。
そうして胸の谷間から亀頭が顔を覗かせた。
「は、恥ずかしくて、死んじゃいそう・・・」
よっぽど恥ずかしかったのか琴吹さんは目をつぶり動きを止めてしまった。
もう一度ビクンビクンとペニスを震わせてみるが、琴吹さんは目を開こうとはしない。
そこで、こちらから腰を動かし、男根を胸にこすりつける。
じゅっ、じゅぶっという音とともに琴吹さんの身体がビクビクと震える。
「ば、バカッ・・・動かしちゃだめぇ・・・」
上まで突き上げると時折先端が琴吹さんの顔や唇に触れ透明な粘液が琴吹さんにべとりと張り付く。
「琴吹さん、これ見て。真っ赤にはれ上がってるでしょ?琴吹さんにしてもらってるのがうれしくてこんなになってるんだよ。」
しゃべりながらも腰の動きは止めない。腰を引くと胸がカリに密着して柔らかな刺激が加わる。
突き上げると裏筋や鈴口が琴吹さんの顔に触れ、これまたいい刺激を与えてくれる。
琴吹さんが恐る恐る目を開き、亀頭を凝視する。
「・・・うれしいの?井上?」
子犬みたいな目で僕を見上げたずねる。
「うん。夢だったからね。琴吹さんにこうしてもらえて人生の目標の半分は達成できたような気がするよ」
一度腰の動きを止めて琴吹さんの様子を探る。
「そ、そうなんだ・・・」
そういって琴吹さんはうれしそうに目を細め少しずつ胸を上下させはじめた。
さらに、両脇から琴吹さんの手が添えられふくらみがよりいっそう密着する。
「うあぁっ・・・い、いい感じだよ。琴吹さん・・・」
「んっ・・井上の、なんだかヌルヌルしてちょっと気持ちいいかも・・・」
「はむっ・・・んちゅ・・・」
そこへ更なるぬめりがくわえられた。琴吹さんの小さな口が先端をかぷっと咥えこんだのだ。
ただ口に含んでいるだけだが胸のゆれあわせ口内が擦れる。
時折、息が苦しくなったのか口を少し開いて空気を取り込む瞬間に下が擦れて不規則な刺激が加わる。
「琴吹さんは男の人のものを口に含むのは初めて?」
「ぷぁ・・:・あ、当たり前じゃない・・・バカ。こんなこと井上にしかできないわよ・・・」
「そっか、僕も女の人に咥えてもらうのは初めてだよ。琴吹さんだけが僕のおちんちんをしゃぶったんだ。」
「・・・あたし、だけ?」
琴吹さんがきょとんとした表情を浮かべる。
「どう?僕のおちんちんを独り占めした感想は。今、琴吹さん以外に僕のをしゃぶれる人はいないんだよ。」
「・・・し、知らないっ」
ちょっと恥ずかしがらせすぎちゃったかな?
琴吹さんはそっぽを向いてしまった。でもその双乳には僕の陰茎を挟んだままだ。
少し怒りながらも胸には僕のものを挟んでいる光景はなかなかくるものがあるな・・・
「琴吹さん。今まで誰も触れた事のないところを琴吹さんに触れてもらえたことに僕は本当に感動しているんだ。」
琴吹さんがまだ少し目を吊り上げながらもこちらに目をやる。
「そして、これから先もコレをしゃぶるのは琴吹さんであってほしい。」
「井上・・・、それって」
「これから生涯、僕のものだけをしゃぶり続けてくれないかな?」
「うん・・・。いいよ。井上の、これからもずっと、あたしだけがしゃぶってあげる・・・。」
息を乱しながら懸命に舌を動かす。