女の子の泣き叫ぶ声が聞こえる。
聞き覚えがあるその声は、いつも自分が聞いているその声。
「いやです!やめてください」
「いいじゃねえか減るもんじゃねえし」
見知らぬ男に後ろから抱きつかれているのはあたし自身だった。
コンビニでの買い物の帰り道人気のない真っ暗な公園を通ったあたしを、その男は襲った。
あたしは、恐怖も何も感じなかった。
でも、今までの私が、普通の女の子を装って生きるための仮面が、恐怖を感じる女の子を私に演じさせていた。
「いや、やだ!離してっ!!」
「うるせぇ、黙りやがれ!ぶっ飛ばすぞ!」
「うぅ……」
暴れる私を押さえ込み、男の手が服の中へと侵入してくる。ブラをずらし、直接私の胸を揉む。
「や…」
その刺激に私の乳首が反応し、少しづつその存在が強調されてきた。
「ほらほら、嬉しそうじゃねえかここの部分がよ」
「いっ…」
あたしは乳首を強く摘ままれ、声を上げていた。なんとか逃げようと体をよじっている。
乳首は痛いけれど、どうってことはなかった。
こんなことしてなんになるのかな。何か嬉しいの?
そう思いつつ、あたしはそのまま、男の好きにさせた。
今度は片方の手があたしのスカートの中に入ってきた。一通り太ももを撫でたかと思うと、パンツへとゆっくりと迫ってきた。
「……お願い……いやっ…」
「こんなに濡れてるくせに何嫌がってるんだよ」
自分の体が男の手に対して反応し、自分の股間の辺りが濡れている。それは分かるけど。
嬉しいの?怖いの?悲しいの?なんなんだろう?何も感じない。普通の子はこんなとき何を思ってるんだろう……
気づけば、私のパンツは脱がされ、私の濡れたソコには大きくそりたったものが当てられていた