休養をとるため、ランドの特殊能力『スピンダッシュ』で共同体に帰るリュウ達・・・
しかし!?
ゴンッ!!!
大木に激突。
『イタタタ・・・なにやってるんだよ、ランド!』
怒るリンプー。
『す、すまねぇ。ミスっちまった・・・』
『・・・アレ?リュウとニーナは?』
『・・・気絶してら』
倒れてる二人を担ぐランド。
『あんたのせいだろ!』
『いちいち、うるせーな。すぐ帰って休ませるから心配するな』
ランドとリンプーは、口喧嘩をしながら、共同体に向かった。
夜中にようやく気がついたニーナ。
『う・・・うん?・・・あれ?・・・ここ、リュウの部屋・・・っイタ!』
軽い頭痛が走る。
『わたし・・・確か』
気を失う前の記憶を思い出したニーナ。
『・・・でも、どうしてリュウの部屋にいるのかしら?』
とりあえず寝癖で髪が乱れてないかどうか、窓の反射を鏡がわりにして自分の髪型を確認しようとする。・・・すると、
『!?』
鏡に映し出された自分は、リュウの姿だった。
『・・・い、一体、なにが起こったというの!?・・・ま、まさか』
先程の衝撃のせいで体が入れ代わったらしい。
ニーナは、自分が男の体であることに戸惑いを隠せない。
『と、いうことは・・・』
顔を赤面させながら、ゆっくりと下半身を触ってみる。
『・・・やっぱりそうなのね』
一方、ニーナの部屋では、
『うわーーー!!!どうすればいいんだよ!?』
と叫ぶニーナの体のリュウ。
『ニーナと入れ代わったちゃったよ!!!・・・ん!?待てよ?』
こっちは少し期待しながら体を確認する。
プニュ
『や、やっぱり』
ニーナの豊満なオッパイを揉み始める。
『あっ、あっあっ!』
少し気持ち良さそうなリュウ。
『・・・ということは、下もやっぱり』
リュウはスカートの中に手をやる。そして、下着の上から秘所をまさぐる。
『・・・あはぁっ!・・・す、凄い』
入れ代わったとはいえ、憧れのニーナ(まだ告白して無い)の体を手にしてしまったことにリュウは、どうしようもないドキドキ感を覚えた。
『・・・ゆ、夢にまで見たニーナの、お、オッパイ・・・あっ』
さらに激しく揉み始める。
『・・・ここも』
スカートの中の下着の上から、人差し指と中指でなぞろうとした・・・その時!
バン!!!
ニーナの部屋の扉が急に開いた!
『・・・リュウ?』
そこには、リュウの体をしたニーナの姿があった。
リュウの自慰行為をニーナに見られてしまう。
『ニ、ニーナ・・・これには訳が・・・』
『な、なにをやってるの?』
かなり青ざめた表情でリュウを見つめる。
・・・ついにリュウはその場に耐えられなくなり、
『う、うわぁぁぁぁぁ!!!』
窓から外へ逃げ出す。
『ちょ、ちょっと!?リュウ!?』
・・・どれくらい時間が流れたのだろうか?
リュウは、ニーナの翼で遠い遠い場所まで来てしまった。
・・・気がついたらリュウは、どこかの山の山頂まで来ていた。
しかし、リュウにとって場所なんかはどうでも良かった。
『・・・もう、なにもかも終わりだ』
黒い翼を丸めて、ちぢこもるリュウ。絶望というのはこのことを言うのだろうか。
ガサッ
後ろの方で足音が聞こえた。
『・・・あ、あんた!?ニーナちゃんじゃないか!』
凄く嫌な奴と遭遇してしまった。
解散したハズのジョーカー団の一味が3人。
『俺達にもようやくツキが回って来たってもんだ。へへへっ』
いやらしい目つきでリュウを見わたす。
『俺は、今、スゲー気分が悪いんだ・・・。すまないけど、あっち行っててくれ』
リュウは、ジョーカー団を睨み返す。
『あれ?この子、こんな気のツエー子だったっけか?』
『まあ、それがまたいいんじゃないか。・・・へへへ』
『・・・怪我したいらしいな』
立ち上がるリュウ。
『・・・ま、待て、オマエラ!・・・この女、たしか魔法を使いやがるぞ!』
少し後退するジョーカー団。
(・・そうだ!俺にはニーナの強力な魔法が備わっていたんだ!・・・みてろ!
『・・・ババル!!!』
・・・しーん。
『あ、アレ?』
『・・・兄貴、この女・・・少し様子が変ですぜ』
『・・・そうか。ここの山道は強力なモンスター共がウヨウヨしてるからなぁ。魔法力が底をついたんだろうよ』
(ち、違う。攻撃魔法の使い方が分からないんだ!)
『オマエラ、かかれ!』
『ヘイ!』
一斉にジョーカー団がリュウに飛びかかる。
『や、やめろ!』
胸、フトモモを漁るようにまさぐられる。
体だけはニーナだから、思うように抵抗する力がでない。
『あっ、そこは!?』
下半身の下着に目をつけたジョーカーの一人は、それを剥がそうとする。
『・・・や、やめてくれ』
リュウが涙目になって諦めかけていた、その時!
・・・ドサッ
ジョーカーの一人が急に倒れた。
『・・・まだ、慣れてないから、力の加減が出来ないのよ』
そこには、ジョーカーの一人の後頭部にチョップを入れていた、リュウの体のニーナの姿が。
『・・・こ、コイツは』
『たった一人で、あのジョーカー様を倒した男だ!・・・オマエラ、逃げろ!』
倒れた仲間を担いで、ジョーカー団は一目散に逃げ出す。
『・・・ニーナ』
『・・・大丈夫?怪我は無い?』
『うん・・・』
今まで味わったことの無い恐怖に、リュウは震えていた。
それを見かねて、ニーナは
『もう、大丈夫だから・・・ね?』
と、優しくリュウを抱いた。
安心したのか、リュウの瞳から涙が零れだす。
『・・・ここは危険だわ。近くのコルセアの町の宿屋で少し休みましょう』
リュウ達は、コルセアの町に向かった。
『ちょうど良かった。あと1部屋が明いてるよ。・・・前払いね』
と、宿屋の男が言った。
『ありがとうございます』
と、ニーナは礼をいいゼニーを払う。
『部屋2階だからね。・・・ごゆっくり』
と鍵を渡された。
ガチャ
二人は部屋を開けた。
『!?』
部屋中はベットが一つだけ。
『・・・今夜は冷え込むから、わがまま言ってられないよね』
とニーナ。
二人はベットに入り、お互い背中を合わせる。
二人の緊張感が一気に高ぶる。
(・・・もとはと言えば俺のせいなんだ。ニーナにちゃんと謝らなくては)
『ニーナ、・・・その、さっきはゴメン。・・・出来心とは言え、・・・その』
緊張しているのか、あまり言葉にならない。
『・・・リュウが謝るのだったら私も。・・・男の、人の、初めてだったから・・・ちょっと触っちゃった』
二人は、さらに赤面する。
すると興奮したのか、ニーナのモノは固く腫れだした。
『や、ヤダ!私ったら・・・』
『どうしたの?ニーナ』
振り向いたリュウの胸の感触がニーナの背中にあたる。
さらにニーナは、変な気分になった。
そして、ついに我慢出来なくなり、
『・・・リュウ、ご、ゴメンナサイ!』
ガバッ
急にリュウに抱きつくニーナ。・・・そして
『・・・ん、・・・んちゅっ・・・あむっ、むふっ』
まんべんなくキスを交わした。
『・・・ニーナ』
すっかりとろけそうな表情になってしまったリュウ。
リュウは、まさかと思ってニーナの股間を触ってみると、そこには固く生暖かいモノが脈をうっている。
『・・・ファーストキス、こんな形になっちゃったけど』
と、少し照れ臭そうにニーナは言った。
ここで、リュウは思った。これから自分が『する』のではなく『される』のだから、どんな気分になるんだろう?・・・と。
うれしい気持ちが、半分恐い気持ちになっている心境。
『ごめんね・・・リュウ』
ゆっくりとリュウの服と下着を脱がしていく。
『・・・恥ずかしいよ、ニーナ』
すっかり、黒い翼と共に裸体にされてしまったリュウ。
赤面するリュウはよそ目に、ニーナはリュウ乳房を舌で舐め回す。
『あ、ニーナ・・・いい・・・』
レロレロ・・・チュルン
たちまちリュウの乳首は突起し始める。
今度は、リュウの下半身に顔をもっていき両足を開かせる。すると、まるで花ビラのようなリュウの秘所ががあらわになった。
『男の人って、こんな感じで攻めるのかしら・・・』
両手でリュウの花ビラを開き、クリトリスを舌の先端で刺激し始めた。
『・・・んあっ、ニーナ!そこは・・・んはぁ』
今まで味わったことのない快楽に身を委ねるリュウ。
さらに、リュウのクリトリスを刺激するニーナ。
『うあはっ・・・あっ、あっ、あんっ』
自分の意志とは逆に、いやらしい声をあげてしまうリュウ。
『・・・リュウ、いいの?』
『凄く・・・いい・・・あっ、に、ニーナ、そんなにされたら!』
リュウにも限界がきたようだ。
クチュッ・・・チュルン
それでもニーナは、せめるのをやめない。・・・そして、
『あはっ・・に、ニーナ!イッちゃう!!!』
ビクンッ ビクンッ
リュウは体を小刻みに震わせた。
ニーナが舌を離すと、リュウの花ビラは愛液でぐちょぐちょに潤っていた。
『はぁ、はぁ・・・』
ニーナにイカされて、すっかり女の表情に馴染んでしまったリュウ。
今度はニーナが、
『リュウ・・・もう我慢出来ないの。お願い・・・私のも、こねて』
ニーナはリュウの顔の前で、今にも破裂しそうなペニスを突き出した。
身体が入れ代わったとはいえ、男のモノを愛撫するのはそれなりの覚悟がいる。
しかし、ニーナの表情を見てると今にも泣きだしそうだ。
リュウは腹をくくった!
『いいかい?いくよ、ニーナ』
くちゅっ!
リュウは、ニーナのペニスを奥までほお張った。
『あはぁーーー!!!』
リュウにペニスをくわえられたニーナは、甲高い声をあげた。
『・・・そんなにいいのか?じゃあ・・・・・・うっ、うっ・・れろっ、あふっ』
リュウの舌が、いやらしくニーナのペニスを刺激する。
『だ、ダメ!リュウ!・・・こんなの、気持ち良すぎ、る』
『ふう、うっ・・・あむっ、んむっ』
だんだん動きが早くなってくる。
ニーナは、リュウの顔を両手で押さえた。
『・・・ごめんなさい・・・飲んで!っうあはぁっ!』
・・ドクッ、ドクンドク
『・・・っうむ!』
強烈な苦みがリュウを襲った。
それでもニーナの愛液は、容赦なくリュウの口内をうちつける。
『・・・リュウ、吸って』
言われるがままに、ペニス少し吸引させる。するとまた苦い愛液がたれこんでくる。
リュウは思わず、少しだけ吐き出してしまった。
『ごめん、ニーナ。今、綺麗にしてあげるから・・』
再び、ニーナのペニスを加えて舌でコロコロさせる。
すると、再びニーナのペニスは大きく晴れ上がった。
『リュウ・・・そろそろ、一緒になりたい』
『・・・わかった』
いよいよなのか・・・と、両足をニーナに委ねる。
ニーナは、その両足を開いて体制をとった。
・・・ヌプププッ
ニーナのモノがリュウの中に入り込む。
その瞬間、リュウに痛みが走る。
『い、痛い!』
『・・・大丈夫?リュウ?』
『・・・ああ。じきに良くなると思う。・・・少しずつ動いてみて』
ズブ、ズププ・・・
『・・ん、あはっ・・・変な気分、だよ・・・ニーナ』
『・・・リュウの中、凄い暖かいわ』
『んはっ!・・・ニーナのも、ドクドク脈うってるのがわかるよ。・・・あっあっ』
痛みはだいぶ楽になり、ニーナをモノを締め付けるくらい余裕が出来た。
『あはっ・・ニーナ、いっぱいいっぱい擦っていいよ・・』
そして、二人はさらに盛り上がりをみせる。
『あっ、あはっ・・・ニーナ、もう』
『・・・私もよ、リュウ』
『・・・い、一緒にイこう、ニーナ・・・あっ』
リュウは、ニーナのペニスをいやらしく締め付けた。
『だ、ダメ、リュウ!・・・そんなに締め付けられたら!』
『ニーナ!・・・んあはっ!!!』
リュウは、ニーナの背中に手を回した。そして、
ドクッ、ドク、ドピュン・・・・
『・・・ニーナ、熱いよ』
大量の白濁の愛液が、リュウ膣を汚す。
二人はもう一度キスを交わし、抱きあったまま朝を迎えた。
翌日、共同体に戻った二人は、自分たちが入れ代わってしまったことを説明した。
もう一度、ランドにスピンダッシュを依頼して、あの時と同じ条件で、大木に激突してもらった。
すると、
『イタタタ・・・どうなのよ?直ったの?』
とリンプー。
『・・・私、元に戻ったみたい!』
とニーナが喜びだした。
しかし、
『俺、なんか体がやけに軽くなったな』
『俺は身体が重くなった・・・』
終わり