共同体でリュウが身体を休めていると、突然窓がノックされる。  
「?」  
 不審に思いつつも、窓を覗いたリュウの目に、一人の少女の姿が映る。  
「君は……パー子」  
 その瞬間、少女は窓を思いっきり足蹴にする。  
「うわぁっ」  
 木枠が折れ、窓が無残に破壊される。  
「な、何をするんだ」  
「わたくしはパー子ではなく、パティです」  
「冗談だろ、冗談」  
「冗談にも程がありますわ。大体ですね……」  
「ところで、何をしに来たんだ」  
 延々と続く文句を聞き流しながら、リュウはふと浮かんだ疑問を口にする。  
「あ、そうそう。大事な事を忘れるところでしたわ」  
「忘れるなよ」  
「それは、あなたが……まぁ、それはそれ。今日はあなたにお願いがあってきましたの」  
 コホンと軽く咳払いをしてから、急に改まった態度でパティは告げる。  
「俺に?」  
「あなた、竜族の生き残りですわね」  
「まあ。多分な」  
「それなら話は早いですわ。実はあなたに頼みたいことというのは、あなたの子種を私に頂きたいの  
です」  
「子種?まあ、それならいくらでも……って、なんだよそれはっ」  
 事の重大さに、リュウは思わず大声で聞き返す。  
「そ、そんなに大声で言わないでください。恥ずかしいじゃないですか」  
「お前が言ったんだろうが、お前が」  
「あなた、これまで竜族のオスに会ったことがありまして?」  
「オス……洞窟にじいさんは居たなぁ」  
「そうじゃなくて、若いオスです」  
「いや」  
 
「でしょう。ヨボヨボの旬を過ぎた骨董品に抱かれたいと思いますか?」  
「まあ、その気持ちも分からなくもないが、別に竜族のオスが相手じゃないといけないってことはな  
いだろう」  
「まあ、それはそうですが。あなたに頼む理由はもう一つあるのです。あなたに初めて会ってから。  
いえ、初めて会ったのに、なぜかとても懐かしい感じがするのです」  
 パティはそう言って、リュウに抱きつく。パティの身体から、微かに甘い匂いがする。まだ成熟し  
たそれではないが、それでも身体はメスとしての準備を終えてはいるようだった。  
 リュウは後ろから手を回し、布越しにパティのお尻の割れ目に指を這わせる。  
「ぁッ」  
 短い悲鳴を上げるパティ。リュウはそれを無視してさらに指を進める。指がゆっくりと下がり、菊  
門を捕らえる。  
 くりくり  
 布越しとはいえ、固く入り口を閉ざした不浄の蕾への初めての愛撫に、パティは短い悲鳴を上げな  
がら抗議する。  
「ちょ、ち、違います。ひゃぁ。そこじゃなくて、ん……もっと奥の、方を――あ」  
「もっと奥?」  
 リュウはそう言うと、パティのアヌスに押し当てた人差し指に軽く力を入れる。  
「ひぃぃぃぃぃ」  
 人差し指の、ほんの先っぽが括約筋を割り開き、内粘膜を掠る。なんとも形容しがたい感覚に、パ  
ティは悲鳴をあげ、その場から逃げるようにリュウに抱きつく。  
「こんなの、いやぁ、初めてなのにだめです」  
「解かったよ」  
 うっすらと涙目のパティに、リュウも流石に罪悪感を感じたのか、リュウはアヌスへの攻めを諦め  
ると、指をさらに進める。  
「ここならいいかい?」  
 リュウは、まだぴったりと口を閉ざしたままのパティの割れ目に指を当てて聞く。  
「……はい」  
 パティは小さな声でうなずく。  
「自分で触ったことは?」  
 リュウは焦らすように、割れ目に指の腹を押し付けながら聞く。  
 
「はい」  
 顔を背けたまま、パティは答える。  
「いつも服の上から?」  
「はい」  
 パティは、もじもじと身体を動かしながら答える。  
「直接触ったことはあるんだろ」  
「…………」  
 パティは答えない。  
「あるんだろ」  
 リュウはそう言って、指を割れ目に沿って撫で上げる。  
「ひゃっ」  
 突然のことに、思わずパティの身体がびくんっと震える。。  
「どうなんだ」  
 股間を覆う布地に割れ目を写し取る様に、リュウの指先がパティの割れ目を何度も往復する。  
 やがてリュウの指先が、微かな湿り気を感じる。それは割れ目を中心にすぐに広がり、すぐに洪水  
のように布地越しにあふれ出してくる。  
「濡れてきたぞ」  
「いや……こんな……うそ」  
 うわ言のように呟くパティ。しかし、彼女も股間にぴたりと張り付く布地の感触から分かってはい  
るのだろう。リュウの愛撫をさらに深く求めるように、パティは腰をくねらせ、リュウの指に秘所を  
押し付けようとする。リュウは力加減を変えながら、それをかわす。  
「それでどうなんだ」  
「あ、あります……一度だけ。でも、とても――凄くて、怖くて」  
 リュウに焦らされ我慢が出来なくなったのか、パティ大きな声で答える。  
「よくできました」  
 リュウはそう言うと、深い愛撫を求めて擦り寄るパティの腰の動きに合わせて、指を押し付ける。  
「っ!」  
 リュウの指が布地をまとったまま、ピッタリと閉じていた淫唇を割って中に潜り込む。まだ幼い大  
陰唇は柔らかさには欠けるものの、捕らえたリュウの指を離すまいと噛み付くように咥え込む。  
「あ、中に。リュウの指がわたくしの中に……」  
 リュウは指先を潜り込ませたまま、少し乱暴に指を動かす。  
 
「んっ、そんなに……されると……あぅ、あ……んんん、はぁ、ぁん、んああ」  
 パティは込み上げる快感を押し込めるように唇を硬く閉じ、その白い喉を見せる。  
 あむ  
 リュウは歯を立てないように注意しながら、パティの喉を甘噛みする。  
「な……」  
 さらに舌を伸ばし、喉仏に舌を這わせる。  
「い、いやぁぁぁぁぁぁ」  
 言い様の無い感触に、パティが声を上げる。  
 喉への愛撫を続けながら、リュウは指による秘所への愛撫を続ける。既に布地はぐしょぐしょに濡  
れ、溢れる透明な液体がリュウの指を濡らしている。  
「あ……あぁ……はぁ、あ、あん、あああ、あッ――ああああああああ」  
 パティの身体が突然ピンっと張ったかと思うと、へなへなと倒れこむ。  
「お、おい」  
 リュウはその身体を慌てて支えると、ベッドに寝かせる。  
 パティは惚けた表情のまま、荒い呼吸を繰り返す。  
「ったく。指だけでイクとはなぁ」  
 大きく開かれた脚。その付け根。逆三角の布地に覆われた秘所は、それと分かるほどに濡れ、垂れ  
た愛液がベッドのシーツまで濡らしている。  
「じゃあ、そろそろ本番といくか」  
「ほぇ?」  
 上に覆い被さってくるリュウに、パティは惚けた反応を返した。  
 
 リュウは、パティの胸を覆う服を剥ぎ取る。そして更に股間を覆う布を。パティは生ま  
れたままの姿にされても、まだ正気に戻る気配が無かった。  
 リュウの眼前の幼い肢体。膨らみというには物足りない胸。広げられた大腿の奥の秘所  
は、それを覆う茂みすらなく、その無垢な姿を晒している。リュウはそれらを視線で犯し  
ながら、自分も服を脱ぎ捨てる。  
「ぅ……ん……」  
 リュウは刺すような視線を肌で感じたのだろうか、パティが意識を取り戻す。  
「わたくし……一体?」  
 リュウは、のろのろと身体を起こすパティの肩を掴むと、再びベッドに押し倒す。  
「ひゃっ」  
「まさか指だけでイクとは思わなかったよ」  
「そ、そんな、わたくし」  
「指だけでイクなんて、なんていやらしい身体なんだ」  
「そんな、わたくしはそんなんじゃありません」  
「これでもか?」  
 リュウは、パティの秘所を濡らす愛液を指ですくい上げると、それをパティの眼前に突  
きつける。  
「こんなにイヤラしいお汁をたらしてるんだぞ」  
「い……いやぁ」  
 恥かしげに顔を背けるパティ。  
「準備も出来てるみたいだし、そろそろいくぞ」  
 リュウはパティの秘所の濡れ具合を確かめると、パティの大腿を掴んで広げ、腰を割り  
入れる。  
「い、痛くしないで下さい」  
 顔を背けたまま、目だけをリュウに向けて、パティは懇願する。  
「ああ。ただ、初めてなら保証は出来ないぞ」  
 パティは目を閉じて頷く。  
 
 リュウは自分のモノに手を添え、パティの割れ目に擦りつける。  
 くちゅ  
 亀頭に愛液を塗りつけながら、リュウはパティのヴァギナを割り開いていく。  
「う……ぅ」  
「力を抜いて」  
「う……ん」  
 返事はするものの、パティの身体はガチガチに固まって緊張が解ける気配がない。  
 リュウは「やれやれ」と溜息をつくと、口をパティーの胸に持っていく。  
 ぺろり  
 リュウの舌が、パティーの乳輪を舐める。その中央の乳首は、未熟な蕾のように顔を隠  
したままだ。  
「ひゃんっ、あ、いや、なに」  
 リュウはそのまま乳輪ごと口に含むと、ちゅうちゅうと吸いたてる。  
「ちょ、やめ……そんな、赤ちゃんみたいですわ、あ、あぁ、はぁん」  
 薄い胸板が跳ね、リュウの口に押し付けられる。やがて口の中で、パティーの乳首がく  
んっと顔を覗かせる。  
「か、感じる。なに……これっ。いやっ」  
 亀頭の先に感じていた膣圧がふいに緩む。リュウは一気に腰を前に押し出す。  
「ひぎぃぃぃぃぃ」  
 処女膜を貫いたのだろう。パティーはリュウの身体の下で暴れる。しかし、リュウは体  
重をかけて動きを封じ、そのまま抽送を繰り返す。  
「痛い、痛い、痛い」  
 泣きじゃくるパティーを優しく抱きながら、リュウは腰を激しく動かす。パティーの中  
は熱く濡れていたが、やはりその幼さのせいか、きりきりと噛み付くように締め付けてく  
る。リュウは、未熟な果実を割り開き、蹂躙する罪悪感を振り払うように肉壷を突き、抉  
る。  
 
 

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