重なり合う二つの影が月光の中に浮かぶ。
数年振りの再会を果たしたリュウとニーナは毎晩のように密会を繰り返していた。
「ニーナ、気持ちいい?」
ゆっくり目のストロークで攻めたてながらリュウがたずねる。
「うん・・・でも・・・・・やっぱり恥ずかしい」
自分の膝の上で恥らうニーナ。リュウはそんなニーナがたまらなく愛しい。
ストロークの速度を上げると一気にフィニッシュへと向かっていく。
何度と無く行為が繰り返されるも二人はなかなか満足できない。
何か良い案は無いかと新たな刺激を模索するリュウにニーナが恥ずかしげに口を開く。
「ねぇ、リュウ・・」
「なに?」
「今度はこっちを使って・・・」
「えぇっ!い・・いいの?」
「うん・・・私こっちのほうが好きなの・・・変・・なのかな・・・・・・?」
「へ、変じゃないよ!・・・・・・実は前からやりたいって思ってたし・・・」
「本当・・・?」
コクコクと頷くリュウ。
「じゃあ、入れて・・・やさしくしてね」
「う、うん・・・」
「あれー?またなくなってるー・・・?」
バズーカの手入れをしながらモモが首を傾げる。
「レイー。あなたの尻尾使わせてくれない?」
モモの要求にレイが呆れ顔で答える。
「俺の尻尾は《綿棒》じゃねえよ・・・」
fin