長編伝奇浪漫 『朧地獄変 〜武士道娘危機一髪之巻〜』
よぉ、お前ら元気で姦ってるか。オレは“おぼろ”。瓶詰妖精のマスコットだ。
え、キャラが違ってるって? そう、バカな妖精どもが、母親の仇を討たせるとか言って、もう一度魔法を使いやがったんだ。
どうやらそれが失敗したらしく、オレは本能に忠実な野獣として生まれ変わったってわけだ。
となれば、やることは一つしかねえ。とりあえず一番近くにいたヤツを捕まえて、いろいろと仕込んでる最中だ。
「くるる。誰が休んでいいと言った」
「は、ふぁいっ…んぐっ…」
オレの股間に跪いたくるるが、慌てて逸物を咥えなおす。
ジュル…チュパッ…
湿った音を立てて、反り返ったモノが小さな唇にしごかれる。
「いいぞ、先っぽを舌で舐めてみろ」
「ほう?(こう?)」
一度顔が離れ、可愛い舌をチロっと出して、鈴割れをなぞる。最初は泣いて抵抗したくせに、随分と素直になったもんだ。
くるるが、怯えと甘えの入り混じった上目遣いでオレの様子をうかがう。この顔を見てると、凶暴な血が抑えられなくなりそうだ。
「おい、我慢しろよ」
「へっ?…んぶっ!」
ピンクの髪を鷲掴みにして、力いっぱい腰を突き込んでやる。
「おおっ、出し入れのたびにっ…唇がカリに引っ掛って…イイぞっ」
「んんっ…んぐっ…」
苦しがって目尻に涙を溜めているが抵抗しようとしない健気さが、余計に興奮をそそる。腰の動きが勝手に早まって…
「くっ、全部飲めよっ!」
一声上げて、オレは欲望を開放した。
「んむぅっ……ゴキュっ…けほっ」
しばらく目を白黒させていたが、なんとか嚥下したみたいだ。しかし、むせた途端に飲みきれなかった白濁液が、唇の端から滴り落ちる。
と、その時。
「おい、月に龍と書いて朧! お前の悪行許しがたい。尋常に私と勝負しろっ」
「その声は、さららか」
ショートカットに涼しげな目元。美少女、というよりは美少年と形容したほうがピッタリだ。
ギラリと光る刀を構えて、随分と物騒だが…
「お前バカだろ。目の前に人質がいるのが見えんのか」
「あ…」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「ひ、卑怯者! それでも武士かっ」
後ろ手に縛られて転がされたさららが、噛み付きそうな勢いで吠えている。
まあ、本気でやり合っても負けるつもりはないけど、面倒だしな。
「くるるを放せっ」
「勘違いするな。こいつは結構喜んでるんだぜ」
「ウソだ」
「ウソなもんか。おい、くるる」
オレはくるるを呼び寄せ、さららの前に立たせた。
「スカートを捲れ」
くるるは少し顔を赤らめたが、やがてゆっくりとキャミソールの裾を持ち上げる。さららが、ハッと顔をそらした。
日焼けしていない下半身は、まだ子供のそれで、ほっそりした太腿の付け根には一本の筋が走っているだけだ。当然、下着は着けさせていない。
「そのままにしてろよ」
くるるの背後から手を伸ばしたオレは、指で(指も有るんだ)割れ目を押し広げる。
クチュッ…湿った音がした。
「さらら、こっちを見ろ。さっきオレのを舐めてただけでこんなに濡れてるんだぜ」
紅い瞳が、恐る恐るこちらに向く。指を湿った肉の間に進め、激しく擦り上げると、次第にリズミカルな水音が聴こえはじめた。
「ふぁっ、あっ…お、おぼろちゃん…ダメだよぉ」
くるるが切なそうに身をよじる。
「コイツはこうやって指でされるのが大好きな、スケベな女の子になっちまったんだ。なぁ、くるる?」
「やだっ…あっ……恥ずかしいよぉ」
「おっ、そんなに太腿を締め付けたら指が動かねぇだろ…友達に見られて気持ち良くなっちまったか」
「んんっ! くるるっ…また変になっちゃうよぉっ」
「なんだ、もうイクのか。そら、イけよっ!」
「ふ…クぅっ!」
最後に、生意気に膨らんだクリトリスを思い切り押し込んでやると、くるるは子供とは思えない激しい絶頂を迎えた。
荒い息をついて、ぐったりとオレに体を預けてくる。
「ふう、こっちの味は完全に覚えたみたいだな」
「くるるぅ…」
さららが泣きそうな声で呟いた。