某所、白銀の夜明け団支部にて
うっそうと木が生い茂る山奥で一人の少女が廃屋の前に座っていた
少女の名はジュリア、彼女が何故ここに居るかと言うと幼馴染の仕事の手伝いである
仕事の内容は過激すぎで民間人を巻き込んだ支部を潰す事
逃げた者の始末が彼女の役目だが彼女の幼馴染はたぶん一人も逃さないだろう
最初の一太刀で死は確実、彼の影の薄さは半端じゃなく殺されるまで存在に気付かない
彼が入ってしばらく経ち叫び声が聞こえた、恐らくこの支部一番の猛者
普通の人間では叫び声すら上げられない、そうこうしている内に彼が出てきた
「ルカ君大丈夫?」
血塗れの幼馴染に尋ねる少女
「全部返り血だよ、ったく余計な事して」
彼はルカ、白銀の夜明け団創設時の2人の内の1人
勇者が今最も怖れる男で白銀の夜明け団の決起では一人で100人以上の勇者を葬ったとされ
その後も通り魔の様に現れ勇者を殺害してまわる凶悪犯として手配される
「ルカ君、お風呂入ったら?ここってお風呂付いてるでしょ?」
「うん、そうするつもりだよ」
ジュリアの手を掴むルカ
「ルカ君、月並みな台詞だけど私、安い女じゃないのソープ嬢の真似事なんか御免よ」
「・・・・・何想像してんの?ボクがお風呂入っている時に誰か来て対応できる?」
「それにしては手を掴む力が強すぎるんじゃないの?強姦魔みたいだよ?」
「・・・・・ジュリア、君もしかして・・・あ」
「雨降ってきたね・・・」
とりあえず廃屋の中に入る二人
「・・・・・慣れないわね、コレ」
彼女の言う"コレ"はルカの仕事の跡つまり
真っ二つに割れた胴体、刎ねられた首、ルカのバーストで吹き飛ばされた肉片・・・
「最初の頃よりは慣れたでしょ?最初はお漏らしした上にぶっ倒れたんだよね」
「・・・・・ルカ君はどうなの?」
「責めるような口振りだね、特に何も感じなかったよ」
「まさに外道ね?誰を殺したの?」
「人食いタマネギ」
「・・・・・人間を殺すのとタマネギを潰すのは訳が違う」
「君にとってはそうでもボクにとっては同じだ」
「そう、貴方にとって人もタマネギも等しく平等って事ね」
「君は特別だよ」
「・・・・・彼じy!」
倒れるジュリア、正確にはルカに倒された
「ジュリア・・・ロザリーさんの話はしちゃ駄目っていったよね」
ルカは子供に絵本を読み聞かせるかの様に優しく微笑みながら語った
「怒らせちゃった?」
ジュリアは子供の悪戯の様に舌を出した
「やっぱり君、妬いているでしょ?」
「ちょっとね、ロザリーさんとヤッたって聞いてね」
「昨日、泣きながら止めてって言った癖に」
「止めてって言われて止める馬鹿が何所に居るの」
「こう見えても似非フェミニストなんでね」
「自分で似非って言う?」
「・・・・・ちょっと良い事考えた、ジュリア服脱いで」
「・・・・・ここで?せめてベットのある部屋で・・・」
「その部屋はバーストでぶっ飛ばしちゃった♪」
「・・・・・しょうがないわね・・・・・」
服を抜き始めるジュリアとルカ
「じゃあ血で濡れちゃうと困るからこっちのテーブルに服を置こうか」
「うん」
服をテーブルに置く二人
「ちょっとテーブルから離れて、ジュリア」
ジュリアをテーブルから話す
「ルカ君何がしたいの?」
バシャリ、何かをかけられたジュリア、ルカの手には死体
かけられたのは血だと認識するのにジュリアは数秒かかった
意識が失いそうになるが彼女は耐えた、吐きそうになった、息が上がる
「はぁはぁはぁ」
「ジュリア、奇麗だよ」
「!?」
「赤い血と白い君の肌のコントラスト・・・凄く綺麗だと思ったんだ」
「血を・・・かけられた身にも・・・なってよ」
息が上がって上手く喋れない
「あぁ〜、その息遣いも良いよぉ〜」
「この・・・変態!!」
「奇麗すぎる君が悪い、さっさとしちゃおうか」
「え・・・っ!」
ジュリアに挿入するルカ、大抵ルカは愛撫などの行為はしない
いきなり挿入するのが彼の癖だ
「いきなりはやだって・・・何時も!!」
体に付いた血を舐めまわすルカ、と言ってもほぼ乳房のみだが
「あああぁぁ・・・駄目、乳首は駄目ぇ・・・舐めないでぇ・・・」
「分かった、舐めない代わりに吸ってあげるね、いっぱいミルク出してね」
「出ない!!出ないからぁぁ〜!!」
「出ないの?じゃあ代わりにボクが出してあげるね」
「あっ!?ルカ君イクの!?私もイキそうだから一緒に!!」
「うん!!イこう!!」
二人はそこで果てた
「良かったよ、ジュリア・・・ジュリア?
・・・気絶しちゃったか、まぁ良いやもうちょっと犯そっと」
そう言って腰を動かすルカ