それは本当に奇跡のような出来事だった。  
歌詞が現実になる世界、ワンソングミュージアム。  
経緯は割愛するが、田ボと戦っていた俺は偶然にも、  
この空間の支配者の証とも言えるマイクを彼女から奪うことに成功した。  
くどいようだが、ここはマイクで歌ったことが本当になる所なのだ。ということはあんなこともこんなことも、歌にすれば本当に起きてしまうわけで。  
少し生意気っぽいが田ボはかなり可愛い。小さくて丸みをおびた尻に細い腰。適度な大きさの柔らかそうなおっぱい。  
こんな女の子がマイクひとつで言いなりになるのだ。  
もう戦いどころじゃなくなるのが男の性だろう。  
 
「私のマイクを返して!」  
マイクを握る俺の手を引き剥がそうとする田ボ。  
しかし歌えない田ボなんか、ただの小娘に過ぎない。  
女の力では到底どうにかなるわけもなく、軽く振り払うと田ボは可愛い悲鳴をあげて尻餅をつく。  
「動くなよ」  
マイクの効果は絶大だ。  
見下す俺に脅えてへたりこんだまま後退りをしていた田ボの動きがぴたりと止まる。  
「うう…田ボちゃんにやらしいことしたら許さないわよ…」  
そんな台詞は無駄なことくらい今から嫌というほど思い知るだろう。  
動けないでいる田ボの両腋の下を掴んで持ち上げ、俺の膝の上に降ろす。  
後ろから抱き締めるような体勢だ。顏が見にくいのが残念だが、これで田ボの身体を存分に楽しむことができる。  
 
「な、何をす…ひゃ…っ」  
服の上から胸を手で包むようにしてゆっくりと揉む。ボリュームもさることながら、想像以上の感触だ。  
そして何より…  
「お前、ノーブラかよ」  
どうりであんなに揺れていたわけだ。  
布が薄いせいか、服の上からでもぷくりと立った乳首が分かる。  
「ああ…っ…やだぁ…もうやめてぇ…」  
「乳首こんなコリコリにしてよく言うぜ」  
「んぅ…そんなに強く抓まんだらだめ…っ」  
そろそろ直に触りたくなってきた俺は服を下から捲り上げる。  
 
「きゃあ!」  
田ボの白い胸が、ぷるんっと目の前で揺れた。  
「へへ…田ボちゃんはおっぱい揉まれただけでバカみたいに感じちゃうんだろう?」  
「違う…ふぁっ…そ、そんなわけっ…」  
手のひらの中の大きなマシュマロのような胸をメチャクチャに揉んでやると田ボはとろけたような声を出す。  
田ボのパンツはじっとりと濡れていて、こっちも可愛がってやろうかと思った俺の目線の先に、田ボが使っていたヌンチャクが落ちていた。  
このヌンチャクにはかなり痛い目に遭わされたのだけれど、こいつは使えそうだ。  
 

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