都会。  
ホテル。  
奇妙な七人組が店内に入っていく。  
 
「寝るぜ!」  
「ウォァィゥェィヤァッ!」  
「こうも都合よく宿が見つかるとはな」  
「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬ」  
「で〜・ん〜・が〜・く〜ファイッ!」  
 
アフロ。  
トゲ玉。  
ウン●。  
ところてん。  
田楽。  
 
「あの・・・ボーボボさん部屋の割り当てを・・・」  
「えーと・・・三人部屋一つと二人部屋二つだって」  
 
ドクロ服。首輪。  
桃髪。ヘソ出し。  
日々一般市民を脅かしている「毛狩り隊」を日々倒しに旅をしている一行。  
 
「ボーボボ、今後の戦いについて話があるのだが」  
「そうか、じゃあ俺はソフトンと一緒の部屋に入る」  
「ボーボボとソフトンさん・・・っと」  
 
「スメラシカ!」  
「ホメストーニ!」  
「カルマンドーレ!」  
「フォーメーションエルパスク!(理解不能)」  
「首領パッチ君に天の助君に田楽君ね・・・」  
 
となると。  
自動的に、残りの一部屋はビュティとヘッポコ丸が入ることに決まった。  
 
「じゃ、おまえら朝八時にチェックアウトだぞ。遅れたら殺す」  
「わかった〜」  
「奥さん良い化粧品入ってますよ」  
「あらヤダそれじゃ見せていただこうかしら」  
「バカx3はギロチンの刑」  
「えええっ!」  
 
「(・・・・・・・)」  
「へっくんと一緒の部屋って始めてだね〜」  
「ああ・・・・」  
 
部屋は広くもなく。  
 
「いっつもボーボボかソフトンさんと一緒だったから」  
 
女の子と二人っきり。  
少年・ヘッポコ丸が一番苦手としてる状況だった。  
いくらあの3バカ+αにとんでもないことされたってここまで困らない。  
 
「じゃ、先にお風呂入ってくるね」  
「ああ」  
 
 
「・・・・・どうしよう・・・・・」  
 
一方。  
 
「やっくん!?やっくんなのね!?」  
「宇宙のオトモダチ〜」  
「ケンカ一本5000円なのら」  
「よし買った!」  
「えー!?」  
「いっちょやったりますか(ボキボキ)」  
「ちょっとー!」  
「やってやりますか(プルプル)」  
「二人ともー!?」  
「おりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」  
「ぎゃあああああああ!!!」  
 
そして夜十二時。  
 
 
「ふぁ〜・・・ そろそろ寝よっか、へっくん」  
「ああ・・・・」  
 
ヘッポコ丸は心に秘めてることがあった。  
でも、本人の前となると、いくら回りに誰もいなくたって  
あがってしまう性分だったから。  
今まで言えなかった。  
 
 
「どうしたの?へっくん、今日暗いね」  
「えっ、あっ、いや・・・・」  
「まぁいっか。じゃあ寝ようよ」  
 
言ってしまえば。でも失敗したら。  
失敗したら・・・?  
 
そんなこと・・・・日常茶飯事なんだ・・・  
迷っていても・・・何もおこらない・・・  
 
次の瞬間。ヘッポコ丸の中で何かが変わった。  
 
「・・・ビュティ!」  
「え?何?へっく・・・」  
 
ヘッポコ丸の唇が、ビュティの唇に重なる。  
確実に、彼の中で何かが変わっていた。  
 
 
「へっ・・・・・くん・・・?」  
少し顔を赤くしてビュティが尋ねる  
「・・・・いっ、いっしょに来て・・・くれ・・・」  
少し脳内パニックしながらもビュティの手を引き、  
フロントまでヘッポコ丸が進む。  
このホテルには、"ああいう"ことをするための部屋が設けられており、別に年齢規制はなかった。  
ホテルにやる気がないのか、はたまたそういう考慮をしているのかは不明だが。  
「あの・・・・あの部屋に・・・ちょっと」  
「はい、ではこの用紙に名前と性別をご記入下さい」  
渡された紙には二人ずつのカップルの名前が記入されていた。  
そこにヘッポコ丸が二人の名前を入れる。  
 
この時点で、ホテルのことを下調べをしたビュティには何をするのかが分かっていた。  
ヘッポコ丸が、何故あんな行動に出たのかも理解していた。  
ビュティはただ顔を赤らめ、黙ってヘッポコ丸についていくだけだった。  
 
従業員の案内で奥の「Sグループ専用エレベーター」と書かれたエレベーターを上がり、  
近くの一室についた。  
「どうぞ、ごゆっくり」  
鍵を渡され、二人は室内に入る。  
 
室内には少し広い部屋にタオルケットしかない二人用ベッドがあった。  
その隣の棚には雑巾、消臭剤、部屋案内の冊子、そして  
小さい器具が入っている箱。  
ビュティは黙ってその箱から、薬を取り出す。  
 
そう、避妊薬だった。  
 
「もう・・・わかってるんだ」  
「うん」  
ビュティはそのまま薬を飲み、上着を脱いでベッドの上に座った。  
「さあ、へっくん」  
「ああ」  
ヘッポコ丸も上着を脱ぐとビュティの隣に座った。  
そして、もくもくとビュティの服を脱がし始めた。  
(以外に大きいな・・・胸。)  
ブラジャーのホックに少し悪戦苦闘しながらも、ビュティの上半身の下着は  
全て脱がされた。  
そして胸を軽く愛撫する。  
「んっ・・・・ん・・・・」  
ビュティの小さい喘ぎ声がヘッポコ丸の股間を刺激する。  
そしてそのままビュティを押し倒し、唇を重ね舌を絡ませる。  
既にビュティのショーツはびしょ濡れになっていた。  
ディープキスを止め、愛撫していた手を一旦止めると  
今度は乳首を右手の指でつまんでみた。  
「んぁっ・・・や・・・へっくん・・・っ・・・」  
そして左手はショーツを脱がし、そっちを見る。  
「もう・・・濡れてる」  
「やっ・・・・」  
乳首から手を離すと今度はクリトリスを軽く手で摘んだ。  
「あぅっ・・・!」  
体に走る刺激にビュティが声をあげる。  
 
 
 
「・・・もう・・・いいよな・・・?」  
 
 
「ん・・・・うん・・」  
ヘッポコ丸がズボンとパンツを脱ぎながらビュティに話しかける。  
「ビュティ・・・」  
「ん・・・なに・・?」  
 
既にヘッポコ丸の男根は大きさと固さを増していた。  
その男根を、ビュティのまだ誰も受け入れたことのない秘部へとあてがう。  
 
「大好きだよ」  
 
「・・・私も・・・」  
 
「大好き・・・・へっくん」  
 
ヘッポコ丸の男根がビュティの膣内に入る。  
 
「んっ、あああっ!」  
例えようのない激痛と快感が一気にビュティを襲う。  
ヘッポコ丸はビュティを抱きしめ、腰を激しく動かす。  
「あっ、んっ、ああっ・・・!」  
「ビュティ・・・・!」  
激しいピストン運動を繰り返す。  
「ああっ、へっ、へっくんッ!」  
「大好きだ、大好きだよ・・・!」  
そしてビュティは早くも快感の絶頂に到達していた。  
 
「あああああっ!・・イっ、イっ、ちゃうよぉ!」  
 
 
どぴゅっ!   どくん、どくん・・・・  
 
 
同じころ、天の助&首領パッチ&田楽マンはこっそり部屋を抜け出していた。  
二人が部屋を抜けるのに気づいていたのだ。  
「あのヤロウ・・・俺のところてんギフトセットを受け取らなかった恨みを(覗いて)返す!」  
「キィィィ!ヒロインの座は私だけの物よ!」  
「で〜ん〜が〜くぅ〜・・(想像はついているが少しパニックしている)」  
さっきの二人の関係者と受付を(半強引に)納得させ  
エレベーターを上がり、二人の入った部屋へと向かう。  
鍵はあいていた。  
 
「そ〜らご開帳〜(パニック)」  
「キィムキィ〜!(パニ(ry」  
「のらぁぁぁぁ・・・(パ(ry」  
 
 
「あああっ、・・イっちゃう・・・・キて、キてぇっ・・へっくんっ!」  
「うっ・・・ビュティ・・・ビュティ!」  
 
「・・・・・・・・・アヒャヒャヒャヒャヒャアーヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!」  
「・・・・・・・・・(死亡)」  
「あッ!天の助!首領パッチがぁ〜!」  
 
「マーヒャヒャヒャヒャヒャデビャビャビャビャビャ!!!」  
てんのすけ は こんらんしている  
 
「死ぬなどんぱっちぃぃぃ〜〜〜〜〜!!!!」  
でんがくまん は こんらんしている  
 
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」  
へんじがないただのしかばねのようだ  
 
GAMEOVER。(終  
 

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