放課後の2年1組の教室。真木はクラスメイトの男子3人と一緒にいた。
「どうだ、気持ちイイか?」
「う……あぅ……ひぐっ!」
野卑な男子の声に、真木は悲鳴ともつかない、微かな声を上げる。その姿は尋常な物ではなかった。
制服の胸元を大きくはだけられ、ブラジャーがずり上がっている。
さらに、尻を突き出すような格好で机に押さえつけられ、腕を机の足に縛り付けられていた。
足は閉じられないよう、箒に縛り付けられ、その箒も机に固定されている。
下着は脱がされ、スカートも捲り上げられていた。
3人の内、2人がビデオとデジタルカメラで、それぞれ真木の姿を撮影し続けていた。
そして、最後の一人は、真木の剥き出しの尻に、自分の体を叩きつけるように腰を振り続けていた。
その固くいきり起った男根は、真木のアヌスを貫いている。
「よし、真木、出すぞ!」
「ん……も、もう……んあっ!!」
激しい腰の動きが止まり、男はその欲望を吐き出した。
真木は自分の直腸に何かが撃ち込まれる感触に、言い様の無い感覚を覚えていた。
「あく……入って……」
「へへ、良かったぜ、真木」
男はそう言って腰を引いた。"ちゅぽん"と音を立て、真木のアヌスから、男根が引き抜かれる。
「あんっ!」
男根が抜けた瞬間、真木は背筋に走った感覚に思わず声を上げ、グッタリと机に突っ伏した。
ビデオの構えた男が、真木の顎に手をかけ、強引に顔を上げさせる。
「なかなかイイ声出すじゃねえか。キモチ良かったのか?」
男はカメラのレンズを真木の顔に向ける。
真木は弱々しいながらも、そのレンズを睨みつけた。しかし、その顔は涙と涎、そして、白濁の液体で汚されていた。
「ヘッ、まだそんなツラ出来るのかよ」
言いながら、先刻まで真木の尻を犯していた男にビデオカメラを渡し、
入れ替わりに真木の後ろにまわる。
「精液がケツの穴から溢れ出してるぜ」
下卑た笑みを浮べ、男は言う。言われるまでもなく、真木は己の菊腔から精液が溢れているのを感じていた。
(何でこんな……)
真木は自らの身に降りかかった災難を思い返した。
日直で遅くまで残っていた真木は、ようやく仕事を終えて帰宅しようとしていた。
その時、教室に3人のクラスメイトが入って来た。
素行の悪い連中の一部だったので、真木は目を合わさないように教室を出ようとした。
「待てよ、真木」
男子の一人が声をかけて来る。
「……何? ちょっと急ぐんだけど……」
特にこの後の予定など無いのだが、とにかく関わり合いたくなかったので、真木はそう言った。
「別に大した用事じゃないんだけどな。オマエ、1年のヤローと付き合ってるんだってな?」
「別に付き合ってるワケじゃ……って、アンタたちには関係無いじゃない!」
真木は思わず怒鳴った。
「それがなぁ、関係無い事も無いんだな……」
男が言いながら、ゆっくりと近付いて来た。真木は思わず後ずさる。
だが、いつの間にやら、教室の扉の前に、あとの2人が道を塞ぐように立っていた。
「で、真木。オマエ、もうソイツとヤったのか?」
男の質問の意味が、真木には最初理解出来なかった。
が、すぐにその意味に気付き、顔を真っ赤に紅潮させた。
「な、な、何でそんな事答えないといけないのよ!」
羞恥をごまかす為か、語気が荒くなる。しかし、男たちは平然とした態度でニヤニヤ笑っている。
「その反応じゃあ、まだ処女みてぇだな。だったら真木、オレたちがオマエに『男』を教えてやるよ」
言うやいなや、3人が同時に飛び掛ってきた。
あまりに突然だった為、真木はロクに抵抗出来なかった。
「あ、やだ! 放してよ!!」
「うるせぇな、おとなしくしろって!」
男たちの手が伸び、真木は机に覆い被さるような格好をさせられ、腕と足を押さえつけられた。
彼らは真木のスカートと下着を一度にずり下ろす。そうして、剥き出しになった尻を撫で回した。
「あ……い、嫌っ……やめて……」
真木は、自分が今まさにレイプされつつある現実に、さっと顔を蒼褪めさせた。
「こ、こんな事したって、私、絶対に泣き寝入りなんかしないからね! 後で後悔するのは、そっちよ!」
真木は精一杯、強がりを言ってみせた。しかし、語尾が恐怖に震えるのを抑える事は出来なかった。
「ヘヘ、いつまでその強がりが続くか、楽しみだぜ」
男の一人が、自分の鞄をゴソゴソとまさぐる。
「先に言っといてやるけど、実は、オレたちオマエの処女には興味無いんだよ」
男が尻を撫で回しながら言う。
「用があるのは……ココなんだよ!」
言いながら、男はその中指を真木のアヌスに捻じ込んだ。
「ひぃっ!!」
突然の異物挿入に、真木は悲鳴を上げた。
「さすがに処女だけあって、コッチもキツイな」
男は中指に人差し指を添えて指を増やすと、締め付けてくる感触を楽しむように、グリグリと動かした。
「ひゃっ! い、痛っ! や、やめ、そんな、所……触らないで! 痛っ、痛いっ!」
「何だ、指はお気に召さないか?」
意外にも、男は真木の懇願に、あっさりと挿入していた指を引き抜いた。
「ひゃうっ!!」
その瞬間、真木の背筋を何かが走った。ゾクゾクとした感覚が全身を駆け巡る。
「お? なかなかイイ反応だな。だったら、こういうのはどうだ?」
男はしゃがみこむと、眼前にある真木のヒップに手を伸ばし、その尻朶を力一杯開いた。
男の視線に晒されたアヌスが、真木の呼吸に合わせてヒクヒクと蠢いていた。
「なかなかキレイな穴だな」
男はジッと真木の菊門を見つめた。
「あ、イヤ! そんな……見ないでぇ!」
真木は自分の体で、もっとも恥ずかしい場所、排泄器官を見られるという恥辱に、軽いパニックを起こした。
だが、男はそんな言葉が聞こえないように、肛門視姦を続ける。
「見ないで、見ないでぇ……」
真木は懸命に腰を動かし視線から逃れようとするが、ガッチリと尻を抑えられ、どうする事も出来ない。
やがて男は自分の顔をゆっくりと真木のヒップに近付けた。
「へへ、イイ匂いだぜ、真木……」
そう言いながら、男は舌を伸ばすと、ベロリと真木のアヌスを舐め上げた。
「きゃあっ!!」
真木は肛門を舐められるという、これまで経験した事の無い行為に、悲鳴を上げた。
「そぉら、もっと舐めてやる」
男は貪りつくように真木の菊腔に舌を這わせた。
「や、やだ! そんなキタナイ所……舐めないで!」
真木はイヤイヤをするように顔を左右に振るが、舌が菊門を這いずる感触は、一向に消える気配が無かった。
舐められながら、再び指が真木の中に侵入してきた。
「う……あぅっ……くぅ……」
真木の口から声が漏れる。例えようのない嫌悪感に涙が一筋流れ落ちる。
だが、そんな責め苦も、自分を襲った肛姦地獄の、ほんの序章である事を真木はすぐに思い知る事となった。
「これが何だか判るか?」
先ほどまで、鞄をゴソゴソと探っていた男が、真木の眼前に何かを突き出した。
「!!」
それを見た真木の表情が驚愕に歪む。
そこにあったのは、いわゆるイチジク浣腸と呼ばれる物だった。
「そ、それって……。ま、まさか……!?」
真木の顔が恐怖に凍りついた。
「まずは腹の中をキレイにしないとな」
男はニヤニヤ笑いながら、真木のアヌスを舐め続けている男に浣腸を手渡した。
「や、やめ……。そ、それだけは……お願い、それだけは……!」
真木は震えながら男たちに懇願した。これから行われるであろうおぞましい行為に、歯をガチガチと鳴らす。
そんな真木の様子に、男たちはますます加虐心を燃え上がらせた。
「その顔、なかなかソソるぜ、真木。そら、まず1個目だ」
男は浣腸の先端部を真木の菊門に差し込んだ。
「いや、いや……やめて……」
「そぉら、イクぞ、イクぞ〜」
男は浣腸を握る手に、徐々に力を込めてゆく。
わずかずつではあるが、中の薬液が腸内に流れ込むのを真木は感じていた。
「あ、ああああああっ!」
「どうした? 一気に撃ち込んで欲しいのか? イイぜ、飲み込め!」
男は一気に浣腸を握り潰した。
「ああああああああっ!!」
真木の腸内を、冷たい薬液が満たしていった。
男が中身の無くなった浣腸を引き抜くと同時に、真木は激しい腹痛に見舞われた。
「あう……うくっ……お、おね、がい……と、トイレ、に……」
真木は唇を噛み、懸命に括約筋を締めて男たちに訴えた。
ほんの少しでも気を緩めると、薬液に刺激された腸が、その中身をぶちまけてしまいそうであった。
「お願い……出ちゃう……」
真木は弱々しい声で懇願し続ける。しかし、男たちの言葉は、真木を更なる絶望に突き落とす物であった。
「1個ぐらいでネを上げられちゃあ困るんだよな。まだ沢山あるんだからな」
男たちは言いながら、素早く真木の両手首を後ろ手に縛ると、二人がかりで抱え上げ、大股開きのポーズを強制した。
「こうすれば、浣腸される所が見れるだろ?」
男の一人が、真木の耳元に息を吹きかけながら言う。
「ああ、いや! こ、こんなポーズ……あぁ、み、耳に息を……かけない、でぇ! 力が……抜けちゃう!」
「力が抜けたら、全部垂れ流しだぜ?」
「!?」
真木は耳元から全身に伝うゾクリとした感覚に耐え、緩みそうになる括約筋を再び締める。
「そうそう、まだガマンしろよ。それじゃあ、2個目だ」
男が新しい浣腸を真木の菊門に差し込む。
「今度はジラさずに全部入れてやるよ」
男は2個目の浣腸を、真木の腸内に撃ち込んだ。
「あ、あぁぁぁぁぁっ!!」
真木の中に更なる薬液が流れ込み、腸を捻るような痛みも倍化したかのようだった。
「何個か連続でイクぜ」
「い、いや、もうダメ! こ、これ以上は……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
真木の中に、悪魔の液体が次々と注ぎ込まれた。
今にも腹を突き破らんばかりの激痛が、真木を苛む。
「も、もう……許して……お願い……と、トイレに……行かせて……」
「イイぜ。ただし、オレの質問に答えられたら、だ」
男はニヤニヤと笑みを浮かべ、真木の眼前に再び浣腸を突き付けた。
「今から入れるコイツで、何個目の浣腸だ? 正解だったら、トイレに行かせてやるよ」
男は言いながら、浣腸を真木の菊門に挿入する。
「そぉら、早く答えないと、また1個追加だぜ?」
男はややゆっくりと浣腸液を注入し始める。
真木はパニックになりそうなのを懸命に抑え、必死に記憶をまさぐった。
(か、数なんて覚えてるワケないじゃない! え、えぇと5回以上はされたハズ……あぐぅ、も、漏れちゃう……)
激しい便意に耐えながら、何とか頭を回転させようとする真木をあざ笑うかのように、また1つの浣腸が空になった。
「あ〜あ、1個追加だな。そら、早く答えろよ〜」
男の手によって、また新たな浣腸が真木の菊門に挿入された。
「答えるまでに、何個追加されるかな?」
男は再び薬液を注入し始めた。
「あ、あぁぁぁぁぁぁっ!!」
「そぉら、早くしないと、コイツもそろそろカラになるぜぇ?」
「あ、あ……は、8個!?」
真木は何とか記憶を掘り起こし、自分に撃ち込まれた浣腸の個数を答えた。
「あ、いくつだって?」
「は、8個よ!!」
怒鳴るように真木は答える。男は手にしている浣腸の薬液を最後まで注ぎ込むと、床に散らばったイチジクの数を数えた。
「……7,8と。おお、真木よく覚えてたな。約束通りトイレに行かせてやるよ。でも、8個ってのも中途半端だな。あと2個入れて、10個にすればキリが良いか」
男は新たに2個の浣腸を手にする。
「そ、そんな! 約束が違う……」
「トイレには行かせてやるって。ホラ、あと2個だ、ガマンしろ!」
男は問答無用で浣腸を捻じ込んだ。しかも、2つ同時に。
「一度に2個入れちまえば、それだけトイレに行けるのも早くなるからな」
そう言って、男は2個分の薬液を一気に真木の腸内に流し込んだ。
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃっ!!」
限界まで腸の中を薬液で満たされ、真木は悲鳴を上げた。
男たちは縛りあげていた真木の手首を開放し、床の上に座らせた。
「と、トイレ……行かせ…て……」
「よぉし、約束だからな、トイレに行かせてやるよ」
男は教室の清掃用具入れを漁り、ある物を取り出し、真木の眼前に示した。
「そ、それって……!?」
「コイツがトイレだよ」
下卑た笑みを浮かべる男の手には、掃除の時に使う金属性のバケツが握られていた。
「さあ、遠慮せずにひり出せよ」
男はニヤニヤと笑いながら、真木の前にバケツを置いた。
「じょ、冗談でしょ……お、お願い! と、トイレに……」
蒼ざめた顔で真木は訴える。だが、男たちは聞く耳を持たず、再び大股開きの姿勢で真木を抱え上げた。
「だから、コレがトイレだって言ってるだろ? ホラ、手伝ってやるよ」
男は薬液で満たされ、僅かに膨らんだ真木の腹に手を押し当てた。
「な、何をする気!?」
「だから、手伝ってやるんだよ!」
男は押し当てた手に力を込め、真木の腹をグイと押した。
「ひぃっ! だ、ダメぇ!!」
薬液の刺激と腹への圧迫に、真木はそれを抑える事が出来なかった。
「い、いやぁぁぁっ、で、出ちゃうぅぅっ!! いやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
括約筋を締めていた力が抜け、真木は『それ』を一気に解放してしまった。
「あ、ああ、いやぁぁぁぁぁ……ああ……」
男たちの前で、最もおぞましく、究極の羞恥とも言える姿を晒してしまい、真木はそのまま意識を失った。
「オラ、真木、起きろ!」
乱暴な男の声と、頬を軽く叩く刺激に、真木は意識を取り戻し、朦朧とした目付きで周りを窺う。
(え、ここは……? 教室? え、わたし……? ああっ!?)
急速に意識が覚醒し、先刻までの身の毛もよだつ記憶が蘇る。
「わ、わたし……!」
真木は体を起こそうとして、今の自分の姿に気付いた。
いつの間にやら、机に覆い被さるような姿勢にされ、両腕を机の脚に縛り付けられていた。
両足はやや開いた状態で横にした箒に固定され、股を閉じる事も、足そのものを動かす事も出来なかった。
完全に体を固定された真木は、その姿勢のまま、視線をぐるりに巡らせた。
その瞳が、教室の隅に置かれたバケツで止まる。
「あ、ああ……」
真木はそのバケツから、意識を失う直前の記憶を喚起され、頬を真っ赤に紅潮させた。
「ん、そのバケツがどうかしたか?ああ、心配するなって。あの中身は、オマエが気絶してる間に始末しといたからよ。見せてやっても良かったんだけどな、さすがにクサくてな」
そう言って男はゲラゲラと笑った。真木は下唇を噛み、激しい羞恥に身悶えする。
「ちゃんとケツもキレイにしてやったんだぜ?」
男は真木の目の前で、ウェットティッシュの容器をちらつかせた。
「さぁて、ここからがメインイベントだ」
男はカチャカチャとベルトを外し、ズボンのジッパーを下ろした。
そしてズボンと下着を脱ぐと、真木の鼻先に固く屹立した男根を突き付けた。
「ひぃっ!!」
初めて生で見るペニスのグロテスクさに、真木は悲鳴を上げ、目を逸らせる。
「ちゃんと見ろよ! 今から、コイツをオマエのケツにブチ込むんだからな!!」
男は真木の髪を掴んで無理やり自分の方を向かせると、ペニスで真木の頬をペタペタと叩く。
「最初は痛いかも知れねぇが、すぐにキモチ良くしてやるから、ガマンしろよ」
男はそう言って、真木の背後に回った。
真木の尻朶に手をかけ、強引に開くと、何か冷たい液状の物を尻のクレバスに垂らす。
それがアナル用のローションである事を真木が知ったのはまた後日の事である。
この時の真木は、何やら粘度のある、怪しげな液体を菊門に塗りたくられ、ほぐすように指でアヌスを弄ばれる感触に、発狂しそうになっていた。
「あぐ……や、やめ…ひぎぃぃぃ……」
アヌスを掻き分け、腸内で蠢く指の感触に、真木は何度も嘔吐しそうになった
(だ、誰か……助けて……!)
腹の中をかき回されるような感覚が真木を苛む。永遠に続く拷問に思われ、真木の口内に酸っぱい唾液が湧き上がる。
もう少しで嘔吐しそうになった時、不意に指が引き抜かれた。
「ひゃうっ!?」
指が抜かれた瞬間、真木の全身にまたゾクリとした感覚が走った。
だが、この時は、アヌスをいじり回す感触が消えた安堵に、その感覚へ思考が向かなかった。
ホッと一息付いた真木だったが、今度は指の代わりに何かがアヌスに押し当てられた。
「大分ほぐれてきたな。それじゃあ……入れるぜ!」
その声と共に、ズブリと太くて硬い棒が菊門を押し広げ、腹の中にズンズンと進入してくる感触が伝わり、それと共に下半身から激しい痛みが真木の全身を駆け巡った。
「い、痛ぁぁぁぁぁぁいっ!! 嫌ぁっ、抜いて! 抜いてぇぇぇぇぇっ!!」
真木はただ泣き叫んだ。それは今までで経験した事の無い痛みだった。
堅く閉じられた菊腔をこじ開け、直腸に捻じ込まれる男根の感触が、真木に吐き気をもよおす程の嫌悪と、身体を引き裂かれるような激痛を与えていた。
あたかも、肛門から口まで、体を太い槍で貫かれたような感覚であった。
(こ、こんな……こんなのが、私の初めてなのっ!? それも、お、お尻なんて……!!)
真木は自分を襲った悪夢に絶望した。
「い、痛っ! や、やめ……うぇぇぇぇっ……」
真木は羞恥と嫌悪と激痛の入り混じった悲鳴を上げながら、胃液を吐き出した。
「何だよ? コイツ、ゲロ吐きやがった!?」
男の声がする方に、真木は反射的に視線を送った。
いつの間にやら、男の一人がビデオカメラを構えていた。
『カメラで自分の痴態を撮影されている』
それは朦朧としていた真木の意識を覚醒させた。
「い、いや! と、撮らないでぇ……」
腕を動かせない為、真木は唯一自由になる首を動かし、レンズから顔を背けた。
しかし、男たちにとって、そんな真木の様子は性的興奮を掻き立てるだけだった。
髪を掴んで強引に顔を上げさせ、レンズの方に向けると、真木の懇願など聞こえていないかのように、何度も強く腰を打ち付けた。
「いや、痛いっ! 抜いてぇ……お願い、痛っ、もう、許して……」
真木は何度目かの懇願をした。当然の事ながら、男はそんな彼女の言葉など無視して、メチャクチャに腰を振る。
「痛っ! 痛いっ! やめて……痛っ! やめてぇ…………」
痛みと羞恥に、真木はボロボロと涙を流した。その間にも、男の腰の動きが徐々に早くなってゆく。
「そろそろ……イクぜ……そらっ!」
「ひぃっ!!」
男が一気に押し込むように強烈に腰を叩きつけると同時に、真木は体内に何かが流れ込んでくるのを散々に擦られた腸壁で感じた。
菊腔を広げる男根がビクビクと振るえ、大量の液体を吐き出す。腸内に精液を注がれる感触に、真木はまた胃液を吐きそうになった。
「ふぅ〜やっぱり初物のケツ穴はタマンネぇなぁ……」
男は真木の尻を掴み、腰を引いて肉棒を引き抜いた。
「ひっ!?」
男根が抜け、菊門を解放された瞬間、真木の背筋に電流のような物が走った。
ゼイゼイと息を付く真木を尻目に、二人目の男が真木の背後に回る。
「な、何を……?」
「何って、決まってるだろ? 今度はオレがハメるんだよ」
男は一人目と同じように、ペニスの先端を真木の菊門に押し当てた。
「ま、まさか、またお尻!?」
「またも何も、用があるのはケツ穴だけだって言ったろ? オレたちの金玉がカラになるまで、ケツ穴だけを突きまくってやるからな」
「い、いや、許して! もうお尻痛いの……これ以上されたら……」
「知るかよ。オラ、入れるぞ!」
無慈悲にも、男は男根を挿入してゆく。
「痛っ! ダメぇ、痛ぁい! 痛いぃぃぃぃ……嫌ぁ…………」
「そら、根元まで入れてやる!」
「いやぁぁぁぁぁぁっ!!」
再び菊門を押し拡げ、腸内に侵入してくる男根に、真木はただ悲鳴を上げるしかなかった。
そうして真木は途中で口にも肉棒を捻じ込まれ、吐きそうになりながらも肛門を代わる代わる犯され続けた。アヌスを貫く痛みに気絶する事も出来ず、
永遠に続く拷問を受け続けている気分だった。
何回犯されたのかは分からない。ただ、今の男でちょうど2周した気がする。
(てコトは、最低でも6回はされたって事か。しかも……オシリで……)
ゲンナリとした風に、真木がそんな事を考えている間に、男は自分の男根の先端を真木のアヌスに押し当てた。
「ま、まだするの!?」
真木はギョッとしたように男を振り仰ぐ。
「オマエのケツは何回犯っても飽きないからな」
男は真木の尻朶を掴んで開くと、ゆっくりと男根を挿入し始めた。
「うわっ!」
その感触に、真木はビクリと背筋を伸ばす。
「ヘヘ、最初の頃に比べて、随分とアッサリ飲み込むようになったな?」
男はジワジワと男根を挿入していく。わざとゆっくり動き、真木の反応を楽しんでいるのだ。
「入れる度に泣き喚いてたのが、声を上げて感じるようになるんだからなぁ。そら、もう半分入ったぞ?」
男はそこで動きを止め、真木の顔を覗き込む。
「しかし、オレらも優しいよなぁ。オマエのオトコに気ィ使って、ちゃんと前の処女は残してやってんだからさ」
「ホントホント。3人もいるのに、ケツの穴だけでガマンしてやってんだからよぉ」
「感謝しろよー。まあ、クチを使おうにも、ヘタクソすぎて話にならねぇんだけどな」
男たちが口々に言う。その勝手な言い種に、真木は歯噛みせずにはいられなかった。
「だったら……最初から、こんなマネしないでよ……。ヘタクソだとか……そんな事言われる筋合もないわよ……」
「ああ? まだ、そんなナマイキな口利けんのかよ。ケツ犯されて悦んでるクセによ」
「!! 私は悦んでなんか……。アンタたちが無理やり……」
真木は背後の男を睨みつける。しかし、男たちはニヤニヤと笑うだけだった。
「素直になれよ。キモチ良くなってきてるんだろ?」
真木はその言葉に、激しく首を振った。
(そうよ、レイプされて感じたりするワケないじゃん……)
そう心の中で呟く。
(するワケない筈なんだけど……)
だが、真木は自分に起こっている変化を自覚していた。
(最初は痛いだけだったのに……いつの間にか、痛くなくなってる。それどころか、ホントにキモチ良いかも……。って、ダメじゃん!)
そんな心の葛藤などお構い無しに、男が再び動き出す。
半ばまで入っていた男根を、亀頭の辺りまで引き抜く。
「せいぜい強がってな。すぐにバケの皮剥がしてやるよ」
そう言うと男は、先程とは打って変わって、一気に根元まで挿入した。
「ひゃあぁぁぁぁっ!!」
あまりの勢いに、真木は声を上げた。入れられた瞬間、明らかに強烈な快感が全身を走った。
「あ、あ、あ……」
真木は虚空を見つめ、パクパクと口を開閉する。
(な、何? 今、すごくキモチ良かった……。私、やっぱり感じてるの!?)
「そぉら、イクぜ!」
男が腰を前後に振り始めた。そのピストンが、段々と早くなる。
「う、あ、あ、あくぅっ、んふ」
真木は唇を噛み締め、懸命に声が出るのを押さえた。
もはや、疑う余地は無い。真木は連続する肛姦に快感を覚えるようになっていた。
男の一突きごとに、アタマがとろけそうな程の快感が走る。
(うあ、も、もうダメ……声が……出ちゃう……)
真木は何とか耐えるように、爪を立てて拳を握る。
「どうだ? キモチ良いだろ? オラ、声に出して言ってみろよ!」
その言葉に、真木は懸命に首を横に振った。歯を食いしばり、ともすれば喉から出そうになる喘ぎを、必死で堪える。
「これでも、まだ強がれるか〜?」
「!!!!!?」
男のピストンが、さらに激しくなる。腸壁を擦る肉棒の感触に、真木の理性は吹き飛びつつあった。
大きなアクメの波が押し寄せつつあった。
(あ、凄っ! もう、ダメ! あ……ああ、あ……だ、ダメ!)
そこで、予想外の出来事が起こった。男が突然、男根を真木の菊門から引き抜いたのだ。
「え……?」
真木はワケも判らず、男を振り返った。
「キモチ良くねぇんなら、止めるか」
男はニヤニヤ笑いのまま言う。
「そ、そんな……!」
思わず真木は口走る。その言葉が、更なる肛姦を求める物である事に気付いていない。
そんな余裕は無かったのだ。絶頂を迎える寸前の中断により、気が狂いそうだった。
「お、お願い……止めないで……。このままじゃ、おかしくなっちゃいそう……」
すでに、真木に冷静な判断力は無かった。今、頭の中にあるのは、一秒でも早く肛姦の続きを求める事。その一点のみだった。
「素直になるから、お願い……続きを……」
「だったら、カメラに向かって『私のケツの穴にチ○ポぶち込んで、めちゃくちゃにカキ回してください』って言ってみろ!」
男は真木の髪を掴み、ビデオカメラに顔を向けさせた。
「お願いします……私のけ、ケツの穴にチ○ポぶち込んで……メチャクチャにカキ回してください……。もっと……オシリの穴を使ってください!!」
真木はカメラに向かって叫んでいた。
「ようやく素直になったな真木。よし、ご褒美をくれてやる」
男は再び、真木のアヌスに男根を押し当てた。
「あ、早く……早く!」
ハァハァと荒い息を継き、尻をくねらせる。
(もう、どうでも良いや……。キモチ良ければ、それで……)
真木は快楽にドンヨリと曇った目を、男の方に向ける。
「今、入れてやるからな……」
男は肉棒の先端を真木のアヌスに擦りつけ、ズルリと押し込んだ。
「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
真木は挿入と同時に達してしまった。
「なんだ? 入れただけでイっちまったのか? まだまだ、これからだぜ」
男は再び激しく腰をピストンさせる。
「あ、あ、あ、イイっ! オシリが、イイっ! あ、ダメ! 何かクる! あ、あ、あ、いやぁぁぁぁぁぁぁっ」
男の動きに合わせるように喘ぎ声を上げる真木。その目は輝きを失い、牝の色に染まっていた。
「出すぜ、真木!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!!」
直腸に射精されたのを感じながら、強烈なアクメに、真木のアタマは真っ白く霞んでいった。
「まだ終わりじゃねぇぞぉ。金玉カラになるまでヤるって言ったろ? あと5,6発は覚悟しとけよ?」
「うん……。好きなだけ、入れて……」
真木は自由にされた腕を尻の方に伸ばし、尻肉を掴むと、自ら大きく開いた。
「この穴に、チ○ポください……」
「随分、聞き分けが良くなったなぁ。よぉし、くれてやる」
3人目の男が、男根を挿入してくるのを感じながら、真木はボンヤリと考えていた。
(こんな事されてるの知ったら、和田くん、幻滅するだろうなぁ。きっと、私はこの人たちの奴隷にされちゃうんだろうな。
でも、これからもオシリ犯してもらえるなら、それも良いかも……だって……スゴくキモチいいっ!)
真木は完全に男たちに屈服した。身も心も。
「オラ、どうだ真木? こんなにしてもらって幸せだろ? どうなんだ!?」
「は、はひ、しあわせです。オシリの穴何回も犯されて、スッゴクしあわせですぅ〜〜〜〜っ!!」
白目を剥き、ヨダレを垂れ流し、真木は菊腔を押し広げる肉棒の快楽に酔いしれていた。
「ああ、スゴイ! き、キモチイイっ! あ、あふぅん、ひぃ……」
頭をガクガクと揺らし、涎を撒き散らしながら真木は快楽を貪った。
鼻水や涙、汗でグショグショになった顔にカメラが寄ってくる。
先刻までなら羞恥に顔を背けていたが、今は自らカメラに視線を投げかけ、空ろな眼差しでニッコリとほほ笑んだ。
「イイ顔だなぁ、真木。気持ちイイか?」
「いひれすぅ……」
カメラを持つ男の言葉に、呂律の回らない調子で答える。後ろから突いている男が、真木の髪を乱暴に掴み、
強引に自分の方へ向かせる。
「よぉし、そろそろイクぞ。どこに出して欲しいんだ?」
「お、オシリに……オシリに精液うちこんでくらはい……ザーメン浣腸ひてくらさいっ!」
真木は朦朧とした意識で直腸射精を懇願する。
「イクぜ、真木、しっかり受け止めろよ!」
"どくっ、びゅびゅびゅびゅっ"
「あああああああああっ!!!!!」
腸内に精液がブチまけられた瞬間、真木はこれまでで一番大きなアクメを迎えた。
足を固定されていたロープを外された真木は、グッタリとその場に蹲った。
「オラ、ケツ上げろ。まだ終わりじゃねぇって言っただろ?」
男は真木の腕を掴み、無理やり立たせた。それに逆らう事なく、真木はフラフラと立ち上がる。
「自分からおねだりしてみろよ」
男の声に、真木は机に手を着き、尻を突き出すと再び尻朶を掴み、それを開いた。
「私のオシリの穴……もっとカワイがってください……」
真木は男たちに向かって、淫靡に染まった笑みを浮かべた。
「よぉし、イイ子だ」
男の男根が真木の菊腔を抉る。
「あひぃぃぃぃぃぃっ!」
真木はアヌスを拡げる肉棒に、何度目かの悲鳴を上げた。
しかし、その悲鳴は苦悶ではなく、悦楽に彩られたものであった。
それから2時間ほどが経過した。窓の外はすっかり暗くなっている。
「じゃあな、真木。これからもオレら専用の便器として使ってやるからよ」
「いつでも、オレらがヤリたい時に、ケツ貸せよ?」
「判ってると思うけど、逆らったりしたら、ビデオと写真バラまくからな」
男たちは口々に言いながら教室を出て行った。
後に取り残された真木は、放心したように机に突っ伏したままだった。
手元には一枚の紙が置かれている。その紙には真木自身の字でこう書かれていた。
『私はみなさんの奴隷です。何時、如何なる時でも、性欲処理の公衆便所としてケツ便器を差し出し、
ザーメン豚になる事を誓います。 ○月×日 2年1組 真木』
うつろな目つきでその紙片を見つめる真木は、今日という日が、これから始まる陵辱と調教の日々の始まりである事を漠然と感じとっていた。
そして、それを一時の快楽と引き換えに、自ら受け入れてしまった事も。
だが、この時の真木に、不思議と後悔の念は無かった。