私立ヘストン高校物語〜生徒指導編〜
「おらー、お前ら席に着けー、チョークで額に風穴開けられたくないだろー」
「…………朝っぱらからやる気のない声で教師らしかぬ発言せんでください、バラライカ先生」
「あ?何だ岡島、教師に対して反抗的な態度だなオイ。画鋲を口に含ませた状態で脳天蹴り入れられたいのかお前?
ああ、安心しろ。昨今の物騒な世の中では、高校生のガキが変わった自殺≠しても別段不思議じゃない。むしろ不思議に思わせない」
「……前にも思ったけど、何で本編より荒れてるんだこのヒト……」
「あぁん?何だまだ文句があるのか岡島ァ。よし、ちょっくら生徒指導質に連行だ。他の連中は自習してろよ」
「はあ!?」
「五月蝿いぞ岡島。ああ、自習だからって騒ぐなよお前ら、私が教頭に説教食らったらお前ら全員キッチョムサンだ」
「キッチョムサン!?キッチョムサンって何!?」
「んじゃ行くぞ岡島、オラきりきり歩け」
「いや、せめて教えて!キッチョムサンって!?キッチョムサンって何なんです!?ねえってば!」
「ウッセぇよ、テメェは指導室に着いたらみっちり説教してやる。
皮ベルで拘束してケツ穴にチョークとバイブ詰め込んでお前の粗末な物に尿道からシャーペンの芯を差し込んでやる。汚えもん撒き散らしたら歯ァへし折るぞ?
きっちり服じゅ…反省したら口で私のストッキングを剥かせてやるよ。その後小腸内部みたいなローションまみれのツブツブウネウネ敷き詰めたデケぇダンボールの中に詰めて放置だ」
「それ説教違う、説教って言わない!ってかお願いですからキッチョムサンって何なのか教えてえええぇぇ!」
「あ?早かったなロック、もう戻って来たのか。姐御はどうした?」
「ああ、レヴィ。いや、ちゃんと話し合ったらバラライカ先生も分かってくれたよ」
「はあっ?あの独裁者を説得したってのか?お前が?」
「あははは、そんな大それた事じゃないんだけど…。
先生には今も自分が人に向けた言葉はそのまま自分に返ってくるって事を身を以って知って貰ってる最中だよ」
――――鍵が掛けられた生徒指導部
「んー!んー!んっ、んゥゥっ、んんん!ぅ、ん、ン―――――!!」