「……あの〜」  
「およ?何か、ボンクラ兄ちゃん」  
「おいっ、コラ、手持ち無沙汰ンなっちまったろーがっ!次こっちの番だかんな!つか聞いてんのかオイ!」  
「あーもう、ウルサイね。無理矢理割り込むよくないよ、狭いし危ない、何よりアナタ汗臭いね」  
「ぁンだと―――」  
「…あ〜…だから、もしもし?」  
「うっさいぞロック!人の股に納まって喚く―――!?」  
「あー、うん。そう。だからさ、さっきから君たち俺の上に乗って暴れてるワケなんだが。  
 二人とも自分の服装の事少しは考えてくれ」  
 
「………………ほう」  
「………………あー、あー、そっかそっか」  
「……あれ?なに、このリアクショ…!?」  
「おう、駄目ね、あったばかりの女性に脚に顔擦り付けるのよくないよ」  
「いや、ちょ、何言って…、ってか苦し…!?危ないっ…クナイ、クナイが顔に当たっ…!」  
「うーし、次テロ屋共来るまで付き合えや。おうこら、ロック狭いんだからもちっと詰めろ。あと、もがくのも噛むのもは良いがあんま暴れンな。ってか人のオモチャ使ってんなよ、ですだよネーちゃん」  
「…ば、おぃ―――む、グ!?」  
 
 
 
「おうッ!!徒競走をしていたウェルチとフォンダが今度はグアムの海に沈むマリンズへの追悼リンボーォおぉぉ!?!?」  
 
 
 

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