二人でいられるなら、きっと我慢できる  
そう思っていたのが、いつの間にか、二人でいるためなら何でもするに  
そして……  
 
 
 
わたしと同じくらい細い首に指を回して、ゆっくりと力を込めていく  
「……が……あひゅぅっ!……」  
大きく目を見開いて わざと気道と血管を押さえてないからきっと苦しいのね  
「兄様、どう? そっちは」  
振り向くと、大きく開かせた足の間で手を動かしている兄様がにっこりと微笑み返してくれた  
「うん、姉様が首を絞めるたびに、きゅうって締め付けてくるよ 指が痛いくらいだ」  
ぬちゅり  
「……あ……がはっ……あ……ゆるひ……」  
くすくす  
だらんって投げ出した腕 肩の関節を外してるから本当にお人形さんみたい  
「……ど…して?……」  
あんなにやさしくしてくれたのに  
わたしは唇を読めるから、彼女がそう言ってるのが分かった  
「優しくなんてしてないわ ただそうしろって言われた通りにしてただけよ」  
教えてあげたら、彼女の瞳が大きく見開かれた  
周りにいる大人の人たちが笑うの 何だかいやな気分  
「おい、苦しいだけじゃ可哀想だろ さっさとぶち込んでやりな」  
……『命令』されると逆らえない  
 
兄様が立ち上がって、わたしの前に回る  
おちんちんは小さいまま  
「姉様、舐めて」  
ええ  
舌をいっぱいに伸ばして  
ぴちゃり れろ  
ふにゃってやわらかい感触  
ひぃって息を飲むのが聞こえた 何?  
ちらりと下を見ると、彼女が信じられないって言う顔をして  
……いやな気分  
だから、人差し指を首の骨の隙間に捻じ込んだ ぐきりって  
「……あぎぃっ!……いだあぁっ!……」  
うるさいけど、さっきみたいに見られるよりずっとまし  
ぴちゃ ぴちゃ あむ  
少しだけ大きくなった兄様のを口の中に咥えて舌を巻きつかせてしゃぶる  
ぢゅる ぢゅぶ ぐちゅ  
「うあっ……姉様……」  
片手を彼女の首から離して、兄様の太もも――わたしと同じ ちがうのはおちんちんとおっぱいだけ――ぴくんと震える 指を滑らせて、おちんちんの根元に  
「……あ!」  
つぷ  
とても熱くてきつい 指先でノックするみたいにしながら、少しずつ  
つぶ ぬぷ  
「……あっ!……あ!……」  
びくんっ  
おちんちんが口の中で震えた  
あふれたよだれが顎を伝って彼女の顔にも  
 
ぢゅぶっ くちゅ れろ  
「……ね……さまっ!……」  
兄様の手がぎゅうってわたしの髪を憑掴んで、喉の奥にまで  
苦しいけど頭がぼうっとなってどきどきして  
ぬぶり  
お尻の穴に、中指が半分くらい入ってる おちんちんを裏側から擦るみたいに――  
「……ああぁっ!」  
びゅるっ びゅくびくっ  
「んんっ……ん!……」  
喉に叩きつけられる熱い ごくり ごくっ  
広がる兄様の味……わたしのお腹の中で……  
「はぁはぁ……姉様……もう」  
本当はずっとこうしていたい けど……『命令』だから  
それにわたしも、あそこが熱いの  
わたしは彼女の顔の上に跨った  
「むぶっ!?」  
「んっ……ねえ、舐めてくれる? 噛んじゃだめよ」  
もし噛んだら  
乳首を抓り上げた ぷつりと赤い雫が浮かぶ  
「ひいぃっ! か、噛まないっ! だからやめてぇっ!」  
ぎこちない舌が  
……ぴちゃ  
「あっ」  
ぴちゃ ぴちゃ  
ぞくりと背筋が震えた  
 
そして、目の前で兄様が彼女の太ももを抱え上げた  
ちゅ 唇が重なる  
兄様はわたしにキスをしながら彼女を犯す  
わたしはあそこを彼女に舐めさせながら兄様とキスをする  
……ず……ずぶぶ  
「……ぁっ……ああぁぁぁっ!……」  
反り返る彼女を無視してわたしたちはお互いを貪る  
ずぶずじゅっ ぬぶっ  
「……ひぎぃっ……い!……あがあぁっ!……」  
兄様が腰を振る 彼女が泣き叫ぶ それがわたしのあそこを  
ヒュッ――トン  
マットレスに、細身のナイフが突き立った  
……ああ、そうか  
「はぁっ 姉様っ どちらがする?」  
「あっ そうね……ふたりでしましょうっ」  
一本のナイフの上でわたしと兄様の指が絡み合う  
「……あっ!……あぐぅっ!……ああっ!……」  
何も知らない彼女  
薄い胸が震えてる その奥に心臓  
たまには、痛くないようにしてあげようか  
……兄様はきっとわたしより優しい  
兄様のおちんちんを盗った彼女なんて本当はどうなってもよかったけど、でも兄様がそうしたいっていうならきっとわたしもそうしたいんだと思う  
だって、二人はいっしょだから  
「あああっ……ああ!……」  
振り上げたナイフが 滑り込むように肋骨の隙間に――  
 
「……ぁ」  
ぴくんと、一度だけ震えて  
「……くっ」  
兄様が呻いた 彼女の白いお腹の奥できっと今射精してるんだ  
……ちょろ……しょおおぉぉぉぉ……  
くすっ  
「おしっこ、かけられちゃったわね」  
「仕方ないよ」  
一緒にシャワーに入りましょうね  
立ち上がる  
少し足がふらついたけど、兄様が支えてくれた  
彼女は薄く目を開けたまま、夢を見てるみたいに見えた  
その胸に刺さったナイフ 傷口からようやく一筋の赤い血が流れ出した  
そういえば、わたしは彼女の名前も知らなかった  
……明日にはまた違う子が来る いちいち覚えてなんていられない  
「おい、片付けろ 傷はつけるなよ 売り物だからな――手際がよくなったな」  
「どうでもいいわ それより、シャワーが浴びたいの」  
男の人はちょっと不思議そうな目でわたしたちを見てたけど、すぐに、行けって手を振った  
「行きましょう、兄様」  
「うん、姉様」  
 
……繋いだ手が離れないように、わたしたちは踊り続ける  
 
 
Fin  
 

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