小煩い、あの小娘を引き離して、私は私に向って面白い事を吐いた男…
ロックを私室に呼び出し、備え付けのソファに座らせた。
神妙な顔をして、無言で座ってるロックに微笑む。
「あの、用件はなんでしょう?」
「そうだな…用件か…用件は興味がわいたから…かな?」
訳が判らない、といった顔をしているロックの肩を押さえ
膝を跨いで、胸を擦り付ける様に顔を近付ける。
「あ…あの…な…何をする気ですか?」
「くっくっ…言ったろう、興味がわいたと」
返事を待たずに、ソファに乗り上がり強引に口付ける。
もはや、ロックの意志など構う事など無い。
弱々しく抗う手を、気にせずシャツをはだけさせ
ベルトを外し、釦も外し、ジッパーを下ろす。
腰を擦り付けながら、下着の上から撫で擦る。
「ぅあっ…あっ…冗談っ…なら もうや…めて下さいっ」
ロックの途切れ途切れの抵抗に私の炎が、また一段と燃え上がった。
私の女は濡れ、今この目の前の男のモノが欲しくて堪らなかった。
体をずらし、下着から引き摺りだし音をたててしゃぶった。
軟らかかったソレが口の中で堅くなっていくのが、たまらなくなって
荒い息のまま、下着を脱ぎ捨て体を起こしあてがい
ズブズブと体の中に埋め込み、腰を振った。
小娘より先に、この男と関係を持った…
その事で私の女は貪欲に、男を貪り犯した。
部屋には男の喘ぎ声と、隠微な音と私の笑い声だけが響いていた。 END