いつものように洗濯物でいっぱいのカゴを抱えて洗濯物を干すピノコ。
「ん…?なーにこれ?」
カゴの端にひょこっと飛び出たピンクのリボンのようなひも。
引っ張り出すピノコ。
「これは…」
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「てんてー、洗濯物まとめたから自分でしまってね!」
奥さん気取りで言うとBJに畳んだ洗濯物を手渡す。
「ピノコ、これは…」
「ああ、可愛いリボンが紛れてたから結んだのよさ!」
BJの洗濯物をまとめているピンクのリボン。それは…言うまでもなくリボンのあしらわれたひもパン。
洗濯物をしまいながらBJがすすり泣いたのは誰も知らない。
後日、BJの財布からランジェリーショップの領収書が見つかるのはまた別のお話。