打倒クリードに燃える掃除屋三人組。スヴェンは星の使徒との戦いに備え、二人と別れて修行をすることになった。
そしてスヴェンと別れた二人は、スイーパーズカフェに出向き、そこでリバーとグリンに出会った。リバーとトレインとの戦闘により、その力量をグリンに見込まれたトレインはCDから情報を取り出すという条件で、掃除屋同盟に誘われた。リバーの助言もあり、プレイキューブを購入してそのCDゲームをプレイしてクリアし、無事その情報を取り出すことに成功した。話はそこから始まる・・。
約束の時まで、ざっと九日間もある。九日間もトレイン、イヴの二人きりで過ごすことは始めてのことであった。
二人は街のホテルに泊まっていた。泊まっている部屋は、お金もないので、一つの部屋にベッドが二つ、それに浴室、トイレがついた簡単な部屋だった。
その部屋では今、ピコピコという機械音がしている。グリンの問題を解くために買ったプレイキューブであったが、せっかく買ったのだからと暇な時間二人でゲームに興じることにしたのだ。
「うらあ〜、電光石火覇王拳!!」
「・・・・えい」
「ぬあああ、やべぇ、やられちまう!!」
今はやっている格闘ゲームで対戦している二人・・。もちろん大声で白熱しているのがトレイン・ハートネットである。
「・・勝った」
YOU WIN!の音声が流れ、19勝0敗のスコアがTV画面に記された。ちなみ勝ちっぱなしてるのはイヴ。
「だあああ〜、また負けちまったぜ!姫っち強すぎるぜ!」
「トレインが弱すぎるんだよ・・。っていうか大技ばっかり使って隙だらけなんだもの」
「いや〜、それにしてもゲームってのはやってみると結構燃えるもんだな。よし、もう一戦行こうぜ!」
「・・・けど、もう22時過ぎたからそろそろ寝たいんだけど・・」
「ああ、もうこんな時間か。そうだな。姫っちはもうシャワー浴びたか?」
「うん」
「じゃあ、俺入ってこよっと」
「ふわぁ・・」
あくびをするイヴ。
「さて、寝よう・・」
立ち上がってベッドに向かうイヴ。
イヴがベッドに行こうとすると、ふとトレインの枕の下に何かがあることに気づいた。
「(なんだろう・・)」
イヴは枕をどけてみると、そこには裸の女性が表紙になった本があった。
「・・・・・」
思わず顔を赤らめるイヴ。
「(ト、トレインもこういう本・・見るんだ・・)」
イヴは本を開き、ページをぺらぺらとめくる。
如何わしい機械の通販のページ・・・。
「(・・・何に使うのかしら・・)」
女が挑発ポーズをしているページ・・・。
「(うわ・・・牛みたい・・)」
男と女が交わっているページ・・・。
「(いわゆるセックスっていうやつだ・・・)」
Hな漫画・・・。
「(こ、これは何をしているんだろう?)」
はさみか何かで切り開いた後のある袋綴じのページ・・・。
「(・・・・・・っつ・・・)」
イヴははじめてみるこういった内容の本に見入っていた。
ガチャッ、トレインがシャワーを終えて浴室のドアが開く。
「(あっ!)」
思わず集中してしまって、トレインのことを忘れていたイヴ。とっさに本を元にあった場所に返そうとする。
しかしその瞬間をトレインは目撃した。
「姫っち・・・その本、見たのか?」
「えっ・・・」
顔が真っ赤に染まるイヴ。
「へっへ〜、いやらしーな〜、姫っちは」
トレインがからかうように笑って言う。
「ち、ちがうもん、たまたま見つけただけで・・・それより、トレインこんな本見るなんて信じられない!」
「何いってんだ?男だったらそういう本を見たりするのはごく普通なことなんだぜ」
「う、嘘だよ!スヴェンはそんな本見ないもん!」
「あいつも見てるよ。もちAVもな。姫っちに隠れてみてるんだから姫っちが知らないのは当たり前だって」
「えっ、そ、そんな・・。」
「それにしても、まだそんなこと言ってるなんて姫っちもお子ちゃまだな〜〜」
イヴの頭をなでるトレイン。
「や、やめてよ!」
「お子ちゃま〜、お子ちゃま〜」
「お、お子様じゃないもん、私!」
「そうやってすぐムキになるのもガキだっていう証拠だよ〜ん」
「〜〜〜〜〜!!」
イヴは今度は怒りで顔を赤らめる。
「リンスみたいな大人の女がこういう同じ部屋で寝てたら変な気も起こすかもしれないけどさ、姫っちだったら子守感覚だからなんの気も起きないわけよ」
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「まあ、姫っちは女として認識してないから安心して・・・・んっ?」
ドガッ!!トレインに強烈な髪の毛パンチが炸裂した。
「ぶべっ!!」
ガァン!トレインは壁にぶつかって、そのまま強制睡眠に入った。
「はあ、はあ、もう私を子供扱いばかりして・・・。べ、別にトレインのことはどうとも思ってないけど、あたしを子供としか見ていないって言うのがなんかムカツク・・・」
固く拳を握り締めるイヴ。
「こ、この期間に、私は子供じゃないって・・、大人の女だっていうことを認めさせてあげるんだから!」
イヴは一つの決心をした。
―次の日。
朝早く目覚めたイヴはシャワーを浴び、髪の毛を整え、化粧をし、色っぽい服を着ておめかしをした。
「(ト、トレインのためにお化粧したりするのはしゃくだけど・・、普段お化粧しない女がすると男心が揺らぐって何かの本に書いてあったし・・)」
まず思いついた作戦がそれであった。トレインがおめかししたイヴを見ることによって自分を見直し、子供扱いして悪かった〜、となるシナリオがイヴの頭の中にはあった。
とりあえず、いつもながら遅い目覚めのトレインを待つ羽目になった・・・。
そして午後11時、彼は起きる。
「ふああぁぁあ〜、よく寝たぜ」
「お、おはようトレイン」
いつもよりも大人びた格好をして、トレインの前に立っているイヴ。
「ああ。・・ん?俺はなんでこんなところで寝てんだ?ああ、そうか、姫っちにぶっとばされて・・。まあいいや腹減ったな。飯食べよっと」
「ねえ、ト、トレイン。昨日はちょっとやりすぎたから、あ、謝る・・よ」
「へっ?ていうか、いつものことだと思うけど・・。・・・けどまあ、俺もからかって悪かったぜ」
「(ふう、お化粧くらいじゃトレインは気づいてくれさえしないかな・・)」
「なあ、姫っち」
「えっ、な、何?」
「昨日のパンチは結構効いたぜい!」
「・・・・・・(やっぱりダメっぽい・・)」
紳士的(?)なスヴェンと対極に位置するトレイン。女心の「お」の字も理解できない鈍感人間には、少し無理な作戦だったとイヴは反省した。
次の作戦について考えるイヴ。
「(う〜ん、どうしたらいいかな・・。大人の女・・大人の女・・・やっぱり色気・・?あのHな本みたいなポーズをすれば男の人って欲情するのかしら・・だからって裸になったりするの絶対いやだし・・。うーん、じゃあとりあえずこの前読んだ本の中で出てきたシーンを参考にして・・)」
ソファに座って朝食を食べているトレイン、イヴはその反対側に座ってコーヒーを飲み始めた。
「(男の人は女性のこういう仕草に弱いはず・・)」
イヴはふいに足を組んだ。そして少し時間がたってから足を組みかえた。足を組みかえて男の視線を奪うという小説に書いてあったシーンをそのまま実行にうつしているらしい。
「(今日のワンピースのスカートは短めだし、効果は抜群だと思うんだけど・・)」
イヴは不自然なほど何度も足を組みかえる。
「(どうかな・・)」
さらに続ける。
「(・・・う〜ん、これも効果なし・・かな)」
「姫っち」
ふいにトレインが声を出す。
「な、何?」
「なんか、コーヒーの飲み方がスヴェンと似てきたな、足なんか組んじゃってさ」
「・・・・・・そ、そう・・・」
「ごちそーさん!っと」
トレインは席を立ってテーブルを片付けを始めた。
「(むう、私はやっぱり基本的にそういう目で見られていないってことかな・・)」
昼過ぎ・・、イヴはホテルに綺麗な庭園があると聞いて一人でそこに向かっていた。ホテルを出てしばらく歩いていくと、一面花畑の美しい庭園が見えてきた。
「うわぁ、きれい・・・」
赤・黄・青・紫、様々な色の美しい花が群をなしている。
「すごい・・、魅了されるってこういうことをいうのかな・・」
イヴは花道をとことこと歩く。
「・・・私にはこのお花達みたいに、人を魅了する力がないんだね・・」
作戦が失敗に終わったことに少しこたえているイヴ。
一方、そのお花畑にいる妖精のようなイヴの姿に、多くの他の宿泊客がみとれていた。何種類もの色の花に囲まれたその中にいる妖精のような少女に誰もが心を奪われていた。
イヴはその視線に気づいた。
「・・・なんか、皆わたしを見てる・・・なんでだろう?」
イヴは耳をすまして、周りにいる人の声を聞く。
「う、美しい少女だ・・・」
「まさに目の保養というやつですな。この素晴らしい花畑にふさわしいといえる女の子だ・・・」
「女のわたしでもうっとりしてしまうくらい可愛い子ね・・・」
イヴは他にも色々な自分に対する賛美を聞いた。
「わ、私って皆からそういうふうに見られてるんだ・・・」
自分に魅力なんてないと思っていたイヴ。しかし、それは自分の思い込みだと気づいた。
「もっと自信を持とう・・・」
イヴは部屋に戻っていった。
「はははっ!」
部屋に戻るとトレインはソファに座ってテレビを見て笑っていた。
「(今度はもう、本気でいこう・・・。ちょっとHな作戦だけど、私にも女としての魅力があるはずなんだ・・。
ちょっと色気を見せればトレインだって・・)」
イヴは鞄の中から読みかけの本を手にすると、トレインの対面側の壁に寄りかかって座った。
「んっ?姫っちそんなところで読まなくても、ソファとかベッドで読めばいいじゃんか」
「こ、ここでいいの」
「・・・まあ別にいいけどさ」
「・・・・(よし・・)」
イヴは本を読み始めると同時に、両足を立てた。それはトレインの位置からはイヴのスカートの中が丸見えになってしまうような格好であった。
「(こ、これでどう?)」
これまでと違い、直球的なアプローチを試みるイヴ。
「・・・・・」
トレインはTVのほうを向いている。
「(こ、これでもダメなの?死ぬほど恥ずかしいのに・・・)」
「・・・・・」
トレインはなおもTVのほうを向いている。
「(も、もうちょっと頑張ってみよう・・・)」
「・・・・・」
イヴは15分くらいその格好のままでいた。ろくに本は読んでいなかった。
「(はあ、結局これもダメか・・)」
イヴはあきらめて立ち上がった。
「(ふう・・、なんか恥ずかしくて汗ばっかりかいちゃった・・シャワーでも浴びてこよっと・・)」
イヴは今日2回目のシャワーを浴びに浴室に入っていた。
「(・・・もっと大胆にいかないとダメかな・・。な、なんかトレインの気を引くためにやってるみたいで嫌だけど・・けど・・やっぱり、トレインに私は魅力のある一人の女だっていうことを認めさせたい・・)」
シャ〜〜。シャワーを浴び続けながら次の作戦を考えるイヴ。
「(次は・・・やっぱり本で読んだ内容しか思いつかないけど、これなら少しは変化があるかも・・)」
イヴはシャワーを止め、脱衣場に出た。いつもであれば体もしっかり拭いて、髪も乾燥させ、普段着で浴室を出ているのであるが、イヴは体も髪も適当に拭いてバスタオルを巻いて浴室を出ようとしていた。
「(ほ、本の中ではこの格好は・・・する前の格好のはず・・。だったら・・)」
ガチャッ。ドアを開けて部屋に出るイヴ。
しかし、トレインはイヴに気づかない。
「(よ、ようし・・)」
イヴは歩いていき、対面側のソファーに腰を下ろした。体はまだ全体的に濡れていて、バスローブ一枚を纏っただけの姿・・、そのイヴには普段の清純なイメージは薄らいで、艶めかしい色っぽさがあった。
トレインがイヴに気づいて目線をよこす。
「・・・・・」
「・・・・・(ど、どう?)」
「・・姫っち、そんな格好でいると風邪引くぜ。早いとこ髪乾かして服着ろよ。スヴェンに怒られるのは俺なんだからな」
トレインはそういうとまたTVを見始めた。
「(・・・・・・・・はあ〜)」
イヴは体を乾かし、いつもの黒のワンピースに着替えてベッドの上に座り込んで考えていた。
「(ダメだったか・・。けど、考えても見れば、トレインは私をそういう風に見ないって信頼できる存在だったんだ。
だから、私がどんなにトレインを誘うようなことをしてもトレインは私をそういう風に扱わないのは当然じゃない・・)」
何とか、トレインに自分が大人の女なのだと、証明したかったイヴであったがそれは意味のないことだと悟った。
「(もう・・いいや)」
「・・・おっ、姫っち暇か?ゲームやろうぜ!負けっぱなしは俺の主義に反するからよ」
「・・・・いいよ・・・・けど何度やっても同じだよ」
「なにおう!」
イヴはもう普段どおりのイヴになっていた。
そして、さっそく初戦で一敗を稼いだトレイン。
「・・弱い」
「こ、これからが本番だぜ!」
体操座りをしてコントローラーを握っているイヴ・・。
その姿勢により、きれいな太ももや真っ白いパンツがトレインが意識すれば見える位置にあった・・。
もはやトレインを挑発することなど考えていなかったイヴであったが、その状況には自分でも気づいていなかった。
「だからさ・・大技ばかりじゃ一生勝てないよ」
「あ、ああ・・」
トレインの息づかいが少し早くなった。
「トレイン、どうしたの?キャラクター止まってるよ?」
「ああ、わかってる。けど今、絶対に勝てる方法を思いついたんだ」
「絶対に勝てる方法?」
トレインの息づかいがさらに早くなる。
「・・こうするのさ」
トレインは右手をイヴのスカートの中に持っていき、恥丘を撫で回した。
「ひゃ、ひゃう!」
イヴの手からコントローラーが離れる。その隙にトレインは大技を決めてイヴのキャラを倒した。
「ほらな〜。」
「ちょ、ど、どこ触ってるのよ!変態!」
イヴは顔を真っ赤にしてトレインに殴りかかろうとする。しかし、トレインがその手をがっちりと掴んだ。
「何言ってんだよ姫っち。今日ずっと俺を誘うような行動をしてたのはお前だろ?」
「・・えっ?き、気づいてたの?」
「ああ、かなりムラムラきててやばかったけどよ。一応保護者だからそういうのは抑制してたけどな・・」
「・・・・・」
「けどな・・」
「・・?」
「もう、我慢できないぜ〜!!」
トレインはおもむろに、正面から両手でイヴの胸を鷲?みにして揉んだ。
「きゃ、きゃあ!」
「モミモミモミ〜」
黒猫は発情期に入った。
「や、やめて!」
イヴはトレインの手を振り払い部屋の外に出るドアのほうに向かう。
「にゃお〜〜ん」
トレインはごく簡単にイヴを捕まえる。
「やだ!」
「にひひひひ〜」
トレインはイヴを押し倒した。
「ト、トレイン待って!やめて!」
「ハアハア・・」
トレインはイヴのワンピースのスカートをずり上げた。真っ白いパンツがあらわになった。
「きゃっ!」
「た、たまんね〜、姫っちの・・ハアハア」
溜まっていた欲情が爆発するかのように少し壊れ気味になっているトレイン・・。
トレインは人指し指でイヴの恥丘を突き始めた。
「ひゃう!や、ダメ!やめてトレイン!」
「ぷにぷにしててやらけえ〜」
「やめてったら!」
「姫っちが誘ってきたんだぜ〜、もう我慢できないにゃ〜、責任とってくれにゃ〜〜。」
トレインはさらにパンツ越しにイヴの局部を刺激する。
「ひあ!ひあぁ・・ひうっ・・」
「ハアハアッ」
トレインはイヴのワンピースを一気にずりあげて首元まであげる。イヴの豊満な胸があらわになった。
「いやあっ!」
「は〜、は〜」
まさに発情した動物のようなトレイン・・。
トレインは両手でイヴの胸を揉みしだきながら乳首にむしゃぶりついた。
「はぁん、はあ!あっ、くすぐったい・・・よ!」
「ん〜、ちゅば・・くちゅ・・ちゅく・・」
「あぁん!あっ、ふわあぁ〜」
「姫っちの胸サイコーに気持ちいいぜ〜」
「あふ・・んあ・・・」
「ふうふう、んっ?せっかくベッドがあるんだから、こっちでやるか」
「えっ?あっ!」
トレインはイヴをひょいと持ち上げて立たせた。
「服はもう脱いでおこうな〜」
「ちょ、ちょっとやめて!」
抵抗するイヴ。
「暴れんなよ姫っち。ほ〜らこちょこちょこちょこちょ・・・」
イヴの体をくすぐるトレイン。
「やあ、はん、もうやめ、やめてってば!」
「そら!」
イヴの力が抜けた隙に一気に衣服を剥ぎ取った。イヴはパンツ一枚の格好になった。
「やっ・・」
イヴは思わず体を手で隠す。
恥らうイヴに思わず動きが止まるトレイン。
「・・・姫っち・・すっげえ可愛い・・・」
美少女の妖艶な姿に、トレインはその瞬間、完全に心を奪われた。
―そして強くイヴを抱きしめる。
「あっ、ト、トレイン!」
「柔らけえな〜姫っちは・・・」
「あっ・・・」
「・・・・なあ、姫っち。何で俺を誘うような行動ばかりしてたんだ?」
「えっ・・・・・、そ、それは・・」
「もしかして、昨日俺がお子様お子様言ったから、俺に自分は子供じゃないって認めさせようとしたのか?」
「・・・う、うん」
「そっか。けどな、実際俺は姫っちをお子様だなんて思っちゃいないぜ。」
「えっ・・?じゃあ、トレインから見て私ももう大人の女としてみてくれてるっていうこと?」
「いーや」
「・・・じゃあ・・」
「姫っちは姫っちさ・・・」
「・・・・・・・・」
「姫っちはお子様でも大人の女でもどちらでもない・・俺にとって・・姫っちは姫っちでしかないのさ」
「・・・・よくわからないけど・・」
「へへ」
「ね、ねえ、トレイン、もういいでしょ?離してよ」
「何言ってんの。続きしよーぜ、続き〜」
「えっ、そんな・・」
「もう我慢できねえよ・・」
トレインは抱きついたまま右手でイヴの胸を揉み始める。
「あっ・・いや・・・」
「いれさせてくれよ、姫っち〜」
「え?なに?」
「ほら、ここにさ・・」
トレインはイヴのパンツの中に手を入れて、その奥部に指を入れる。
「ひゃう!や、・・んくっ・・・ちょっ、いやだよ!」
「へへっ〜、とかいってズブ濡れじゃんか〜」
ドサッ。トレインはイヴをベッドに押し倒した。そして、無理やりイヴのパンツを脱がせる。
「あっ、いやあ!見ないで!」
「ハアハアッ」
トレインはあらわになったイヴの秘部をなめ始めた。
「ダメ、そんなところ、汚いよ!や、ああ!」
「姫っちのが汚いわけないだろ〜」
「ふあ!ああん、あっ・・んあ・・」
「ハアハアッ、ハアハアッ、ああ、もうだめだ!限界だ〜」
トレインは自分のズボンとパンツを下ろし、下半身をあらわにさせた。
「・・・・や、いや・・やめ・・て・・」
「だーいじょうぶ!痛いのは最初だけだよん」
「だ、だめ・・・」
「そいじゃいっただっきま〜す〜」
トレインはイヴの両足を掴んでおもむろにイヴに挿入した。
「え、いや!いた、いたい!」
「うっく・・ちょっちきついけど・・くあっ・・気持ちいいぜ・・」
「いたいいたいいたい!いたいよ!!」
「初めは血が出るし痛いものなんだよ。けど、それが終わったら気持ちよくなってくるぜ〜」
「ぬ、抜いてお願い!」
「だから姫っちでヌこうとしてるだろ〜」
「?? と、とにかくや、やめ・・・んあ・・んは・・」
トレインがゆっくりと腰を動かしてイヴの中を往復する。
「いたっ・・んんっ・・いや・・」
イヴは涙をにじませて必死に耐える。
「大丈夫か?ほら、これ噛んどけ」
トレインはハンカチを取り出してイヴに噛ませる。
「んん〜、んんん〜〜」
「しっかり噛みしめとけよ」
トレインはイヴの様子を見ながらゆっくりと前後運動を続ける。
「んん〜・・んん〜」
「ハアハア・・・それにしても・・姫っちの裸・・たまんねえ・・」
「んん、んんんん!」
「姫っちのおっぱい・・・ハアハアッ」
トレインは挿入したままイヴの胸を揉みしだく。
「んっ・・・」
トレインのブツを何度もしめつけるイヴの恥膣・・。
「姫っち・・最高だよほんっと・・もう、たまんねえ!一気にいかせてくれよ」
「んん〜んん」
トレインは少しずつピストン運動を早める。
「うっあ・・ああ、サイコー・・・」
「んんんん〜〜!んあ!んんん〜!んんんん!」
「ハアハアッ、ハアハアッ、ハアハアッ」
パッ!パッ!パッ!規則正しく、トレインとイヴが接合する音が鳴る。
「んあっ、はぐっ、んんっ!」
イヴの噛んでいたハンカチが横に落ちた。
「ひ、姫っち、ハアハアッ」
「んああ〜、ああ!ひあ!も、もう!だ、だめ〜!ふあっ!」
「ハアハアハアハアッ!ハアハアハアッ!!」
「ああ!ああ!ああ!」
「うあ!いく・・・姫っち・・・・」
「ひああ〜〜〜!!」
・・・・・・。
・・・・・・。
「・・・・」
「・・・トレイン」
「んっ?」
「私、これで少しは大人になれたのかな?」
「・・いっただろ?姫っちは姫っちだって。無理して大人になろうとしたりする必要はないのさ。自分のペースで生きて
いけばいいんだよ。」
「・・・・うん。・・・そうだね・・」
「へへっ」
「ねえ、トレイン」
「んっ?」
イヴはトレインにそっと口づけをする。
「今日だけ・・・だからね」
「・・・・姫っちはやっぱサイコーだぜ」
彼らの隠行はこの一度きりであった。
お互いにわだかまりはなく、そのまま残りの期間をいつもどおりに過ごした。
そして九日後・・・。
グリンの屋敷で二人はスヴェンと合流した。掃除屋仲間とともにクリードの屋敷のいる島に上陸する作戦が
決まり、それまでの間自由な時間となった。
「ちょっと俺便所行ってくる」
トレインがトイレに向かう。
「・・・イヴ、トレインとの九日間はどうだったんだ?」
スヴェンがたばこをふかしながら聞く。
「えっ、あ、うん。思ったよりも楽しかった・・よ」
「・・ほう」
「うん・・意外と・・・良かった・・と思う・・」
「ふっ、そうか。なんだか妬けるな・・」
(FINISH!!)