「トレイン、私こわい……」
「俺に任せな、姫っち」
透過光を帯びたように輝く股間のハーディスをイヴの秘所へ押し当て、一気に貫く。
「あくぅ!」
イヴは破瓜の痛みに眉を歪めつつも、歯を食い縛って悲鳴を押し殺そうとする。
しかし堪えきれずに、きらきらと透明な涙が瞳から溢れ出して、汗と共に肌を伝い落ちていく。
「痛いか? 姫っち」
トレインを見上げ、こくんと頷くイヴ。しかし、掠れた声で彼女は訊き返す。
「……トレインは気持ちいい?」
「あぁ。姫っちの中、キツキツで狭くて最高だぜ」
「良かった。それなら……遠慮しないで、動いていいよ」
健気に微笑むイヴの唇へ優しくキスして、トレインは少しずつ腰を動かしはじめる。
とろとろに濡れてぬめった幼い肉襞は、トレインの愛銃に絡みつき、なおもキュウキュウと締めつ
ける。
ピストン運動のために引き抜こうと腰を上げる、そんな他愛のない動作でさえ、思わず気絶してし
まいそうなほどの快感となって二人を痺れさせる。
トレインはイヴの両手を握ってシーツの上に押さえつけ、もういちど深々と腰を埋めた。
細い裸身を左右にくねらせながらイヴは身悶えして、貫かれる痛みから逃れようとする。
しかし満足に動けないうえ、肉棒はイヴが後退するより深くへと打ちこまれて、さらに彼女の自由
を奪う。
掘り進むごとに破瓜の血や愛液の熱さと媚肉の抵抗が圧縮され、トレインの陰茎を縛り上げていく。
それでも負けじと、ごりごりと膣壁をえぐって内部から責めたてる。
「くふっ……はぁ、はぁあ……んっ」
一突きごとに空気の塊を吐き出すような悲鳴と、かすかな喘ぎとが、半開きになったイヴの口から
零れ落ちる。
結合部が滑らかさを増し、トレインの動きが少しずつ速くなるにつれて、それは次第次第に艶っぽ
く甘い響きを帯びはじめた。
繋がったまま体勢を入れ替えてイヴが上になると、彼女は恥じらいながらも仰向けになったトレイ
ンの胸板に両手を押し当て、ゆっくりと前後左右に、そして上下に動きだす。
「ふわぁ……あぁ、いぃ…………」
おまるに跨って用を足すような姿勢への羞恥心も手伝い、イヴは白い肌を桜色に染めながら快楽の
波に突き上げられて何度も囀った。
「もう限界だ。姫っち、膣内に出すぜ……うッ!」
「あぁっ………… イ ヴ 、 飛 ん じ ゃ う !!」
弓なりに上体を反らせ、びくびくと全身を震わせながら、イヴは達した。
その瞬間、ふぁさぁっ……と羽音を響かせて、その背中から部屋いっぱいに純白の翼が広がった。
「(ドンドンドン)こらトレイン、開けろ。二人ともそこで何やってるんだ……!?」
二人の秘め事はスヴェンに露見し、トレインはイギリスへ留学……ゲフンゴフン、星の使徒を討伐する
ためにアジトの島へ飛ばされてしまいました。
あの一夜が忘れられないイヴは、夜の街で行きずりの男に抱かれ、いっそう孤独と悲しみを募らせ
ていくのです。
やがてイヴはアイドルデビューしたとかしないとか。
(打ち切り)