ギィ〜...バタン。
一つの影が暗い闇の部屋の中に姿を消す。
「フフフ、待ってましタヨ」
独特のカタコト口調の男の声が響く。
パチッ。
スイッチが入り部屋に光が満ちる。
ドアの前にはコートを着た少女、キリサキキョウコが立っていた。
そして部屋の奥には椅子に座ってワインを飲んでいるシャルデン。
「さて、それでは脱いでもらいまショウカ」
彼がそう言うとキョウコは袖を通して肩から掛けてあるだけのコートを脱いだ。
トスッ…
コートが床に落ちた。
その上に立っていたのは生まれたままの姿をしたキョウコだった。
黙ったまま顔を赤らめているキョウコ。
「クク、よくそんな恥ずかしい格好で歩いてきまシタね」
その言葉にキョウコはいっそう顔を赤くする。
「そ、そんな、シャルデンさんが…」
「ワタシの言ったことに素直に従ったのはアナタの意志デス」
「そ、それは…」
「いつまでそんな格好で居るんデス、こっちに来なさい」
「…はい。」
一歩一歩シャルデンの元へ近づいていく。
「おや、キョウコサン、もう濡れているんじゃないデスか?」
キョウコの秘部には僅かな水滴が付いていた。
「あんな格好でくるときに感じてしまったんじゃないデスか?」
その言葉がいっそうキョウコの興奮を高ぶらせる。
「シャ、シャルデンさん。私、もう…」
二人の唇がそっと触れ合う。
「んむぅ…ふぅ、ぁぁ…」
濃厚なキスが静寂の部屋の中で繰り広げられた。
「はぁ、…はぁ」
キスが終わった頃にはキョウコの身体は熱く火照っていた。
「まだデスよキョウコサン」
そいういうとシャルデンは自分のモノをキョウコの半開きの口に突き入れた。
「んぐぅ!!んはぁ、ぁはあ…」
キョウコは慣れた手つきでそのモノを舐めまわす。
チリチリ…
「ぐぁ!!」
興奮のあまりキョウコは微量ながら自らの道を使ってしまった。
シャルデンに激痛が走る。
バシィン!!
キョウコの頬に平手打ちが飛ぶ。
「主人に噛み付くとはいい度胸デスね、キョウコサン」
「す、すいません、ごめんなさい!!」
「歯向かう子犬には躾が必要デスね」
そこに居たのはもう兄妹のように仲のいいキョウコとシャルデンではなかった。
主人と、奴隷。
シャルデンの鋭い視線にキョウコはただ震えていた。