大きくなったイブとスヴぇンの話
ある晩のこと。
スヴぇンはベッドにゴソゴソと潜り込む存在に気付く。
警戒すると声が聞こえた。
「スヴぇン起きてる?」
イブであった。
「何だイブ?眠れないのか?」
「うん……。あ、あのね、スヴぇン。お願いがあるの」
「?」
イヴは何かを決心するかのように一度大きく息を吐いた。
「私を『抱いて』ほしいの」
「……はあ!?」
「スヴぇンのこと好き。だから、『抱いて』ほしいの」
「ど、ど、どどどこでそそそんなことを…」
「本。女の人が『抱いて』て言って、男の人に抱きつくの。
そうすると、男の人が女の人にキスして、裸にして……」
「もういい!」
スヴぇンは手の平でイブの口を塞ぐ。
声の荒さにイブは驚き、口篭もった。
「ご、ごめんなさい……。でも私、もう子供じゃないもん」
「わかった、わかったから、その…」
スヴぇンは突然のことにどのように対処してよいのか、
戸惑った。
下手に拒めばイブが傷つく。
かと言って、今さら手を出すのもどうかと思ってしまう。
などと、悶々としていたら、股間にイブが触れていた。
「!!」
スヴぇンのナニを布の上からなぞる。
徐々に固くなっていくナニがおもしろいのか、色々な触り方をする。
「う」
そうこうしているうちに、パンツの中に手を入れてナニを掴んでいた。
あまつさえナニを取り出してまじまじと鑑賞していた。
「スゴイね、スヴぇンの…」
イブはあくまで事実を述べているだけであるが、
スヴぇンはどうにも挑発されているようで、妙な興奮を覚えた。
「こうすると気持ちいいんでしょ?」
イブは迷いもなく、ナニを口に入れた。
「お、おい」
イブはアイスキャンディーを食べるように、夢中に舐めた。
「イ、イブ…もう…」
おわり。