「月明かりの下で」
町外れの裏路地だった。既に空は闇に覆われており、辺りに人の気配
はない。しかしそんな中、暗闇に妖しくうごめく二人の人影があった
「・・んっ・・ハァ・・んむ・・んっ・・」女が男の腰の前に屈み
込み、ズボンから露出され外気にさらされた肉根を頬張っている
女に繰り返しねぶられたそれは猛り狂うように怒張し自己主張を
していた。女、リンスはその切れ長の美しい顔を歪めながらも
男、ジェノスの腰に手をからめ丁寧に肉根を口に含み吸いたてた
その生暖かくとろけるような感触と男の性感を掘り起こすような
しぐさにジェノスは壁に寄りかかりながらもリンスの頭に手を
おいて荒い息を吐き続けた「おおっ、いいぞっ・・」ジェノスは
その心地よさに声を弾ませながらも、いつもの軽薄な口調で
「へえ、思った通り、イイテク持ってるジャン、リンスちゃん」
と軽口を叩く、その言い方にリンス少しムッとしたが言葉とは
裏腹に次第に余裕を無くし始めた男の表情と腰の震えを敏感に
感じ取り彼女は心の中で笑った・・・
男の肉体の反応に得意げになったリンスは一端、口を離すと「当然
じゃない、このリンス様が男を虜にするくらいの技持ってないと
思って?」と誇らしげにジェノスと見上げた、柔らかな口の端には
既に先走りの透明の液体が光っている、こんな勝気な表情を浮かべる
女が男に奉仕するギャップにジェノスは魅入られる、そして「そりゃ
そうだ」とジェノスは笑いおどけるとリンスに立つよう促した
「でもどうせイクならやっぱこっちだよな」と言いながらジェノスは
彼女の下着をすばやく下し手を伸ばす・・・
クチャ・・「あっ!・・」とリンスが声を上げるのものかまわず
ジェノスは女の秘裂の中へと手を入れた、そのまま指を奥へと
挿入し前後の壁を叩くように動かす「んっ、ふぁ・・!」リンス
の甘い声が狭い空間に響いた、ジェノスの手は小刻みな動きで
彼女の敏感な部分を攻め続ける。愛液が滴り始めやがてジェノス
の指ばかりか手全体を濡らすまでになった。一方でジェノスは
器用にもリンスの上着を捲り上げ、形のいい乳房を揉みしだき
ながら先端の突起を吸い立てる・・・
「くぅっ・・んっ・・・」リンスの漏らす声も次第に高くなって
ゆく、やがてリンスは大胆にも膝を開き自ら腰を淫らがましく
前後にうねらせるまでになった、そして息も絶え絶えに「ねえ・・
もういいでしょ・・ん・・くっ・・私・・我慢できない・・」と
懇願する「ん・・そろそろ・・だな・・・」とジェノスも頃合を
見極める「これ・・・お願い・・・」とリンスはジェノスのモノ
を握りしめ急かした「焦るなよ、壁に手ついて尻突き出しな」と
欲情に目を潤ませたリンスに命令した・・・
「う・・うん・・」もはや劣情に支配されたリンスは素直に上半身
を壁に預けて腰を持ち上げる、その無防備な女のあさましい姿に
ジェノスは一瞬ぞくっと身体が震えるのを感じた。そしておもむろ
に自分のモノを秘裂あてがうと一気に突き入れた「あうぅぅっ・・!」
メスの鳴き声を放ちリンスの美しい顔が歪む、ジェノス自身我慢の
限界がきていたのか、最初から激しく腰を打ち付けてゆく「あんっ、
あぁんっ・・イイ・・もっと!」リンスは尻をググッとさらに上げ
男とのより深い結合を誘う為、腰をまわした・・・
「おおっ、すげえよ、リンスちゃん・・!」リンスの秘裂の締め付け
にジェノスも歓喜の声を上げより奥へと自らのモノを叩き込む、それ
と同時に彼は後ろから手を伸ばし波打つ乳房を鷲づかみ、揉みしだいた
「んあぁっ・・!」あまりの快楽にリンスの声は震え、壁についた手
にも汗がにじむ、もはや絶頂が近いのか、彼女の膣は断続的に収縮を
繰り返すまでになっていた。ジェノスもその気配を敏感に感じ腰の動き
をより早めていった・・・
「あんっ、あぁぁっ・・・私っ・・イッ・・・イきそう・・!」
「ああ、俺もだぜ、リンス・・・!」最後の激しい腰の摩擦に
二人は瞬く間に極みに登りつめてしまった「あっ・・ふぁぁ・・!
・・イっ!イっちゃう!!」「うぉぉっ・・!くっ・・!リンス
・・!!」断続的な膣の収縮、そこへ大量の精液が叩き込まれる
二人の全身が痙攣し身体が硬直したが如くピンと張り詰めた、
それは二人の身体が一体となった錯覚さえ感じるほどであった・・・
やがて落ち着きを取り戻すとジェノスがいつもの軽薄な口調で言った
「な?やっぱ俺達相性いいだろ?」「ハッ、そうやってすぐ調子に乗る」
とリンスは軽くあしらうように言ったがその顔は少し笑っている、
立場の異なる二人の男女の奇妙なコンビはこれからもこの調子なのかも