今日は比較的間接の具合もいい。  
日頃の行いの良いわしの為に、おてんと様が高気圧ばかり運んで来てくれたんだろうな。  
そこで前祝いをしようかと思う。  
何の前祝いかって? ハハハ、それは秘密・・・・・と言いたい所だが、あんたにだけそっと教える事にしよう。  
 
3だよ。  
ファイル3。  
わし、ファイル3にも出られる事に決まったんだ。  
それも最終ボスとして、な。  
ホッホ、どうだ。驚いたろう? まあ、事の発端はこうだ。  
 
まず1作目。  
わしは発生で惜しまれながら死んでいく役だった。  
だがそんなのは実はおまけで、本当は最後の爆破の所で、BOWとして8人をしっちゃかめっちゃかに掻き回す筈だった。  
それをどうだ! カプンコの奴らときたら非道いものだ・・・・・・!  
アドリブでゾンビ化もしてやったのに、わしが腰痛で寝込んでいる隙に話を変えたんだ。  
・・・・・・・・まあ、後日菓子折り持って来たんで、心の広いわしは許してやったが。  
 
そしてファイル2。  
ウェスカーも真っ青なボウとして出演して頂きますと言うので、期待して待ってたんだ。  
それがあれか? BOWのボの字もありゃしない! 約束が違うじゃないか?  
それにお前らもお前らだ。  
リタだのUSSだの、ションベン臭いガキばかり使いおってからに・・・・・。  
だがな、お前には感謝している。  
お前だお前。そこのお前。そうだお前だ。あまりフロが好きでないお前だ。あ、いや、こりゃ失敬。  
いつもマメな保守ありがとう。おかげで助かっている。ま、それはそうと  
 
カプンコの奴らわしに、3ではなかなかいい役ですよなどと軽口を叩いておったが、担ごうったってそうはいかんぞ!  
さすがの懐の広いわしも今度ばかりは勘弁ならんと思ってな、ちょいと捻り上げてやったのさ。  
年寄りを大事にせいとな。  
奴らの会議中に舎弟のニガーと乗り込んで、1人ガブリとやってきた。  
奴ら、わしの本気を見て考え直したようだ。  
3では主役格も霞む位のインパクトに仕上げる事を約束してきた。  
 
と言う事で、前祝いのパーティーを始めよう。  
とその前に、1、2、での落とし前を付けて貰おうか。  
 
───復讐だ。  
 
ハムラビ法典の何たるかを、女キャラを通して教えてくれるわ。  
わしのような年寄りを舐めた事を後悔させてやる。  
認めたくは無いが、わしら年寄りというのは僻み根性の塊だ。若さに対する羨望や嫉妬は大変なものなのだよ。  
だがわしにも青春があった。  
わしの若い頃なんかは・・・・・  
っとと、長話になるといけない。そろそろ行く事にしよう。  
 
「は〜あ、よいせ、と」  
わしは公園のベンチからゆっくりと立ち上がり、小鳥のさえずりの中散歩を始めた。  
こうして歩きながら考え事をすると、いいアイデアが浮かぶ事があるのだ。  
まずおなごを物色しに行くに、足がいるな・・・・・。  
わしは辺りを見回した。  
 
「む、あれは」  
大きな木の下にパトカーを停めて、仕事をサボっているデコスケがいる。  
おそらくは居眠りでもしてるんだろう。  
しめしめ、あいつを足に使って楽させて貰おう。  
わしはパトカーに近寄ってみた。  
 
車が小刻みに揺れてるんで何かと思えば、ポリースは居眠りでなくてマスをかいていた。  
わしは窓をコンコンと叩く。  
「もしもし。お巡りさん」  
「ん?(チッ! 邪魔しやがって・・・・・)」  
ポリースはさも機嫌が悪そうにウィンドウをほんのちょっと開ける。  
「・・・・・・道案内か何かか?」  
「いいや。まあ、ちょっとした話があるんだがの」  
「・・・・・・・・・・・・・・・・(年寄りの話ってのは得てして長くなる・・・・・)」  
若いポリースは手淫を止めて考えてるようだ。  
 
「残念ながら本官はただ今取り込み中だ。悪いが他を当たってくれ」  
「それなら仕方が無い。女の子の話だったんだがの・・・・・・これは邪魔をした」  
わしは勿体つけながら歩いて行こうとする。  
「Girls!?」  
「Yea」  
ポリースは閉めかけた窓を開け始めた。  
「Girls,girls,girls.I dig girls!!」  
とりあえず中で話そうと言うので、わしはパトカーに乗り込んだ。  
 
「で!? 何なんだ? 女の話ってのは!」  
「まあそう急くな。それよりもそのいきり立った物を何とかせい」  
ポリースは前に広げたビニ本を自分の一物の上に被せる。  
本の表紙には、官能数学エロ教師といった感じのおなごが逆見開きでいる。  
悩ましげな眼つきで、デスクの上で艶めかしい豊満な乳房を惜しげも無く晒している。  
大きく開いた股にスケスケでひらひらのパンティ、いやパンティとは名ばかり。中身の赤貝がまともに見えてしまうようなシロモノだ。  
課外授業、センセが色々と教えてア・ゲ・ル、とある。  
かわいそうに、勤務中に自慰とは余程飢えてると見えるな。  
 
「兄さんパーティー好きかい?」  
「ああ。乱交ならなおの事・・・・・大好きだ!」  
「ほう。それなら良かった。これからおなごどもを狩りに行くんだが、良ければ車を出してくれんかの」  
「もちろんだァッ! 喜んで!!」  
うむ。若いもんはバカで助かる。  
「じゃあ早速で悪いが、街の通りにでも出掛けよう」  
「おう!」  
 
───通りに着くと、兄さんは適当な物陰に車を停めた。  
「へへっ・・・・・じいさん、どんなのがいいんだ?」  
兄さんは本当に楽しそうに目を輝かせる。若造というのは単純でいい。  
「俺はどんなのでもいいぜ」  
少しは選好みせい。節操の無い。  
「ようし、ではパーティーの始まりだ。わしが獲物をおびき寄せるから、兄さんは捕獲係りだ。良いな?」  
「まかせな!」  
「フォッフォ、頼もしい限りだの」  
 
わしは通りのショーウィンドウの前で釘付けになっているおなごにあたりを付けた。  
「兄さん、あのおなごはどうだ? ・・・・・やさしそうじゃあないか」  
「ああ・・・・・いいな・・・・・」  
わしは高鳴る胸を押さえて、ショッピングを楽しんでいるおなごに歩み寄った。  
 
「もし・・・・・・そこな美しい女性の方・・・・・」  
周りに人も居なかったんで、おなごはわしの方へ振り向いた。  
「・・・・・何・・・・か?(いやだわもう! 美しいだなんて、おじ様ったら!)」  
「ちょっと困った事があっての・・・・・・助けては貰えんだろうか・・・・・」  
「あら、どうしたのおじ様、困った事って。わたしなんかで良ければ言って?」  
女はわしにニコリと微笑んだ。  
まったく人の良いおなごだわい。  
 
「いやね、実はコンタクトレンズを落としてしまったんじゃ」  
「まあ大変! すぐに探さなくっちゃ」  
「・・・・・・あんた、親切だのぅ・・・・・」  
「ううん、困った時はお互い様だもの。ちょっと待ってね、今見つけるわ」  
おなごは足元から見始めた。  
「落としたのはこっちだよ、薄暗がりでの」  
わしは手招きしてみせる。  
おなごは何の警戒も無しについて来た。  
 
「どのあたりなの? 注意して歩くわ」  
ビルの陰に入ると、そこに待ち伏せていた兄さんがおなごを捕らえる。  
「ッ!!」  
兄さんはすかさずガムテープをおなごの口に貼り、助けを呼べなくした。  
・・・・・慣れてるのう。  
担ぎ上げられて車に連れて行かれるおなごの落とした買い物袋を拾い上げ、わしも車に乗り込んだ。  
 
「すまなんだすまなんだ、この兄さんに脅されてやった事なんじゃ許してくれぇ〜」  
「おいッ!」  
「〜〜〜ッ!!」  
後ろ手に手錠をされて、両足首をガムテープで纏められているおなごに言い訳してみた。  
「で? どこなんだアジトってのは」  
 
兄さんが車を出し始めた。  
パトランプを点けて信号をことごとく突っ切って行く。  
・・・・・・そんな急がずともおなごは逃げんわい。  
 
───ボーリング場の2Fに着くと、兄さんはわしが苦労して見付けて来た丸い回転ベッドの上におなごを寝かせる。  
「さあ始めようぜ」  
「まあ待ちなさいよ。気が早い気が早い」  
「何言ってんだ、もう待てねえよ!」  
若人というのはとかく生き急ぎがちだ。そこで我々が人生の指針を示してやる必要がある。  
「より一層楽しめるように、これに着替えて貰うのだ」  
わしはベッド横に置いておいたバニーガールセットを広げた。  
 
「脱がしてまた着せんのかよ!」  
と言いながら兄さんはおなごの足と口のガムテープをやさしく剥がし、サンダルを脱がしにかかる。  
「そんなムダな事しないで、もうやっちまおうぜ!」  
「無駄? お前はな〜んもわかっちゃいない。だからお前は甘ちゃんだって言うんだ。チラリズムというのはだな・・・・・・」  
わしは見えそうで見えない美学の大切さ、重要さを噛んで含むように言って聞かせた。  
 
「ああ・・・・・・・ああ・・・・・・・そうだな・・・・・・・ああ・・・・・(いいからもうやらせてくれよ・・・・・)」  
「でだな、」  
「ああ・・・・・・・・(なげーよ! まだかよ!)」  
 
「・・・・・と言う事だ。わかるだろう?」  
「ああ、良くわかった。わかりやすい説明だった」  
「そうだろう? 感心感心。お前は若いのになかなか聞く耳を持ってるな、兄さん」  
「そうかい(年寄り怒らすと怖えぇかんな・・・・・)」  
「と言う事だよ美しいかた」  
わしはおもむろにおなごに話を振る。  
「ええッ!?」  
「着替えてはくれんかの・・・・・・・」  
わしは涙目を作り、訴えるように見つめた。  
「おじ様・・・・・・」  
「わかってくれ・・・・・誰からも邪険にされ、使い勝手が悪いの足が遅いのビジュアルが悪いの弱いのと、爪弾きにされて」  
「もう言わないで。わたし、着替えるわ。それでおじ様が喜んでくれるなら・・・・・・」  
「天使じゃあ! あんたは天使じゃああ!!」  
「・・・・・っあ〜〜〜、そっちで着替えてくれな。ここで待ってるから、なるべく早く頼む」  
兄さんは手錠を慣れた手つきで外すとおなごを行かせ、自分も開襟シャツのボタンに手をかけた。  
 
───「これでどうかしら」  
 
少ししてわしらの前に現われたおなごは、バニースーツがこの上なく良く似合っておる。  
「早う来てくれ、早う早う! うさたんじゃ、うさたんじゃあ〜ッ!」  
「ああ・・・・・うさたんだな・・・・・・(ただのうさぎ好きなだけじゃねーか!)」  
「もう、おじ様ったらはしゃぎ過ぎ。ウフフッ」  
うさたんは丸ベッドの上に腰掛けた。  
わしはうさたんのほわほわのしっぽに頬擦りする・・・・・・・最高じゃあ!  
寝タバコをしていた兄さんがやれやれといった顔でベッドの回転をオンにすると、ベッドはゆっくりと回り始めた。  
 
「パーティーの始まりだ」  
兄さんは、端っこに座って少しはにかんだうさたんを自分の方へ引き寄せる。  
「うさたん、かわいいよ、うさたん」  
わしは後ろから兄さんに抱かれたうさたんの股に顔を埋めた。  
 
「網タイツ! 網タイツ!」  
網タイツに頬を押し付ける。  
いかん、顔が熱くなってきた・・・・・・。  
きっとわし、トマトのような顔をしているに違いない。  
「あまり血圧上がり過ぎないようにしてくれよ、じいさん」  
 
「うさた〜ん」  
わしは目を閉じてうさたんにキスを求めた。  
「イヤッ! うふふっ!」  
するとうさたんは噴き出してしまい、わしを見てくすくすと笑う。  
「おじ様、あみあみになってるわ」  
「地網にかかったみたいになってるぞ」  
どうやら弾力性の無くなったわしの頬に、網タイツの跡が残ってしまったらしい。  
「か、か、かまわんわいっ」  
わしはうさたんの舌を舐め回す。  
兄さんも大分ノッてきたみたいで楽しんでいるようだ。うさたんのスーツを剥いで、胸を露わにした。  
 
「あんっ」  
わしはその豊かな乳房の真ん中に顔を押し付け、両サイドから胸に押し潰されてみる・・・・・・・・たまらんわい!  
「うさたん、このボタンは何だ? なあ」  
兄さんはわざとらしく胸の2つの突起物を指差してみせる。  
「兄さん、Push the button!」  
「OK! スイッチオン!」  
「いやあ〜ンッ」  
「ううむ、どうもそれはうさたんを発動させるボタンらしいの」  
わしはボタンをつまみ、舌で転がして本発動させていく。  
「ひあぁっ・・・・・ん、んっ・・・・・んふぅん・・・・・いいっ・・・・・」  
 
「じゃあ下のボタンはどうなってるんだ?」  
兄さんはうさスーツを脱がそうとする。  
「まあ待ちなさい。このスーツは特注のものだから、脱がさずとも良い」  
わしはうさたんの股の部分にあるフックを外した。  
そして網タイツ越しに見え隠れする秘密の花園に、手を合わせて拝む。  
拝み終えた後、口を付けて花の蜜を吸ってみたが、網タイツに邪魔されて上手く出来ない。  
ついつい血が滾り、わしはタイツを引き裂いてしまった。目を閉じて花の香りを嗅ぐ。  
 
「ダメえぇ〜ッン」  
「うさたん、捕食動物らしくケダモノじじいに食われてみな」  
兄さんはうさたんの秘所のボタンを指で撫で回し、蜜が溢れ出し始めると指をなかに突っ込んだ。  
「そら、ひっかけてやれ!」  
「いっひぃ」  
兄さんはうさたんのなかで指をくいと動かすと、ぴゃっ! と何か飛んできた。  
 
「なな、何じゃ!?」  
「あっはっはははは」  
わしは頬に付いた液を拭い、舐める。  
「しおじゃ! うさたんのしおじゃあッ!」  
わしはうさたんの花びらに舌を這わせ、若いエキスを吸い取った。ボタンをいじめると蜜はどんどん溢れてくる。  
そこへ兄さんが一物を押し当てて挿れてしまった!  
 
「キャフゥッ! ・・・・・ン」  
「ああっ! わしより先にいぃ」  
「早いもん勝ちだ」  
「おのれおのれおのれえッ!」  
わしは腹いせにうさたんのボタンにあたる。強く舐め回し、クリだまを甘噛みしてやった。  
 
「あひぁッ! お、おじ様、そんなにしちゃダメエアァ〜〜ッ」  
「っくうぅーッ! 締まるぜぇッ! じいさんやれ! もっとやれ!!」  
「これでもかこれでもか!」  
わしはうさたんの栗と栗鼠をたっぷりとかわいがってやる。内ももと肛門がかすかにヒクついてきたようだ。  
 
「ああっダメ! ダメ!」  
うさたんのなかでは兄さんが一物を上下にピクピクさせているらしい。  
兄さんは手に収まりきらない乳房を支え、しこったボタンをキュっとつまむ。  
「兄さんに負けてなるものか!」  
わしは核のボタンを苛め続けると・・・・・・わしの勝ちだ! うさたんはおそそをギュッギュッとさせ、一物を締め付けた。  
 
「アアアッ・・・・・ウンッ・・・・・ウンッ・・・・・・・ウゥンッ・・・・・・」  
「うああダメだ出るッ! 出ちまうッ! ううああ・・・・・はあっ・・・・・・あっ・・・・・・ああっ!」  
「早いのう、兄さん」  
「はあっ・・・・・あ、た、溜まってたんだしょうがねぇだろっ。ハァ・・・・・ハァ・・・・・・」  
 
兄さんが爽快な面持ちで大の字に寝転がると、うさたんは兄さんの一物を丁寧に舐めてきれいにした。  
「ううーっ! ごちそーさん。パーティーサイコー」  
「わしのも頼むう〜」  
うさたんはわし自身を口に含むと舌をいやらしく動かし、わし自身を大きくした。  
「まあ、こんなに元気になっちゃうのね」  
わしはうさたんを寝かせるとその上に被さり、結合した。  
 
「宇宙じゃ、宇宙のようじゃああ! わし、宇宙を飛んでるう〜」  
「いやだあ! おじ様ったら、大袈裟なんだから。ウフフフフフッ」  
うさたんが笑うたんびにそそがやさしく締まり、わしはもう天国にいるよう。  
「うさたん、一緒にパラディーソーへ行こうぞ。昇天するんじゃあ」  
 
わしはうさたんを喜ばせようと頑張った。  
大きさや激しい動きでは無いのだ。角度だ。角度と持続力で勝負だ。  
「お、おじ様ステキぃ・・・・・」  
「だろう? だろう? 自分勝手に逝ってしまう若者には無い、枯れた良さがあるだろう?」  
「あ・・・・・わたし・・・・・・もうちょっとで達しそう・・・・・・」  
わしはガツガツしない、シルバーの余裕でうさたんをパライソへ連れて行って、帰って来た。  
 
「おい・・・・・おい・・・・・・じいさん、生きてるか?」  
わしは頬を軽く叩かれ、ゆっくりと目を開けると兄さんが心配そうに覗き込んでいる。  
「ん・・・・・? わし・・・・・・?」  
「ああ・・・・・やっと気が付いたか。・・・・・飛んでたんだよ。向うに逝ってたんだ。大丈夫か?」  
「ん・・・・・・・ウ〜ン・・・・・・・。あれ? うさたんは・・・・・・?」  
「今シャワーを浴びてる。・・・・・・・じいさん、あまり無理しないでくれ(死んだかと思ったぜ・・・・・)」  
 
───わしらはうさたんを通りに送り返した。  
感謝のしるしにと、さっき物欲しそうに見ていたショウウィンドウの物を買ってあげ、記念にとバニースーツも持たせる。  
わしはうさたんと電話番号を交換し合い、時々会う約束をして別れた。  
「じゃあね、おじ様。すっごく良かったわ・・・・・」  
「わしもだよ、うさたん」  
「また会ってね!」  
わしらはうさたんが見えなくなるまで見送って、車に戻った。  
 
「さあて次はどんなのにする?」  
「そうだのう、今度は少し場所を変えよう」  
わしらは海の方面まで車を走らせると、ミニトライアスロンの最中のおなごに目を付けた。  
どうやら最後の種目のマラソンに入ったらしく、相当にバテが見える。しめしめ・・・・・。  
 
わしらは浜辺に立ち、スポーツ系のドリンクを差し出して罠を張った。  
「そこなお姉さん? ジュースをどうぞ」  
「ハッ! ハッ! ありがと、ハッ! ハッ!」  
おなごはわしの手からジュースを受け取ろうとして速度を落とすと、後ろから兄さんに捕まった。  
 
「やっ!? 何!? あんたらッ!」  
「お姉さん、あんたとけしからん事したいんじゃあ〜」  
「悪りぃなネーちゃん」  
兄さんは姉さんをうさたんと同じように捕らえると、担ぎ上げる。  
わしらは人が来ないうちに車に戻った。  
 
「お姉さん、後生だから暴れないでおくれ。あいたッ! わしが悪いんじゃない、兄さんに頼まれてやった事なんじゃあ〜」  
「おいッ!」  
「んーんんんんんんん! んんんんんんん! んんんんんんんッ! んんんんんんんんんんっんんんんッ!?」  
「あいたぁッ!」  
「おぅお、威勢のいいネーちゃんだ! ハハッ」  
「お姉さん堪忍な、堪忍な、アァーウチッ!」  
姉さんは思い切り体を捩ってわしを攻撃してくる。わしは目から星が飛んだ。  
「あたぁっ! 兄さん、兄さんっ! 駄目じゃあ、痛くて敵わんっ」  
 
わしらは姉さんをトランクに押し込めようとしたが、それでも暴れるのでドアが閉められない。  
「移動は諦めよう」  
兄さんは見切り良く、姉さんを担ぎ上げると走って行く。  
わしらは防風林へ駆け込んだ。  
 
「こんなきかないおなごだとは思わなんだ!」  
「ハハッ、こりゃいいや」  
兄さんは姉さんの手錠を一旦外し、松の木を抱かせるとまた手錠をかけた。そして口のガムテープを取る。  
「ああっいかん! 取っちゃいかん!」  
「この方が面白いぜ」  
「ハアァッ、な、何すんのよあんたたちッ! ブチ殺すわよッ!?」  
「そら、な。ハハハ」  
「ちいとも面白くなんか無いわい! こんな恐ろしきおなご・・・・・・」  
 
「ちょっ! やめなさいよ!!」  
兄さんは姉さんのパンツに手をかけ、ズリっと下ろした。  
剥き出しになった姉さんの粘膜を目にし、わしは反射的にむしゃぶりつく。  
「Mmmmmmmmm・・・・・・・・ゴルゴンゾーラ・・・・・・」  
汗でムレて香りを放つそれを舐め上げると、程よく塩気がきいている。いい塩梅とはこの事だの。  
 
「美味じゃあ〜」  
「ハハッ」  
「この変態ジジイッ! 鬼籍に帰りなさいッ!」  
!  
 
「・・・・・あんた・・・・・酷い事を言うのう・・・・・・」  
「何よッ! 棺桶に片足突っ込んでるくせに盛ってんじゃないわよ!!」  
「う、う、うわああああああああん!」  
「おいおいネーちゃん、年寄りにそれは禁句だ。老い先短いんだ、いい思いさせてやってくれ。な?」  
「ふざけんじゃないわよ! 死になさいッ!」  
わしはすっかり萎えてしまい、しょんぼりと砂土の上に座り込んだ。  
 
「・・・・・やさしいおなごが減って、生きにくい世の中になったもんだのう・・・・・」  
「まったくだ!」  
兄さんはそう言いながらもいつの間にか出した自分の一物を、まだ何も用意がされていない姉さんの秘部に押し付けた。  
「ちょっとあんた! やめなさいッ! やめなさいって言ってるのよッ!!」  
「知るか」  
「痛ッ! やめなさいッ! やめて! やめてよ!! 痛いでしょッ!? いやあッ!!」  
「うん・・・・・ん、と。そうら入っちまった。熱いなあ! あんたのなかは・・・・・」  
「は、走ってたのよ! 当り前でしょ!? いいから抜きなさいよッ! ぬっ、抜きなさいッ!!」  
「うぅ〜ん・・・・・すべりが悪くて抜けねぇなぁ・・・・・」  
と言って兄さんは腰を振る。  
 
「やッ! やめてッ! 痛いッあっ痛っイヤッイヤアッ! ヒンッ! ヒッ! ヒイィッ!!」  
「兄さん苛め過ぎじゃあ〜」  
「じいさんッ! Smack fucking bitch up!!」  
「イヤじゃ! 祟られるう〜」  
兄さんはすっかりじゃじゃ馬の調教に夢中になってしまっている。  
 
「ッタ! ッヒイアッ! イィヒイィッ! ック! ッフゥ! アフッ! ッタアァッ!!」  
「兄さん手加減手加減・・・・・!」  
「こういう気の強えぇ女をヒイヒイ言わせんのがいいんだろッ! なあッ! じいさんッ!?」  
「わしじゃあ腰の位置が合わなくて穴に男根が届かんわいっ!」  
兄さんはぐるんぐるん回して突きまくる。  
さっきうさたんで一発出したせいか、持続力があるようだ。  
 
おなごが涙声になっても兄さんは苦痛を与え続ける。  
やがておなごはブルっと長い足を振るわせると失禁した。  
わしはすかさず下へ潜り込み黄金水で喉を潤す・・・・・・・・。  
・・・・・・わしに暴言を吐いた姉さんを何だか許せるような気がした・・・・・。  
 
───わしらは放心しきってすっかり大人しくなった姉さんを車に乗せ、ゴール近くまで行ってから開放した。  
兄さんはズレてしまった姉さんのサンバイザーを直すと、  
「そら行け」  
しりをポンと叩きゴールへ送り出した。  
姉さんはヨタヨタとゴールへ向かって行く。  
 
「あ、あ、あたしは負けたくないの・・・・・ッ!!」  
姉さんは自分がトライアスロンをしていた事を思い出したらしく、しゃんとしてコースに戻ると走って行く。  
老眼で良く見えたが、どうやら一位だったようだ。  
遠くで姉さんが跳んだり跳ねたりして泣いて喜んでいる。  
「さ、今のうちに逃げようぜ!」  
 
わしは兄さんに手を引かれて車に戻った。  
「さあ次はどこへ行こうか」  
「兄さんあんた、タフガイじゃのう・・・・・」  
 
───わしらは反対方向のシダー区へと車を走らせた。  
マーブル川沿いに上流へ向かい、車を降りて歩いて行く。  
森林浴、と言うのだろうか? マイナスイオンが気持ちいい。  
「だが兄さん、こんな所に人がいるのかのう?」  
「さあな」  
 
わしらは森の中を歩き、ちょっとした草原に出ると辺りを見回す。  
・・・・・・・!!  
向うに見える小道に学生らしき女が歩いているのが見えた。  
「兄さん、あれが見えるかい?」  
「ん? ・・・・・・・ああ。・・・・・・・・鴨が葱背負って来たな・・・・・・へへっ・・・・・・行ってみるか」  
兄さんはノリ気だ。だがそう上手くは行かなかった・・・・・。  
 
「兄さんッ! 犬だッ!! 野犬がいるッ!」  
おなごに近寄ろうとすると草原を駆けて来る影が、数体近寄る。  
・・・・・犬だ! 野犬か? 番犬か!?  
「じいさん落ち着けよ」  
兄さんは取り乱したわしをなだめる。  
 
「何も怖かァ無い、ただの犬だ。それにだ。俺は女には嫌われるが、どう言う訳か犬だの猫だの動物には好かれる。まあ見てな」  
兄さんは獣達に向かって指笛を吹いた。  
すると犬達は一瞬立ち止まり、短いしっぽを振りながら兄さんに歩み寄って来た。  
てろてろの毛で覆われた体をくねくねさせて、兄さんに身を摺り寄せるのまでいる。  
 
「See?」  
兄さんはしゃがんでドーベルマン達の背中を撫で回すと、屈託の無い笑顔を見せた。  
きっと犬達は同じ匂いを嗅ぎ取っているのだな。兄さんを獣仲間だと思っているんだろう。  
しかし兄さんにこんな才能があったとは・・・・・!  
チャンスだ! おなごの所に行こう!  
 
「もし・・・・・・・・・そこなお嬢さん・・・・・・・・?」  
お嬢ちゃんは振り返り、わしを認めると立ち止まった。  
「・・・・・・はい・・・・・・・・」  
「実は・・・・・・・道に迷ってしまっての・・・・・・・。ハイクに来たんだが、慣れない森で迷ってしまったようだ・・・・・」  
「まあ、それはお気の毒に・・・・・・。このあたりはうちの敷地です。良ければ案内しましょう」  
お嬢ちゃんはわしを気の毒がって、親切にしてくれた。  
・・・・・・わしの演技力もなかなかのものだろう?  
 
「そうだわ。もう家がすぐ近くなので、誰か家の者に送って貰いましょう。さ、こちらです」  
「ああ待ってくれんか。連れがいるんじゃ。おーい兄さん」  
草陰に身を潜めていた兄さんが犬達を従えて歩いて来た。  
わしは兄さんに目配せする。  
お嬢ちゃんを頂くのはお茶を御馳走になってからでも遅くは無い。  
「・・・・・・・・・・・(どうしてお巡りさんまで・・・・・)」  
「さ、行こうかの」  
 
───森を進むと辺りが開け、大きな館が現れた。  
「Hey! お前ここに住んでるのか!? What a fucking mansion!! こおぉ〜りゃすげえ・・・・・」  
「中へどうぞ。お茶を飲んで一休みして行って下さい」  
わしらは中へ案内され、食堂でお茶をすする。  
高そうなお茶セットだ。割らないよう気を付けねば。  
「この辺りで道に迷う人は大勢いますが、あの犬達に追い返されないでいた人は初めてです」  
お嬢ちゃんは少々驚いているようだ。  
兄さんはこの館に興味津々で、目を輝かせて見回している。  
「なあ、家の中を案内してくれよ」  
 
わしらはお嬢ちゃんについて館の中を見て回った。中でも兄さんが、  
「ゥワオ!」  
と言って大喜びしたのが、庭にある水を張った丸い池のような所だ。  
おそらく火災時にでもここから水を引くのだろう。  
お嬢ちゃんの勉強部屋らしき所に寄った時に、お嬢ちゃんは本を2冊開けて金と銀のメダルを取っていた。  
そのメダルを丸池の脇に嵌め込むと、何と! 十戒のモーセよろしく水が真っ二つに割れたのだ!  
兄さんはそれを見て大感激していた。  
「これは天晴れ! 腰が抜けるわい」  
「すげえなオイッ! 口の両端に縦線が入ったような手合が、なんかに乗って出て来んのかと思ったぜ!!」  
 
───館を一回りし終わるとお嬢ちゃんは少し先まで送ってくれた。  
誰かに車を出させると言ってくれたが、わしらは断ったのだ。  
話をしながら歩いて行く。  
お嬢ちゃんは顔立ちにあどけなさが残るので学生かと思ってたら、ウィルスの研究員だと言う。  
館の地下施設と街の研究所を行ったり来たりして、日々研究に明け暮れているのだとか。  
そうかそうか、なるほど。  
これはひょっとすると・・・・・・・・・・・・・?  
ヴァージンだな。  
むふふ・・・・・・・・・・・・。  
 
館から離れ、わしらはウィンクし合うと本来の目的に取り掛かかった。  
「え? ・・・・・な、何ですか・・・・・? あ、イヤ! やめて下さい! ン! ムグウゥ!」  
「すまねえな!」  
お嬢ちゃんの口をガムテープで塞ぎ、手錠をかけ、足を縛り、担ぎ、兄さんと車まで駆けて行く。  
鉄人レースの姉さんと違って怯えきって、暴れたりせんので後部座席に横たわらせる事ができた。  
わしはお嬢ちゃんの涙を拭ってやる。  
さっきまでフレンドリーに雑談していたわしらに急に襲われたんだ、無理も無い。  
 
───アジトに着いた。兄さんは相変わらずさっさと脱がそうとする。  
「兄さんや、いかんと言うとろうが」  
「ウンン〜・・・・・・・またなのか? まァたなんか着せんのか?」  
「これじゃ」  
わしは古き良き時代の体操服セットを取り出して並べた。  
「それからこれじゃ」  
クローゼットを開け、体操マットを数枚持って来て床に並べる。しっかり耳も折るぞ。  
「さあ兄さん、こっちに連れて来ておくれ」  
 
お嬢ちゃんはかすかに震えてしゃくりあげている。  
この様子なら手足を自由にしても問題あるまい。  
「兄さん、鍵」  
お嬢ちゃんの口と足のガムテープを取ると手錠を外す。  
「さあさ、着せ替えしようね〜」  
わしはフッ、フッ、と息を飲むお嬢ちゃんに構わず、脱がしてはまた着せていく。髪を分けて縛るのも忘れない。  
 
「ハァハァハァ・・・・・!」  
わしは興奮のあまり息が上がって来た。  
それを案じてか兄さんが忠告する。  
「じいさんわかってると思うが、ヒートし過ぎないように頼むぜ」  
「わかっとるわいっ! ・・・・・さあ・・・・・始めるとするかの」  
お嬢ちゃんは仰向けになったまま目に一杯涙を溜め、震えて口も利けないでいる。  
 
「お嬢ちゃん? お前の為にわしが設定を作ってやった。よぅくお聞き」  
「うぅんん〜・・・・・(ちょっと待て。また長くなるのか?)」  
「兄さん、このお嬢ちゃんに乗っておくれ」  
「お?(あ、あれ?)おうっ! よし来た!」  
兄さんがお嬢ちゃんの上に被さり、抱きすくめる。  
「ふんんーっ」  
 
「・・・・・・・・お嬢ちゃん。お前は今、”お兄ちゃん”に犯られんとする所だ」  
「っ!?」  
「まあ聞きなさい。  
・・・・・この警官はお前のお兄ちゃんだ。  
お前のお兄ちゃんは正義感が強いので警察官になった。日々悪党どもと闘って、市民を守っている。  
お前はそんなお兄ちゃんを誇りに思い、尊敬していた。  
だがお前のお兄ちゃんが警官になった動機というのはこれ、不純極まりない。  
ただ単に銃がブッ放せるからというのと、警官は女にモテるものだと思い込んでいたからだ。  
正義感なんて欠片ほども無い。  
お前は兄のそんな本心を知らずにいた。  
そんなある日・・・・・・・The 近親相姦」  
「・・・・・(やっぱなげェのか)・・・・・」  
 
「いつもと変わらぬ平和な毎日の事だった・・・・・。  
お前のお兄ちゃんは女に不自由する生活を送っていた。  
いつも捕まえたと思っても片っ端から逃げられる。  
とうとうあまりのモテなさにお兄ちゃんはキレてしまった。  
ハメたくてハメたくてどうしょうも無い!  
もう身近にいる女なら誰でもいい!  
そこで最近女っぽくなってきたお前に目を付けたというわけだ。  
お前のお兄ちゃんは見境いが無い。  
ブラックバスのように動く物なら何でも喰らい付く。  
女なら妹でもいい、メスなら何でも良かったんだ!」  
「おいッ!」  
「イヤあぁ〜・・・・・」  
 
お嬢ちゃんはわしのトークで相姦の世界に引き込まれたらしく、絶望的な顔をして本気で嫌そうにする。よしよし。  
「嫌か? 嫌か? うん? お嬢ちゃん。  
今までずっと憧れだった兄が、急にお前を性の対象として迫って来たんだ。  
それはもう、嫌だろう。信じたくなかろう。そこで、だ。  
その暴走お兄ちゃんを止める方法がある」  
「(オイオイまさかやめんのか?)」  
「・・・・・・それは・・・・・・・」  
お嬢ちゃんは知りたそうにする。  
 
「それはお前の哀願しかないのだよ。兄の良心を揺り起こしなさい。さあ言ってごらん、お兄ちゃんやめて」  
「お・・・・・お兄・・・・・ちゃん・・・・・・・めて・・・・・・」  
「お嬢ちゃんそんなんじゃダメだ! もっと心を込めて言わないとお兄ちゃんをけしかけるぞ! 兄さん行けえっ」  
「Yeeeeeeeeeees!!!」  
 
兄さんはお嬢ちゃんの首筋に唇を這わせ始める。  
「ヒィッ!」  
「そうだ! その顔だ! 真剣に哀願するんだ! ちゃんと言わないからやめてが舐めてに聞こえてしまったぞ!  
ハアハア! さあもう一度! お兄ちゃんやめて! ハアハアハアハアッ!!」  
「(じいさんまた・・・・・)」  
「お兄ちゃんやめて・・・・・・」  
「真剣さが足りない! ハアハアそれではお兄ちゃんを止められないぞ! もっと! ハアッ」  
「やめて・・・・・お兄ちゃんやめて・・・・・・ひどい事しないで・・・・・・イヤ・・・・・イヤァッ・・・・・・!」  
「それだ!」  
お嬢ちゃんはついに目を閉じて泣き出してしまった。兄さんは勿論やめる気配など無い。  
 
「ハァッハァッハァッ、  
・・・・・お嬢ちゃん・・・・・・もう諦めなさいよ・・・・・・。  
お兄ちゃんはお前のその、まだ男を知らないぬっくい穴に自分のたぎる物を挿れてしまわない事には、  
どうにもこうにも収まりがつかんのだ。  
考えてもみなさい。  
大好きなお兄ちゃんにヴァージンを奪って貰えるんだ、本望じゃないか。  
もうすっかり、その身を任せてしまうといい。  
お兄ちゃんに気持ちの良い事を教えて貰いなさい。  
これでお前も立派な女になるんだ・・・・・もうお嬢ちゃんなんて言わせない・・・・・」  
これから1人の少女を大人の女に生まれ変わらせるのだ。  
わしは澄んだ心で天井を仰いだ。  
 
「ッア〜・・・・・じいさん?」  
兄さんが呼ぶので、わしは老眼を凝らして兄さんの顔を見る。  
「ん、何じゃ?」  
「浸ってるとこ悪いんだけどな、こいつは処女じゃないぜ。いい匂いはするが」  
「なっ、何? 何だと!? そんなバカな!! ウソをつけッ!」  
「いいやウソじゃない。な、お前これ知ってんだろ?」  
そう言って兄さんはお嬢ちゃんの手を引き、自分のイチモツを触らせる。  
お嬢ちゃんは小さくキャッと言うと目を逸らし、顔を赤らめた・・・・・・・・まさか・・・・・そんな筈は・・・・・・・。  
 
「お前は処女じゃないと言うのか!?」  
わしは嬢の肩を揺さぶった。  
「お前が処女じゃないだとッ!? 処女じゃなくして何とするッ! ハアハアッ!?」  
「いやあっ」  
「許せん許せん許せんッハアハア絶対に許せんッ! そんなハアハアおぼこづらして非処女だとォッ!?」  
「じいさん、でかい声出さないでくれ。怯えてるだろ・・・・・」  
 
「ありえんありえんありえんッ! これだからハァ近頃のハァ若いもんときたら! ハァ・・・・・ハァ・・・・・」  
「女ってなぁこんなもんだろが。何でそんなに怒るんだよ。むしろ処女じゃなくて良かっただろ、めんどくせぇ」  
「おい女ッ! お前ッ! 貴様わしをナメてるのかッ!?」  
わしのぱやぱやとしか無い怒髪が天を衝いた。  
「 お前まぐわいをどこで覚えて来たッ! ええい言えッ! 言わんかッ!!」  
「じいさん落ち着いてくれ、体に障る・・・・・(湯気が出てんぜ・・・・・こいつはやべェ・・・・・)」  
 
「ウゥ─────ッ!!!」  
兄さんの心配の通り、刺すような強烈な痛みにわしは心臓を押さえた。  
こぶしで左胸を殴るが痛みは引かない。  
それを見た兄さんが嬢の上から飛び起き、慌ててわしの上着を脱がしにかかった。  
わしのこめかみに冷たい汗が流れる・・・・・。  
「舌下錠持ってないかッ!?」  
意識が飛びそうな中、兄さんが上着の内ポケットを探る。  
・・・・・・そこ・・・・じゃない・・・・・・わ・・・は・・・・ズボ・・・・・・指さ・・・・・  
 
 
───────────────痛みも冷や汗も引いた・・・・・・それから、少し反省した。  
 
「・・・・・・・・兄さん、悪かったのう・・・・・」  
「いや、いいんだ」  
気付くとわしは体操マットの上に仰向けになっていた。  
タイもボタンもベルトもチャックも外されて、楽なかっこうになっている。  
兄さんが上から覗き込む。  
これで二度目だ。また兄さんをヒヤヒヤさせた。  
 
「すまんが起こしてくれんか」  
「・・・・・もう少し寝ててくれ・・・・・」  
案の定兄さんは渋った。  
「起きたい」  
だが、わがままな年寄りの押しに、しぶしぶと抱き起こしてくれた。  
 
ゆっくりと起こされると、わしは部屋を見回す。  
「嬢ちゃん・・・・・・帰ってしまったのか」  
「まだいるぜ?」  
首を捩って後ろを見ると、絞ったタオルを手にしたお嬢ちゃんが洗面所の方から歩いて来る。  
そしてわしの前に座ると額をそっと拭いてくれた。  
 
「お体の具合はどうですか・・・・・?」  
「楽になったよ、ありがたい事だ。・・・・・・・のう、お嬢ちゃん」  
「はい・・・・・」  
「続きがしたい」  
「ダメだ!」  
「頼む、兄さん・・・・・・」  
「ムリ言わないでくれ」  
「兄さん達にはわからんのだ、カプンコに踊らされたわしの気持ちなど・・・・・・」  
わしはイヤという程しょんぼりしてみせる。  
 
「このままじゃ悔しゅうて成仏できん・・・・・・」  
兄さんは唸って考えている。  
だがウンと言ってくれるのはわかっておる。  
年寄りの頼みを無下にはできんのだ。  
「・・・・・・・・・・無茶しないって約束してくれ」  
 
───続きを始めよう。  
熱くなり過ぎたのを反省はしたが、非処女を許した訳じゃ無い。  
わしはまた一から設定を話して聞かせ、お嬢ちゃんを相姦の世界に引きずり戻した。  
兄さんに組み敷かれた嬢を問い詰める。  
「言いなさい。どんな初体験だったんだ」  
「・・・・・・・・・・・・・・・・」  
 
「そうか、言わぬのだな? 兄さんやってしまえ!」  
「おうッ!」  
「やめて・・・・・っ・・・・・・・やめてお兄ちゃん・・・・・・どう・・・・・して・・・・・・・・」  
兄さんは楽しそうに体操服の上を脱がそうとする。  
「違う違う違う! 違うと言うとろうが! だ〜からお前は坊やだって言うんだ」  
「またか! ・・・・・チラリズムか・・・・・?」  
「然り、然り」  
「わかったよ」  
 
兄さんは上を脱がしきらず、乳房の上までまくって止めた。  
ブルマーも膝の所まで下げて止めた。勿論、靴と靴下はつけたままだ。  
ここに赤白帽かハチマキでもあればまた違った印象になっていたかもしれん。  
「兄さんもわかってきたのぅ」  
「・・・・・・・・(注文の多いじいさんだ)」  
 
「早く言いなさい。でないとお兄ちゃんにもっとひどい事をさせるぞ」  
「イヤ・・・・・っ」  
兄さんは嬢の体を撫で回し、徐々に興奮してきている。  
「なら言うんだ」  
 
「んっ・・・・・・・・・・大学の時でした・・・・・・・・くぅっ」  
嬢がやっと話し始めた。  
「兄さん! ・・・・・・しばし待たれぃ」  
わしはハァハァしてきた兄さんに待ったをかける。  
こんなオボコがどうやって男をつかまえたのか、聞いておかねば。  
 
「・・・・・・ある日私はピーター先生に呼ばれました。  
卵子提供のメリット、デメリットを詳しく教えてくれると言うのです。  
授業が終わると先生が良く篭る隠し書斎を開け、私はそこで言われた通りに先生を待っていました。  
・・・・・・生徒達がみな帰ってしまい、ひとけが無くなるとピーター先生がやってきました。  
先生は集中できないからと言って書斎の扉を閉めてしまい、書斎には私達2人だけになってしまいました。  
先生が話を始めます・・・・・。  
卵子や遺伝子の興味深い話に私は聞き入り、夢中になってメモを取っていると・・・・・・・・」  
「いると・・・・・?」  
 
「急に・・・・・・急にピーター先生が私を押し倒してきたのです・・・・・・・・・。  
私は必死で逃げようとしました・・・・・・。  
棚に手をかけ立ち上がろうとした私をピーター先生が力一杯押さえ付け、その拍子に暗算大会のトロフィーが落ちて転がりました。  
先生が大切にしていたトロフィーなのに・・・・・・・。  
・・・・・・・先生はお構い無しに私に覆い被さります。  
そこで私は抵抗するのを諦めて、最後まで大人しくしていました。  
・・・・・・・それは・・・・・・・・とても痛くて乱暴な行為でした・・・・・・・」  
お嬢ちゃんは当時の事を思い出してひっくひっくとしゃくる。  
なるほど、初体験はレイプか・・・・・。  
 
「先生は私に言いました。  
今日の事は決して誰にも言っちゃいけない、喋ったら退学に追い込むからね。  
黙っていいこにしていたら、悪いようにはしないよ、いいかい? わかったね・・・・・って。  
・・・・・・・・ううぅっ・・・・・」  
お嬢ちゃんは大粒の涙をぼろぼろこぼす。  
わしは哀れになり、それをぺろりと舐めてやった。  
 
「それからは、私と先生は定期的に関係がありました・・・・・・・。  
私は誰にも言わなかった為か、先生の秘密の研究を内緒で教えて貰ったり、テストの内容を教えて貰ったり、  
大事な抗ウィルスの発明をプレゼントして貰ったりなど、色々な面で優遇して貰えました。  
・・・・・・お陰で成績も学校一でした」  
忌まわしい記憶、か・・・・・・・。  
何だか悪い話を思い出させてしまったのう・・・・・・。  
 
「先生は・・・・・・・先生はそのうちに・・・・・・友人の外科医に私を紹介し、  
言われるままに私はそのお医者様とも関係するようになりました。  
・・・・・・・彼はとても紳士的でした・・・・・・・・。  
性交のひと時を苦痛にしか感じなかった私を、生まれ変わらせてくれたのです。  
それは、ピーター先生よりずっといいものでした。  
それまで苦痛だったものが、楽しい、嬉しいものに変わったのです。  
私は高い腕時計をプレゼントして貰ったり、高級なディナーをご馳走になったり、彼に大人の世界をたくさん教えて貰いました。  
川下りや登山にも連れて行って貰いました」  
な、なにぃ!?  
いい思いしてるじゃないか!  
・・・・・・・ゆ・・・・・・許せん・・・・・・・・。  
 
「・・・・・在学中、私はずっと誰かのおもちゃでした・・・・・・。  
ピーター先生は私を学長にも差し出しました。  
私は学長の欲望が高まった時に学長室に呼ばれ、学長は私の体を好きなように弄びます・・・・・・。  
学費も免除・・・・・。  
お小遣いも頂きました。  
私はアルバイトをする必要がなかった程でした・・・・・。  
・・・・・・・その関係があった為だと思います・・・・・。  
卒業が近付き、就職を考える段になると、学長はコネクションを最大限に使ってくれました。  
・・・・・私は一流企業のアンブレラ社に就職する事ができたのです・・・・・」  
「何! この街のライフラインのあのアンブレラか・・・・・!?」  
 
わしは心の奥底で嫉妬の炎が燻り始めてるのを感じ取っていた。  
「はい・・・・・・・。  
就職すると、私はトップシークレットの部署に配属されました。  
上司は研究の為なら何でもする、金縁のメガネをかけた冷酷な人です・・・・・・。  
私はその上司にも目を付けられました・・・・・・・。  
やはり定期的に関係を迫られ、断れませんでした・・・・・」  
お嬢ちゃんは自ら涙を拭い、一息入れると気を取り直して再び話し始めた。  
 
「アンブレラには音に聞く華やかな印象とは全く違う、裏の顔があります。  
アンブレラもその上司も、神の摂理に逆らった恐ろしい研究をしているのです・・・・・・・。  
・・・・・私は上司にどんどん重要な仕事を与えられ、給料もみなの5倍くらい貰うようになりました。  
もちろん、誰にも言えません・・・・・。  
私は・・・・・・一部の記憶まで操作され、洋館に住まわされ、私も悪魔の研究の一端を担っているのです・・・・・・・・。  
もうこんなのイヤ!  
誰か私を助けて・・・・・・!」  
「お前なぞ誰も助けんわ!」  
 
わしはいかんと思いながらもまた、頭に血が上るのを抑えられないでいた。  
体を武器に世の中を渡って来たお嬢に、どうしても同情できなかったのだ。  
「おおお男の世界に住んでみろ! そう上手くはいかんぞ! 犯してやる、犯してやるうっハヒーッハヒーッ」  
「じいさんッ! ・・・・・頼むぜ・・・・・」  
ヒートを心配してか兄さんがわしを制する。  
 
「ええいわかっとるっ! ただちょっと動悸がしただけじゃ、案ずるな。いいから兄さん犯れっ! 犯ってしまえッ!」  
「おうッ!」  
「いやっ・・・・・・・いやあ・・・・・っ・・・・お兄ちゃん、お兄ちゃぁん・・・・・・」  
「お前が悪い! お前が悪いのだッ! 処女じゃないお前が悪いのだあッ! お兄ちゃんに許しを乞うのだあぁッ!」  
「お兄・・・・・ちゃ、・・・・・・ごめ・・・・・なさ・・・・・ぃっ・・・・・許し・・・・てぇっ・・・・・」  
「わかった。許してやるから最後までやらせろ」  
「ひあぁっ」  
 
「お前は行く先々で男どもにヤラれ続ける運命にあるのだ! 教員にヤラれ、上司にヤラれ、挙句兄にもヤラれる。  
次は犬か!? 犬にもヤラれてしまえ! お前はこれから毎晩のように兄の慰み者になるのだ!」  
「そんなのいやああぁ〜・・・・・っ!」  
「アメ公達のイチモツはどうだったんだ! Huh!? デカかろう! さあ言えッ!」  
「・・・・・・・」  
 
「言わんかァッ」  
「お・・・・・・・大きいけれど・・・・・・・・・あまり・・・・・・・固くならず・・・・・・」  
「なんだとぅッ!? 生意気な!」  
「俺のは固くなるぜ? そら、触ってみな」  
と助平な笑みを浮かべ、兄さんはまた一物へと嬢の手を引き、握らせる。  
「やっ」  
 
「ん? 待ちなさい。・・・・・・大きいけれど・・・・・・?  
ナニと比べて大きいと言うのだ!  
母国の男とか?  
留学生か?  
教師だけでは飽き足らず、生徒にまで手を出したと言うのか!」  
「ち、違います・・・・・・特別に護身術を講義しに来ていた方です・・・・・・武者修行中の日本人男性です・・・・・・」  
「固いのか? 固かったのかあァッ!?」  
「じいさんッ」  
 
「お前と言う女はァッ! フーッヒーッとんだ山師だッ! もう我慢ならん! 兄さんPussyを舐め回してやれッ! フウゥーッ」  
「おうッ!」  
「いやぁッ!」  
兄さんが男好きの女淫に顔を埋める。  
 
「ふぁ・・・・・っ・・・・・・・おに・・・・・ぃ・・・・・・」  
「兄さん! どうだ、どうなのだ、エイジアのおまんこはどんなテイストだ!? チーズか? チーズなのか!?」  
「いや! チーズじゃないッ・・・・・・・・マンゴー・・・・・パイナップル? ・・・・・・とにかくフルーティーだッ!」  
「フルーティーなのかッ!」  
「フルーティーだッ!」  
「いやあああああああ」  
 
「お嬢っ! このまま舐められ続けたらお前のフルーティーはぬるぬるになってしまって、突っ込まれてしまうぞ!」  
「いっ・・・・・・っ・・・・・・・や・・・・・ぁっはあぁっ・・・・・んぅっ」  
「いい? いや? どっちだhuh? ハッキリ言わんか! お前らの民族の玉虫色の美学なんぞクソだ!  
謙遜だとぅ!?  
つまらないと思う物をよこすのか!?  
なあにがワビだ! サビだ! 錆びてしまえ!  
それに血液型や身長、年齢に異様な執着を見せるのはお前らぐらいのものだ!  
体臭など気にしてる場合か! このスシどもめ!  
悔しかったらNO! NOと言ってみろ! Say NO!」  
「NO・・・・・」  
「Bullshit! I can't hear you!」  
「NO!」  
「まるで聞こえん!」  
「ンノオゥッ!!」  
「バカモノッ! お前らの文化でのNOはYESの意だ! お兄ちゃんは止まらない!」  
「Yeeeeeeeees!!」  
「そ、そんな・・・・・っ!」  
「それを止めるにはわしのペニスを擦るしかない! お兄ちゃんを止められるのはこのわしだけだ!」  
わしはズボンを脱ぎ、お嬢の手を引っ張ってわし自身を握らせた。  
 
「ひゃっ」  
「突っ込みてえ! 突っ込みてえっ!」  
兄さんは楽しそうにイチモツの先っちょを天国の入り口でぬるぬるさせる。  
「だっ・・・・・だめっ・・・・・だめっ・・・・・こんなの入らない・・・・・っ」  
「今更何を言うかッ! さんざんアメ公達を喰っておいてどの口が言う!? 下の口で言うが良い!」  
「じいさんを擦んないと入っちまうぜ?」  
「そうじゃ! さっさとわしのデザートイーグルを手でコかんかっ」  
「P・T!(しごきなッ!)」  
「P・T!!」  
「P・T!!!」  
「P・T!!!!」  
「イヤアアアア!」  
お嬢は観念してか、わしを上下させ始めた。  
 
「もっと強く! もっと早く! あふうぅ〜ン!」  
そこで兄さんが我慢できずに楽園に突っ込んだ。  
膝の間でブルマーが伸びる。  
 
「アアアッ!」  
「これは事故だッ! 入れたくて入れたんじゃない! 入っちまったんだ!」  
兄さんはブルマーを邪魔そうにしながらお嬢の足を自分の肩に乗せ、一気に深い所まで押し込んだ。  
「ひ! ゃあぁァァァァっ」  
「う! ヤバイ! こいつぁ具合がいいぜ・・・・・」  
「アジア人のまんこは狭かろう」  
「ああ!! ・・・・・・気に入った!!」  
「ひいぃ・・・・・っ」  
 
「これ! 手を動かし続けんか!」  
「俺のデザートイーグルはカスタムだあッ!」  
「何をぅっ」  
「P・T!」  
「そうじゃP・T! イスラエル製!」  
「P・T!!」  
「それP・T! 弾8発!」  
「ィッ・・・・ッヒイィィィ〜・・・・・ッ!」  
 
お嬢は兄さんに突き上げられるたびに指に力が入る。  
その当たりが妙に良くて、目を閉じると気分は空の上。お迎えが見える。  
ペニスに意識を集中すると、性感が高まって来た。  
雲の上から天使達が手招きしている。  
そこから金の羽根の大きな天使がわしに舞い降りて来て、柔らかな羽根でわしを包み込んだ。  
わしはひときわ強い高まりを感じ、お嬢の手をどかして自分でこき始めた。  
 
「あふうぅ〜んっ・・・・・あっっふうぅ〜んっ天使様! 天使様! あっ!」  
わしはP・Tを激しくする。  
そろそろ・・・・・あっ・・・・・・!  
「やめろじいさん! 俺にかけようとすんなッ!」  
兄さんに胸をドンと押され、わしは後ろにでんぐり返った。  
「で、出るぅっ」  
今!!  
 
「あっ・・・・・ふうぅ───っんんん・・・・・」  
わしは肛門が天井を向いたままなので、自分のエッセンスをもろに顔にかけてしまった。  
目を閉じてたのが救いだ・・・・・。  
 
───わしはシャワーから出て部屋に戻って来た。  
あいつらはまだヤッている。  
しかもお嬢の服を全部脱がしてしまってからに・・・・・。  
「兄さんや、そろそろ切り上げておくれ」  
「もうちょっと・・・・・」  
「わしゃもう前祝いのパーティーをお開きにしたい」  
「ウンン〜・・・・・・」  
わしがのんびり着替えている間、兄さんは突き上げを一層激しくし、お嬢の腰を跳ねさせると自分も無理矢理にイった。  
 
───足元がおぼつかないので館の前までお嬢を連れてきた。  
「また拉致りに来るぜ」  
兄さんはお嬢と熱いハグを交わすと館の扉を開けて、促す。  
お嬢は館へ入り、パーティーも幕を閉じた。  
 
 
 
 
「はぁ〜・・・・・。ちぃとも復讐らしい復讐をせなんだ・・・・・」  
わしは公園まで送り返されるとベンチに座り、ぼやいた。  
「うさたんと知り合えたんだ、良かっただろ?」  
「うん・・・・・・・ま・・・・・・・そうじゃな」  
 
兄さんは帽子を被り直し、車に乗る。  
そして切っていた無線を入れ直した。するとすぐに無線が入った。  
どうも上司からのらしい。  
声の主はほっつき歩いてる兄さんに腹を立てているようだ。  
兄さんは軽く受け答えするとサイドブレーキを戻した。  
「じゃあなじいさん。気を付けて帰れよ」  
兄さんは行った────。  
 
 
これで前祝いは終わりじゃ。  
まあまあ楽しかった。  
長生きするもんだの。  
生きていれば必ずいい事もある・・・・・。  
 
わしは沈んで行く夕日を見ながら、うさたんに貰ったメモ書きにキスをする。  
さあて、と。行こうかの。  
本祝いの計画を立てねばな。  
 

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