「うっ…」  
寄宿舎の大広間。  
壁という壁、天井に至るまで広がったツタは  
部屋中を不気味なまでの深緑に染めており、  
天井の中心からは無数の触手のを蠢かせる巨大な植物がぶら下がっている。  
レベッカがこの化物と対峙したのはこれで2度目になった。  
一度見たとはいえ、やはりこの光景には腰が引けてしまう。  
 
寄宿舎内で収集した情報を元に、この植物には既に薬品を散布しており、  
弱らせているはずではあった。  
だが一見してわかるものではない上に、結局は自分の手でしとめなければならない。  
レベッカは肩を震わせながら、頼りない足取りで少しずつ植物に近づいていく。  
2,3歩前へ進み、堪え切れずに銃を構えたその瞬間だった。  
目の前で蠢く触手が一閃したかと思うと、レベッカの身体はそれに高々と持ち上げられていた。  
 
しまった、と思った時には遅かった。  
無数の触手がレベッカの四肢に複雑に絡みつき、身体の自由は完全に奪われていたのだ。  
触手は冷たく、ぬめぬめとして、レベッカのむき出しの二の腕や首筋をねぶるように動き回る。  
レベッカは鳥肌が立つほどの悪寒を覚えた。  
「嫌ぁ…」  
動揺と不快感のあまり、消え入るような悲鳴しか出せない。  
やがて触手はレベッカの身体全体を調べるように丹念に這い回りだした。  
そして、あろうことか触手の数本が衣服の中に進入し始めたのだ。  
 
「ひいっ!」  
レベッカが声を上げた。  
数本の触手はレベッカの臍、わき腹、脇の下をぬるぬると這い回り、  
また数本の触手は太腿やふくらはぎにゆっくり絡みつく。  
触手の動きは淫靡ですらあった。  
不意に、性感帯である内腿をぬるりと撫でられた。  
「あっ…」  
無意識のうちに喘ぎが漏れる。  
この時、レベッカは既に自分の身体が変調をきたしていることを察していた。  
痛いとか苦しいとかではない。  
頬が火照り、次第に身体中が熱を帯びてくると同時に  
今までに感じたことのない激しい情欲が噴出してきたのだ。  
どうやらこの触手はヒトにとって媚薬効果のあるものを分泌するらしく、  
その証拠にレベッカの下着の奥は既に湿り気を帯びていた。  
未だ男を知らないレベッカの秘壷がべっとりと蜜を滴らせ、発情していた。  
「う、うぁぁ…いやぁ…いやぁ…」  
化物を相手にして、「このまま身体中を犯されたい。気持ち良くなりたい。」  
という欲望が芽生え始めたことにレベッカ自身、恐怖を感じていた。  
拒絶の言葉を口に出し、何とか自我を保っているような状態だった。  
 
だが、それも時間の問題だった。  
レベッカの上半身を這っていた触手は、ブラジャーの中に入り込み、  
彼女の未開発の乳首をぬるぬると刺激し始めた。  
「あっ…!ふぁぁ……!くうっ!」  
突然の強い快感に思わずのけぞる。  
「いやっ…あはぁ…!」  
小さく、柔らかな乳首が、触手のぬめりと媚薬効果にあてられ、  
あっという間にぷっくりと膨れ上がり、固くしこり始める。  
「あふっ…!」  
胸元を見ると、ちょうど乳首の辺りを触手の先端が円を描くように  
蠢いているのが服の上からでもわかる。  
立て続けに訪れる快感に、レベッカの秘部が熱気を増す。  
「もう…もう…ダメぇ…っ!アソコも…アソコもおっ……!」  
もともと乳首が弱かったことは自慰をしていて知っていたが  
ここまでの快感と劣情をかきたてられるのは初めての経験だった  
気持ち良さで堪らなくなってしまうことはあっても、こんな言葉を…  
そんな一抹の理性を取り戻しても、またすぐに快楽の波に押し流されていく。  
 
触手はレベッカの要求にこたえるかのように、前後二手に分かれて  
ショーツの中に入り込んでいく。  
「はぁんっ…!」  
下腹部に触れられただけでレベッカの背筋にぞくぞくと恍惚が走る。  
 
一方の触手はレベッカの秘肉と秘芯を愛撫し、  
  もう一方の触手は同じくレベッカの張りのある尻肉を揉みしだくように這い回る。  
腰の抜けそうなほどの快感。  
「ゃあっ!あはぁぁん!ダメっ!イク!……っ────!」  
とろんと半目に開けた目は焦点を失い、意識が飛ぶ。  
全身をこわばらせ、口の端から一筋の糸が落ちる。  
 
「っ………、…はぁ…はぁ…」  
レベッカが絶頂を迎え、朦朧としているにもかかわらず  
次は後ろの触手がレベッカの菊座を刺激し始めた。  
「あひぃっ!」  
とっさに情けない声を上げてしまうほどの驚きと、新鮮な快感。  
触手はさらにレベッカの菊座を突付き、こね回す。  
アナル舐めをされている感覚と全く変わらない。  
「んっ…はぁぁ…うぁぁん………」  
「ダメ…おっ、お尻の穴なんて嫌……あっ…」  
処女で晩熟のレベッカに、そこを弄ってみるなどと言う発想はなかった。  
それゆえに動揺も大きいが、さらにそれ以上に快感が身体を支配する。  
レベッカは不意に湧き上がった罪悪感とともに、  
  癖になってしまいそうなむず痒さを感じていたのだ。  
 
「あっ、あ…ふぁぁん!また…!またイッちゃうよぉっ!…あああぁぁぁっ!!」  
レベッカは2度目の絶頂に達した。  
菊座を刺激されたというだけでイったわけではない。  
レベッカ自身訳もわからず、とにかく全身の性感が針のように鋭くなっている。  
そこでレベッカはふと気付いた。  
さっきまで無造作に身体中を這い回っていた触手が  
乳首、首筋、耳、内腿、足の裏、そして秘部と菊座、  
レベッカの性感帯をピンポイントで刺激しているのだ。  
「ダメっ…もうダメ…おかしく……おかしくなっちゃう………壊れちゃう…」  
触手の愛撫はいつ終わるともなく執拗に続いている。  
レベッカは両腕を上に縛られ、両足を大きく開脚させられた状態で宙吊りだった。  
服こそ着ているものの、中で触手に全身を愛撫され、  
  また、触手の出す白く濁った分泌液でまるで精液まみれのようになっている。  
レベッカの菊座は媚薬の効果と触手の愛撫によって徐々に開発され、  
いい具合にやわらかくほぐれていく。  
その間にレベッカは2度、3度と上り詰め、既にろれつが回らなくなるほど快楽に酔っていた。  
 
菊座への愛撫でレベッカがまた絶頂に達した後、  
イったばかりで敏感なそこに触手がゆっくりと顔をうずめていった。  
「はぁぁぁぁん!おっ、おひりっ…気持ちいひぃっ!」  
触手がレベッカの肛門内に深々と入っていく。  
「ぁふっ─────!!」  
レベッカもまた、男性器ほどの太さのあるその触手をぬるりと飲み込んだ。  
そしてその瞬間、また身体を痙攣させる。  
 
触手はレベッカの中に入り込むと、自らを男性器のような形に変え、  
ピストン運動を始めた。  
「うぁぁぁぁ!ひぃぃっ…!きもひいぃぃ……きもひいいよぉ!」  
レベッカは新しい性感帯を開発され、徹底的に調教されてしまった。  
だが今のレベッカにはそんな意識もない。考える余裕すらない。  
「おしりっ…!おしりがきもちひぃのぉ!」  
触手は今までの緩慢な動きとはうって変わって、激しいピストン運動を繰り返している。  
そのせいなのか、全身への愛撫は止まり、アナルファックに集中しているようだ。  
「くあぁ…!はぁぁん…!はぁぁぁぁん!らめっ!イクうぅ!おしりでっ…!おしりでぇ…!」  
 
ピストン運動が激しくなる。  
レベッカは白濁液にまみれて恍惚の表情をしている。  
激しく犯されているアナルの傍で、秘唇が物欲しそうにヒクヒクと痙攣し、  
  愛液をとめどなく流している。  
それは下着はおろか、制服までじっとりと濡らし、大きな染みを作っている。  
レベッカの身体が揺さぶられるたびに、口からは唾液が滴る。  
と突然、触手はレベッカの体内に分泌液を飛ばした。  
「はぁぁぁぁ!んひぃぃぃ────…っ!!」  
大量の白濁液を腸内に注ぎ込まれ、レベッカはいっそう激しく身体を痙攣させ、  
  喘ぎとも悲鳴とも付かない嬌声を上げた。  
 
 
その後、部屋の隅に捨てられたレベッカが仲間に発見されるのは数時間後。  
無事帰還するも、アナル大好き処女になって、暇さえあればアナルオナニーの日々だとさ。  
めでたしめでたし。  
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