第2話異聞「秘密のお仕事げっとびん?」  
 
 緑濃く、深い山の奥にびんちょうタンという一人の女の子が住んでいました。  
 山の中の暮らしには電気やガスといった便利なものは何ひとつなく、街からも遠いの  
で近くに住んでいる人もいません。それでもびんちょうタンは山菜を摘みに出かけたり、  
カモの背に乗って池を渡ったりして毎日を過ごしていたので、あまり不便や寂しさを感  
じることはありませんでした。  
 そんなある日、お米の袋を確かめたびんちょうタンは、もう明日からの分が残ってい  
ないことに気付きました。  
「どうしよう……そうだ!お米がなければ、もち米を食べればいいじゃない!」  
 少し考えたびんちょうタンはポンと手を打って微笑みました。おっとりしているよう  
に見えて、意外に臨機応変なところもあるびんちょうタンです。  
 でも、確かめてみると残念ながらもち米も切らしてしまっていました。  
 一人暮らしに慣れているといっても、さすがに小さな女の子にとって全てを自給自足  
というわけにはいきません。  
「ううーん……しょうがないな、やっぱりお米を買ってこなきゃ」  
 考えあぐねたびんちょうタンはとうとう決心して、久しぶりに街に行ってみることに  
しました。  
 街は自然が少なく空気もきれいではないので、びんちょうタンにとってはそれほど素  
敵な場所ではなかったけど、それでも色々なものがたくさんありますから、こんな時に  
は便利な街は助かります。  
 こうしてびんちょうタンは、のんびりと仕度すると、いくつか山の向こうにある街へ  
と向かって出発したのでした。  
 
 やがて、びんちょうタンはやっとのことで街にたどり着きました。  
 大きな建物や人や乗り物がいっぱいで、目が回ってしまいそうです。  
 さて、ここまで来たからといって、もちろんタダでお米が貰えるわけではありません。  
街で何かを得るにはお金が必要なのです。でもびんちょうタンはお金を持ってはいなかっ  
たので、まずはお金をもらうためにお仕事を探すことにしました。  
 どこかで掲示板やはり紙などを見つければ、たいていはそこでお仕事を見つけること  
ができるのですが、見慣れないコンクリートの建物はどれも同じように見えてしまい、  
何度来てもなかなか街の地形を覚えられずに迷ってばかりのびんちょうタンにとっては  
それを探すのも一苦労です。  
「たしか、前に来た時はこっちへきてあそこを左に曲がると良かったんだけど……」  
 あやふやな記憶をたよりにがんばって歩いていきますが、つい人ごみを避けて違う道  
を通ってしまったようです。いつの間にか狭く薄暗い道に入り込んでしまいました。両  
側を高いビルの壁が挟みこみ、深い谷間にはまってしまったような気がします。  
「だ、だいじょうぶかな……あ」  
 そろそろ引き返した方が良さそうかと振り返ろうとした時、ある看板がびんちょうタ  
ンの目にとまりました。  
「女の子募集中、高額現金即支給……誰でも簡単な仕事です、だって。わあ、これなら  
わたしにもできそう!」  
 たどたどしく宣伝の文字を読み上げたびんちょうタンは表情を輝かせ、看板の矢印が  
指し示すビルの前に立ちました。  
 ちょっと綺麗とは言いがたい雑居ビルの中を覗くと、少し玄関を入ったところに狭い  
階段が上へと続いています。  
 びんちょうタンはすこしドキドキとしながら、ゆっくりとそのビルの中に入っていき  
ました。黄色味がかった古い蛍光灯がついたり消えたりしていました。  
 
「あの、こんにちは。お仕事を探してるんですけど……」  
 イカスミ企画と書かれた小さな表札のある扉を開き、びんちょうタンはおそるおそる  
中の様子をうかがいました。  
 小さな部屋をついたてで区切って、入り口の近くに応接用のソファーとテーブル、奥  
の方にはいくつかの事務机が並べられていました。机の上は何かの雑誌やカメラの部品  
のようなものが散らかされていて、普通の人の目にはちゃんと仕事をしているようには  
とても見えません。  
「ああん?いらねえよ……おっと、客か」  
 一番奥の席で机の上に足を投げ出していた男が声を上げました。どうやら居眠りをし  
ていたようで、最初はめんどくさそうにしていたものの少女の言葉を聞くと作り笑いを  
浮かべて足早にやってきました。  
 ところが、びんちょうタンの姿を見るとまた急に立ち止まって、次の瞬間にはもう無  
愛想な表情に戻って大きなため息をつきました。  
「なんだよ、餓鬼じゃねえか。まあこっちも商売だし来るもの拒まずでやってるけど、  
本気でやる気あんの?経験は?」  
 男は不躾な視線を這わせてびんちょうタンを上から下へと眺め、品定めします。  
 びんちょうタンは思わず気後れしそうになりましたが、お金をもらうための仕事が大  
変なものだということは多少なりとも分かっていたつもりなので、しっかりと男の方を  
向いてうなづきました。  
「は、はい!あの、今日のうちにお米を買っていかないといけないんです。ここのお仕  
事は初めてですけど、誰でも簡単にできるっておもてに書いてあったし、わたし精一杯  
頑張ります!」  
「食うにも困る貧乏人ってわけか。じゃあ今日のとこは俺がリハーサルやってやるから、  
それで見込みがあるようなら日当も出してやるし、次からちゃんと仕事つけてやるよ。  
それでいいな?」  
「本当ですか?はい、お願いします!」  
 男の態度から断られてしまいそうに感じていただけに、意外にもあっさりと決まった  
ようなので、びんちょうタンは満面の笑顔を浮かべて勢いよくお辞儀しました。  
 
「じゃあこっちの部屋で先に待ってな」  
 男に促され、びんちょうタンは隣の部屋へと案内されました。  
 鍵付きの薄い扉を開くと、大きなベッドが一つ置かれていて、周囲には三脚付きのカ  
メラや照明の機材が並べられていました。どぎつい真っ赤な照明が全体を染めていて、  
まるで不思議な夢の世界に迷い込んでしまったようです。  
「なに突っ立ってるんだよ。さっそく始めるぞ、まずは胸から」  
「え?きゃっ……」  
 一歩部屋に入ったまま、呆然と立ち止まっていたびんちょうタンの後ろから入ってき  
た男が、不意に彼女を抱きすくめました。  
 男の手はするりと伸びてきて、びんちょうタンの胸を撫ではじめます。いえ、撫でる  
と言うよりは手のひらを強く押し付けてきて、びんちょうタンのあるかないかの薄い胸  
の膨らみを探して揉むような仕草です。  
「ほう。ずぶの素人はたいていここでわめいて叫ぶんだが、さすがに肝がすわってるな」  
 男は少女の耳元に顔を近づけて囁くように言って笑いましたが、実際は少し違いまし  
た。びんちょうタンはあまり驚くと、動きが固まってしまう癖があったのです。しかし、  
そんなことを知らない男はさらに大胆に少女の胸を揉んでまさぐり、着物の下の小さな  
つぼみを見つけます。  
「あっ……ん……」  
 男に触れられると、びんちょうタンの口からかすかな声が漏れました。  
 服の上から乳首を指で押さえつけられて弱い電流が身体に走り、今までに感じたこと  
のない感覚に意図せず反応してしまったのです。  
「初めてにしては感度もまあまあだな。開発すれば意外にいけるかも知れないぞ」  
 男は楽しそうに笑いながらも、小さな身体に腕を絡めて逃そうとはしません。その耳  
元に蛇のように舌が伸び、熱い息と濡れた舌の感触が耳を刺激すると、びんちょうタン  
は自分の奥からぞくぞくと何か沸き上がるようなものを感じながら、ただ息をしようと  
して小さな可愛い口をわななかせました。  
 
「あ…や、ぁ……」  
 男は少女を後ろから抱きすくめたまま、ゆっくりと首筋を舐めながら胸を揉み、片手  
を下ろして腰のラインをなぞりました。  
 ほとんどくびれもなく、いわゆる幼児体型ではありましたが、少女特有の身体は華奢  
だけど柔軟で触り心地は悪くありません。がっしりとした腕の中でか弱く抗おうとする  
仕草も小動物のように愛らしくさえあります。  
 男の片手はさらに下ろされ、少女の太ももを上下に撫でさすりながら少しずつ着物の  
裾をたくし上げていきました。  
「んっ……ぁ…だめ…ぇ……」  
 その手が少女の脚の素肌の部分に触れると、冷たくくすぐったいはずなのに、くぐもっ  
た変な声が漏れてしまいます。いつもと違う艶かしい自分の声がなんだか恥ずかしくて、  
びんちょうタンは顔を真っ赤にしながら目を閉じて小さく首を振りました。  
「あぁ…ん……あの……なにか当たって……ぁ……」  
 びんちょうタンは抱かれたまま、自分のお尻にいつの間にか何かが当たっているのに  
気付きました。最初はよく分かりませんでしたが、自分が悶え恥ずかしい声を上げるた  
びにそれは大きく硬くなっていくようです。  
「ヘヘ、俺も少し興奮してきたぜ。ん?なんだお前、下着も履かないでここまで来たの  
か!」  
 着物の裾の下から手を入れ、少女の最も大事な部分に触れようとした男は、思わず声  
を上げて目を丸くしました。昔ながらの風習の中で暮らしてきたびんちょうタンは、今  
時のブラジャーやパンティといったものを知らなかったのです。  
 男の指先には無毛でぷっくりとした幼い割れ目が触れていました。  
「ただの生娘かと思ったら、なかなか変態の素質があるようだな」  
「や…知らな…ぃ……ぁっ、ん……」  
 
「んぅ……ぁ…やぁ……」  
 自分でもほとんど触ったことのないその部分を男がなぜ触ってくるのか、びんちょう  
タンには全然わかりませんでした。でも、そこをクニクニと指で弄りまわされ、胸を揉  
まれながら何度も首筋にキスを受けつづけていると、頭の中が熱く朦朧としてなんだか  
不思議な心地になってしまいます。  
「あぁんっ……ゃ…んっ……ぁ…いぃよう……ぁんっ」  
 器用な男の指に割れ目をこすられていると、いつのまにか自分のアソコがぬるぬると  
濡れてきてしまい、恥ずかしい声もだんだん大きくなってきてしまいました。  
「ん……やぁ!?…ぁっ……は……ああ!!」  
 割れ目が開かれて少し奥の部分を触られた時、びんちょうタンは突然に今までと比べ  
物にならない激しい刺激を感じて身体を跳ね上げました。少し痛くて、すごく気持ち良  
くて、その一瞬だけで何も考えられません。男の指が幼いクリトリスに触れたのです。  
「ああ……はぁあ……」  
 さっきまで多少なりとも男の腕から逃れようと抵抗していたのに、膝から力が抜けて  
立っていることもできなくなってしまったびんちょうタンは、深く息を吐きながら背中  
を男に預けるようにして凭れてしまいます。  
 男はびんちょうタンを後ろから抱えたままベッドに腰を下ろし、休む様子もなく耳穴  
を舐めつけながら手を動かします。  
 びんちょうタンがなされるがままにぼんやりと視線を落とすと、自分の着物はすっか  
りはだけて帯は床に落ちていました。胸はかろうじて生地に隠されていましたが、男の  
指戯を受けてくちゅくちゅと嫌らしい音を響かせているアソコはもう丸見えです。  
 あらためて自分のいやらしく乱れた姿を実感すると、びんちょうタンは快楽に火照っ  
て桜色に染まった身体をひねって男から少しでも離れようとしました。でも男はそんな  
少女の動きを簡単に封じて身体の位置を入れ替え、仰向けのびんちょうタンの上から覆  
いかぶさります。  
 
 男は不安そうなびんちょうタンの表情を眺めて薄く笑みを浮かべると、すこし下がっ  
て少女の胸に顔を埋め、ゆるい丘のような胸板や乳首を熱心に舐めはじめました。  
 手や指とはまた違う感触にびんちょうタンの背中が敏感に跳ねあがりますが、男が上  
にいるのでたいして動けません。激しい感覚が発散されない状態はなんだかもどかしく  
て、びんちょうタンは知らず知らずのうちに溢れる愛液の量を多くしてしまいます。  
 少女の濡れ具合を確かめた男は、今度は割れ目に触れた指先をさらに強く押し付けて  
いきます。縦筋の中央あたりに埋もれた指先は、ほどよい弾力をもった一瞬の抵抗のの  
ちに、つぷりという感触とともに少女の膣口へと侵入しました。  
「ぁ……っ!!はぁっ…ぅ……あぁああっっっ………」  
 次々と幼い身体を襲う未知の快楽。  
 びんちょうタンの神経は挿入された異物感をどう処理していいか分からずに戸惑い、  
分類不能の激しい刺激だけが電気のように全身を駆け回ります。幼い身体は男の腕の中  
で、獲れたての鮎のようにビクビクと痙攣を繰り返していました。初めての挿入で軽く  
達してしまったようです。  
 男は初々しい少女の反応を楽しみながら、力を加減してさらに指を深く押し込んでい  
きます。  
 熱くぬるぬると濡れた少女の膣は狭く、指をきゅうきゅうと締め付けてきました。  
「ああっ…あッ……ふぁあっ…ああ……ん!……ひあぁああんっっ!はぁあんっ……」  
 男が奥深くまで少女の膣を指で貫いて埋め、ゆっくり引き戻して動かし始めると、そ  
の動きに合わせてびんちょうタンは可愛い声をあげて喘ぎはじめました。  
 出し入れする指に幼い肉襞が懸命に絡みつき、奥まで貫かれるたびに愛液を滴らせて  
シーツを濡らしていきます。  
「んっ…ぁんっ……ゃぁ……だ、だめっ……あ…はぁああああッ……!」  
 指の動きが一気に激しさを増すと、びんちょうタンは乳首を舐めていた男の頭にしが  
みつくように強く抱きすくめ、深く指をくわえこんだままの膣をきつく締め上げて何度  
も身体を震わせました。  
 
 またも絶頂に達してしまったびんちょうタンは、頭の中が真白な灰で埋め尽くされて  
しまったように、全身をくたりとさせたまましばらくどうすることもできませんでした。  
 それから少し時間がたつと意識が戻ってきましたが、それと同時にまだ男が胸やアソ  
コへの愛撫を続けているのにも気付きました。身体はその刺激を素直に受け止めて快楽  
を感じてしまっています。びんちょうタンは慌てて首を振って男に懇願しました。  
「ああ……こんな、やぁ……。はぁっ……あ…ぁの、お願いです……もぅ……あの、仕  
事を……んぅっ……ぁ……」  
「ん?そうだな、お前にもそろそろ仕事をしてもらうか」  
 男は何か思いついたように笑って頷くと、愛撫をやめてびんちょうタンから身体を離  
しました。  
 このままどうなってしまうのか想像もつかなかったびんちょうタンですが、幸いにも  
男が訴えを受け入れてくれたことで、やっと安堵の息を漏らしました。  
 弱々しく上半身を起こすと、いつの間にかはしたなく広げてしまっていた脚を閉じ、  
はだけていた着物の端を掴んで露になっていた前を隠します。  
 でもアソコがじっとりと濡れてしまっている実感は隠しようもありません。何も知ら  
なかったはずの自分がこんなに淫らな姿をしているなんて……。  
 カチャリ。  
 ふと、何かの小さな音に気付いて、彼女は下を向いていた視線を移しました。  
「え!あ、あの……何を!?」  
 もう離れたと思った男はまだ彼女の隣にいたまま、しかも彼は自分のベルトを外して  
びんちょうタンの目の前でズボンを下ろしたのです。  
 少女のつぶらな瞳に、初めて見る男性の性器が写しだされました。  
「気持ちよくしてやったろ、今度はお前の番だ。俺のを舐めて口でくわえるんだよ」  
 
 びんちょうタンは男の言葉にほとんどうわの空で、男の股間にただただ目を奪われて  
いました。  
 そそり立った赤黒い肉棒は血管の青筋を浮かばせていきり立ち、見たこともない形を  
しています。男に抱かれていた時にお尻に当たっていたものが何だったのか、びんちょ  
うタンはなんとなく分かった気がしました。  
「ほら、はやく舐めろよ。舌を上手く使って、歯を立てるなよ」  
 頭を掴まれて少し強引に引っぱられ、体勢を崩して身体を傾けたびんちょうタンの柔  
らかな頬に、肉棒の先端が押しあてられました。  
 硬いけど柔らかくて、熱くて、なんだか不思議な感触です。  
「仕事、するんだろ?」  
 わずかの間にも焦れた男の言葉にびんちょうタンは慌てて頷き、もう一度まじまじと  
見つめると、恐るおそると片手を肉棒に添えました。  
(これが男の人の……おちんちん…。なんだか炭火の遠火みたいに温かい……)  
 小さく柔らかな少女の手が触れただけで、男のモノが弾んでまた少し大きくなりまし  
た。もしこのまま大きくなりつづけたら大変です、早く仕事をしなくてはいけないと思っ  
たびんちょうタンは意を決し、そっと竿の部分を撫でながら顔を近づけて鈴口の部分に  
軽く口づけました。  
 上の方で男が気持ち良さそうに息を吐くのを聞きながら、びんちょうタンは何度か口  
づけを繰り返し、丁寧に舐めつけ始めました。  
「ん……ちゅっ…ぺろ……ぴちゃ……」  
「おお……いいぞ。そのまま……ゆっくりくわえて……」  
 男が指示をしながら、少女の頭や耳元を優しく撫でてきます。びんちょうタンはそれ  
だけでなんだか嬉しい気持ちになって、言われたように大きな口をあけて男のモノをく  
わえこんでいきました。  
 
 少女の口は小さく、大きな肉棒をどんなに深くくわえても半分ほどしか入りません。  
うっかりすれば歯が当たってしまいそうになりますが、びんちょうタンは気をつけなが  
ら言われるままに丁寧に亀頭をしゃぶり、口の中で出し入れしていきます。  
「ん…んっ……ふぅう……っ…はぁ、はぁっ……。んっ……ちゅぷ……」  
 男のモノはとても大きくて硬く、びんちょうタンはどうしても苦しくなって途中で口  
を離してしまいますが、それでもすぐにまた手でこすりながら優しく舐め回し、また大  
きくくわえこむと顔を上下に振って奉仕を繰り返しました。  
「おお…おお……!いいぞ、お前は飲み込みがいいな、へへっ……」  
 拙くはあるけれど熱心で、逆にそれが新鮮で男は本当に気持ち良さげです。  
 びんちょうタンは、いつの間にか亀頭の先から液体のようなものが滲んできているの  
に気付きましたが、炭の苦みを知っていたおかげか我慢できない味ではありませんでし  
た。ただ、口の中で舌を這わせてそれを舐めとってあげても、すぐにまた滲み出てきて  
しまうのでキリがありません。  
「んっふ……ちゅ…じゅぷ……じゅぷっ……」  
 彼女はそれでも唾を出して男の味を薄めながらしゃぶり続け、懸命に頭を振って唇で  
肉棒をしごいていきます。それにあわせて卑猥な水音が部屋に響きました。だんだんと  
男根がこわばっていくのと、口が疲れて痺れていくのとを感じながら、なんだか自分ま  
で昂ってきてしまい、さっきまでアソコを触っていた彼の指の感触を思い出してしまっ  
ていました。  
「ん…くっ……そろそろ、出る……飲むんだぞ……くぅ……」  
 自分の胸の奥で疼きはじめた淫媚な感覚を抑えきれないことに戸惑いながら、それを  
ごまかすように夢中で肉棒をしゃぶっていたびんちょうタンは、上から急にかけられた  
男の言葉の意味が分かりませんでした。  
 
「くうっ、イクっ……出るっ……!」  
 男は続けざまにうめいて叫ぶと、びんちょうタンの頭を両手で掴んで無理矢理に腰を  
振りはじめました。  
「んッ!?うぅっ……んぅうッ……んんっ……ウッ…!」  
 大きく太い肉棒が小さな口の中で何度も出し入れされ、亀頭が喉奥の壁を何度も叩き  
つけます。  
 びんちょうタンはあまりのことに苦しくて息もできず、必死に逃げようとしましたが、  
男にしっかりと頭を掴まれたまま顔を動かすこともできません。  
 ビュッ…どくッ、どくどく……ッ!  
 次の瞬間、男が腰を突きだすと同時に男根が力強く脈打ち、びんちょうタンの小さな  
口の中に大量の精液が流し込まれました。  
 先走りの汁よりずっと濃く、ねっとりと絡みつくような熱い白濁の液が少女の口に溢  
れ、ゆっくりと喉の奥に伝い落ちていきます。  
 びんちょうタンはこの味を一生忘れることはないでしょう。  
「んんぅッ……はッ……かはっ…げほ……あ、きゃッ……!」  
 あまりに多い精液は小さな女の子にとってとても飲みきれる量ではありませんでした。  
むせてしまったびんちょうタンは、たまらずに男から逃れてやっとのことで肉棒から口  
を離しました。  
 でも次の瞬間に思わず怒られるかと思って男の方を見上げたとたん、まだ射精の途中  
だった肉棒が断続的に射精を繰り返し、びんちょうタンの横顔や淡い色の髪、着物のは  
だけた胸元へと、残った精液を次々に浴びせていきます。  
 全身を生温かい感触で濡らされたびんちょうタンは、肩で息をしながら片手で口元を  
拭いました。その手元についた精液をまじまじと見つめると、大きな瞳で不思議そうに  
男を見上げるのでした。  
 
「あ、ああ……悪かったな。でもお前の口、なかなか良かったぜ。俺もまさかこんなに  
出しちまうとは思わなかった」  
「え……ううん、あの、大丈夫です」  
 男は満足したまま少し放心していたようですが、びんちょうタンに見つめられている  
のに気付くと、バツが悪そうに後ろ頭をかきながら笑って言いました。  
 最後は少し無理矢理にされたびんちょうタンでしたが、笑顔を向けられるとつい許し  
てしまいたくなります。それに彼女自身もまだ頭の中が霞がかったようなままで、いま  
だに何がどうなったのか状況がよく分かっていませんでした。  
「服までこんなにさせて、さすがにぶっかけ過ぎたな」  
 男は苦笑して手を伸ばし、自らの欲望で汚してしまった少女の着物に軽く触れかけま  
した。  
「いえ……ぁ、はんっ……」  
 何故か突然にすごく恥ずかしい気持ちになったびんちょうタンが、男の手を避けよう  
として身体をずらしたので、男の手が彼女の素肌に触れてしまいました。そのとたん、  
精液が垂れたままの少女の口から思わず漏れた可愛い声に、男もびんちょうタン自身も  
驚いて視線を合わせました。  
 濡れた着物はところどころで貼りついて素肌の色をほんのりと透けさせていたので、  
小さいながらも一生懸命に勃ちあがった乳首もしっかりとその存在を知らしめてしまっ  
ています。  
 びんちょうタンは真っ赤になりながらも、男に触れられた肌の部分から連想するよう  
に、胸を舐める舌の動きや、まだアソコに残る指の感触などが何故か一気に蘇り、恥ず  
かしさに耐えきれずに視線を外して俯いてしまいました。  
 
「ぁ…あの……………さ…ぃ……」  
「ん、なんだ?」  
 びんちょうタンの口からかすかに聞こえた言葉に、男は尋ね返しました。  
「あの…………もっと……シて、くださ…ぃ……」  
 びんちょうタンはもう、燃える炭のように全身真っ赤になって俯いたまま、小さく掠  
れた声でもう一度言います。  
 全身に浴びた精液のニオイや男の熱い手の感触、くすぐったいような舌使い、胸やア  
ソコの奥の刺激。そのどれもを、もう一度感じてみたくて仕方ありませんでした。最初  
は違和感のほうが強かったけど、次はもっと気持ち良く感じられそうな気がする──そ  
う思うと、全身がなんだかもどかしくて、自分のお腹の中、膣奥がきゅうんとなって、  
アソコからはしたなく愛液が溢れてしまうのです。  
 そんな少女の様子を眺めていた男は、再び股間を反応させてしまいました。いびつな  
亀頭はまだ唾液と精液に濡れたまま光っています。  
 男はびんちょうタンの前に向き直ると、ゆっくりと肩を押して仰向けに押し倒してい  
きました。両手をついて上から見下ろすと、小さなびんちょうタンは恥ずかしそうに震  
えながら目を閉じて横を向いてしまいましたが、もう彼女をただの子供と思うようなこ  
とはありません。  
 ゆっくりと頬を撫でた男の手が肌を伝って胸を撫で回し、乳首をつまみ上げると、少  
女はすぐに反応して息を乱します。着物はほとんどはだけてしまっていて、腕を通して  
いる以外は背中の下に敷いているだけのようなものです。  
「あぁ……はぁっ……んッ………」  
 びんちょうタンは目を閉じたままされるがままにしていましたが、首筋や胸を這うい  
やらしい舌の動きがだんだんと下がっていって、やがて下半身を弄び、少しずつ脚が開  
かれる様子はしっかりと感じていました。  
「え……あぁッ?や…そんなところ、舐めちゃッ…あぁッ……あぁあんッ………!」  
 
 ぴちゅ……チュっ……ちゅ…………ぴちゃ、ぴちゅ……。  
 びんちょうタンは予想もしていなかった刺激に驚き、今感じているものと、聞こえて  
くる淫らな音が信じられませんでした。  
 大事な部分を、男の舌で舐めまわされているのです。  
(あぁ……わたし、アソコを男の人に舐められてる……)  
 内股から恥丘の部分にキスを繰り返され、濡れた部分が綺麗に舐めとられていくのが  
分かります。  
 両足はしっかりと男の腕に抱え込まれていて、閉じて隠すことはできません。もっと  
も、びんちょうタン自身は無意識に悶えることはあっても、快楽を拒むだけの理性はす  
でに失ってしまっていたようでした。  
 巧みな舌使いが丁寧に割れ目を開き、幼い襞を舐めつけ、時にはクリトリスを圧迫し、  
少女の身体に新たな快感を刻み込んでいきます。  
「ちゅ、じゅる……んッ……。はぁっ……はは、こんなにグチュグチュに濡らしやがっ  
て。だがさすがに愛液はガキの味だな、ちょっと塩味がキツイぜ」  
 男は愛液に濡れた口元で笑うと、おもむろに手を伸ばして少女の頭にくくりつけられ  
ていた炭を取りあげました。  
「はぁ……はあ……?」  
「ふ、おばあちゃんの知恵袋ってな。せっかく妙なもん持ってるんだから、これも少し  
は使ってやろう」  
 そう言われても、アソコを舐め回された刺激ばかりに意識を奪われていたびんちょう  
タンはほとんど上の空で、いつも頭の上にあるはずの感触がなくなったことにやっと気  
付いた程度でした。  
 
 彼は取り上げた炭の棒を、少女の割れ目へと押しあてました。  
 最初は三角木馬のように尖った辺の部分を使おうとしましたが、さすがに初めての少  
女にそこまでするのも残酷かと思い直し、もとは幹だった丸い部分を使います。  
「んっ…あぁ……あ、あぁー………」  
 太く硬いものが股間に押しつけられると、その圧迫感が気持ち良くてびんちょうタン  
はうわずった声を漏らしてしまいます。脚の付け根をきつく閉じると、炭の棒と男の腕  
を挟む形になって、ますます刺激が強くなるのが感じられます。  
「気持ちいいか?これで炭の効果でお前のマン汁も少しはまろやかになるといいな」  
 男の下卑な冗談を聞いて恥ずかしい思いにかられていたびんちょうタンですが、炭に  
こんな使い道もあるのかと初めて知りました。  
 炭の棒を押し付けられたまま上下に動かされると、割れ目だけでなくクリトリスにも  
一緒に刺激が感じられて、とても気持ちいいのです。  
 びんちょうタンの腰は、いつの間にか自ら可愛らしく揺り動かされていました。  
「気に入ったか。少し自分でやってみろ」  
 そう言ってびんちょうタンの手を引き寄せて炭を持たせると、男はいったん愛撫をや  
めて手を離してしまいます。  
 びんちょうタンは最初は不安そうにためらっていましたが、ゆっくりと手を動かして  
自慰を始めてしまいました。だんだん慣れてくると少しずつ刺激を強くしていきます。  
「んっ……あ……ゃあ…、こんな………あんっ……んッ………!」  
「俺のをもう一度しゃぶって、ちゃんと大きくするんだ」  
 男は横たわっていたびんちょうタンの横に座ると、彼女の顔を抱え上げて自分の膝の  
上に乗せてやります。振り向けば少女のすぐ目の前には中途半端な勢いの肉棒がありま  
した。  
 びんちょうタンは素直に彼のモノを手に取って口に含みます。  
 自分のアソコを擦りながらの口淫はすぐにおろそかになってしまいがちで、そのたび  
に男に怒られて、びんちょうタンは慌てて一生懸命に肉棒を片手でしごき、できるだけ  
深くしゃぶって吸い上げるのでした。  
 
「んぅ……そろそろ、いいな。よし……」  
 熱心な口での奉仕を受けて充分に高まってきた男は、一つ息をすると、彼女の口から  
肉棒を引き抜き、自慰に耽る少女の手からも炭を取り上げてしまいました。  
「え…あっ……」  
 気持ちよく耽っていた行為を中断されたびんちょうタンは、思わず物欲しげな声を出  
してしまった自分に気付いて、また真っ赤になってしまいましたが、視線はちらちらと  
彷徨って自分の愛液で濡れた炭を探してしまいます。  
 少しでも間を置くと、なにも刺激のない下半身がとても寂しく感じられました。  
 そんな少女の足を開いて間に入り込んだ男が、少女の腰をなでて笑います。  
「そんなに心配しなくても、もっと気持ちよくしてやるよ。最後までな……」  
 足をM字に大きく開かれた少女は、今度は何をされるのかと不安そうな瞳を揺らして  
自分の下半身とそこにいる男を見つめました。  
 男はびんちょうタンの胸を撫で回し、自らのモノを少女の割れ目の上に乗せて軽く動  
かしました。それ自体は弱い刺激でしたが、炭と違って弾力と熱をもった彼のモノは、  
何かの予感をさせられて胸を焦がします。  
 そしていよいよ、愛液をなじませた男根の先端が、少女の幼い膣口へとあてがわれま  
した。  
「ん、はぁ……挿れる、ぞ……」  
「ぇ、や……?はッ……ぁッ……ん…っ………ッ!」  
 まだ誰も受け入れたことがなくきつく閉じていた膣口は、何度も繰り返された快楽に  
よってっだいぶ柔軟になっていました。抵抗はあるものの、亀頭を強く押し込むと、少  
しずつ飲み込んでいきます。  
「やッ……ぁ……は、かッ…………ぅあ…あ………ッ」  
 狭い膣のトンネルを引き裂かれるような感触がびんちょうタンを貫いていき、彼女は  
息もできずに掠れた呻きを漏らします。  
 しかし、男は自分のモノが少女の奥に埋もれていくのを眺め下ろしながら、片手で彼  
女の肩を押さえつけ、決して逃したりはしません。  
 
「はぁ、はぁ……すげえ、きつきつだな」  
 仰向けのまま、少しでもせり上がって逃げようとする少女を押さえつけながら、男は  
彼女の膣の狭さに感嘆の声を漏らします。まだ毛もはえていない滑らかな割れ目に自ら  
の欲望を突き立てた光景を眼下に眺めるのは、それだけで興奮が感じられます。  
 びんちょうタンは痛みでほとんど動けないようでしたが、それを待ってやることもで  
きずに男は腰を動かしはじめてしまいました。  
「んっ…はあっ……はあっ……」  
「あ……や、痛っ……ッ!動か…ない、でっ……あっ……あッ」  
 喘ぐびんちょうタンの両手が助けを求めて伸ばされますが、虚しく宙を空振り、シー  
ツを掴んでかきむしります。  
「すぐ慣れるから……我慢、しなっ……んっ……できるだけゆっくり動いて、お前も……  
はあッ……気持ちよく、してやるから……んッ……」  
 男は勝手なことを言いながら、何度も腰を突き上げてびんちょうタンの膣奥をえぐっ  
ていきます。どんなに奥深くまで挿れても肉棒は全て収まりきらず、結合部には紙一枚  
の隙間もありません。  
 それでも肉棒がゆっくりと出入りして膣の壁をこすりつけていくうちに、びんちょう  
タンの女の部分は簡単に反応してまた愛液の分泌をはじめてしまいます。  
 ずちゅ、ぐちゅっと響きつづける淫らな行為の音。  
 追いつめられたびんちょうタンの意識は一度麻痺してしまって、いつの間にか痛みの  
感覚と思考力が失われてしまいました。  
 しかし男が淡々と身体を上下させているのをぼんやりと見つめているうちに、それに  
合わせて自分の身体も揺らされているのを再認識できるようになってくると、男が腰を  
打つたびに下半身からの振動が重く全身に響き、彼のモノが出入りしてお腹の奥を叩か  
れているのが分かります。  
 
「ん……んっ……あぁ、はぁッ……んぅ………あぁ……」  
 びんちょうタンの声に、再び甘く艶のある音が混じりはじめました。  
 信じられないほど大きくて硬いモノが、幼い膣の中を満たして出入りを繰り返し、壁  
全体をこすりつけていきます。直接触ってもいないのに、男根の形がはっきりと分かっ  
てしまうような気さえしました。  
「あんっ……ぁ!あぁ……やあ……ん、大き…ぃ……ああッ」  
「いいぞ、また濡れてきたな。自分でも見えるか?もうシーツまで濡れるほどぐちょぐ  
ちょだぞ。可愛い顔してるくせに、すぐに感じられるんだから体の方はずいぶんと淫乱  
じゃないか」  
「そんな…ちがっ……い…いわない…でっ……んッ…ぁん……」  
 卑猥な言葉をかけられて顔を背けようとしても、つい目がいってしまいます。  
 割れ目が大きく開いて肉棒をくわえこみ、それが引き抜かれる時には最後まで襞が絡  
みついてめくれ、濁った愛液をポタポタとこぼしていました。なかば無理矢理に犯され  
ていても、身体の反応は男の言うように貪欲に性の快楽を享受しているようで、本心か  
らは否定しきれません。  
 ずっと一人で暮らしていたびんちょうタンは、こんなにも激しい悦楽がこの世にある  
ことを知りませんでした。  
 重く突き上げられた肉棒の先端が子宮口まで届いて快感にのけぞると、目の前にピン  
ク色の火花が飛び散って頭がしびれ、振動とともに膣中を満たされている充足感が体中  
に巡っていきます。その瞬間にだけは、普段のちょっとした寂しさや辛かったことは微  
塵もなく忘れ去られてしまいました。  
 快楽に溺れつつあったびんちょうタンは、いつまで続くとも知れない容赦のない男の  
動きを健気に受け止めて感じ、全身を紅潮させながら悶えて喘ぎつづけるのでした。  
 
「くぅッ……最後は後ろから、思いっきりしてやるぞ……ッ」  
 そろそろ自らの限界が近いことを悟った男は声を絞り出して言うと、仰向けで足を開  
いていたびんちょうタンをうつ伏せにひっくり返し、四つん這いにさせました。  
 でも腕に力の入らないびんちょうタンは肩口から突っ伏してしまい、代わりに高々と  
お尻だけ持ち上げられてしまいます。  
 無毛の割れ目はぱっくりと開いて愛液を滴らせていました。美しく濡れたピンク色の  
内壁がぬらぬらとしていて、男を誘うように痙攣してヒクついています。その光景は、  
男の股間を痛いほど反応させました。  
「はあっ、はぁっ……ッ…」  
 男は荒く息を吐きながら慌ただしくびんちょうタンの腰を掴むと、一気に挿入。激し  
く腰を前後させて、ずぶっ、ずぶっと抽送を繰り返します。  
 でもどんなに奥まで貫いても、肉棒は大きすぎて余ってしまうので、普段の後背位で  
愉しめるようなお互いの肌を打ち合う小気味よい音は響きません。それでも、狭くて敏  
感なびんちょうタンの膣は充分な快感を男に与えて駆り立てていきます。  
 びんちょうタンも前からされるのとは違う角度で膣奥をかき混ぜられ、新たな刺激に  
悶えて乱れました。  
「あ…はっ……ぁ、い……いぃッ……気持ち…いっ……あん!ああんッ……」  
 男が動くたびに包み隠しのない言葉が漏れてしまいます。  
「はぁッ……ぁ……も、だめ…ぇッ……あ……ぁッ………」  
 びんちょうタンは身体の奥から今までにない強い波が押し寄せているのに気付きまし  
た。お腹の中がいっぱいで、背筋には電気が流れっぱなしです。  
 今までにない強い締め付けに、男もたまらずに声を絞り出しました。  
「すげ、締まるッ………く…ぅ…っ……ッ」  
 
 最後に思い切り突き上げたとたん、引きちぎられそうなほど膣壁を収縮させられ、男  
は肉棒を突き立てたまま動けなくなってしまいます。反射的に少女の肩をつかんで上半  
身を起こさせて抱え上げると、彼女の体重がかかって肉棒がさらに深々と埋もれました。  
亀頭が子宮口をこじ開けてしまっているかのようでしたが、痛いくらいの快感で細かい  
ことは分かりません。  
「はあッ、でる……出るッ……くっ…おぉッ……おぉ………」  
 ビュルっ…どくどくッ……どく……!  
「んぅっ……ぁはあっ…あッ……や、すご……熱……あはぁっあああッ………」  
 男の欲望がはぜ、大量の精液が注ぎ込まれると同時に、びんちょうタンもまた絶頂を  
迎えました。  
 煮えたぎった精液がいっせいに噴き出されて幼い胎内にぶちまけられ、膣奥の壁に浴  
びせられた白濁はドロリと垂れ落ちて膣内に溢れていきます。無数の精子が少女を孕ま  
せようと泳ぎまわっていました。  
「あぁ……は…あぁ………」  
 びんちょうタンはいつまでも肉棒をくわえこんだまま離さず、最後の一滴まで精を絞  
ろうと膣を震わせつづけます。その頭の中はすでに真っ白で、性の快楽に浸ったまま抜  
け出ることができません。口端からは精液混じりの唾液がこぼれてシーツに染みを作っ  
ていました。  
 
 やがて、ビルから出てきたびんちょうタンは立ち止まって振り返り、そっと自分のお  
腹に手を触れました。まだ注ぎ込まれた熱の余韻が残っているような気がします。  
 それは勘違いだったかも知れないけど、彼女が初めて触れた人の温もりのように思え  
たのでした。  
(また、ここでお仕事させてもらえたらいいな……)  
 お米を買って帰るためにふたたび歩きだした少女の後ろ姿は、ビルの谷間の暗い道の  
向こう、明るく飽和した光の中に消えて見えなくなっていきました。  
 
おはり。  
 

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