めぐみ姫はいつものようにレスQ天女3世が住んでいる家に遊びに行った。  
「あれ・・・?いない・・・。」  
家の中はもぬけの殻だった。いきなりいなくなってしまうなんて私には何も言っていなかったのに・・・。  
仕方なくめぐみ姫は事情を聞こうと消防子爵の屋敷に行った。  
正直、めぐみ姫はレスQとは仲が良かったが、消防子爵と仕事以外の話をすることは無いに等しかった。  
なぜなら彼は気が短くすぐ怒る男だった。しかしそれだけではなかった。  
・・・実はめぐみ姫は消防子爵の事が気になっていたのだ。確かに短気で口が悪く、仕事に関してうるさい  
が、腕はよく、めぐみ姫に対して怒りつつもちゃんと仕事の仕方を教えていたし、何よりも町の人々の為に  
生きていこうとする前向きな男だったのだ。そんな彼にめぐみ姫は好意を密かに持っていた。  
しかし彼女は恥ずかしいのか相手にされないかと思っているのか彼に対してその好意を言うどころか、仕事  
以外の話も出来なかった。  
 
「あ・・・姫さんか・・・。」  
「子爵様、レスQさんが突然いなくなってたけど、いったい何があったの!?」  
「あいつは一週間前に元に居た場所へ帰ったんだよ。何か使命だとか運命だとか言ってな。・・・あいつにとって  
の使命は別に消火活動とか人命救助じゃあねーんだよ。なんか「どうしても行かなくちゃあ行けないんです。  
私の親友が・・・待っているんです・・・。」とか言っていたんだがな。・・・で、何の用だ?」  
話をちゃんと聞いていたのかしら子爵様は・・・。と思いながら少しめぐみ姫は不機嫌になった。  
「まあ、あんたの大好きなあの姉ちゃんは居なくなったんだから、もう、いいぞ。消火活動を手伝わなくても  
いい。俺が全部一人でやる。もう来なくてもいい。さっさと帰れ。」  
消防子爵はめぐみ姫がいつもレスQ天女3世ばかりについていき、行動をしているのが気に入らなかった。  
「仕事の仕方の大半を教えているのも、親父である城の殿の行動に反対しようとしているあんたに協力しようと  
しているのも俺が手伝ったのにあんたはあいつにばっかりついてきて、この前はダンスパーティで俺にそんなこと  
一言も言わずあいつと行ったらしいな!!あぁ二人でよろしくやってくれよ!ついでにあいつはもう居ないんだ。  
お前も帰れよ!あんたの親父である殿が心配しているだろ!お前の顔などもう見たくもない!!」  
しまいには消防子爵はあれだけの悪口を言いながら、めぐみ姫に向かって「シッシッ!」というような身振り手振り  
をした。  
とその時、めぐみ姫は消防子爵にビンタをした。そして綺麗な瞳から大粒の涙をこぼしていった。  
「何をする!!!」  
「何をするじゃあないわよ!!!!あなたは私がレスQさんと仲が良かったことに少し勘違いしているわ!確かに  
レスQさんは優しいし、いい人だし、私の恋の応援もしてくれたわ!大好きだけど・・・。でも・・・でも・・・。私が  
レスQさんと一緒に居たのは・・・レスQさんとダンスパーティに行ったのは・・・。」  
消防子爵は何がなんだかわからなくなってしまった。  
「はは・・・何だよ意味のわからん事言いやがって。ほかに理由なんかあるのか?・・・恋の応援だと?じゃあその俺も  
知らないようなその男と一緒になったらいいじゃあねえか。」  
その瞬間、めぐみ姫は大声で叫んだ。  
「・・・私は!私は!子爵様が好きなの!!レスQさんがここに来る以前から!子爵様が火消子爵の名前の頃から!!」  
 
「!!!!!」  
「あなたは・・・気づいていないみたいだけど・・・あなたを・・・若かった頃のあなたを後ろでいつも見つめていた  
小さい女の子のことを・・・。」  
消防子爵は若い頃、火消子爵と呼ばれていた。めぐみ姫は幼少の頃から彼に憧れと恋心を抱いていたのだった。  
「それがあいつとの交流とどういう関係があるんだ!?」  
「私・・・子爵様がレスQさんの事を実は好きなのかなと思っていたの。私に対する態度と明らかに違うし、  
仕事での信頼しあっている姿を見て、まるでお互いの事を分かり合っている恋人同士みたいで・・・。だから私、  
子爵様とレスQさんを近づかせないようにレスQさんにかまってもらうようにしていたの・・・。」  
消防子爵は驚いた。何に驚いたかというと、自分がレスQの事が好きだったという事がめぐみ姫に勘付かれて  
いたこと、そして何よりもめぐみ姫が自分を昔から見ていて好意を持っていたことだった。  
 
「ああそうだとも!俺はあいつが好きだった。でもあいつは俺に対して恋愛感情など持って居なかった。ただ  
の上司としてしか見ていなかった!あいつは・・・昔からの決められた運命を持っていた。そしてそれに従って  
いった。俺や救助の事を捨ててな・・・。」  
子爵は言うのが辛い様に喋りだした。  
「あいつがここを出て行く前に俺に向かって「そういえば子爵さんを昔から好きな女の子がいるとこの前聞いたわ。  
その子を見つけて大事にしてやってね。」とか言っていたな。・・・そうか・・・お前の事だったのか。  
お前さんが俺の事を好きだというのか。そういった好意はありがたいんだが、正直な・・・・・・。  
お前は子供だからなあ。」  
めぐみ姫はそれを聞いて怒った。  
「子供じゃあないわよ!!!もう立派な女よ!女として見てよ!子爵様のことを誰よりも私は愛しているわ!  
お願いだから!!・・・・・・・・・・。」  
「生意気な事を言うな。」  
一分ほど互いは沈黙しあった。  
少し考えてから消防子爵が先に口を開いた。ニヤリと笑っていた。  
「ほぅ・・・・・・。子供じゃあないとねぇ・・・。」  
そういうと消防子爵はめぐみ姫に近づき、彼女の肩を両手で叩き、自分の部屋にあるベッドに投げるよう  
に押し倒した。そして彼はめぐみ姫の首筋あたりに吸い付いてきた。  
 
「いやっ!!やめて!!」  
「・・・お前が子供ではないかじっくりし調べてやるよ。」  
めぐみ姫は消防子爵の腕の中で暴れようとしたが、彼の腕と体重は逃げる事を許さなかった。  
「いやあ!!!!!いやああああぁぁぁぁ!!!!!!!」  
あまりにもめぐみ姫が大きな悲鳴を上げているので、消防子爵はそれに苛ついてしまったのか、怒りだした。  
「・・・いやなら最初からそういうことを言うな!!いい加減にしろ!もうお前の親父に連絡して帰るようにしてやる!!」  
消防子爵はそういうとベッドから離れ、電話の方へ行こうとした。するとめぐみ姫は消防子爵の袖を思わず掴んだ。  
 
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・あまりにも急だったから怖くなって・・・。」  
消防子爵はめぐみ姫をじっと見た。そして彼女の髪飾りを全て取ってしまい、下ろしたようにした。  
「・・・お前、そうした方がいいぞ。・・・綺麗じゃあないか。」  
すると、消防子爵はめぐみ姫に口付けをした。  
 
消防子爵はめぐみ姫をお姫様抱っこをして抱えて再びベッドの方に連れて行った。そして消防子爵と同じ格好をしている  
めぐみ姫の服を脱がしていき、ベッドの下に落としていった。  
髪が下ろされて白い裸身が曝されためぐみ姫はいつも以上にぐっと大人っぽく、艶やかに見えた。  
消防子爵はそんな彼女を興味深くじろじろと見た。いわゆる視姦である。  
「いや・・・恥ずかしい・・・。」  
消防子爵はめぐみ姫の首筋に舌を這わせた。そして舌を胸元へと移し、形の良い乳房を掴み上げて頂上を舐め上げた。  
「・・・・・・・結構いい体しているじゃあないか・・・。今まで気づかなかったな。」  
彼は片手をめぐみ姫の太ももの方へ這わせていき、彼女の大事なところへと指を動かしていった。  
「いやっ!!・・・そんなところ・・・。」  
きつい。まさか・・・いや、やはりというべきなのか、こいつ処女だな。俺が・・・初めての男となるのか・・・。  
 
「いいのか?俺なんかが最初で・・・。こういうのは大事にしておくべきだろうが。」  
「私は子爵様が一番大好きだから・・・かまわない。ほかの男の人なんかには・・・。」  
こいつは覚悟しているな。そう思った消防子爵は彼女の秘部に指を入れるのを今まで以上に、しかし優しく弄り始めた。  
するとそこから液体のようなものが溢れ出て来た。  
「やっ・・・いやあ・・・、見ないで!」  
彼は悶えて恥ずかしがる彼女をいやらしい目で見つめた。  
そしてめぐみ姫は気持ちよくなってきたのか、快感によって出てくる喘いだ様な小さな声を出し始めた。  
その声に興奮したのか、消防子爵はめぐみ姫の脚を片方上に持ち上げるようにし、秘所を指でなぞりほぐすようにした。  
そしてゆっくりと既に硬くなっていた彼自身のモノを挿れはじめた。  
「うあぁ・・・。あっ!痛い!!!」  
「我慢しろ・・・力を抜くんだ。・・・くっ・・・!」  
ゆっくりと挿れたモノを出したり再び挿れたりして、そういう行為を何度も繰り返した。  
「あっ!・・・ああっ!!・・・・ひゃんっ!!」  
徐々にめぐみ姫の悲鳴は痛みではなく快感の声に変化していった。  
「いい声出すじゃあねえか!もうお前は子供なんかじゃあない!女だ!正真正銘の立派な女だ!」  
結合していく部分からは血と愛液が混ざっていき滴り落ちていった。めぐみ姫は、消防子爵の背中に手を回して離れないようにした。  
そんな彼女がいとおしくなったのか、彼は彼女にキスをした。  
「ああっ!子爵様!!・・・・・・・行かないで・・・。消えないで!!私の・・・・大事な!!ああっ!!!」  
めぐみ姫は果ててしまった。  
「姫っ・・・・!!くっ・・・・・・!!」  
めぐみ姫が果ててしまった事により、膣内の道が絞められてしまい、消防子爵も遂に理性を失ってしまい、熱い白濁の精を  
彼女の膣内に吐き出すように注いだ。  
 
めぐみ姫は強く消防子爵を抱きしめて小さく囁いた。  
「・・・子爵様・・・ずっと離さないで・・・。」  
 
 
あの出来事から3日が経った。消防子爵はめぐみ姫があの日から1回も消火活動に手伝って来なかった事に戸惑いを感じた。  
いつもなら嫌でも毎日来るはずなのに・・・。  
まさか!殿とか家臣にばれたというのか!?  
・・・いや、俺は男だ!喧嘩なら負けん!誰でもかかって来い!  
そういう思いをしながら彼は仕事に取り掛かろうと屋敷を出ようとしたその時、  
「・・・・何故3日も来なかった?」  
「ごめんなさい。あんな事があったから子爵様と顔を合わすのがとても恥ずかしくて・・・。でも・・・心配しているんじゃあないかと  
思って勇気を出して・・・。」  
「バカヤロウ!!!別に心配なんかしてねーよ!別に心配なんか・・・・・・・・・・・・・・。」  
消防子爵は後ろを向いてからそう言った。そしてこちらを再び振り向いて  
「・・・仕事だ。レスQが居なくてもいけるよな。俺について来い!ドジしたらすまねえからな!」  
「はい!!!!」  
めぐみ姫は、レスQが居なくなってからは元気がなかったが、今日の彼女はいつも以上に元気でそして女らしく美しく見えた。  
それを見て町の人々は不思議に思った。  
「子爵ちゃん。姫さん、何かいきなりぐっと綺麗になったみたいだけど、何かあったの?」  
それを聞いた消防子爵は顔を赤くして  
 
「何 も ね え よ !!!」  
 
と怒鳴りつけた。そして町の人たちと喧嘩になってしまった・・・・。  
 
 
仕事が終わってから消防子爵はめぐみ姫を見てこう言った。  
「お前、髪の毛またくくっているのか?」  
「・・・仕事の時はこうしないと大変なの・・・。」  
「いいんだよ。気になっただけだ。・・・お前が、女っぽく綺麗になる時なんか・・・俺と二人きりの時だけでいいんだよ・・・。」  
そして消防子爵は笑った。いつも気難しそうな顔をした彼が笑ったのだ。  
火消子爵だったあの頃の笑顔のように。  
めぐみ姫はそれを見てうれしそうに微笑んだ。  
 

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